記録ID: 982077
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沢登り
丹沢
勘七ノ沢
2016年10月15日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 691m
- 下り
- 680m
天候 | 最高の秋晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・トイレあり ・登山届は大倉バス停、渋沢駅北口、滝沢園入口または神奈川県警サイトで。 ・駐車場は8台程度で、鍋割山方面へのハイカーで混雑する。 今日は駐車場満車なれど路肩はそれ程の混雑ではなかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■四十八瀬川水系 勘七ノ沢 丹沢で沢を登る人なら大抵の人は遡行している人気沢。 しょっぱなのF1−7mは左壁を登る(元蕁檗法 クライミングを常時行っている人ならそれ程難しくはないが 癒し系の沢ばかりの人はテンションすることもあるので ビレイヤーは注意。 その後のF2−10mはF2看板の右側を登る。(卦蕁次 次の堰堤は下から登ると面倒くさいので、F2右壁終了点から そのまま上部の植林方向に上がり堰堤落ち口へトラバースする。 少し離れて釜を持つF3−8×15m。 左右とも登れるが、ここは右側から釜を水線沿いにへつった方が面白い。 またしても(現在の登山趨勢では)不要なロープが残置されているが ホールドの持ち替え、水際のスタンスへのウエイトシフトに慣れていかないと いつまで経っても初心者の域は出られないであろう。 左から支流を迎えて沢は少し右曲するとF4−2段15m。 下段3mは右から登り水沫少し浴びながら一段上がって上段方向へ ちょっとしたスラブをトラバースし、右側のルンゼを登る。(卦蕁 平凡な渓相がしばらく続くと石積み堰堤が5基出てくる。 手摺りがないので右を巻いたり左コーナーを少しクライミングチックに 登ったり面倒ながら楽しいところだ。 少し離れてF5−15m大滝が堂々と落ちている。 左から取り付き、上部が少し被り気味のバンドをトラバースして 流芯左手を直登する。残置ハーケン類は4カ所くらいあるが、 一部のボルトは回るので注意。(卦蕁棔 ビレイポイントは落ち口3m先にラペルリングが付いたボルト×1と その1m先にハーケン×1。 これだけ離れたポイントで荷重分散するには240cmスリングの方がよい。 もちろん固定分散。 なお落ち口近くにも残置ハーケン×2がある。 F5の高巻きは左側の土ザレからだが、落ち口すぐ上を沢に向かって下りるのは 初心者にはさせないよう注意。 残置ロープがぶら下がっているが、もし足を滑らせれば滝下へダイブだ。 落ち口から更に上流へ進んでから沢に戻った方が安全率が高い。 少しで小ゴルジュ帯となり、3〜5mの小滝が連続している。 側壁を登ったり、へつったり、ステミングで突破したりと面白い。 最後の堰堤は左から少し巻き登り、堰堤下を右へトラバースして 低くなったところから越える。 その次も低い石積み堰堤がある。 標高890m二俣の左沢は側壁が最近崩れ大量のガレ状態だった。 本流の右沢には4m滝が架かっている。 もちろん上流まで遡行し花立山荘へ出てもよいが、 この二俣手前の左岸の広い急な尾根を東方向に詰めていけば 大倉尾根1128mベンチのある平坦な場所に出られる。 水平距離400m、高度差240mなので、そこからコースタイムを算出すれば 約30分ということになる。 実際は急なザレなどによりプラス5分くらい架かることはあるが。 大倉尾根は相変わらず喧噪の中。 それも堀山の家までで、ここから現在は遭難多発により廃道化した小草尾根を 二俣へ下る。 遡行グレード:1級上 クライミングMAXグレード:元蕁 |
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