記録ID: 1038180
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積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
南アルプス_新倉〜鹿塩 (荒川/赤石/奥茶臼)
2016年12月29日(木) ~
2017年01月02日(月)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 99:23
- 距離
- 62.9km
- 登り
- 5,291m
- 下り
- 5,079m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:18
距離 17.9km
登り 1,990m
下り 929m
2日目
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 9:18
距離 8.3km
登り 1,731m
下り 690m
3日目
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 9:39
距離 9.0km
登り 774m
下り 1,067m
4日目
- 山行
- 10:13
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 10:22
距離 8.5km
登り 609m
下り 849m
天候 | 全日程快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高速バス (新宿〜身延) 早川町営乗合バス (身延〜伝付峠入口)※1 復路: 伊那バス大鹿線 (鹿塩〜伊那大島駅)※2 JR飯田線、中央本線(伊那大島〜岡谷〜新宿) ※1 始発バスまで身延駅のバス停で仮眠。 ※2 温泉に入らないなら「鹿塩」より「大河原」のバス停の方が5km程近い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■積雪 〜2000m:10cm以下 〜2500m:80cm以下 〜3000m:100cm以下 ■大井川西俣 左岸の荒れた林道を歩き、悪沢出合付近の真新しい橋で右岸に乗り換える。 右岸をしばらく行くと、へつりが必要な箇所があるが要所にトラロープあり。 足場が固く凍っていたため、トラロープが無い箇所はスリングを使ったりして通過。 ■西小石尾根 危険な箇所はない。標高2300m辺りで濃いシラビソ藪があるが100m程で消える。 森林限界を超えると弱い冬型にも関わらず強烈な西風。冬型が張り出した時には猛吹雪になる事は想像に難くない。 気持ちが良い尾根なので、次は蛇抜沢から天鏡池へと遡行して尾根に上がるルートを採りたい。 ■悪沢岳〜前岳〜赤石岳 夏道は使えないので稜線を通す。 悪沢岳と中岳の間は部分的に痩せた雪稜になっている。 小赤石岳〜赤石岳の間は静岡側に小雪庇。 ■赤石岳〜大沢岳 夏道は通れないので赤石岳からの下降は岩稜を通したが、適当な所で稜線に見切りを付けて北側斜面から平坦地に降りた方が楽だったと思う。 ■丸山尾根 大沢岳周辺は痩せた雪稜で爽快だが、気分良く歩けるのはごく短い区間。 森林限界を切るとラッセル、藪、倒木、小ピーク、ギャップなど前進を阻むものが木樽山まで次々と表れるため気が狂いそうになる。冬装備だとザックが藪に激しく引っかかるため、正月早々の藪漕ぎでモチベーションが相当に下がるも、騙し騙し木樽山まで這い上がる。 木樽山からは一転して歩きやすい尾根になり、ワカンでサクサク歩ける楽しいスノーハイキング。 ■宿泊地 29日:蛇抜沢出合付近の西俣林道。雪は殆どないが蛇抜沢の沢水が汲める。 30日:荒川小屋の冬期小屋。快適すぎて冬山にいるとは思えない。 31日:丸山尾根の小ピーク。1畳半ほどの平坦地で年越しの盛り上がりとは無縁。 1日:栂村山付近の林道。水作りに必要な雪は奥茶臼直下のテレビが捨ててある伐採地で袋詰したものを使用。(林道上の雪は鹿に荒らされてて小汚い) |
感想
畑薙への県道が塞がっていたためか、新倉から大河原まで誰とも会わず、トレースも無い静かな山行。飯田側も北又渡以降は林道閉鎖中なので南ア南部は、どこに行っても自分だけの世界に浸ることが出来たと思われる。
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