鷲羽、水晶、双六岳 北アルプスの展望台は素晴らしい!
- GPS
- --:--
- 距離
- 43.6km
- 登り
- 3,232m
- 下り
- 3,219m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:20
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:50
天候 | 13日14日晴れ、15日曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水晶岳の手前は少し道が険しい |
その他周辺情報 | 無料駐車場から南へ少しひがくの湯700円 何故かうまい棒が無料 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | ちゃんとカッパは着よう |
感想
去年、雲の平を周遊した時に、鷲羽岳や周辺の山を見て、いつかは登ってみたいと思ったけど、遠いので連休がないとなかなか難しかった。
HDの提案で行く事になって、彼はまたランドネ登山だと言ってるが、ランドネでは荷物が多すぎて足がつったりはしないと思う。
双六は数年前の残雪期にHDが単独で行って、思ったより雪が多すぎてピークを踏まずに帰って来たらしいが、私は双六も初めてだった。
名古屋を夜7時前には出発し、時間短縮に夕食はおにぎりを車の中で食べて済ませて、夜9時半くらいに新穂高の無料駐車場に到着したけど、係の人がいうにはあと5台も停められない状況らしく、ギリギリセーフだった。
翌朝7時過ぎに出発すると、四日分の着替えと食事と、詰め込めるだけのお酒は今年一番の重さで、わさび平を過ぎるまで当分舗装された道を通るのだけど、後ろから何かに引っ張られてるのではないかと思える程で、先が思いやられた。
小池新道に入ってしばらくすると、私の倍近くの重さの荷物を背負っているHDの足がつりだした。
見ると、ふくらはぎのサイドがピクピク動いてる。
びっくりしたので、荷物を持とうかと私が言うと、「大丈夫。」と言うと少し休憩してまた歩きはじめた。
しばらくしても一回「大丈夫?」と聞くと、「絶好調!」と答え普通にあるいていたが、その後も何回かつっていたらしい。
鏡平に着いて、サンドイッチと冷たいジュースを飲んだら元気が出た。
でもまた弓折乗越まで急登が続いて、結構なしんどさだった。
双六小屋まで着くとかなりの疲労感で、出来れば三俣山荘まで行きたかったけど、テント泊はここにする事にした。
数年前はHDはここまで4時間で来れたらしいが、荷物は今回より軽かったようだけど、年とったかな、と言っていた。
私はというと今年一番の荷物の重さだけど、こんなにしんどいと感じたのは初めてだった。
テント泊の準備を済ますと、持参した枝豆とビールで早速乾杯。
テント場は結構混雑してて、しばらくすると張る場所がなくなっていた。
緩やかな坂になってて、小屋のトイレからは少し遠いけど、双六池の近くは下が砂地で柔らかで平らでかなり快適。
テントの中での昼寝は大好きだけど、いつも起きると暗くなる寸前で、またすぐに夕食。
カレーライスとデザートには巨峰、タッパーに入れて持って来て良かったとは思えるのだけど、かさばり具合は半端ない。
夜は星空が見えたので、風があって体が冷え切りそうな中、鷲羽岳の向こうにたくさんの星を撮ることができたけど、写真はいまいちだった。
山も星もきれいに撮るのは私には難しすぎるけど、また挑戦してみようと思う。
ペルセウス流星群の一部かもしれない、流れ星をいくつか見ることができた。
翌日、朝からすごくいい天気で、鷲羽岳に向かい、元気があったら水晶岳と双六岳にも登ると決めて出発した。
鷲羽岳は名前も形もかっこよく、山頂からは北アルプスの眺めが今までみた中で最高で、富士山まで見えた。
さらに水晶岳まで足をのばしたけど、剣岳の姿と、白馬岳、常念岳、槍ヶ岳など勝手に親しみを持ってる山々がすべて見え、しばらく感動にひたった。
三俣山荘まで戻って来た頃には、雲が多くなっていたけど、双六にも登る事になった。
荷物は軽いはずなのに、三俣蓮華岳に登るのはめちゃしんどく、双六岳山頂まで何度かアップダウンを繰り返して疲労が最高潮に。
それに引き換え、HDはほとんど疲れてないようだった。
やっと双六の山頂に立ったときはほとんど視界はなかったけど、槍ヶ岳方面ののっぺりした景色はなんか独特で、他の惑星の大地みたいで不思議な感じがした。
やっとテント場についたときは17時をまわっていた。
夕食を食べ終わるとすぐに寝てしまった。
私たちが山に入る前日、クライミングジムの仲間が高瀬ダムから入って表銀座縦走を計画していた。
双六か水晶あたりでばったり会えるかなと話していたけど、健脚なので一泊目水晶小屋まで来れたようで、双六小屋は朝9時半ころには通過していたらしく全くかみ合わなかった。
その日の水晶小屋は激混みで、二組の布団に5人でしかも廊下と言っていた。
その場合、真ん中の人はどうやって寝るんだろうと、山小屋にほとんど泊まったことがない私は想像が全くできないので、写真でも送ってほしいくらいだ。
山小屋だといろいろ楽チンだけど、重くてもテントは自由。
だけどご飯と設営も全部自分達でやらなくちゃいけない。
スタイルはいろいろだなあと改めて思った。
三日目の朝、起きるとほとんどのテントは撤収されていた。
レトルトのスープとパンを食べて支度している内に雨が降り出した。
天気が崩れそうだというのは知ってたけど、テンションがどうしても下がり、黒部五郎岳や笠ヶ岳や槍ヶ岳へ行くとか、幾つか提案はあったけど、台風が近づいていることもあり、下山する事にした。
下山は足が痛んで、一刻も早く降りたい気分になり、休憩はほとんどなしでわさび平まで降り、小屋でジュースを買ってやっと休憩。
下山中雨が強くなって来て、カッパの上着は着ていたけど、ズボンを履くのが面倒でそのまま下山したが、見事に靴のなかに浸水した。
ズボンを履けば良かったと、今年一番くらいの後悔だった。
下山後はひがくの湯で温泉&食事。
夜は上宝の道の駅に泊まったが、同じように車泊している人たちがたくさんいた。
ここはキャンプ場も併設されているめずらしい道の駅だったが、オートキャンプしている人たちの連結のどでかいテントやら、充実したキャンプ用具
二人で餃子鍋を小さな鍋で作って食べて飲んで就寝。
鷲羽岳は気に入ってまた是非行きたいし、三俣のテント場にも停まってみたいし、黒部五郎岳にもいってみたい。
まだまだ行きたいところはたくさんある北アルプスはやっぱり懐が深すぎる。
しかし、今回は体力がないとちょっと凹んだなあ。
HDがほんと羨ましいし、鋼の肉体が欲しいぜ!と思うけど、体力が落ちてくのは仕方ない事なので、それなりに楽しむしかない。
そろそろちょこっとアルパインしたいなあ。
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