記録ID: 964624
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
【まさかの濁沢橋流失】烏帽子岳・野口五郎小屋ピストン
2016年09月17日(土) ~
2016年09月18日(日)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 06:15
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,973m
- 下り
- 377m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:14
2日目
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:10
天候 | 9月17日(土)くもり/小雨 9月18日(日)雨/くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
※トイレ・自販機・ゴミ箱あります 登山ポスト:黄色い郵便ポストではなく相談所に提出しました タクシー行き:始発は6:30で2000円を頭割り タクシー帰り:高瀬ダムで待機していましたが、堰堤の電話で呼べます |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所:本来は危ない所はありません 道の状況:良く整備されて歩きやすい ■七倉温泉〜高瀬ダム〜烏帽子小屋 長いトンネル、ロックフィル式の高瀬ダムを九十九折りで登ります(タクシー) トンネルと吊り橋、キャンプ場、丸太橋で高瀬ダム登山口になります ブナ立尾根は北アルプス三大急登と言われていますが歩きやすく短いです ■烏帽子小屋〜烏帽子岳 烏帽子岳は南アルプスの鳳凰山・オベリスクのような花崗岩の岩峰です ピークへは鎖を使って登ったり、トラバースする箇所があります 山頂にはタッチするのが精一杯で上がることは出来ません ■烏帽子小屋〜三ツ岳〜野口五郎小屋 砂礫の稜線歩き三ッ岳まで緩やかな登りで終始展望が広がります 三角点は巻くように道が付けられていますが登る事は可能です 野口五郎小屋に近づくと岩塊の堆積する道となります ★濁沢の丸太橋流失の顛末 風化した花崗岩が堆積した砂防ダムに流れる濁沢に掛かる丸太橋です 大雨により川幅が広がり基礎から崩れ流れ出てしまうようです 上流の川幅が狭い所を飛び石では厳しそうなので、ダム湖近くまで下りました 水をたっぷり含んだ砂場なので沈み込み、まるで底なし沼のようでした 扇状に流れが広がった所で渡渉に成功する事が出来ました |
その他周辺情報 | 温泉:大町温泉郷「黒部観光ホテル」800円 |
写真
感想
昨年のシルバーウィークは奇跡の快晴で鹿島槍ヶ岳・五竜岳を縦走。
今年の計画は、ブナ立尾根から烏帽子岳をピストンして野口五郎小屋泊。
翌日は野口五郎岳から水晶岳をピストンして湯俣温泉清嵐荘でマッタリというプラン。
しかし、前線が列島に張りつき、台風が接近しているという状況は甘くなかった。
初日こそ青空が見えて、まずまずでしたが夜半から大雨に変わりました。
翌朝も悪天で、多くの方が裏銀座縦走を諦めて戻っていきました。
私も予定を変更して来た道を戻り、麓の温泉でゆっくりすればと考えていました。
ブナ立尾根の下りの終盤でヤマレコユーザーのsionさんにお逢いしました。
タクシーの相乗りする方が居なければ、七倉まで歩く予定だったのでラッキーでした。
本来あるべき物がない。
烏帽子小屋からの下山中に何人かすれ違った際に、橋の存在を確認したのですが・・・おそらく数時間前に流されてしまったようです。
川の流れを確認すると、ストックの埋まり具合から膝上まではありそうでした。
しかも、濁流の中から石がゴツゴツとぶつかる音が聞こえるんです。
これは恐くてチャレンジできないと、ダム湖近くまでひたすら下りました。
たっぷり水を含んだ、砕けた花崗岩の砂地のような所で歩くのに苦労しました。
扇状に流れが割れた所で、二人で無事に渡る事ができて本当に良かったです。
今回は、とても記憶に残る山行になる気がします。
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コメント
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kitainotori さん
おはようございます。(^-^)/
先日は大変お世話になりました。
素晴らしい判断力、
行動力に感心するとともに
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にどうもありがとう。m(__)m
私も、一生忘れることのできない
印象深い山行になりそうです。
(*≧∀≦*)
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