北武蔵最強ルート42km完結!(鐘撞堂山〜陣見山〜雨乞山〜不動山〜長瀞アルプス〜宝登山〜破風山〜蓑山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 42.3km
- 登り
- 2,443m
- 下り
- 2,385m
コースタイム
- 山行
- 13:32
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 14:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●寄居駅〜鐘撞堂山 寄居駅南口(トイレあり)のコインパーキングに駐車し、駅構内を通り北口に出る。国道140号を渡り紳士服の青山の脇の道を進む。 大正池でトイレを済ませ、次第に車道から登山道になる。山の中に開けた竹炭工房脇を通り鐘撞堂山に至る。 分岐ごとに道標があり、道も明瞭。 ●鐘撞堂山〜虎ヶ丘城山〜陣見山 円良田特産センター方向に下山する。広めの車道に出たらT字路を右折し、50m先の『円良田城山ハイキングコース』(ここからも登れるが一部藪こぎ)の道標を左に見ながら通過し200mくらい先の『虎ヶ丘城址(東側)800m24分』の道標を左折し、すぐ左に見える登山口から入山する。 大槻峠直前が一部崩壊しているので虎ロープを頼りに降りる。 その先は一日のペース配分を考えながら結構な急坂を耐えに耐える。 車道を横切ると陣見山はもうすぐ! ●陣見山〜雨乞山〜不動山 登山道から一旦車道に出ると交差点です。ここでは登山道と車道のどちらでも可能。向かいの「本庄市」の看板の後ろが登山口。車道はここで右折する。 雨乞山までは何度か登山道と林道が別れるが結局合流する。 雨乞山から下りて行くと右に降りる箇所(岩)があるので注意深く見ていること。 間瀬峠で一旦車道に出てすぐの交差点は道標がないのでわかり辛いかも。 不動山直前は道が荒れていてロープの外側が歩き易い。 ●不動山〜苔不動尊〜南向山萬福寺 不動山から降り始めてすぐ、道標もある左に寄り道をすると蓑山・武甲山の展望がある。 破線の苔不動尊を通る下山道は下の土ごと石が崩れる程のやわい状態で危険。一応トラロープあり。その後枯れ沢を右に左に行く。よく見れば道はわかる。 射撃場のフェンスが見えたら、それ伝いに降りる。 車道に出たら萬福寺までは下界歩き。二つある自販機はどちらもDYDO社。 ●南向山萬福寺〜長瀞アルプス〜宝登山 最近はテレビ等でもよく見る様になった人気コースで道・道標は明瞭。 宝登山直前は気合で階段地獄をやり過ごす。 ●宝登山〜秩父温泉『満願の湯』〜破風山 せっかく登って来た階段地獄を降り、根古屋方面に左折する。 車道まで地図にない道だが道標もあり明瞭でしっかりしている。 車道に3箇所は自販機あり(内2箇所はDYDO社製)。 満願の湯の上方に登山者用の駐車場とトイレあり。そこから介護施設を右に見ながら突き当りを左に行くと車道で登山口まで行ける。(他の道もあり) 登山口から頂上まで道・道標は明瞭。 ●破風山〜蓑山 山頂直下の東屋まで戻り裏の方から(正面からは見え辛いが道標あり)高橋沢コースで降りる。道標はしっかりしているが、見た目以上にきつい坂が(砂で滑り易い)あるので注意する。山の中の舗装路に出れば一安心。 車道に出たら左折をし、皆野駅を目指す。 蓑山神社表参道を利用して登るが国土地理院の地図上(の左の道)は現在別荘地帯になっており若干不明瞭。スマホに入れたヤマレコMAPが大活躍した。 蓑山神社からは道標にある右の道から行くと近道で榛名山神社の所に出る。 蓑山山頂のトイレは利用可。自販機も稼働中。桜はまだ咲いていない。 ●蓑山〜親鼻駅 来た道を戻り、ベンチのある「見晴らし園地」から登山道になる。 一旦車道を横切る箇所は左に行くとすぐ登山になる。 道標・道とも明瞭。 駅へ直接渡れる踏切は時間によっては横切れない。 駅の反対側にある『ヤマザキショップ』では手作りの味噌ポテト・豆大福が美味しい。 |
その他周辺情報 | 花園フォレスト(洋菓子・和菓子・パン・ケーキ・バームクーヘン・アイスクリームの販売・スイーツカフェ)内のスイーツ・ブッフェは甘いもの好きの方にお勧めします。国道140号沿い、関越自動車道花園インター近くです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
長ズボン
靴下
フリース
ウィンドブレーカー
グローブ
バンダナ
フリース帽
登山靴
雨具
ザック
行動食
非常食
飲料
エマージェンシーシート
昭文社の地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
ハンディライト
予備電池
登山靴の予備紐
ファーストエイドキット
ポイズンリムーバー
ガムテープ
ミニライター
ポケットティッシュ
ゴミ袋
保険証
スマホ
T字ストック
熊鈴2種類
デジカメ
ゴリラポッド
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感想
月曜日帰り登山を伝えたいMon-Dayです
昨年12月に歩いた奥武蔵最強ルートは誰が名付けたかわかりませんが・・・
※追記 4/25 奥武蔵最強ルートはOhMy_Naruoさんが命名していたことが判明いたしました。詳しくはオーマイさんからのコメントをご覧くださいm(_ _ )m
今回の北武蔵最強ルートはOhMy_Naruoさんが苦心の末に創作し、名付けの親です。
その後tididiさんが完結されたのを見てお気に入りに追加し自分もいつかは・・・と思っていましたが、今回ようやく挑戦するチャンスが廻ってきました。
次に挑戦される方の為に私の行った準備を記しておきます。
1、これは昨年から続けているのですが体重を落とし維持する為にご飯の量を減らすダイエット(朝140g、夜130g)。昼は麺食です。食べ順は野菜類から。体が飢餓状態にならないように休みの日は好きなだけ食べました。
2、筋力と持久力(心肺機能)の向上
腕立て・腹筋・背筋・ニートゥーチェスト・スクワット・ランジの自重トレを少しづつ出来るだけ毎日。山行後に筋肉痛になる所を重点的に鍛えました。持久力はジョギングを30分コースか60分コースを疲れ具合に合わせて週三日ほど。山行直後に膝が痛い時は買い物を自転車で行く時に一番軽いギアで電柱から電柱までを全速力で漕ぐ!・休むの繰り返しのインターバルトレーニングも取り入れました。かなり怪しい動きなので夜しか出来ないトレーニングです(汗)
道の詳細は過去の記録も参考にして下さい。
鐘撞堂山〜宝登山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-569114.html
宝登山〜蓑山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1065207.html
昭文社の地図を参考にして記載のない宝登山〜満願の湯区間を1時間10分とするとコースタイムは16時間10分になります。その7割5分で約12時間で歩けると見積もりましたが・・・全然ダメでした。花を撮っていたのもありますが、車道歩きは全く縮まらない感じです。そこだけ計算違いでした。〜山登りは体力だけでは出来ない〜とよく聞きますが、以上のような戦略を立てて体を鍛えて実行する過程は趣味の将棋と似ていて自分としては好きです。精神力も強くなり、鍛えた体は仕事でも有利に働くので損はしないですからね(笑)年取ってからの介護されるリスクも減りますので。。
このルートは途中で水分を補給出来るので背負う重さを軽く出来るのが良い点です。夏場は暑すぎて熱中症になる恐れがあるので実行する時期は大事かと思います。夜中出発なので寝不足で途中何度か重度の眠気に襲われましたが、『絶対に登る!』と気合を入れ直して適当に食べたり、歌を口ずさんだりしました。
宝登山の下りでたまになる左膝痛が発生してしまい、以後は屈伸したり伸ばしたり騙し騙し歩きました。疲れた体で蓑山に向かう途中、先駆者のお二人の気持ちを想像しながら、よくぞこの拷問ルートを歩ききったよなあと笑いがこみ上げた来ました。
朝の鐘撞堂山で2人と宝登山の山頂で10人くらい、宝登山からの下りで8人とすれ違った他は登山者とはすれ違いも見かけもしなかったです。月曜日は静かに歩ける反面、何か問題が起きたら自分だけが頼りなので慎重に行動しました。
奥武蔵最強ルートと較べるとコースタイムが縮まらず常に追われているようで今回は疲れたと言うのが率直な感想です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
by Mon-Day
コメント
この記録に関連する登山ルート
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Mon-Dayさん
北武蔵最強ルート完結おめでとうございます。
自分も縦走時、下界での水分補給はやりたい放題やらせて頂きましたが、最後の蓑山への地味な急登では心身ともにくたばりかけていたことを思い出します。
本気で舗装路に倒れこみそうでした(笑)
精神力も要求されるルートですが、入念な準備のもと踏破されて流石です!
長すぎる過酷な1日だったと思いますが、大変お疲れさまでした。
tididiさんのレコを何度も読み返したお陰で、最後まで歩き通し完結できました。
本当にありがとうございます。
私の想像も体力も遥かに超えていたコース取りなので、魁のお二人が居なければ絶対に出来ない経験でした。
今後の山登り、更に人生に必ずプラスになるでしょう。
私も水分は必要以上に取りました。
それほど喉が渇いていないのに、惰性でイチゴミルクをちょびちょび飲みながら破風山を登りました(笑)
左膝痛が発生して破風山の高橋沢の急坂の下りがきつかったけど、とりあえず皆野駅まで行こうと頑張りました。
蓑山の登りで暗くなるようなら止めようと決心しましたが、明るい内に登れて良かったです。
今後もどんどん真似させて頂くのでコース開発の方をどうそよろしくお願いします。
Mon-Day-san,
毎度お世話になります。
1度拝見させて頂いただけで、コメントが遅れまして申し訳ありませんでした。
北武蔵最強ルート、自分が歩いた当時を懐かしく思い出しながら拝見させて頂きました。
このルートの特徴は正規奥武蔵最強ルートと比して、給水ポイントが豊富な点で安心感がありました。
下界3回降ろされてもなおも山に登る精神力があるのか?が試される嫌らしいルートですよね。(笑)
因みに「奥武蔵最強ルート」の原点も実は私のようです。(笑)
切っ掛けはこちら↓2013年5月18日
http://datsusarah.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/2013518-79a0.html
西吾野起点〜子ノ権現〜武甲山を自分が「奥武蔵最強ルート」として紹介しました。
当時はこのルートが最強だと思っていたんですね。
その後、時が経過して飯能駅起点の飯能アルプス経由〜子ノ権限ルートを合体させて「奥武蔵最強ルート」と更改して紹介されたのがsogekingさんでした。
同ルートはsogekingさんより前にnanamineさんが歩かれておりましたが、sogekingさんはそのことを知らずに初開発したと思っていたようです。(笑)
因みにnanamineさんのレコには一切「奥武蔵最強ルート」の文字は使用されずでした。
そんな経緯のある「奥武蔵最強ルート」の歴史は上記の通りです。
昨今のMon-Dayさんを拝見していると、そのうち初めてのお使いシリーズを開発されてくるのでは?と勝手に心配しております。(笑)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1055913.html
Thank you very much.
Best Regards,
OhMy_Naruo
オーマイさん、色々とありがとうございます。
レコの形式はオーマイさんとtididiさんのと同じように真似させていただきました。
奥武蔵最強ルートのように次に続く人が現われて定着すれば嬉しく思います。
ヤマレコを始める以前にオーマイさんのブログ『流離のリーマンハイカー』の真似をして"かんぽの宿 寄居"〜宝登山間も歩いていました。
そのコースを当時は長いなあと思っていた自分が、もっともっと長い今回のコースを歩けるようになるとは・・・
奥武蔵最強ルートの歴史の説明ありがとうございます。
sogekingさん、nanamineさんも絡んでたとは知らなかったです。勉強になりました。
drunky氏のはじめてのおつかいのレコはリアルタイムで拝見しましたけど、20時間で60km超えはちょっと真似できません。。
読みづらいですし(笑)
次なる最強ルートの完成を楽しみに待っています。
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