裏越後三山日帰縦走(越後駒ヶ岳、中ノ岳、荒沢岳)動画有
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- GPS
- 15:09
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 2,945m
- 下り
- 2,945m
コースタイム
- 山行
- 14:17
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 15:02
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山口〜荒沢岳> 途中から岩場、鎖場多数、鎖が間引きされている箇所もあるが、3点支持をしていれば、問題なし。まだ、妙義山や冬の十二ヶ岳に比べれば怖さはなかった。 <荒沢岳〜兎岳> 最高の稜線、整備も行き届いている。笹も刈り払いされており歩きやすい。小アップダウンがあるも展望最高の稜線なので、全然疲れなかった。おすすめの稜線歩きです。ただ、水場がないため、この稜線を歩くときは水を多めに持参が必修。 <兎岳〜中ノ岳> 笹原は刈払いされていないため、足元が見えにくい。かつ滑りやすいので注意が必要。足が滑ったことが2回程あった。中ノ岳の近傍まではアップダウンがつづく。 中ノ岳は、急登で結構きつかった。ここまでは、予定時間どおり13時に頂上到着。 避難小屋に天水があるらしいが、混んでいたため水の補給をしなかったのが失敗。 <中ノ岳〜越後駒ヶ岳> 大きく2つの小山を乗り越え、越後駒ヶ岳の急登を登る。中ノ岳の急登に比べれば、まだましである。 小山には岩場もある。 ここにきての2つの小山は脚にくる。しかも水が途中で切れてしまい、脱水症状で足が前にでない。越後駒ヶ岳中腹くらいでオバサンに水をちょっと貰い、生き返りました。感謝です。このコースは水の補給が大事。ここで大幅にタイムロス。 越後駒ヶ岳小屋には水場あり。2ℓ補給しました。 <越後駒ヶ岳〜荒沢岳登山口> 16:15頃小屋を出発。 小屋付近からの下りは岩場で少々危険な箇所もあるが、問題なし。 途中からは木道と木階段で整備されている。さすが100名山。 約1時間(17時20分)で小倉山に到着。ここからヘッデン。 暗黒の別世界で道行山分岐を通り過ぎる。GPS気づきすぐ引き返す。 しかし、林道工事のため道行山ルートは銀山平に抜けることができないことが判明。 別ルートを選定することになる。明神峠から銀の道を選定。 途中、ヘッデンの光量が落ち、ちょっと焦ってくる。予備の手持ちライトはあるものの光量が少ないため、不安があるため道を急ぐ。暗闇の中、不安と焦りで結構辛かった。朝の夜歩行はよくやるが、晩の夜歩行は、こんなに不安があるとは・・・ 何かあっても待てば朝がくる朝の夜歩行のと、寒い中、夜を越さなけばならない晩の夜歩行、この差は大きい。 歩きやすい道も夜歩行は上級者の道へ変貌することがあらためて分かった。 何事もなく2時間30分の夜歩行を終えたが結構疲れました。 |
その他周辺情報 | 銀山平温泉へいく予定も、時間が遅く断念。 湯沢で23時までやっているハツカ石温泉 石打ユングパルナスへ寄る http://www.yungparunas.com/ |
写真
装備
個人装備 |
35Lザック
GPSロガー
1/25000
PROTREX時計
笛
ヘッデン
ビデオ用デジカメ
一眼レフカメラ
2ℓストリーマー
ティッシュ
バンドエイド
タオル
スマホ
雨具
おにぎり
スマホ(地図ロイド&山旅ロガー)
ミニ三脚
ハンドライト
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感想
一度はやってみたかった裏越後三山縦走。
秋では日が短いので、夜間歩行が必修。
なるべく帰りの夜間歩行を短くするため、朝早くからでる計画にしました。
ただ、寝坊で1時間遅れの5時にスタート。
標準コースタイム24時間35分、計画では6割の14時間45分よりも早く歩いてできるだけ下山の夜間歩行を少なくすることを目指して歩きました。
予定帰着時間は18時30分(歩行13時間、休憩30分)で設定しました。
荒沢岳の登りは、過去のレコでは鎖場が多く危険なことが書いてましたが、思ったより楽に登れました。
予定どおり荒沢岳に着き頂上からは紅葉で美しい越後と尾瀬の山々の姿を見ることができました。
これからが長いのでゆっくりする暇もなく、次なる目的地へ向かいます。
兎岳までの稜線歩きは、アップダウンもあまり大きくなく、しかも展望最高で気持ち良い稜線歩きとなりました。
紅葉も美しく、秋晴れの青とマッチし最高のひと時を過ごせました。
ここまでは良かったのですが、
中ノ岳への稜線歩きと急登で体力を消耗し、しかも水切れとなり、越後駒ヶ岳へは水なしで歩くハメとなりました。(気温が高く思ったより水の消費が多かった。)
もう限界というときに、おばさんから水を分けてもらい、助かりました。
感謝です。
おばさんは、2泊で裏越後三山を縦走するらしいですが、私も日帰りではなく1泊入れる計画とすればよかったです。
越後駒ヶ岳で水を補給し、下山することとなりましたが、途中で日が沈み、真っ暗な中の歩行となりました。
ヘッデンの電池が切れないことを願い、1人真っ暗な中を足早に歩きました。
途中、予定したルートが林道工事で通行止めになっていて、大幅な遠回りをするはめとなり、GPSと地図を頼りに暗闇をあるきました。
暗闇だと分岐も分からず、行き過ぎもあったため、分岐を見落とさないように足早ですが慎重に注意しながら歩きました。
林道に着いた時の安堵感と達成感はすごかったです。
自販機のコーラも最高でした(気温も1桁でしたが・・・)
本当は、明日、平ヶ岳に登る予定でしたが、疲労困憊のこの体では無理かな〜と思い諦め家に帰ることとしました。
結構無茶な工程でしたが、無事、歩ききることができて、途中、水くれたオバサンや途中でお話をした方々、皆様に感謝します。
達成感と最高の景色を堪能できた裏越後三山縦走は、良い思い出となったのと、これからはあんまり無理な計画はしないことを反省して私の感想といたします。
コメント
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こんにちは、Fujikazu さん、
荒沢岳でお会いしたものです。
いやー、本当に周回されたんですね。
すごすぎます。
でも、最高の天気で良かったですね。良すぎたんで水不足、ということもあり一長一短なんでしょうが。
夜間の下山を含め、お怪我が無くてよかったですね。
お疲れさまでした。
Pokepikaさん
コメントありがとうございます。
荒沢岳ではお世話になりました。
あれから水切れとか夜間歩行で大変でしたが、終わってみれば大変満足いく登山になりました。
Pokepikaさんも荒沢の下りは鎖も間引きされていたりと神経を使うことが多かったと思いますが無事、下山なによりです。
天気もよく素晴らしい景色を共有出来たことに感謝します。
また、どこかの山でお会いすることがあると思いますがよろしくお願いいたします。
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