雲ノ平周回（折立⇒薬師⇒雲ノ平⇒水晶⇒鷲羽⇒黒部五郎⇒折立）

2016年08月11日(木) ～ 2016年08月14日(日)

• GPS: 80:48
• 距離: 87.9km
• 登り: 5,557m
• 下り: 5,537m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:01
• 休憩: 2:40
• 合計: 9:41

距離 26.9km 登り 1,864m 下り 938m

5:31 十三重之塔 慰霊碑
5:31 折立
6:12 6:25 太郎坂(アラレちゃん)
6:54 7:02 青淵三角点(青淵山)
7:15 7:16 積雪深計測ポール
8:34 五光岩ベンチ
8:53 太郎兵衛平
9:18 9:21 太郎平小屋
9:43 10:47 薬師峠
11:14 薬師平
11:48 12:14 薬師岳山荘
12:41 薬師岳避難小屋跡
13:00 13:18 薬師岳
13:31 薬師岳避難小屋跡
13:54 14:21 薬師岳山荘
14:47 薬師平
15:12 薬師峠

2日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:41
• 合計: 4:41

距離 20.2km 登り 1,048m 下り 774m

3:54 薬師峠
4:14 4:18 太郎平小屋
4:52 4:58 第一徒渉点
5:01 第二徒渉点
5:18 5:19 第三徒渉点
5:48 5:49 カベッケが原
5:53 6:12 薬師沢小屋
7:34 アラスカ庭園
7:55 奥日本庭園
8:08 8:18 雲ノ平山荘
8:35 雲ノ平テント場

3日目

• 山行: 7:13
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:52

距離 17.9km 登り 1,289m 下り 1,506m

3:46 雲ノ平テント場
3:53 スイス庭園
4:26 4:28 祖父岳分岐
4:49 4:55 祖父岳
5:30 5:31 岩苔乗越
5:40 5:59 ワリモ北分岐
6:27 水晶小屋
6:57 7:07 水晶岳
7:34 7:39 水晶小屋
8:06 8:24 ワリモ北分岐
8:42 8:43 ワリモ岳
9:11 9:25 鷲羽岳
10:18 10:40 三俣山荘
11:43 11:44 三俣蓮華岳巻道分岐
12:38 黒部五郎小舎

4日目

• 山行: 8:18
• 休憩: 1:03
• 合計: 9:21

距離 22.7km 登り 1,338m 下り 2,321m

4:51 黒部五郎小舎
6:30 6:39 黒部五郎の肩
6:41 6:49 黒部五郎岳
7:01 7:11 黒部五郎の肩
8:21 8:22 中俣乗越
9:04 赤木岳
9:44 9:50 北ノ俣岳
9:54 神岡新道分岐
10:55 10:56 太郎山
11:03 11:22 太郎平小屋
11:40 太郎兵衛平
11:55 五光岩ベンチ
12:55 積雪深計測ポール
13:08 13:12 青淵三角点(青淵山)
13:36 13:40 太郎坂(アラレちゃん)
14:11 14:12 十三重之塔 慰霊碑
14:12 ゴール地点

山と高原地図のアプリからGPSを読み取りました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

通行禁止になる時間（午後8時）より前に有峰林道に入り、折立の駐車場にて車中泊しました。手前の駐車場はすでにいっぱいで奥の臨時駐車場に停めました。

コース状況／危険箇所等

通過したコースを通して危険個所は少ないかと思いますが、鷲羽岳から三俣方面への下りは急な上に浮石も多く、落石に注意が必要です。

その他周辺情報

下山後は立山町にある「湯めごごち」へ。
http://www.yumegokochi.co.jp/

写真

AM9:30頃の薬師峠キャンプ場。まだまだスペースはありますが、すでに設営されているテントもちらほら。設営して薬師岳に向かいます。

薬師岳山頂へ。

山頂から北薬師岳方面。この稜線は気持ちいいだろうなー。

薬師岳山荘。外来のトイレ利用はできないっぽいので薬師峠で済ませておいた方がよさそうです。

薬師岳の雄大な山容。レンズに収まりきらない。

午後4時。テント場に戻ってきてびっくり。足の踏み場もないぐらいのテントの数です。このあともどんどんテントが増えていきます。

翌朝、薬師沢出会。水が本当に、本当に綺麗。ここから雲ノ平への急登がツライツライ。

雲ノ平へ！ようやっと！

雲ノ平山荘。おしゃれです。絵になるなぁ。

テントを設営してから散歩へ。祖母岳あたりから昨日登った薬師岳。雲ノ平へきたら祖母岳にのぼることをお勧めします。

水晶岳と雲ノ平山荘。ずーっと眺めていたい景色。

スイス庭園から高天原方面。素敵すぎる。

この日もテント場は戦場に。遠目からみたら広いようで、張れるスペースは限られています。我々は8：30頃に到着したので問題なかったのですが、昼を過ぎてからの場所の確保は大変そうでした。お盆、恐るべし。

夕方には雲ノ平はガスの中。幻想的。

早朝、雲ノ平はガスで視界がない中、祖父岳にのぼると雲海が。滝雲も流れて感動的な景色。

チングルマの風車が朝露に濡れてキラキラ。

水晶岳に向かいます。

思っていたより岩岩した山でした。手を使って登ります。山頂からの眺めは最高！

槍を正面に来た道を戻り鷲羽を目指します。なんて気持ちいいんだ。

鷲羽岳。大きい。

山頂から鷲羽池。バリエーションルートで降りられるみたいです。

鷲羽から三俣の下りはなかなかの急坂です。浮石も多く、落石に注意してください。三俣山荘がみえたらもうちょっと。

三俣山荘から巻道で黒部五郎小舎に向かいます。振り返ると鷲羽岳。羽を広げた鷲？

三俣蓮華と雪渓。

三俣蓮華の巻道は他のルートよりも静かに歩けます。数人としかすれ違わなかったです。

昼前には黒部五郎周辺の稜線はガスがかかるようです。今回の日程通してその傾向がありました。

黒部五郎小舎へ。かわいらしい造りです。

本日のテント場。どこのテント場もお盆はキャパオーバーだったんじゃないだろうか。

翌朝、朝日を浴びる黒部五郎カール。写真じゃあまり伝わらないかもしれないですが、実物を前にすると「おぉ！」ってなります。

黒部五郎の山頂から歩いてきたカールをのぞきます。すごい景観です。

太郎平に向かいます。この稜線は楽しそう！

振り返り黒部五郎。見る角度で全然違う山に見える。

多少のアップダウンはありつつも歩きやすい気持ちのいい稜線が続きます。

振り返ると雲に飲まれる黒部五郎さん。やっぱりここ一帯はガスがかかりやすい模様。

薬師岳に近づいてきました。雄大な山。綺麗だなー

ぐるっと一周太郎平小屋。ここから折立までくだります。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ テント テントマット シェラフ

感想

liangichi

憧れの雲ノ平とその周辺の山々をめぐるとても充実した山旅でした。
【1日目：折立⇒薬師岳：薬師峠キャンプ場テント泊】
【2日目：薬師峠⇒雲ノ平：雲ノ平キャンプ場テント泊】
【3日目：雲ノ平⇒水晶岳⇒鷲羽岳⇒黒部五郎小舎：黒部五郎小舎テント場テント泊】
【4日目：黒部五郎小舎⇒黒部五郎岳⇒太郎平⇒折立】

お盆の連休中だったためテント場はキャパシティオーバー。
昼前までに到着していないと平らな場所での設営はできない状態でした。
この時期のテント泊は、何時にテントを張れるかで計画を立てたほうが良さそうです。
次に訪れる機会があれば、雲ノ平でもう一泊でゆっくりしてもいいかなって思えるぐらい、雲ノ平はすばらしい場所です。

下山後、伊藤正一さんの「黒部の山賊」を読みました。
この山域に行かれた方、もしくは行く予定の方には強くお勧めします。