檜洞丸(西丹沢自然教室ー丹沢山ー橋本)
- GPS
- 09:28
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 2,806m
- 下り
- 3,215m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 9:28
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosen_time/time01_s.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
つるつる |
その他周辺情報 | 宮ケ瀬ー相模・下九沢温泉 湯楽の里 920円 http://www.yurakirari.com/yuranosato/tenpo/sagami.html |
写真
感想
【はじめに】
春にはじめたスタンプラリーが残ってます。丹沢山だけ。
素直に1日で行けるルートを取ればいいんですが、それはそれで楽しくないということで、残る丹沢山のスタンプを狙いつつ、行ったことがない、西丹沢自然教室、檜洞丸からの魅力的な縦走ルートを辿りました。
【西丹沢自然教室ー檜洞丸ー蛭ヶ岳ー丹沢山】
そういえば西丹沢自然教室は登山届を出さないと、かなり強く言ってくるというのを思い出しましたので、コンパスで出しました。
自然がいっぱいの西丹沢は結構なキャンプ地としても有名らしく車内から見える風景もキャンパーで賑わっております。
準備はいつもどおり車内で。着いてすぐ出発です。
ちょっとだけ林道で、登山道へ。
沢沿いの道をぐんぐん登ると思いきや、そこまで高度はあげずに走れたり走れなかったり、30分ほどでゴーラ沢出合に出ました。
沢が流れているんですが、逃げられる道はなく水の中に入って渡渉です。
まあ今日は天気もいいらしいですから、ほどなく乾くでしょう。
ここからツツジ新道で、檜洞丸を目指しますが、これがまた急です。
唯一の救いはくもりで涼しいことです。
しかし登りは我慢。ほどなく檜洞丸に到着しました。
展望はなし!軽く雨が降っている音はしますが体感では感じません。
でもちょっと寒いのでウインドブレーカーを着ました。
檜洞丸から蛭ヶ岳はいやらしいアップダウンが多く、木道はつるつるして、道も踏まれていないため全然走れない道です。きつい道ですが神ノ川乗越、臼ヶ岳という目印が確実に進んでいることを教えてくれます。ちょいちょい道に迷ったりもしましたがら地図を見ながら引き返したりしていると、もうすぐ蛭ヶ岳というところ。最後の最後に待っているのがクサリ場です。ステップはきってありますが、足場が濡れているので当然鎖をがっちりつかみます。
蛭ヶ岳山頂もガス。
でもいいんです。
ここからは一度通った道であり、よく通られる縦走路なので、道がしっかりしているのは分かっております。暑いのでウインドブレーカーも脱ぎ、意気揚々と丹沢山に向けて走り出し、途中のぬかるみを回避しなごらもだいたい走り切ることができました。
丹沢山はさすが百名山だけあって、複数人のハイカーがおります。が、用はあるのはスタンプ。みやま山荘でスタンプを押すとついにスタンプコンプリートです。このまま大倉なり大山ケーブルカー下に下山したらグッズと交換してくれますが、その道は楽しくないのでノー。自分は一路、宮ヶ瀬への道に行きます。
【丹沢山ー宮ケ瀬】
宮ヶ瀬への道はちょっと降りると宮ヶ瀬と堂林の分岐があって、そこで登ってくる方とひとり会いましたが以降、登山口までは誰ひとりとして会いませんでした。まあ人気がない道なんでしょう。距離も11キロと長いし。
それでも結構整備されてて、最初の2キロはサクサクでした。しかし円山木ノ頭らへんでアップダウンが多くなり、次第に木の根や石などの歩かれていない特徴が随所に出てきます。
本間ノ頭を過ぎて、標高が900メートルぐらいになると、結構走れます。
今まで走れなかった区間が多かったので、登りでも極力足を止めずに行きますが、巻道の多くがシングルトラックなんですが、ここは危ないぞというシングルトラックも随所にあり、そこだけは慎重に歩を進めました。
テクニカルな道も多かったですが、全体的にバリエーションに富んでいて、楽しい道でした。もしかして東宮ヶ瀬のトレイルラン大会もここでやっているのかな?
【宮ケ瀬ー湯楽の里】
ロードに降り立ち、何時間ぶりの道路を見ると、終わった感が出ますが、いやいやまだまだありますよ。
ここから16.6キロのところにある橋本の温泉施設がゴールだからです。
グーグルマップを起動しつつ、ようかんを一つ食べて再出発。
経験と予測時間から見て取れるこの道は案の定、登り坂が多い道。やたら高い音で脇を通っていくバイクを仰ぎ見ながら、走り続けます。
足は結構残っていたので、登り坂でもへこたれることなく進みますが、これが温泉への道がまあ長い。
トレランしているときはペースをそんなに気にしないのですが、チラリと手元の時計を見ると、キロ8分とか表示してます。自分の気持ちとは裏腹に正直な時計。でももうペースなんて見ません。山間の土地は暗くなるのも早い。
どんどん暗くなるなか、気持ちを切らさずに、走ります。
そして面倒なのがグーグルマップ。最短距離を表示してくれるのはありがたいのですが、山にいるときと違って、道路が無数にあるため、かなり迷いやすいです。起動しながら走るのもたるいので、定期的に見ながら走るしかありません。
圏央道ができた影響からか、綺麗な道をとおることができ、橋本の市内にどうにかこうにか入り、なんとか終了。
最後まで走りきることができましたが、さすがに疲れました。
【まとめ】
なんとなく漠然と決めたルートにしてはかなりハードでした。
また西丹沢から東丹沢まで堪能でき、自分が知っている丹沢なんて入り口に過ぎないんだよと教えられているかのような巨大な山塊でした。破線ルートや北丹沢など行きづらいルートもトレランならば辿れるはず。これからも年月をかけて攻めていきたいと思います。
あと最後のロードを走りきったのは非常に大きい収穫です。
キロ8分かどうかなんて関係ないんです。走っていればゴールできる。
これは今後、きっついきっついレースを走るときでも心の糧になるかと思われます。
コメント
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メッチャ日帰りロングされてたのですね。
お疲れ後のタイミングでライン入れてしまいましたね。
大変失礼しました。
西丹沢未踏なので、その厳しさ知らずですが、楽しそうなルートですね。
雪が降る前に行ってみたいと思いました。
お疲れ様でした
いえいえ。いつライン入れても大丈夫ですよ。
西丹沢は破線が多く、北側も北丹のレースと道志村のレースで唯一行ったことがあるのみでしたが、なかなかテクニカルでいいですよ。
今回は枚数多いね!
そして凄い距離だねぇ( ̄◇ ̄;)お疲れ様でした〜
丹沢の紅葉はまだこれからだねぇ。
今回は未踏のルートが多かったからねー。
行ったことがあるところだとどうしても写真は二の次になっちゃうねー。
丹沢は涼しかったから、紅葉までもうすぐかなー
こんばんは。
コメントありがとうございました。
(僕のところのコメントの続きですが)
本当に同じ方向で、しかも丹沢山から宮ケ瀬方面へ下りるなんて、
僕の倍ぐらいの距離を行ったんですね
おつかれさまでした!
ありがとうございます。
序盤の渡渉はいやらしかったですね。
でも、なかなか噛み応えのあるルートだったと思います。
またどこかでお会いするかもしれません。そのときは宜しくお願いします。
西丹沢の方に行こうと思ったけどまだかー。しかしまぁ、フルマラソンだね、こりゃ。お疲れさま。
いやあちょっとやりすぎました。疲れて風邪ひいちゃいました。
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