今年の目標剱岳登頂！とっても苦しくて(*_*)、とっても楽しかった(^^)♪

2016年08月26日(金) ~ 2016年08月28日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,704m
• 下り: 1,718m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:22
• 休憩: 0:22
• 合計: 4:44

7:40 室堂
7:56 8:02 みくりが池
8:05 みくりが池温泉
8:26 雷鳥荘
8:40 8:46 雷鳥沢キャンプ場
10:40 10:50 剱御前小舎
12:24 剣山荘

2日目

• 山行: 7:03
• 休憩: 1:51
• 合計: 8:54

9:20 剣山荘
9:56 一服剱
11:00 11:04 前剱
12:08 平蔵の頭
12:38 13:20 カニのたてばい
13:58 14:26 劔岳
14:53 14:55 カニのよこばい
15:35 16:10 平蔵の頭
16:33 前劔
17:45 一服剱
18:14 剣山荘

3日目

• 山行: 4:06
• 休憩: 1:01
• 合計: 5:07

6:51 剣山荘
7:27 剱澤小屋
8:44 9:00 剱御前小舎
10:10 浄土橋
10:10 雷鳥沢ヒュッテ
11:00 11:45 みくりが池温泉
11:45 みくりが池
11:58 室堂

天候

1日目：朝晴天→昼ガス→夜雨
2日目：朝雨→昼霧雨→夜晴天
3日目：朝晴天→昼曇が増えた

アクセス

利用交通機関：

バス

新宿⇔室堂　毎日アルペン号

その他周辺情報

みくりが池温泉

写真

8/26 7:15

室堂到着。雲が多い？

立山室堂のライブカメラに映っているところを撮りました。T字路（？）にいる二人組（一人しゃがんでいる）が私達でっす！(^▽^)/

8/26 8:02

朝食を摂っている間に晴れてきました。

8/26 8:21

雷鳥平に向かいますが、以前よりハイマツが枯れています。それにしても、スタートでいきなり下りなのはここと鳩待峠くらいですなあ。

8/26 8:24

骨のようになってしまったハイマツ…

8/26 8:26

火山ガスがキツく、鼻の奥がツン！となる。ここでタオルを湿らせて鼻を覆いなさいと書いてあります

8/26 8:46

雷鳥平。金曜だからかテントが少ない。(日曜日も少なかった)

8/26 8:59

浄土沢を渡って、

8/26 9:15

雷鳥沢を登る

8/26 9:46

どんどん高度が上がって、景色が変わっていくのが楽しい。だから登りの方が好き

8/26 9:57

草の色が黄色くなっていて、秋の気配

8/26 10:16

なんて言っていたら、あっと言う間にガスに覆われる。景色が見えない…(*_*)

8/26 10:29

ゴツゴツになってくるともうすぐ乗越

8/26 10:43

剣御前小舎〜

8/26 10:49

剣山荘ダイレクトコースにするか、はたまた剣沢小屋経由にするか…前者の方が近そうなのにコースタイムは少し長い。今回はダイレクトコースをチョイス。左へ。

8/26 10:50

剱岳、全く見えません！！

8/26 11:08

「あ！なんか見えてきたね！」と大喜び♪

8/26 11:21

このルート、結構険しいです

8/26 11:24

「おおっ！だいぶ見えた！」もしかすると、これが今回、剱岳が一番よく見えた図になるかもしれないという嫌な予感が心をよぎりながら、撮影

8/26 11:28

ここら辺りのチングルマちゃんはまだ穂がピンク色（室堂のは色が無かった）

8/26 11:29

チングルマを見上げて

8/26 11:29

チングルマ大好き

8/26 11:34

8/26 11:35

剣山荘はなかなか見えてこない。進む方向は正しいようです

8/26 11:46

ん？青い屋根が剣沢小屋で赤い屋根が剣山荘？

8/26 11:48

あ、こっちが剣山荘か。やっと見えてきた。でも見えてからが長い。登山あるある。

8/26 12:02

黒百合のコル方面との分岐。あと少し、頑張ります！…本当に少し？(−−;)

8/26 12:05

剱岳がまた少し見えるようになってきたかな？

8/26 12:22

ううう、登るのヤダ…

8/26 12:24

剣山荘に到着〜。ふうっ！

8/26 12:50

剣山荘でお昼ご飯。牛丼だよ〜ん。美味しかったよ〜ん

8/26 16:59

剣山荘はシャワーが使えます。使えるのは、17時まで。シャワーを浴びて汗を流し明日に備える。
夕ご飯は17時半から。美味しゅうございました。

8/27 5:39

二日目。朝食は5時半から。早く出発する予定なのでお弁当を頼みました。

8/27 6:16

しかし、この天気予報なので、出発を遅くした方がいいか悩む。それでも、7時に出発しようとしていたら、「遅い方が天気がいいってわかっているんだから、焦ることは無い。出発を遅くしなさい」とアドバイスをいただき、9時まで待つことに

8/27 6:47

鹿島槍と五竜が見えた。このまま天気が回復するといいな。

8/27 9:17

午後からは晴れる予報のため、出発を遅らせました。9時を過ぎたので、雨の中出発です。山頂で「晴れたね！」と言い合う自分達をイメージしながら

8/27 9:19

この日は内蔵助山荘に泊まって明日は立山三山を縦走の予定でしたが、それは諦め、剣山荘連泊に変更しました。

8/27 9:31

出発してすぐに鎖

8/27 9:32

まだ、鎖が無くても登れる岩場

8/27 9:39

8/27 9:39

8/27 9:41

全身で登る。景色は見えず、、、

8/27 9:44

一服剣に到着

8/27 9:52

一服剣を平蔵のコルへ下ります。

8/27 9:56

前剱に向けて登ります。ここから前剣までのガレ場は下山時に事故が多発する場所だそうなので、帰りは気を付けなくっちゃね。

8/27 10:04

岩場はテンポが上がって息が切れるから、ゆっくり行かねば

8/27 10:16

はい、結構な登りでございます

8/27 10:24

先行している3名のグループに続きます

8/27 10:29

8/27 10:51

ところで、鎖を留めているアイボルトは大半のものが緩んでいたのですが、緩んでいてはいけないようです

8/27 10:52

もうすぐ前剣

8/27 10:56

前剣に到着〜♪

8/27 10:58

いちめんのちんぐるま
いちめんのちんぐるま
いちめんのちんぐるま
いちめんのちんぐるま

8/27 10:59

さあて、前剱を過ぎたら、いよいよ核心部です

8/27 11:03

出たああああ〜。グレーチング（鉄格子）の橋とトラバース！

8/27 11:20

8/27 11:30

8/27 11:49

7番鎖場、平蔵の頭。先に出発していた団体さんに追い付きました。右が登り、左が下り。

8/27 12:08

8/27 12:16

平蔵の頭を乗り越える。なんだかすごいところを歩いているんだけど、視界不良で高度感は、あまり感じない。「下にいる人が小さく見えま〜す」

8/27 12:18

平蔵の頭を降りてくるfujifumiさんを下から

8/27 12:30

8/27 12:31

8/27 12:34

つ、遂に来ました…。カニのたてばい…

8/27 12:56

団体さんの後に並び順番待ち。ガイドさんのアドバイスを一緒に聞き、イメージトレーニングしながら待つ。

8/27 13:04

8/27 13:16

やっと順番がきました。tottokotoさん行きまーす！

8/27 13:28

たてばいの最上部

8/27 13:49

たてばいが終わったら山頂はすぐだと思ったら、案外遠かった…。

8/27 13:56

早月尾根との合流地点

8/27 13:54

「祠が見えた！あと3分！」
(((o(*゜▽゜*)o)))ウキャー

8/27 14:00

やった！頂上です。

8/27 14:03

いえ〜い！

8/27 14:04

三角点タッチ❤　点の記でございます

8/27 14:20

お賽銭箱が崩壊寸前です。登頂を感謝と無事に帰れますように。

8/27 14:22

山頂からお友達とテレビ電話してました（言い方が古い…）

8/27 14:33

おりまーす。
今から登った分降りるのか〜(>_<) クー!

8/27 14:50

休息もそこそこに山頂を出発して行った団体さんに、カニのよこばい手前で追い付きました（待たされました…）

8/27 14:53

8/27 14:55

山荘でたまたま食事のテーブルが一緒になったお二人。よこばいの上で笑顔

8/27 15:01

よこばいが終わったところ

8/27 15:02

梯子の手前で渋滞中。体が冷える…

8/27 15:03

よこばい通過中。後続の二人組

8/27 15:07

梯子の順番待ち。足場が悪いところで街つのは、ちょっとこわい。

8/27 15:10

見上げればゴツゴツ岩

8/27 15:14

団体さんはスクリュータイプの安全環付きカラビナを使っていて、掛け替える度にクリクリと回しているので、時間が掛かる掛かる…。

8/27 15:22

雨で滑りやすいので慎重に。

8/27 15:29

トイレ。使わずに済むなら使わないかな。

8/27 15:45

平蔵の頭の下で待つ。しっかりした足場があるので、ここは、それほどこわくない。段差がある箇所で体を持ち上げるのに時間がかかっているようです。

8/27 15:51

しびれを切らして登り側ルートから行く人も…（時刻が遅いので、登ってくる人はいない)

8/27 16:33

前剱の門に到着。前剱は巻いて行きます。

8/27 17:04

さあ、転倒注意のガレ場です。（団体さんが追い越させてくれました）

8/27 17:09

慎重に下ろうね。転ぶと痛そうだしね。

8/27 17:32

一服剱への登り。ここは巻道無いのね…
(;_;)しんどいよおお〜。ゼーハーゼーハー(**)

8/27 17:37

ピークまでの距離が長かったことと言ったら…一服劔を過ぎたら、あと少し！

8/27 18:08

小屋が見えたときは嬉しかった〜。小屋に入っての第一声は「遅くなってすみませんでしたあ！！！」（夕ご飯なかったら悲しいなあ…）

8/27 18:29

夕食残してくれてあった。ありがとうございます。片付けられなくて、申し訳ありませんでした。昨日と違うおかずで嬉しい。

8/28 5:10

昨日はあんなにガッスガスだったのに、夜7時半頃パーッと晴れて、素晴らしい星空を見ることができました。天の川もきれいに見えました。翌朝も晴れ。

8/28 5:10

雲がきれいに色付きます。

8/28 5:19

鹿島槍の左からご来光

8/28 5:21

8/28 5:22

朝日に輝く山肌

8/28 5:23

8/28 5:23

剣山荘もモルゲンロート

8/28 5:33

朝食

8/28 5:58

剱岳トランプいいなあ〜。売り切れでしたが、通販されていました。http://www.heart-kobo.com/?pid=91600332

8/28 5:58

ジョーカーにセレクトされた写真がいい味出してる

8/28 6:51

では、室堂に向かいます。お世話になりました。とっても居心地のいい山荘でした

8/28 6:54

あ〜、いい天気。今日登る人が心底羨ましい

8/28 7:05

見る位置が変わると、山の形がどんどん変わる

8/28 7:20

あ〜、山頂が見えてきた…。(;_;)泣かないモン！昨日晴れなかったのは残念だったけど、今日も雨、ではなかったんだから、いいじゃないか！

8/28 7:30

剱沢小屋の右側から見る剱岳がいいそうですヨ

8/28 7:31

かっこええのお

8/28 7:36

山岳警備隊の基地。いつもありがとうございます。

8/28 7:36

ほれぼれ…❤

8/28 7:39

8/28 7:52

別山乗越までの登りも長い。剱沢ルートの方が緩やかです

8/28 8:07

別山への分岐。大勢の方がそちらのコースに行っていましたが、私達は剱御前へ

8/28 8:07

剱御前小舎が見えてきた

8/28 8:07

何度も何度も振り返る。高度が上がるにつれて、後立山連峰も徐々に姿を現す。

8/28 8:07

あの傾いているのは、きっと白馬岳。

8/28 8:22

8/28 8:44

ああ、もう剱岳は隠れてきた。
ありがとう！

8/28 8:44

8/28 8:44

8/28 8:53

乗越に到着したら、雄山の右に槍様が！

8/28 8:53

槍様アップ！嬉しい！

8/28 8:59

箱庭のような室堂に向かって下山開始

8/28 9:29

振り向いて。黄色く見えているのは花ではなくて、草の葉です。

8/28 9:46

順調に下る

8/28 10:10

浄土川まで降りてきた

8/28 10:14

下ってきた別山乗越を見上げる

8/28 10:20

ステキな風景…。と言っているのもつかの間、ここから階段天国の始まり…

8/28 10:24

天国…。先は長いので、焦らず、一歩ずつ、ゆっくり登る

8/28 10:26

ええ、もう私は死んでます

8/28 10:32

このピンク色がとてもきれいでした

8/28 10:34

近くで見るとこんな感じで、茎が赤いのです

8/28 10:34

離れて見ると、かわいらしピンク。今回はこの色にいつも励まされました

8/28 11:00

よっしゃあああ！温泉、温泉！♨

8/28 11:54

室堂のワレモコウの花畑

8/28 11:58

いいねえ〜

8/28 14:51

帰りに寄ったサービスエリアで蜃気楼ソフト。美味しかった(^^)

撮影機器：

DMC-TZ5 Panasonic

iPhone 6 Apple

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ポール ヘルメット 簡易ハーネス

備考

コーヒー

感想

とっとこと

昨年、奥穂高に登った直後に決めた今年の目標、「剱岳」。
無事に登頂できました。そして、無事に下山しました。
「目標達成！」と、こんなにはっきり言えることって、普段の生活でも中々無いことですよね。「幸せだなあ！」って思いました。
机上のイメージトレーニングを行いながら、実際にその場に立ったら恐怖で足がすくんでしまうんじゃないかという不安がずっとありました。でも、ビックリするほど平気で、鎖や岩を掴んで登るのが、本当に楽しかった。ただ、カニノたてばいでは、1ステップが高くて、体を持ち上げられないんじゃないかと一瞬不安になる場面が有りました。また、よこばいでは、最初の一歩の置き場所は見えたのですが、右足を下に伸ばしてもなかなか届かなくて、残した左足を軸に鎖を掴んだ体が回転してしまったので、その時、危ないと感じました。
剱岳はこれまで登ったどの山とも違っていました。
アタックした日は一日中霧雨でガッスガスだったので、景色は全く楽しめず残念でしたが、お楽しみが残りました。「天気のいい日に絶対また来よう」そう思いました。
それにしても、下山時の一服剱の登り返しと、雷鳥平から室堂に上がる階段は、本当〜に辛かったです。室堂では、一般観光客に追い越されるほどへろへろでした。
fujifumiさん、私と剱に行ってくれて本当にありがとう。来年の目標は何にしよう。考えるのも楽しいね。
最後に反省点。アタックの日に山荘に戻った時刻が18:30はというのはやはり遅過ぎでした。結果オーライでしたが、少なくとも山荘に連絡すべきだったと思いました。団体さんが後ろにいたことで、大丈夫だろうという甘えが出ました。

fujifumi

今年の目標劔岳に登ることができました！
雨のため、足下が滑りやすいので慎重にー慎重に歩きました。無事に登れたことに感謝です。
今度は、晴れた時に、景色を見ながら登りたいと思う気持ちと、高くて怖いのでもういいわ〜〜が今のところ半々です。
剣山荘から同じ頃に劔岳に出発した皆さんと励ましあったり、一緒に登頂を喜んだり、岩場にびびったりーそこは、楽しい思い出になりました。
劔岳を下山した夜、晴れて天の川が見られたのは、ラッキーでした。そして翌朝の晴天！素晴らしい景色を見ることができ、いい気分で帰宅しました。

コメント

nishimi

目標達成、おめでとうございます！
昨年から目標に掲げてトレーニングにも励んでいた剱岳登頂達成、おめでとうございます
厳しいルートに雨のコンディション、大変だった分、達成感や満足感もひとしおなのでは、と写真を拝見しながら思いを馳せています。
きっとここには書ききれないであろう武勇伝、お会いできた時に是非聞かせてくださいね

とっとこと

Re: 目標達成、おめでとうございます！
nishimiさん、ありがとうございます。
本当に楽しい山でした。
nishimiさんも行けますよ。
リベンジの時に一緒に行きましょう！