竜ヶ岳(長尾竜~石槫峠〜山頂〜遠足尾根)
- GPS
- 07:46
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,060m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 7:44
天候 | 晴天! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2日前の雨でぬかるんでおり、全般的に滑りやすい ロープや鉄はしごがあるので、初心者には向かない |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図(1)
計画書(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
保険証(1)
雨具(1)
携帯電話(1)
ストック(1)
タオル(1)
着替え(1)
手袋(1)
ヘルメット(1)
防寒着(1)
水(2)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
無線(1)
|
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共同装備 |
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
コンロ(1)
ガス(1)
ツエルト(1)
|
感想
紅葉も山を駆け下りてしまった12月初旬。
冬が来る前に鈴鹿の山へ登っておくか〜。ってことで山頂からの遠望を期待して久々の竜ヶ岳へ。
宇賀渓駐車場手前でお猿さんのお出迎えを受ける。
登山口で登山届を提出。ルートを確認してくれたお兄さんが、『沢登りですか?』と聞くから、「いえいえ、全部巻きますよ(^^)」と答える。みんなヘルメットだったのでそう思ったのかも(笑)
紅葉真っ盛りの駐車場をスタートし、林道から本谷へ下りる。白滝丸太橋(吊り橋)を大股で大胆に渡るKOZと慎重に渡るgizumo1009.性格出てるねぇ~(笑)
本谷右岸へ渡るとすぐに鉄の橋で左岸へ戻る。
少し寄り道して【魚止滝】を見に行く。エメラルドグリーンに輝く滝つぼが、これからの現れる滝たちを象徴しているようだった。
もう葉が落ちてしまった登山道を進み、金山尾根分岐を過ぎると、しっかり整備されたトラバース道の先に【五階滝】が現れた。巨大なウォータースライダーは夏に飛び込むと気持ちがいいかもねぇ。※命の保証はしません。
本日最大の難所【ヨコ谷出合】のロープ場を乗り越えると、落差30mの【長尾滝】が姿を現しました。ビターチョコと本格ドリップコーヒーでまったりしていると、日差しが滝つぼに射しこんできました。瀑布が太陽に照らされ、綺麗に輝く。上を見上げると、紺碧の青空。滝を右から巻くと鉄はしごが現れた。その右にはロープも垂れ下がっている。今年は岩登りにも興味を示しだしたオレは、どっちも使わず登り始めたが、掴んだ左手の岩が根元からボロっと外れ、あわや滑落。。。
それを見ていた二人は、慎重にはしごを登るのかと思いきや、ロープで後に続く。やるねぇ。
次の難所は、茶色くヌメヌメに光った【100%滑る石】の上を渡渉する場所。向こう岸からロープが渡してあるので、それを両手で掴み、足の置き方を見せて模範演技。それに続いて二人が渡る。『ポールはどこに突くの?』とKOZ。お前、さっきの見てなかったのか!
砂山分岐を過ぎ、平らな切込みが無い石の斜面を、ロープを掴んでカニの横ばいをする場所では、「つま先は上向きで、足裏はフラットね」と模範演技。しかし、またしてもKOZさんは、『こう??』。「つま先は上」と指示すると、『こう?』と足を上に上げる。「足じゃなくてつま先だけ上に向ける!」『こう?』。。。結局戻って模範演技(笑)
と、寸劇を披露しながら、珍道中は続きます。
キャンプ地に適した炭焼き窯跡を左に見ながら何度か渡渉を繰り返すと旧国道に出た。木々の切れ間から青空をバックに山頂が輝いて見えた。すぐに右側に延びる林道との分岐が現れるが、まっすぐ進みます。荒れた舗装路を歩いていると、今日の山行はもうおしまいなのかと勘違いしてしまう。
石槫峠直下のちょろちょろ流れる水場で水分補給をし、石槫峠から表道を登り始める。急坂を登ると、ササ原が現れる。青い空とササ原の風景は、今夏に歩いた宝剣岳から桧尾岳へと続く稜線にもヒケを取らない美しさと壮大さがあった。
風もなく穏やかな山頂には数十人がまったりとお昼を過ごしていた。
小春日和とはまさにこんな日なんでしょうね。
竜ヶ岳山頂からは、雪を被った白山、乗鞍、御嶽、そしてアルプスの山々が綺麗に見えていました。記念撮影を終えた我々珍道中一行も、ここで遅めの昼食を取ります。
『山頂では靴を脱いでリラックスしましょう』と、先日の山登り講習会で聞いた内容を早速実践するgizumo1009。既におにぎりをがっついていたKOZも『あー!』と靴を脱ぎだす(笑) 広々とした濃尾平野を眺めながら、まったりすること30分。時計を見たらもう13時。いつまでもまったりしていたかったが、そろそろ下山を開始しないと日が暮れる。
春は白、秋には赤に染まるシロヤシオの群生を遠目に、ヌルヌルで滑りやすい下山道を慎重に下ります。治田峠分岐を過ぎ、ズルズルの急坂を下ると金山尾根分岐です。ときどき山頂を振り返りながら、足取り軽やかに進んでいると、ロープ場が現れた。遠足尾根にロープ?と思ったが、有ってよかった。ズルズル滑る道をロープを頼りに下る。大鉢山分岐を越え、新道分岐で一休み。以前は真っすぐ尾根を下っていたんでしょうが、道迷いやキャンプ場への下りが急なため、新道を拓いたと聞きました。
と言っても新道の下りも相当急坂です。整備されてなかったらとても下れるような斜面ではありません。一日歩いた足には結構こたえる長い急坂を下りきる頃、辺りは夕暮れが迫っていました。宇賀渓登山口から見返した山頂は、日差しに照らされ、ぽかぽかして気持ちよさそうに輝いていました。
晴天ぽかぽかの山頂が心地よかった久々の竜ヶ岳でした。
陽気で
暑うございました。
早い時刻に頂上に居た方には、遠望:白い富士山 のご褒美が
あったと、聞きました。
如何でした〜?
dedeppo5さん
ポカポカ陽気でのんびりしましたよ~(^-^)
残念ながら富士山は確認できませんでした。
また、晴れ間を見つけて行ってみたいと思います。
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