GW✽北穂高岳✽雪山に咲く花♡テントライフin涸沢カール

2017年05月03日(水) ~ 2017年05月05日(金)

• GPS: 18:49
• 距離: 36.4km
• 登り: 1,908m
• 下り: 1,856m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:29
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:52

6:57 上高地バスターミナル
7:05 7:08 無料トイレ
7:09 河童橋
7:17 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:52 8:01 明神館
8:05 徳本口(徳本峠分岐)
8:54 9:07 徳澤園
9:24 9:25 新村橋(パノラマ分岐)
10:14 10:56 横尾 (横尾山荘)
11:21 横尾岩小屋跡
12:22 12:32 本谷橋
13:45 13:50 Sガレ
14:49 涸沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 4:18
• 休憩: 1:12
• 合計: 5:30

5:37 涸沢ヒュッテ
5:39 涸沢
5:43 5:45 涸沢小屋
8:23 9:33 北穂高岳(北峰)
11:07 涸沢小屋
11:07 宿泊地

3日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 1:09
• 合計: 6:11

7:38 宿泊地
9:53 10:20 横尾 (横尾山荘)
10:57 10:58 新村橋(パノラマ分岐)
11:16 11:46 徳澤園
12:38 徳本口(徳本峠分岐)
12:45 12:56 明神館
13:30 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
13:49 河童橋

天候

5/3(水)　晴れ のち曇り
5/4(木)　晴れ
5/5(金)　晴れ 時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆◇*マイカー　自宅〜首都高速道〜中央道〜長野道・松本IC
　　　　　　◎松本IC→国道158号線→沢渡駐車場

◆◇*沢渡バスターミナル駐車場（有料）1日￥600◆
上高地へはマイカー規制の為、沢渡駐車場からバスまたはタクシー利用

※沢渡駐車場からシャトルバス →上高地バスターミナル
大人片道　￥1250
(往復割引運賃：\2,050-/人　日跨ぎ利用可）

※タクシー
沢渡ゾーンから上高地バスターミナル
定額料金￥4200　相乗りがお得

コース状況／危険箇所等

<2017年5月3日現在>

■上高地BT→明神館→徳沢園→横尾山荘
歩道上にほぼ残雪無し
お馴染み観光用散歩道
整備が整い歩き易い
CTは各々約1時間程度

■横尾→本谷橋
残雪多し
夏道沿いに雪上歩き
軽アイゼンやストックがあると良

■本谷橋→南岳出合→涸沢カール
横尾谷の底、完全雪道の上を上がっていきます
時期や気温によって雪の踏み抜きが多発
自分はノーアイゼン、キックステップで登りましたが
6本爪軽アイゼン以上を装着のかたが多し

■涸沢カール→北穂高岳
涸沢から上部へは前爪付きアイゼン、ピッケル
冬山装備とそれらを使いこなす技術を要します

その他周辺情報

◇・◆・登山ポスト・◆・◇
上高地バスターミナル 登山案内所前

◇・◆・涸沢ヒュッテ・◆・◇
http://www.karasawa-hyutte.com/
*テント幕営料1,000円/日

◇・◆・下山後の温泉・◆・◇
●瑞祥（ずいしょう） 松本館●
　http://zui.sakura.ne.jp/matsumoto/index.html

写真

5/3 6:17

マイカーは沢渡バスターミナルPに駐車
今回の荷物は相当重い
(σ´Д｀)σ

5/3 6:45

残雪の穂高.:*・゜
GW後半初日
比較的静かな
上高地バスターミナル

5/3 6:59

穂高連峰が目の前に迫る
今年は例年並みの残雪
見る人を飽きさせない
穂高連峰

5/3 7:05

涸沢カールへの旅は
日本を代表する山岳観光地
上高地からスタート
梓川の清涼感には
心洗われる

5/3 7:48

上高地トレッキング満喫中

5/3 7:58

約50分ほどで明神に☆

5/3 8:01

尖がりがカッコイイ
明神岳

5/3 8:19

昨年はニリンソウが
満開だったけれど
フキノトウが主役

5/3 8:32

重装備には優しい道
ウォーミングアップ ！

5/3 8:43

梓川の左岸を
景色と雰囲気を味わいながら徳沢へ

5/3 8:46

お猿の
シルエット

5/3 8:59

快適な草地の
徳沢のテン場

5/3 8:54

朝から
賑わう徳沢園

5/3 9:19

ところどころに
残る雪
森の中の平坦な長い林道歩き
ふたたび

5/3 9:44

威厳を放つ
前穂高岳と東壁
井上靖さんの小説「氷壁」の舞台

5/3 10:05

雪解け水が
ここから流れて
上高地まで続いていく

5/3 10:20

涸沢カール・穂高岳への道と
槍ヶ岳への分岐点

5/3 10:55

GW限定のウエルカム鯉のぼりと
横尾大橋
多くの登山者が休憩していた

5/3 11:50

高さ600m日本一
ロッククライミングのメッカ
穂高三大岩壁の一つ　屏風岩

5/3 12:13

横尾〜本谷
高巻きしながらのトラバース

5/3 12:21

横尾谷の底に
積もった雪の上を進む
今年は多め…

5/3 12:26

無雪期には川の上に
橋がかけられる本谷
この時点で橋は無し
昨年は川が流れていて
橋を渡って夏道へ行った

5/3 13:00

涸沢カールへの
登りの洗礼
横尾谷左岸の雪上登り
スタート！！

5/3 13:25

白い風景
広大な雪渓を
キックステップでひたすら登る

5/3 14:05

コツが必要そう…
山スキー
シール登行されている方々

5/3 14:14

見えているのに到着しない
雪山マジック(゜´Д｀゜)
重いザックにペースあがらず

5/3 14:24

「涸沢ヒュッテ」が確認できた
ラストスパート！
ここで力を振り絞る

雪の穂高を楽しむ登山者を
迎えてくれる素敵な場所

5/3 15:29

雪上テン泊用の
整地作業スタート！
￥500でコンパネを借りて
保温と整地、バッチリ！

マイホーム完成(*^_^*)
本日のテント数
軽く300張り以上とか
(*>▽<*)

5/3 18:04

◆本日のサイドメニュー◆
まずは
餃子*を焼いて…

5/3 18:02

◇◆◆本日の晩ごはん◆◆◇
熊本・黒マー油とんこつラーメン
（煮たまご・チャーシュー・メンマ入り）
焼き餃子

闇の中に浮かび上がる
幻想的なテントの灯りが
ステキ

5/4 4:45

静寂漂う
夜明け前のテン場

5/4 5:01

山に囲まれた大自然の舞台
絶景を見る為に集まった人達
わくわく感、高まる

モルゲンロート★*
壮大なショーのはじまり
朝陽で輝く穂高連峰

5/4 5:04

北穂高岳が
赤く染まる
モルゲンロートに輝く
クライマックスの瞬間

5/4 5:04

昨年夏に歩いたな〜
朝日に輝く
涸沢槍
涸沢岳

5/4 5:04

奥穂高岳の山肌にも
一気に朝焼けが

得も言われぬ
幻想的な光のグラデーションが広がる

5/4 5:09

涸沢カールから仰ぎ見る穂高連峰
美しさに、魅了される
今年も来てよかった♡

5/4 5:10

東の空
常念山脈方面

5/4 5:37

skyブルー
前穂高岳〜吊尾根

5/4 5:44

3,000メートル級の山々に囲まれた
特別な場所

プライベートな空間と
360度の大パノラマを目当てに
テントを担いでここを訪れる

5/4 5:37

こちらは
奥穂や涸沢岳アタックの登山者

5/4 5:45

抜けるような青空のもと
名峰・北穂高岳へ
アタック開始

5/4 5:52

なんて爽快！
素晴らしい晴天
澄んだ青空と白のコントラスト

5/4 5:54

雄大過ぎる
この景色

5/4 5:54

涸沢カールの全景
カールに広がる
カラフルなテント村
この風景の一部に加わる
非日常感がたまらない

快晴　無風
今年の涸沢カールは
快晴に恵まれる

5/4 6:13

山の中の楽園
涸沢ヒュッテ*

5/4 6:19

ここでの
春を待っていた皆
思い思いの山旅を楽しむ

5/4 6:04

ヒュッテの展望テラス席は
雪の穂高を眺める特等席
絶好のロケーション
最高

5/4 7:51

マイテントの中からも
山の空気と風景を堪能

5/4 10:22

ヒュッテのテラスにて
テラスで景観に酔うひととき

5/4 5:51

ここからは
【北穂アタックバージョン】

北穂へのアタックを開始します。
吸い込まれそうな群青に向けて一歩ずつ…

5/4 5:51

デブリの脇を進む。
取り付きの辺りに県警の方がお二人。
「12時過ぎには雪が腐るから気を付けて」とアドバイス

5/4 6:45

どこを向いても絵になる

5/4 6:55

強烈な雪の照り返し
紺碧の空

5/4 7:39

残雪を進む登山者が列をなして…
アリの行列

5/4 7:40

BCを楽しむ勇者
いつかスノボで
滑走してみたい

5/4 7:51

肝を冷やすほどの
高度感ある急斜面

5/4 8:25

テラス到着
松濤岩がどどんと！

5/4 8:25

山頂までは
あと一息だ

5/4 8:32

標高3106m＼(^o^)／
雪山2峰目が北穂とは…
感無量…

5/4 8:36

すこーんと抜けた絶景に
思わず笑い泣き

5/4 8:33

奥穂前穂の雄姿
雪山ならではの
大絶景

5/4 8:38

北穂名物、雪壁階段
上り優先、ゆっくりと待つ

5/4 9:28

高く積まれた
雪壁を下りると

5/4 9:27

去年夏の大キレット越えからお久しぶり〜の
北穂高小屋

5/4 8:48

白く輝く大キレット、
槍、後立山までがお出迎え

5/4 8:59

ランチメニュー前だったので、
山頂で海のものを頂きます

5/4 9:26

涸沢ヒュッテのテント村があんなに小さく
前穂、奥には南ア、富士山まで

5/4 9:27

安曇野の盟主、常念岳から横通、大天井方面

5/4 9:30

飛騨の名峰・笠ヶ岳

5/4 9:37

さて、下ります。
既に雪は腐り始めており、ずぶずぶです(;'∀')

5/4 10:11

まだまだ続々と登って来られます。
大丈夫なのかな？

5/4 10:11

前穂高岳の�喫�〜�己�
テント村がはるか眼下に…

5/4 10:15

突然背後から「雪崩ー！！」の叫び声
続いて左側を流れる表層雪崩！
二人ほど巻き込まれそうに…間一髪セーフ

5/4 10:29

たった今出来たデブリ…
自然の驚異、恐ろしさを体感

5/4 10:32

ゴゴゴと地鳴り
奥穂でも雪崩が多発！筋のように落ちてくる
この日だけで10本以上の雪崩を見ました

5/4 10:53

ようやくラストスパート
軽く尻セードも試してみる

5/4 11:08

無事、下山。
何とか生きて帰ってきた。

5/4 11:10

テントの花は
ますます増えていた…
(;´∀｀)

5/4 11:10

屏風の頭と
屏風の耳

5/4 11:45

『北穂高岳登頂』
雄大な穂高連峰の姿を眺めながら
無事の帰還に祝杯(^^♪

5/4 11:46

テラスにて穂高の山々を眺めながら
いただく涸沢ヒュッテの名物
ピールとおでん
好天下の雪景色は最高のおつまみ
最高の贅沢♡

5/4 12:42

東天井岳〜横通岳方面

5/4 12:44

穂高連峰をぐるりと仰ぎ見る
圧巻の光景

5/4 13:55

雲がもくもく
イイ感じ

5/4 13:58

気温上昇
次から次へと
雪崩が多発

5/4 13:56

今年も痛ましい
滑落事故が発生
後にニュースで知る

5/4 13:59

雪崩後の小豆沢
雪崩後のデブリが
あちらこちらに…

5/4 14:21

県警ヘリが二度も…
雪崩による負傷者を
収容とのこと

5/4 14:37

皆の笑顔が輝いてる☆彡
『涸沢パノラマ売店』と
展望テラスは大盛況＆大混雑！！

5/4 15:36

午後の風景〜
豪快な北穂と涸沢岳をバックに
カラフルなテントの花盛り

5/4 15:59

◆本日のサイドメニュー◆
野菜も摂りたいな…
ってことで

5/4 16:08

火加減、水加減、簡単
山で初メスティン炊飯
(^^♪

5/4 16:10

時間をかけて煮込んだ
特製スパイスビーフ＆野菜の
手作りカレー

5/4 16:17

パリッとジューシー
文句なく美味しい
ウインナー

5/4 16:28

完成〜(^^♪
美味しい炊き立てご飯♡

5/4 16:33

◇◆◆本日の晩ごはん◆◆◇
*特製スパイス手作りカレー
ウインナー・チーズのせ
*キャベツと茎わかめマヨサラダ

5/5 4:55

涸沢カールでの
特別な時間帯のはじまり
得も言われぬ
幻想的な光のグラデーションが広がり

5/5 4:54

「スゴ〜い」
「きれーい」
と感嘆の声があがる

5/5 4:58

貴重な絶景:*・゜
好天の涸沢カールでのんびり
まったり過ごすGW
ずっと憧れていた

5/5 5:04

いつみても
カッコいい北穂

5/5 6:24

この絶景も
見納め

5/5 7:37

アルプスのパノラマの中
天気に恵まれ
感動的な3日間を過ごした*・゜
名残惜しいな

5/5 7:49

さようなら
また来る日まで

5/5 7:46

下山は快適
小気味よいペースで
どんどん下る

5/5 8:58

本谷から横尾にかけて
登山道の様子

5/5 9:49

横尾に到着！
随分、融雪が進んでいた

5/5 10:30

水の透明度に
感嘆

5/5 10:49

全く動じない
カメラ目線のお猿

5/5 11:06

お楽しみが待っている
徳沢園に
着いたぁ━━━!!

5/5 11:40

いつもお洒落な
徳沢園・みちくさ食堂

5/5 11:25

「みちくさ食堂」
午後2時まで限定の
人気の「野沢菜チャーハン」

5/5 11:19

(*´∀｀)ノ゜わーい
いただきまーす
濃厚なミルク感が美味

5/5 12:51

観光客でいっぱいの明神館
ここからは
この旅の終盤の道をゆく

5/5 13:35

山旅の終わる寂しさも
こみあげる
穂高の山旅の
締め括りはここで・゜♫彡
お疲れ様

撮影機器：

PENTAX K-50 PENTAX

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

SO-01J Sony

装備

個人装備

ザック ザックカバー 靴 防寒着 ソフトシェル 日よけ帽子 サングラス 雨具 長袖シャツ Tシャツ タイツ 靴下 アームカバー グローブ ハイドレーション 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 熊除け鈴 予備電池 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター ナイフ ミニ目覚まし＆温度計 モバイルバッテリー 筆記用具 サプリ・常備薬 日焼け止め 化粧品 洗面用具 着替え タオル ボディシート ウエットティッシュ ロールペーパー ゴミ袋 ホッカイロ 山財布 保険証 携帯 カメラ 時計 ポール アイゼン テントマット シェラフ レジャーシート

共同装備

テント一式　スノースコップ

感想

yukinomie

・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆

この一瞬があるから
繰り返しこの一瞬を求めて
またここを訪れる

今年もGWの涸沢カールへテント泊にて行って参りました

例年、冬季は登山はお休み
比較的天候に恵まれたこの冬は
上信越エリアの雪山メインにて…（斑尾高原、八方尾根、志賀、等々）
スノースポーツを楽しんでいました

記録的ともいえる少雪、悪天候に見舞われた昨年とは、うってかわって
豊富な積雪、3日間天候に恵まれた中、涸沢カールテントライフを存分に満喫
（´∇｀）♡

相方は雪山登山を始めた為
比較的安定したこの残雪期の北アルプスに登れる貴重なチャンスを生かし
チャレンジアブルな北穂高岳・登山にトライ！
感動の登頂を達成
印象深い山行になった模様

雪崩事故が多発、滑落懸念も含めた注意勧告の中、
無事の登頂に心底、喜びを共有
自身の雪山登山への憧れに一歩また拍車がかかりました
一面を雪に覆われた、白銀の世界
雪山に一歩足を踏み出せば、登山の世界も一気に広がるのでしょう
自分のレベルに合ったフィールドから少しずつステップアップできたらよいな



☆★☆詳細は写真に添付のキャプションをご覧ください☆★☆



この時期張られたテント、350張り以上だったとか
色とりどりのテントがあんなに綺麗なものなのかと想いながら
白銀に輝くダイナミックな穂高連峰に囲まれて
多くの登山者で賑わう大変華やかなこの時期をここで過ごし
この雄大な風景の一部になれた、贅沢尽くしの涸沢カールでの3日間

あの場所にいた登山者の方々の輝く笑顔もとても印象的で
ここはやはり山の上の楽園と呼べる素晴らしい場所だと認識

高くて険しい山の世界
真っ白で美しい穂高の山々
涸沢カールから見上げるこの眺めはプライスレスで
快晴の絶好のロケーションに恵まれた心弾んだGWの休日
ずっと憧れていた「好天・涸沢カールのんびりテントライフ」
実現できて幸せ♡
贅沢な休日でした.:✽・゜