聖岳・赤石岳 沼平から
- GPS
- 21:28
- 距離
- 63.2km
- 登り
- 5,160m
- 下り
- 5,183m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:06
- 山行
- 11:42
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 14:20
○沼平〜聖沢登山口(自転車)
・コース長/14.22km ・累積標高差/294m
・コースタイム/1:08 (標準CT 4:10)
・コースタイムとの比較 27.6%
○聖沢登山口〜聖平小屋
・コース長/8.41km ・累積標高差/1,353m
・コースタイム/5:12 (標準CT 6:10)
・コースタイムとの比較 84.3%
【2日目】
○聖平小屋〜赤石岳
・コース長/26.65km ・累積標高差/2,100m
・コースタイム/12:49 (標準CT 17:35)
・コースタイムとの比較 72.9%
詳細 時間 CT比較
聖岳〜赤石岳 5:25(68.4%)
赤石岳〜椹島 3:01(50.3%)
○聖沢登山口〜沼平(自転車)
・コース長/14.22km ・累積標高差/108m
・コースタイム/1:31 (標準CT 3:40)
・コースタイムとの比較 41.4%
天候 | 9/6 雨 9/7 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
新静岡I.Cから県道27号→県道189号→県道60号 沼平〜聖沢登山口は自転車使用 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
南アルプス百名山制覇のため、聖岳・赤石岳・荒川岳の周回を計画。
沼平から自転車で聖沢登山口まで行き、テント1泊の時計回りで周回する予定でした。
そもそも林道を自転車で通っていいのかは正式な情報はわからないので自己責任で。
新東名の新静岡I.Cから県道で沼平のゲート前の駐車場へ。
車でも50kmの山道は時間がかかります。出発も遅れたため到着したのが2時頃。
3時出発の予定でしたが、起きれず4時すぎに出発。
ひたすら林道を自転車を走らせ、1時間ほどで聖沢登山口に到着。
到着と同時に雨が降り出しました。予報では初日は晴れで2日目が曇りでした。
出鼻を挫かれながら、登山開始。
あれ、全然登れない。身体の調子がいつもとは違いました。
疲れとともに眠気も襲ってきます。
普段はほぼ休憩無しで登っていきますが、何度も立ち止まってしまう。
なんでだろうーとあれこれ考えると、ここ2ヶ月ほど休みの度に山を中心に遊びに出歩いていたため、疲労MAX。合わせて重装備と寝不足が原因だと結論付けました。
途中で帰ろうかと思いながら聖平小屋まで頑張ろうと思い、なんとか到着。
予定では百間洞山の家で1泊でしたが、ここで幕営することに。
小屋でテントの受付けをして、噂のウェルカムフルーツポンチをいただきました。
普段は1杯までのようですが、この日は平日で人も少なかったのでおかわりOK。
正直、フルーツポンチは普段食べませんが、疲れた身体に甘いフルーツがめちゃウマでした。
テントを張って、昼食を食べ、1杯やりながら2日目の予定を再考します。
荒川岳へはすでに行けないので、聖岳まで行って下山するか、赤石岳まで行くかの2択。まー天気次第だなと考えながら昼寝。
いったん起きて夕食の準備をしていると、小屋の方が「テント見せてー」と。
finetrackのテントは珍しいようです。
自分も他の人が張っているのは見たことありません(笑)
全般的に山小屋の人は愛想が悪く、
山小屋に対してあまりいいイメージをもっていなかったのですが、
先日行った茶臼小屋の人たちといい、南アルプスの山小屋の人たちは感じのいい人。感じが悪かった山小屋が少数派だったのか、いつも忙しい時間帯で対応が悪いと感じていたのか。とにかく南アルプスの山小屋は大好きになりました。
夕食を食べ再び就寝。結局15時間ぐらい寝た?
やっぱり疲労が溜まっていました。睡眠は大事…!!
3時すぎに目覚め、外を覗くと満点の星空が見えるじゃないか。
慌ててテントを畳んで出発準備しましたが、出発するころには再びガスの中。
とりあえず聖岳に向かいます。
たっぷり寝たので身体は回復してましたが、聖岳まではなかなかきつい登り。
雨だったらもー帰ろうと思いながら、山頂へ。
聖岳山頂に着くとガッスガスの山頂で何も見えません。
だめだこれはと思いながら、朝食のおにぎり食べていると
何か空が明るくなってきた?んん、晴れる?
振り返ると霧の中に虹っぽいのが。
おお、晴れたー!!
という感じで真っ白な山頂について10分後、あっという間に青空の絶景がお目見え。
山の神様ありがとう!
晴れれば撮影会のスタートです。
ガスがあればブロッケン現象が出るはずと思い、
太陽と反対側を見るとやはり出ました。ブロッケン。
最近は見慣れてきましたが、今回は虹とのコラボで感動です。
赤石岳もはっきり見え、360度の大展望ですが、富士山が見えないのが残念。
あれだけかっこいい赤石岳を見せつけられたらもう迷う必要はなく、
本日の予定は赤石岳まで行って下山することに心は決まってましたが
気づけば1時間半も山頂で写真を撮ってました。
ここからは時間との勝負になってきそうです。
人間の身体は心と連動しているようで、晴れてからの身体の動きが全然違う。
たっぷり寝て、青空だとこうも身体が軽くなるのかと。
これなら行けそうと思いながら赤石岳に向けて進んでいきます。
とは言え、兎岳、中盛丸山と1つ1つの登り返しはきついです。
時間が厳しいので大沢岳はスルーして百間洞山の家に向かいます。
途中ですれ違った本日の第1山人さんはここの小屋の人たちも気さくでいい人達と言ってました。
だんだん大きくなってくる赤石岳の山頂は雲に隠れたり出てきたり。
聖平小屋では携帯の電波が入らず天気の様子がわからなかったですが、
先程の第1山人さんの情報では台風が発生して、急速に接近しているとのこと。
え、一昨日まではなかったけど、1日で発生して近づくってあるの?
下山後に確認したらその通りでした。
ともかく天候は下り坂のようだったので出来るだけ先を急ぎます。
最後の赤石岳への登りはバテてしまい、補給しながらなんとか赤石岳に到着。
山頂に着いたときにはガスの中に入ってしまい絶景を拝むことが出来ませんでしたが
途中で晴れてくれただけでそんなに贅沢は言えません。
赤石避難小屋で小休止し下山に備えます。
ここからの富士山はかなりいいロケーションのようで、
4日も停滞しているカメラマンの方もいらっしゃいました。
再び来たい場所に追加です。
小屋のご主人に2時間半で下れると言われましたが、
すいません、無理でした。トレランでも自分には無理だと思います…。
30分遅れの3時間で無事に林道まで下山。
明るいうちに下山でき、一安心ですがここから14kmの林道が待ってます。
自転車をデポしてある聖沢登山口まで辿り着き、
自転車を確認すると愕然とする出来事が。
前輪がパンクしています。。。
この時点で17時だったので自転車を押して歩いていたら何時になるのか。
とりあえず乗って見るとなんとかコゲそう。
スピードは出せませんでしたが歩くよりはマシか。
1時間半ほどで沼平に到着。
無事に辿り着いてよかった。
今回は反省点の多い山行でした。
時間的にかなりリスキーな登山となってました。
頼みの綱だった自転車が故障するということも考えて置かなければなりませんでした。アクセスの悪い南アルプス南部の山々。魅力的ですが手強いです。
次回への計画はもっと余裕をもった計画にします。
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