静かな花の鉱山道から白馬岳、満天の白馬大池でテン泊を満喫
- GPS
- 28:26
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,849m
- 下り
- 1,852m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:54
天候 | 11日曇りのち晴れ 12日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鉱山道は目印ははっきりしています、途中数度のトラバースでは滑落注意 |
写真
感想
山の日、暑さを逃れて静かで快適な登山がしたいというわけで、テントを担いで蓮華温泉から鉱山道経由で白馬岳に登り、白馬大池でテン泊をして下って蓮華温泉の野天風呂で汗を流すという贅沢なプランを立てて行ってきました。
結果は大満足でした。鉱山道はトラバースの滑落しやすい箇所はいくつかありましたが総じて歩きやすくなだらかで、いろんな花が咲いて撮影に夢中になりました。
それに何より感動したのは沢をいくつか越えて、水が無くなった頃にあった水場です。石に「うまい水」と書かれたそのとおりの最高の水でした。いままで飲んできた湧水では一番の冷たくておいしい水でした。やみつきになりそうな困った水です。
白馬岳からの眺望は、剱岳の頂部が雨が降っているように霞んでしまっていて残念でした。でもわき上がる白いガスと荒々しい山塊と緑のコントラストは見応えがありました。また白馬大池へ下って行く稜線上の細道は、まさに天空の小径と言った感じで疲れを忘れさせてくれました。
白馬大池のテン場は1時半ですでに埋まっていました。
それでも2週間前の中アの駒ヶ岳のテン場の時と比べたら雲泥の差でした。
平らで虫も気にならず、周りの人たちもモラルが高く夜遅く話をするような事は無く、たくさんのテントがひっそりとたたずんでいるようでした。
また夜空にも恵まれました。池を覆うような漆黒の空に満点の星が輝いて、西の空から天の川が掛かって、それをなんとか撮影することもできました。
翌朝の日の出は素晴らしかった。
いつもは山から昇る太陽が、今回は山の下の雲海から産まれてくるような顔を覗かせて、その時一気にオレンジ色に染まった空が印象的でした。
久しぶりの大満足の日の出でした。
2日目は下るだけでした。おかげで涼しい中、早く蓮華温泉に下りてくることができ、このコースの〆の天上の野天風呂を貸しきりで満喫できました。
ただ1匹のアブに追いかけられ閉口しましたが・・。
下界の暑さを忘れ、花と夜空と日の出に目を奪われ、湧水と静かなテン場で心を癒やし、最後に野天で体をリフレッシュ、本当に濃い二日間の山行でした。
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