聖岳-赤石岳-悪沢岳
- GPS
- 21:13
- 距離
- 74.6km
- 登り
- 7,235m
- 下り
- 7,228m
コースタイム
02:00 沼平 畑薙ダムゲート前
05:10 茶臼岳
08:40 聖岳
11:30 大沢岳
14:15 赤石岳
15:45 荒川小屋
【2日目】37km +2,200m 7時間27分
05:00 荒川小屋
05:50 中岳
06:45 悪沢岳
07:30 千枚岳
10:20 牛頸峠
12:20 沼平 畑薙ダムゲート前
天候 | 10/15 快晴 10/16 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の温泉はもちろん白樺荘。無色透明無臭なのにお肌ツルツル。 食事はさわやか。静岡といえばさわやか。 |
写真
感想
2年前に登った茶臼岳から見た聖岳が忘れられない。週末の好天に体調は万全。
せっかくの好条件なので聖だけでは勿体無い。
初日に気合い入れて荒川小屋まで頑張り、帰りは林道を飛ばすプランでいこう。
【1日目】
今回のお供、レンタパッソのシートで快適に仮眠。26時、真夜中のゲートを横切る。
茶臼岳の登りは滝汗必至なのでTシャツでせっせと登る。
計画より早く尾根へ出た。さすがに風が冷たい。草に霜が張っている。
厚着して茶臼岳に立ち寄り、真っ赤な地平線に浮かぶ富士山を見た。
北には朱色に染まる聖岳。力が滾る。今日は制限時間無制限だ。ガンガン行こう。
聖岳に登り上げた頃には辺りはすっかり明るくなり奥に現れた赤石岳。
巨大な岩と砂の塊。登りごたえがありそうだ。
直線距離は短いが尾根はぐにゃりと迂回している。
兎岳、中盛丸山、大沢岳にガリガリ脚を削られ息も耐え耐えに赤石岳へ着いた。
すると今度は目の前に現れる荒川三山。奥に塩見岳も見える。
一体どこまで尾根が繋がっているのだろう。超えても超えても山山山。
当初は聖岳を登るついでに北の峰も踏んで行こうなどと思っていたがとんでもない、
聖岳は入り口に過ぎなかった。赤石山脈の深さに圧倒された。
その後は下り基調で荒川小屋まで一直線。脚を揉んで水を飲んで16時にバタンと眠った。
【2日目】
4時起床。12時間寝袋の中から一歩も出なかった。
20時に一人来て26時に出て行ったらしいが僕は全く目覚めなかった。実に快眠。
日常生活でもこれほど眠ることはないだろう。
標高は2,600m. 外は相当冷え込んでいるかと思えばそうでもない。
先月の沼ノ原の方が寒かったな。まずは600m上げて中岳を目指す。
寝起きの急登は堪える。東の空は赤味を増している。早く登らないと間に合わない。
中岳の山頂にタッチするとちょうど太陽が顔を出した。今日も良い天気だ。
悪沢小屋で朝食を食べて本日最後の登りとなる悪沢岳へ登る。
高い山だ。3,200m近くあるようだ。酸素が足りないのか今日も足が重い。
悪沢西面はとても美しい岩尾根だったが写真が逆光で上手く撮れなくて残念だった。
悪沢岳まで来ると太陽はすっかり高くあとは下り基調なので気持ちもラクだ。
千枚岳を超えて快適な登山道を飛ばして椹島へ。林道は小走りでゲートまで2時間。
林道は左に右に大河やダムが現れる。歩いていて全く退屈しない。
気持ち良いハーフマラソンだった。
下山後は白樺荘で汗を流し、さわやかでおなかいっぱい肉を食い、
新幹線でパーッと東京-羽田へ到着。空港ロビーで記録を書き、
100分飛んで札幌の自宅へ帰れば明日から仕事だ。
体育の日の後の赤石山脈は静かで最高だ。来年も必ず来よう。
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