真名井沢をソロ遡行して川苔山へ!!
- GPS
- 08:12
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,470m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
天候 | 曇り。 終日曇り、山の上に上がれば、涼しいくらい。 真名井沢の水温は、比較的暖かく、水を浴びて寒くなることもなかったです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
高田馬場(西武新宿線・拝島線)⇒拝島(JR青梅線)⇒川井 帰り 鳩ノ巣(JR青梅線)⇒拝島(西武拝島線・新宿線)⇒高田馬場 *奥多摩に行くには、新宿から中央線を利用するより、高田馬場のほうが乗り換えがスムーズで、安くて空いていることに気が付きました。 |
写真
装備
個人装備 |
沢靴 1 モンベル
沢靴下・スパッツ 1 Caravan
1/25000地図 1 国土地理院
ヘルメット 1 マムート
コンパス 1 SILVA
笛 1 モンベル
筆記具 1
保険証 1
飲料 4L ペット水。
ティッシュ 1 ウエットティッシュ
タオル 1
携帯電話 1
雨具 1
着替え一式 1
着替え登山靴 1 Caravan
非常食 1
食事 1 おにぎり
クマよけ鈴 1 奥日光
手袋 1 東レ
スリング 4
環ビナ 4
カラビナ 4
ハーネス 1 ブラックダイアモンド
|
---|
感想
真名井沢をソロ遡行し、川苔山を目指す山行。
川井駅を降り、のんびり大丹波の集落を越えて、真名井沢を目指します。
真名井沢の入り口は、とりがや橋といわれる小橋の奥、作業用モノレールの起点右の木橋を越えたところ。
沢装備に換装して入渓、しかし、次から次に4つの砂防ダムが現れる。
木の立てかけてある、1つを除き、3つは巻く。
その先、さらに進むと、わさび田などがある。
特に大きなわさび田は、4人くらいの方が、草刈りなど手入れをしている。
幾つもの小滝、中には3~4・5mくらいの滝もありますが難しくない滝が現れ、ひょいひょい越えていく。
さらに進むと、右手に、20mくらいの細い水流の滝が出てくる。
この辺りから、谷が深くなり、滝が連続する。
まず、2~4mの滝を5個くらい越えて、二俣に出る。
左の本筋に進むと、大きな滝、ガイドでは6mの魚止めの滝。
ソロ故、無理は禁物、右に高巻き、慎重に越えます。
さらに、5mくらいの滝。
直登もいけそうですが、左手に、取水小屋跡をトラバースしつつ登ります。
まだまだ、3~4mの滝が連続、水中にステップを取って登って越えて、登って越えて、いくつ滝を越えるのだろう。
そうこう進むと6mくらいの滝が壁のように立ちはだかる。
左右に木があり、登れそうだが、落ちてはかなわないので、左を巻いて越える。
さらに、6mの直瀑、本日の最難関、これは、かなわない。
ゴルジュの奥深く入り込んで、巻くにも巻けるところが見当たらない。
左右見回し、まず、左壁を狙うが、角度急すぎて途中で止め、右壁、崖上にトラバース・ステップを見つけ、パスを狙う。
慎重に崖をへっぴり腰で、何とか越えて息をつく。
大きなゲート状の滝を越えても、まだまだ滝は続く。
谷は深く、最後に、また大きな滝、5mくらいあるかな。
左手に、木があっておそらく行けるが、ソロゆえ、ここは左手から巻いて抜ける。
このあとは水が減ってきます。
二俣が再び現れ、左手に折れます。
「真名井沢は詰めすぎると大変」と予習しており、枯れる前に、左手に上がりたい、しかし、どこもすごい急斜面。
左右を見回しながら、上がれそうなポイントを探しながら進むと、狙っている尾根筋らしきところに到着。
地図をコンパスで確認、エスケープを決め、一般装備に換装して登ります。
ストックを短く持って、ピッケルのように地面に突き刺し、急斜面を尾根筋へ。
登ること、約45分、ようやく登山道に到着、安全用具を外し、川苔山へ。
川苔山山頂は、珍しく静か、やや遅めということもあるのでしょう。
眺望はなく、休憩して、鳩ノ巣駅へ下山します。
鳩ノ巣駅に到着してからは、のんびりと電車を待って、帰宅しました。
PS:川苔山山頂では、体力を消耗した女性がいました。
男性と2人でしたから、大丈夫と思い、声かけだけして帰りました。
日没にかかったかもしれないので、ちょっと気がかりでした。
こんにちは…。
今回は、真名井沢でしたか
少しづつ、難易度が高い沢に入ってますね。
くれぐれも、(単独の場合は)注意して下さいね
最後の詰めは、理想的なコース取りでしたね。
大正解です。
私は、ガスに巻かれ、安物GPSが測位できなくなって、尾根のもっと上の方に出てしまいました。
詰めは、余分に登ってしまい、予定時間の2倍を要して疲れました。
お疲れさまでした…
ringo-yaさん、おはようございます。
真名井沢は、思ったより滝が多く、飽きるくらいで、消耗しました。
初級というもののソロでは落ちたり詰まったらアウトなので、無理しないで進みました。
それでも、最後の方にあった6m滝はゴルジュ内で右往左往して、おそるおそる右壁の崖を登ってトラバースしました。
沢で無理は禁物とはいえ、無事で何よりでした。
les様 今晩は
ど素人が畏れ入ります。大好きな沢筋がご一緒しているかの様。また冷静な足場選びや判断もリアルで、とても勉強になります。
光の尾根筋のお写真の時は思わず「オォ〜」と声を出してしまいました。
マルバタケブキの黄色は祝福の陽の色ですね。
猛暑の中、涼しさとワクワクを有難うございました。
(*^ー゚)b グッジョブ!! 連続の山行、ゆっくりお休みくださいませね。
obanyanさん、こんばんは。
憑依同行、歓迎です。
ソロ沢でしたから、慎重にいかないと、帰ってこれなくなるので、無理はしないようにしました。
それでも、このコース最大の滝である6m直瀑は、ゴルジュ内で巻き道が見当たらず、右往左往して、結局、右壁を登って、トラバース・ステップを恐るおそる、へっぴり腰で越える羽目になりました。
ソロで沢に行く場合、自分でとにかく判断することが必要なので、グループで行くときよりも感覚が研ぎ澄まされ、色々なことに気が付きます。
もちろん、無事の帰還が大前提ですから、絶対に無理せず、事故の無いようにしなければならないと思っています。
稜線に出るとき、光が差し込み、導かれるようでした。
マルハタケブキの黄色い花も丁度見頃で、赤久奈尾根の稜線に明るい花が咲き、尾根に至る悪戦苦闘が嘘のように穏やかでした。
lesbourgeonsさん おはようございます。
お盆休みは沢歩きでしたか
冷たくて気持ち良さそうです。
沢登りはしないけど
河原で焚き火して水遊び憧れます。
西武線利用の奥多摩、良い情報ありがとうございます。
山手線内在住なので参考になります
823さん、こんばんは。
暑いので、沢登りに行ってきました。
真名井沢は、遡行者の多い沢ですが、滝が多く、慎重に怖がりながら行動しました。
焚火と水遊びはいいですね。
できれば、泊まり沢もしてみたいと思っています。
西武線での奥多摩アクセスは、なかなか良いことに気が付きました。
中央線に比べて空いていて、電車も新型で乗り心地が良く、所要時間もほぼ一緒です。
私も山手線内に自宅がありますので、山行の時は、朝、混雑する新宿からの乗車を避けて、遠回りですが神田か東京から乗車していました。
西武線が意外と快適なことを知ってからは、高田馬場から余裕で座って奥多摩に向かうことが増えてきました。
あっらぁ〜二日続けての山行っすか
しかも川井駅から歩きで
さすがタフですね
真名井沢、毛鉤背負って攀じりたい処でして。
滝けっこう沢山在るんえすね。
たいへん参考になりました。有難うございました。
今年は、「沢や」全開ですね。おつかれさまでした
gonzousecond さん、こんばんは。
真名井沢、いいところです。
ソロで行きましたので、無理せずに行ったつもりでしたが、やっぱり、怖い・危ない部分は幾つかありました。
沢は今年から少しづつはじめています。
まだまだ技量が足りないので、決して無理はしないで、無事帰投を第一に取り組んでいこうと思っています。
毛鉤背負っての登攀は楽しそうです。
いつかは魚釣りもしてみたいですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する