テント担いで剱岳/立山三山縦走!ご褒美はライチョウさん!⭐百名山40&41座目⭐
- GPS
- 19:39
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,382m
- 下り
- 2,372m
コースタイム
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 12:04
天候 | 1日目(8/12):晴れ 2日目(8/13):晴れ時々ガス 3日目(8/14):晴れのち午後からガスのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
富山市内で前泊。 ↓ 立山駅まで自家用車でアクセス(10時頃到着) (立山駅のそばの駐車場が一杯だったため、駅から徒歩5分ほどの無料駐車場に駐車。なお、立山駅のそばの有料の駐車場は空いており、1,000円/日とのことでした。) ↓ 立山駅からケーブルカーで美女平駅までアクセス(12:00発) (ケーブルカーは窓口に30分程度並び、買うことのできた1時間後の便に乗りました。) ↓ 美女平駅からバスで室堂までアクセス(12:40発、13:30頃到着) 《復路》 室堂から17:10発のバス乗車(この時ケーブルカーの整理券をもらいました) ↓ 美女平駅からケーブルカーで立山駅に(整理券による順番待ち) |
コース状況/ 危険箇所等 |
《登山ポスト》 ● 雷鳥平キャンプ場、剱沢キャンプ場等で提出できます。 《コース状況》 ● 室堂周辺:緩やかな傾斜のハイキングコース。リンドウ池周辺は地獄谷からの火山ガスに注意。通過時に強い硫黄臭がしました。 ● 雷鳥沢キャンプ場:トイレあり。地面は平らで、砂地に多少の小石が混ざった状態であり、テントが張りやすかった。大きな岩もゴロゴロしており、重しに使えます。ロッジ立山連峰、雷鳥沢ヒュッテで立ち寄り湯が可能(ロッジ立山連峰のお風呂に入りました)。キャンプ場には売店がないため、軽食等を取りたい場合は、これらの小屋まで5〜10分程度歩いてアクセス。多少登りますが然して苦痛ではありません。 ● 雷鳥坂:そこそこの急登。小石がゴロゴロしており、浮石もあるので注意。 ● 別山乗越〜剱沢キャンプ場:ゆるやかな下り。展望がよく、剱岳が良く見えるようになります。テント場も良く見えるため、気持ちが楽です。 ● 剱沢キャンプ場:トイレが汲み取り式と、水洗式(詰まりやすい)がありましたが、若干残念な感じでした。徒歩10分ほどのところに剱澤小屋があり、綺麗なトイレ(1回200円)があるので、こちらを借りるのも手です。売店もこちらまでアクセスしないとありません。こちらで剱人Tシャツを購入。ノースフェイスとのコラボ商品で4,500円でした。地色には紺と白がありました。 ● 剱沢小屋〜剣山荘:ほぼ平坦で、多少浮足はありますが、歩きやすい道です。剣山荘では復路にあまりに腹が減ったため、おでん盛り(800円)をいただきました。剱岳の登山バッジもここで購入。 ● 剣山荘〜剱岳:一服剱以降は、度々気の抜けない岩稜帯が現れます。有名な情報ですが、聞いていたとおり、往路のカニのタテバイ、復路のカニのヨコバイは、滑落したら無傷ではすまないので、特に注意が必要と全身で感じました。万が一に備えてヘルメットは必須。 ● 剱沢キャンプ場〜別山方面:急登です。滑落危険性もあるので、注意。 ● 別山巻道(ピーク巻き)〜真砂乗越〜真砂岳(ピーク巻き):別山巻道にはアイゼン不要です。滑落に注意すれば、特に問題なく通過できます。 ● 真砂岳〜富士ノ折立〜大汝山〜雄山;富士ノ折立まではがれ場の急登。富士ノ折立から雄山までは多少のアップダウンはあるものの特に危険箇所はありません。富士ノ折立か、大汝山の山頂へは、大きな荷物を山頂直下にデポしてのアクセスが可能。大汝山山頂の休憩所は、映画「春を背負って」のロケ場所となった小屋。軽食を提供しており、綺麗なトイレがあります。 ● 雄山〜一ノ越〜室堂:一ノ越まではザレ場の急登(下り)。滑るので落石を起こさぬよう注意して下山。室堂までは整備されたハイキング道。 |
その他周辺情報 | ● 雄山山頂の雄山神社では登拝が可能。登拝料を社務所に支払って、登拝をし、お祓いを受けることができます。登拝後、お神酒もいただけます。御朱印ももらえます。各種お守りも購入可能。立山の登山バッジもここで購入しました。 ● 下山後の温泉:「八尾ゆめの森ゆうゆう館日帰り温泉」を利用。露天あり、610円/1名と手ごろです。立山駅からは少し距離があります。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
ポール
テント
|
感想
まとまった休みが取れるお盆を利用して、剱/立山の二泊三日の縦走に行ってきました!
今回は、百名山40座目として、剱岳の登頂を目指すこととしました☀️
また、はるばる富山まで行くので、立山三山も合わせて縦走することとしました。
なお、山荘泊だとお金がかかるため、テント泊⛺️としました。
1日目に室堂から剱沢まで行く予定でしたが、室堂出発が想定以上に遅くなったことから、無理をせずに雷鳥沢で一泊することにしました。
この日は、ペルセウス座流星群✨が極大ということで、多くの人が夜遅くまでざわついて星空観察していましたが、明朝が早いため星空観察は自分たちは早々に切り上げました。
2日目、早朝にテントを撤収し、劔沢に向かいました。劔沢到着後、テントを設営し、手早く朝食タイム。夏山登山ではよろしくない遅い出発でしたが、当日の天気予報を確認して判断し、出発。アタックザック(というかトレランザック)で劔沢からピストンしたものの、岩場でコースタイムが上がらず…それでも難所を乗り切り無事登頂!この日は劔沢まで戻り、テントで1泊。
3日目、朝食後、テントを撤収し、遅めの出発!別山乗越まで戻らず、途中の分岐を直接別山方面に。ここが短い距離ながらも急登でテント泊装備の重量では体に堪えました。なんとか登り切ると、稜線から見事な展望が開けました。後ろは剱岳、向かいに立山三山、見下ろせば室堂!北アルプスの展望はガスで望めませんでしたが、この展望で十分満足でした✨この後、別山、真砂岳は巻き道を行き、途中のコルを通過する際の細かいアップダウンを繰り返し、三山も登頂達成。雄山の登頂の直前ではライチョウ親子に遭遇🐦今回は会えないと思っていたので、最後にとても感動しました。苦しい思いをした甲斐がありました💦ライチョウ親子の姿に癒された後は、雄山神社では登拝し、お祓いを受けました。
その後、一ノ越を経て、室堂に無事下山。バスとケーブルカーを乗り継ぎ、立山駅まで帰ってきました!
テント泊装備で、おまけにストックを煩わしく思い敢えて携帯しなかったこと、また、緊張感を強いられる岩場登りがあったことから、疲労感は残りましたが、荘厳な景観の劔岳への登頂、稜線歩きの素晴らしい三山縦走もでき、最後には可愛いライチョウさんにも出会うことができ、本当に満足感のある山行でした!
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