塩見岳、間ノ岳、北岳（テント泊縦走）

2016年08月11日(木) ~ 2016年08月13日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 31.0km
• 登り: 2,734m
• 下り: 2,857m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:490
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

5:40 鳥倉林道ゲート（駐車場）
6:20 0:00 鳥倉林道登山口
8:30 0:00 水場
9:40 0:00 三伏峠小屋
13:50 塩見小屋

2日目

• 山行: 0:400
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

4:10 塩見小屋
5:30 0:00 塩見岳
5:40 0:00 塩見岳東峰
7:50 0:00 北荒川岳
10:50 熊ノ平小屋

3日目

• 山行: 0:660
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

4:00 熊ノ平小屋
5:50 0:00 三峰岳
6:50 0:00 間ノ岳
8:30 0:00 北岳山荘
10:20 0:00 北岳
11:10 0:00 八本歯のコル
15:00 0:00 広河原山荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

毎日あるぺん号23：00竹橋出発（予定より15分ぐらい遅延？）伊那大島駅4：00頃着。
毎日あるぺん号のオプションで乗り合いタクシーで鳥倉林道入口5：40着
※本来の予定では4：50着でしたが、山の日の前日夜出発だったためか50分ほど遅れての到着でした

コース状況／危険箇所等

1日目（鳥倉林道入口〜塩見小屋）
途中、伐採した木で作った階段などもありました。
見た目は微妙ですが、しっかりしているので歩くのは問題ありません。
塩見小屋手前は急登が続きます。

2日目（塩見小屋〜熊ノ平小屋）
塩見岳までの登りは岩場になります。
鎖などはないため慎重に登る必要があります。
また塩見岳からの下りはガレ場なので
下の方へ落石などしないように注意が必要です。

3日目（熊ノ平小屋〜広河原）
三峰岳の登りが岩場になります。
ここも鎖などないため慎重に登る必要があります。
北岳山荘から北岳への登りや、八本歯のコル軽油の下りも
木の階段が多いです。垂直に近いものもありますので
足を滑らさないように注意です。
また落石も起こさないように注意です。

その他周辺情報

下山後、甲府までのバスに乗ったのですが
途中で温泉に入りたくなり芦安駐車場で下車。
白峰会館で日帰り湯（700円）につかりました。
甲府までのバスチケットでも、添乗員さんに言えば途中下車して、
またあとでバスに乗れます。

写真

未明に飯田線の伊那大島駅着。駅にはバス待ちで寝ている方も。我々は毎日あるぺん号の乗合タクシーに乗り換え。

1時間ちょっとで鳥倉林道入口に到着。タクシーはここまで。バスはこの奥まで行ってくれるみたいですが、始発が遅い・・・

さてつまらない林道あるき。今年初めてのテント装備が肩にずっしりきます。

50分ほどで登山口。バスはここまで来ます。
駐車場から自転車で来ている人もいらっしゃいましたね。
ここにもどってくるなら大正解の選択肢。

さー登るぞー！

三伏峠まではこんな標識がw

別バージョンも

伐採した木で作ったと思われる橋？梯子？
見た目はアレですがしっかりしています。

水場！

ごくごく。水筒にはまだまだあるので1杯だけ頂きました。

9まできた！

あと200歩！

日本で一番標高の高い峠らしいです。
断言じゃなくて「言われてる」・・・・

1日目はここで幕営の計画だったのですが、途中でお会いした方とかと話してて塩見小屋までいくのが得策と判断。すぐに電話したところギリギリ空きがあった（塩見小屋は予約制）ので先にするむことにしました。

左へ進みます。

へぇ〜国立公園じゃないんだ。お邪魔します。

三伏峠に幕営したらピストンする予定だった烏帽子岳

塩見への稜線が見えてきた。

これはいかないと。

うわっ丸見えじゃないか！

立派

俺のビールを歩荷してくれてる若者。
がんばれー！

頑張ります！

※もう少しではないので要注意w

ついたー！すぐ後ろに塩見岳！

先ほど歩荷していた男子。隣の女の子も歩荷するらしい・・・

建て替えが終わって今年オープンしたのでぴかぴか！

上段はこんな感じです。綺麗。

今日の寝床はこちら。

食堂。

明日いくからねー！

夕飯はラーメン。

中華三昧の酸辣湯麵。卵もちゃんと入れました。

明日歩く予定の稜線。

コーヒー飲みながら本読んだり地図みたり。

2日目。朝4時ちょいに出発。

塩見シルエット

だんだん明るくなってきた

岩場がスタート

楽しい

ここはちょっとだけ危険だった。

山頂までいかないと日の出は見れないので間に合わなそう。

かっこいい・・・

もう日は出てきたかな。

仙丈と甲斐駒が見える。

はーい

西峰到着。

白峰三山（奥から北岳、間ノ岳、農鳥岳）の稜線。美しい・・・

東峰への道。

100名山ゲト。トーキョー！

西峰を振り返る。

こういうザレ場は好きくない

熊出没注意じゃなくて、熊ノ平小屋方面ってこと。

これだー！これが歩きたかったんだ！

眺めてよし。歩いてよし。

いろんな表情を見せる道。

北荒川岳にだれかいるぞ。

どっかの山岳部っぽい人たち。お揃いのスタイル。
手前のザックにはでっかい鍋がくくりつけてあるw

かっこいい名前。

熊ノ平小屋に到着！今日はここでゆっくりします。

右下のガレ場だけ本当に携帯が通じた。

ここにテント張ります〜

幕営終了。西農鳥岳がばっちり眺められる良ロケーション

美味しそうだったのでつい・・・

テン場のいたるところに水が湧いている素敵なところ。

しっかりした水場もまた最高

夕飯はカレーよ！

中村屋のキーマカレ＆ソーセージ＆コンビーフ＆マヨネーズ

3日目。この日も4時出発。

大好きだ。この時間帯。

素晴らしいグラデーション

仙丈、甲斐駒がずいぶん小さく見える

奥に富士山も見えてきた。

三峰岳と間ノ岳への登り。

いいよ、いいよ

三峰岳山頂、さあ間ノ岳へ！

南アルプスの奥深い感じ好き。

仙塩尾根へ続く下り。そっちやってみたいし、両俣小屋もいってみたいんだよな。

すごい荷物を担いで普通に歩いてく強者集団とすれ違った。

間ノ岳トーキョー！ひとがいっぱい。

東京サポの男の子がいらっしゃったw

天空の道〜

北岳へ！

北岳山荘は大混雑

っひ！

ドーン！

ガスってきても雰囲気最高

山頂手前

北岳トーキョー！

土曜日だからどんどん人が上がってきます。がんばれー！

八本歯のコル。池山吊尾根もいってみたい。今日はもうパスw

広河原まで3時間！（のハズが・・・）

まってろ広河原。

バットレスかっこいい。

あれ？だいぶ降りてきたのにさっきと同じ3時間？？

そっこー降りてきたので下りの写真はナシw
広河原で川に足をつけてビールのんで最高〜

お疲れマイ登山靴

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

muraminex

今シーズン初のテントを背負っての山行。
今年はいつもより山に行けてるし、この間は黒戸尾根もやったし
例年より楽なんじゃないかな。と楽観していたらところがどっこい。
全然ダメダメでした。
そもそも当初は三伏峠で幕営予定だったのですが、
途中でお会いした方がテント泊だが今日は塩見小屋泊まりと聞いて
あとの日程を考えて私も同じ塩見小屋泊に変更。
（三伏峠で電話をしたらギリギリ空きがありました）
そのお陰もあって翌日は塩見岳で朝焼けを見れたし
2日目の行程がすっきりして歩きたかった稜線をゆっくり味わえました。
熊ノ平小屋のテント場でもゆっくりできて翌日への英気を養い、
3日目の間ノ岳、北岳そして下山という少し長い行程に備えられました。

しかし今回の荷物、ベースウェイトが13.5キロ。
水2リットル、食料2キロちょっと。ということで全部で18キロ。
若い頃ならこれくらい。。。ですが今の自分には重すぎました。
このことで荷物の軽量化を準備中。
ウルトラライトなんて興味がなかったはずなのに
背に腹は代えられぬ・・・ということで色々な可能性を模索中です・・・