夏の終わりには木曽駒ヶ岳へ(中ア)
- GPS
- 22:48
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 979m
- 下り
- 964m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 7:22
- 山行
- 0:46
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 0:49
天候 | 晴れ〜曇り〜ガス〜曇り ガス〜霧雨〜小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷〜極楽平 一般登山道 極楽平〜宝剣岳 岩場が続きますが、ちゃんと鎖が整備されていますので、鎖を使用し三点支持を心がければ問題無いと思います。 宝剣岳〜木曽駒ヶ岳 一般登山道 木曽駒ヶ岳〜将棋頭山 一般登山道 将棋頭山〜宝剣山荘 樹林帯の登山道は道幅が狭いのですれ違いに注意。 乗越浄土〜千畳敷駅 かなりの急坂なので、下山時はスリップに注意。 |
写真
感想
【感想/記録】
北アルプスはお天気の悪く最後の夏休みは行けるところが無いと思っていたら、中央アルプスのお天気はまずまずの模様。なので、テント泊したかった木曽駒ヶ岳へ行く事に。でも富山から駒ヶ根市までは遠かった(遠路はるばる北アルプスにいらっしゃる方申し訳ない)。早朝4時過ぎに出発しても菅の台バスセンターの到着は7時20分過ぎになり、7時発の始発は当然無理と思っていたら、平日なのにまさかの長蛇の列。第2便にも乗れず、臨時便のバスをしばし待ちます。
しかもお天気は曇りで、ロープウェイも待ち時間が長そうなので、出発が遅くなって予定していたコースは無理かも。でも臨時便のバスには8時に乗れロープウェイにもすぐに乗れて、9時前には千畳敷から出発できました。幸い青空が広がるカールを見ながら極楽平に到着。ここからはちょっと先を歩くと岩場が続きます。鎖がちゃんと設置されて危険性は少ないですが、結構高度感はあります。岩場の難易度は西穂高岳以上、剱岳未満と言うところでしょうか。但し鎖場の区間が短く、小学校高学年の女の子でもやってきましたので体力はあまり必要では無く、三点支持を心がけて鎖をちゃんと使いこなせば、大丈夫だと思います。しかし、ほとんどの方は乗越浄土から荷物をデポしてピストンしているようでした。
ここからしばらく歩いて中岳を過ぎるとすぐにキャンプ場に到着。幸いガラガラだったので受付を済ますと、すぐにテントを設営し、昼食を食べてから木曽駒ヶ岳頂上を目指します。キャンプ場からはすぐに頂上ですが、バスが混み合っていただけに頂上付近も賑わっていました。残念ながらガスが多く眺望は今ひとつ。ここからさらに将棊頭山を目指します。この先を目指す方は少数派なのか、向かう方もすれ違う方もほとんどおらず、静かな稜線歩きを楽しめました。将棊頭山までは下りベースですが、地味にアップダウンもあり、ハイマツの中を進んだりして、ようやく13時40分頃に山頂に到着。しかしガスってあたりは真っ白でしたが、一瞬ガスが少し晴れた時にちょっと撮影をして、せっかくだから西駒山荘に立ち寄って、2時頃には引き返しました。
帰りは途中から違うコースを歩きましたが、途中の樹林帯はちょっと歩きづらい。濃ヶ池に立ち寄り休憩し、給水した伊勢滝からはハシゴもある急登になり、しばらく行くとなだらかなところにある、駒飼ノ池に出ましたが池の水は枯れていました。この辺も山から浸み出した沢水が流れており、ビールを冷やしたかった。しばらく歩くと宝剣山荘に到着。ちょっと戻って稜線から駒ヶ根市方面を見ると雲海が広がって見えましたが、逆方向からガスがやってきてすぐに真っ白に。テントに戻ってビールを飲んで夕飯を食べて一息ついたら、夕日を見に木曽駒ヶ岳頂上へ登頂しましたが、ガスが晴れず夕日を見ることはできませんでした、残念。
夜は小雨がテントを叩く音で目が覚めたりしましたが、朝4時過ぎに起きた時には雨はあがっているものの、ガスっていました。御来光を見にまた木曽駒ヶ岳山頂へ行きましたが、少し赤くなった雲が見えただけで、御来光も不発(´Д`)。テントに戻って朝食を食べ、雨で重くなったテントを撤収していたら、細かい霧雨のような雨が少し降ってきたのでレインウェアを着込んで出発。ガスって真っ白なので、眺望も無くひたすら下山しますが、千畳敷駅に到着直前で小雨が降ってきました。最後は走るようにして、1時間もかからず千畳敷駅に到着。レインウェアを脱いでいると雨脚が強くなってきました。こんなにお天気が悪いのに続々と登山者とすれ違いましたが、雨なのでほとんど修行です。人気があるだけに少しぐらいの雨では引き返せないのですね。お天気の良いうちに岩場のある宝剣岳へ登頂しておいて良かったです。
【注意点や反省点】
今回のザックやカメラバッグを合わせた重量は、約13.1kg(500ccのペットボトルと250ccの缶ビールを含む)でした。一泊二日だと荷物は軽くて済みますね。
木曽駒ヶ岳は人気があるので、できるだけ早く到着した方が良いです。平日でも混み合っているので、休日はさらに混み合いそうです。
頂上山荘のキャンプ場は一泊900円、ペグが良く効いてテントは張りやすく、風避けの石も積んでありました(風が強いのか)。トイレは男女別、個室は4つでキレイでした。大変快適なキャンプ場だと思います。水はトイレの手洗いから汲みますが、さすがに匂いがあったして、ちょっとと言う感じでした。
昨年アウトソールを張り替えたモンベルのテナヤブーツは、上部の糸がほつれたりして、使用の限界に近いので、買い替えを検討しました。アルパインクルーザー2500を考えていましたが、小指が当たって微妙な違和感を感じて諦め、下位モデルのアルパインクルーザー2000にしました。アルパインクルーザー2500はゴツい革製ですがやや重い。アルパインクルーザー2000の方が軽くて価格も1万円ほど安くなります。その分耐久性は落ちるかもしれませんね。今回初めてアルパインクルーザー2000を使用しましたが、フィッティングしてもらったので、痛いところも無く快適でした。モンベルが滑りにくいと自慢しているアウトソールの、トレイルグリッパーの威力は良く分かりませんでしたが、滑りやすい事はありませんでした。
荷揚げしたビールはテントの中でぬるくなったので、結局飲まずに持ち帰りました(´Д`)。
【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
647
369
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
28
51
スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
15
8
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
240
41
ウォーキングの距離(km)
19.07
8.52
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
23,780
10,330
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
55〜108
58〜97
体重
60.6 -> 60.9
2日目は1時間も活動せずしかもほとんど下っていたので、運動量が少なくなりました。このためか体重が増えて戻ってきました(笑)。登山に行って体重が増えたのは過去にほとんど例が無かったと思います。でも雲ノ平から帰ってきてまだ体重が元に戻らず、車のシートが背骨に当たってちょっと痛い。
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