親不知から上高地まで5泊6日 栂海新道(3日目悪天のため猿倉へ下山)
- GPS
- 55:24
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 4,347m
- 下り
- 3,127m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:06
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:19
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:43
5:06 親不知 栂海新道登山口
6:04 二本松峠
7:16 坂田峠
8:22 シキワリの水場
12:36 黄蓮山
13:47 栂海山荘
4:21 犬ヶ岳
4:53 北又の水場
5:16 サワガニ山
6:12 黒岩山
7:06 黒岩平
8:22 アヤメ平
9:09 照葉ノ池
9:10 長栂山
9:30 吹上のコル
10:04 朝日岳
10:36 朝日小屋
3:35 水谷のコル
4:41 小桜ヶ原
6:17 雪倉岳
6:35 雪倉岳避難小屋
7:31 鉱山道分岐
8:07 三国境
8:34 白馬岳
8:58 白馬山荘
10:21 白馬岳頂上宿舎
11:47 白馬尻小屋
11:50 白馬尻荘
12:13 猿倉登山口駐車場
12:14 猿倉荘
天候 | 8/13 晴れ 8/14 霧のち晴れ 8/15 晴れのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
松本電鉄新村駅近くの知人宅にマイカーをデポ→JR松本駅(ワイドビュー)しなの23号(長野行)→JR長野駅→ はくたか(金沢行) →JR糸魚川駅 日本海ひすいライン(泊行) →親不知 ※糸魚川駅の乗り換えで長めにトイレに行ってたら、親不知行きの終電に乗れなくなってしまい、国道や駅でヒッチハイクを試みましたが、成功せず。 結局、タクシーで親不知へ行きました。¥6500なり。。。 ◆帰り 猿倉でその場に居合わせた方2名とタクシー→ 白馬駅→松本駅→松本電鉄新村駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【親不知観光ホテル〜親不知海岸】 いきなり標高差80mの急登です。 【親不知観光ホテル〜栂海新道登山口】 国道8号線を横断します。トラックがゴォーゴォー走ってますので注意 登山届けのポストあり 【栂海新道登山口〜白鳥小屋】 ・送電線の鉄塔に作業道と登山道の分岐があり、迷いやすいとの事前情報でしたが 、道標と赤○マークで迷いませんでした。 ・虫が多いです。気になる方は対策を。 ・シキ割の水という水場がありますが、当日は1秒に2〜3滴程の水量でした。 【白鳥小屋〜栂海山荘】 アップダウンがいくつもあります。体力消耗します。 【栂海山荘〜朝日小屋】 なだらかな部分も増えて気持ちがいいです。 朝日岳の前後が多少アップダウンあり。 【朝日小屋〜雪倉岳】 木道が多いです。朝露でスリップしやすいです。一回こけました。 当日はガス、雨のため雪倉岳への登りは偽ピーク多く精神的にヤラれました。 【雪倉岳〜白馬岳】 当日は日本海側からの横殴りの風雨でザックがあおられました。 天気が良ければアルプスっぽい稜線のハイクが楽しめると思います。 【白馬岳〜大雪渓】 頂上小屋〜大雪渓は浮石多いので、落石注意 【大雪渓〜白馬尻】 シャーベット状でスプーンカットされた雪面が多いですが、雪渓の端と端など所々 アイスバーンでした。また、所々、規制ロープの無いクレバスがあります。 雪渓が終わっても地盤や岩質が砂状なため、落石注意です。 【白馬尻〜猿倉】 危険箇所なし。 |
その他周辺情報 | 白馬ロイヤルホテル(白馬駅から徒歩3分) 日帰り温泉650円 |
写真
装備
個人装備 |
今回は初めてテント泊装備を持っていきました。<br />・ヘリテイジクロスオーバードーム700g<br />・極薄のアルミマット<br />・SOLのエスケープビビィ
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感想
日本海から太平洋を自分の足のみで8日以内で走破するTJAR。
そして、友人のSNSで見た海抜ゼロから北アルプスを通って上高地までの6泊7日の山行記録。
どちらも壮大な山行。
いつかやってみたいなと思っていました。
そして、今年の盆休みは有給1日をくっつけて6日間休める。
ネットで調べると、親不知〜上高地を5泊6日で行ってる人がいた。
かなりタイトだけど、、、うまくいけばできるかも!
ダメならエスケープルートもあるし、、よし、やってみよう!ってことで行って来ました。しかも初テント泊で!
前夜、糸魚川駅でローカル線に乗り換える際、トイレで余裕こいてたら終電が発車してしまい、糸魚川駅でヒッチハイクを試みましたが、失敗し、結局タクシーで親不知入り。。睡眠時間確保のため、スタート時間を遅らせました。
これで今日中に朝日小屋行きが無理になり、結果、食料が足りなくなり、
シャリバテもして、計画した行程からずれてしまいました。
白鳥小屋までは、一気に標高が上がります。
朝ご飯食べてないのでバテバテです。
虫も多いですよー。
白鳥小屋から栂海山荘までは、
標高差が少ないからと言って安心してはいけません。
ぐわっと登って、ズドンと下がるの連続です。
ここでもバテバテです。
栂池山荘から朝日岳までは、
池もあり、雪渓もあり、花もあり、楽しかったです。
しかし、今日もしっかり食べていないので、バテバテです。
朝日小屋に到着したらまずはビールで栄養補給!
小屋の女将がいろいろ相談に乗ってくれました。
気になるのはシャリバテの事。普段からたくさん食べる人が
小食になるとパワー出ないだとか。
今日はここで泊って、しっかり栄養補給してから山行を続けたら?
と言ってくれて、まだ10時でしたが泊る事に。
ここの小屋はどこからも遠くにあるため料理に力を入れてるとのこと。
実際に食べてみてら、すごくおいしかったのでご飯も6杯おかわりしちゃいました!
翌日、万天の星空の中、3時に出発です。
ここからは朝日岳に登り返さず、水平道というルートで雪倉岳に向かいます。
木道が多く朝露で滑ります。1回コケました。
雪倉岳の中腹でご来光を迎えました。
その後、ガスで覆われ、山頂方面が見えなく、偽ピークの連続でしたが
栄養補給の効果は絶大で、ガシガシ登れます。
雪倉岳の稜線からは日本海側の風雨が猛烈で、ザックが煽られます。。
ということで雪倉避難小屋でしばし休憩を取ることに。
しばらくすると、20代のお兄さんが休憩しに来て、話を聞いたら5日前に上高地を出発してきたとのこと。互いにこの山行の成功を願いお別れしました。
外に出て白馬を目指しますが、稜線西側はやはり風雨が強いです。
三国境を通過した頃、7年程前に白馬に登ってつらかったことを思い出しました。
今回はその時より、全然つらくありませんでした。良いペースで進みます。
白馬頂上を越え白馬山荘で休憩。
ちょっと気になることがあり、3人の登山者から情報収集。
この風雨で不帰キレット通過は危険ではないか?という質問に
3人とも行かない方が良いと回答。
私自身もこの箇所は行った事が無いし、以前、危険な箇所で風が強い場合はさらに危険になると先輩から聞いたことがある。
そして、天気予報ではここから2日間は高い確立で雨予報。
行程も遅れていることから、ここで下山することにしました。
今回はチャレンジ達成はできませんでしたが、勉強になることが多かった山行となりました。
・食料計画
登山は大量にカロリーを消費することが身を持ってわかりました。
今回はアルファ米2食と行動食(フルグラ)400g携行すれば足りると思っていま
したが、朝日小屋まで1日で到着できなかったため、3食不足しました。
そのためシャリバテの連続でした。
・テント
一人の空間ができて良いのですが、設営と撤収に時間を要しますので、
今回のような時間に余裕が無い行程では不利です。重いですし。
持つなら栂海山荘で出会った方のようにストックシェルターが良いと思います。
快適性はありませんが、重量も200gで設営3分、撤収1分だそうです。
・ストック
いつもは下半身強化のため、ストックは使用していませんが、
長い行程となれば、ストックを使用したほうが有利ですね。
今回は購入間に合わなく、木の枝で代用しました。
もっと経験も知識も付けていつか再チャレンジしたいと思います。
コメント
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