ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1122618
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山

日出ヶ岳から高見山(たかすみ温泉)

2017年04月29日(土) ~ 2017年05月01日(月)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
34:52
距離
55.4km
登り
4,116m
下り
5,216m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:35
休憩
0:46
合計
10:21
5:41
5:46
5
5:51
6:01
20
6:21
6:26
14
6:40
6:40
76
7:56
8:03
29
8:32
8:33
60
9:33
9:44
43
10:27
10:27
98
12:05
12:11
172
15:03
15:04
36
15:40
2日目
山行
10:52
休憩
1:27
合計
12:19
5:08
87
6:35
6:49
25
7:14
7:44
23
8:07
8:07
192
11:19
11:21
54
12:15
12:34
79
13:53
14:10
118
16:08
16:08
34
16:42
16:46
35
17:21
17:22
5
17:27
3日目
山行
9:36
休憩
2:16
合計
11:52
4:47
12
4:59
4:59
20
5:19
5:20
85
6:45
6:45
28
7:13
7:13
12
7:25
7:25
27
7:52
7:57
9
8:06
8:07
8
8:15
9:20
20
9:40
9:41
12
9:53
9:53
6
9:59
10:04
19
10:23
10:25
30
10:55
10:55
4
10:59
11:07
36
11:43
11:47
20
12:07
12:07
42
12:49
12:50
37
13:27
13:44
42
14:26
14:41
30
15:11
15:17
33
15:50
15:52
40
16:32
16:32
4
16:36
16:39
0
16:39
ゴール地点
天候 晴れ一時雨
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
9:00 上市駅(1番のりば) <奈良交通> 10:51 大台ヶ原  2000円+200円 ※土日は9:30発のバスもある

◆東吉野村コミュニティバス(平日)200円
高見山登山口6:12 7:34 9:51 12:51 14:33 16:42 18:01
下平野   6:23 7:45 10:02 13:02  ↓ 16:53 18:12
鷲家着   6:43 8:18 10:35 13:35 14:50 17:13 18:32
鷲家発   6:48 8:23 10:43 13:42 15:23 17:23 18:59
榛原着   7:22 8:54 11:14 14:13 15:54 17:54 19:30
榛原発(近鉄)            16:05 18:03 19:54
さ、ここからスタートしますよ
2017年04月29日 05:21撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/29 5:21
さ、ここからスタートしますよ
まだ雪が残っています
2017年04月29日 05:38撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 5:38
まだ雪が残っています
尾鷲の海が眼下に見えます
2017年04月29日 05:46撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 5:46
尾鷲の海が眼下に見えます
三度目の日出ヶ岳で初めて見つけた三角点(笑)
2017年04月29日 05:54撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 5:54
三度目の日出ヶ岳で初めて見つけた三角点(笑)
これから挑む山々が見えている
のかな?
2017年04月29日 06:02撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 6:02
これから挑む山々が見えている
のかな?
薄っすらと踏む跡がついています
2017年04月29日 06:10撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 6:10
薄っすらと踏む跡がついています
振り向けば日出ヶ岳が見えています
2017年04月29日 06:14撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/29 6:14
振り向けば日出ヶ岳が見えています
苔むした岩と倒木。ザ・大台ヶ原って感じですね
2017年04月29日 06:15撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 6:15
苔むした岩と倒木。ザ・大台ヶ原って感じですね
巴岳に到着です
2017年04月29日 06:24撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 6:24
巴岳に到着です
左右に鹿よけネットが張られて場所をしばらく歩いていきます
2017年04月29日 06:31撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 6:31
左右に鹿よけネットが張られて場所をしばらく歩いていきます
大台なのに尾鷲営林署なんだー
2017年04月29日 06:31撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 6:31
大台なのに尾鷲営林署なんだー
川上辻に到着です。ここからは筏場道で大台辻を目指します。途中決壊で通行禁止なので自己責任で・・
2017年04月29日 06:43撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/29 6:43
川上辻に到着です。ここからは筏場道で大台辻を目指します。途中決壊で通行禁止なので自己責任で・・
しらばくはしっかり整備されたルートです
2017年04月29日 06:48撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 6:48
しらばくはしっかり整備されたルートです
途中に橋が何ヶ所も掛かっています
2017年04月29日 06:56撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 6:56
途中に橋が何ヶ所も掛かっています
この辺りも雪が残っています
2017年04月29日 07:00撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 7:00
この辺りも雪が残っています
鎖場は慎重に
2017年04月29日 07:05撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 7:05
鎖場は慎重に
貝?
2017年04月29日 07:08撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 7:08
貝?
ツリガネタケってやつみたいですね
2017年04月29日 07:08撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 7:08
ツリガネタケってやつみたいですね
ここで水が汲めそうです
2017年04月29日 07:16撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 7:16
ここで水が汲めそうです
安心橋
2017年04月29日 07:25撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 7:25
安心橋
ここも汲めそう
2017年04月29日 07:43撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 7:43
ここも汲めそう
金明水です。写りは良くないですが石清水で、とっても美味しそうでした
2017年04月29日 07:55撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 7:55
金明水です。写りは良くないですが石清水で、とっても美味しそうでした
ここで左へ折れます
2017年04月29日 08:00撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 8:00
ここで左へ折れます
苔むした石垣が時代を感じさせます
2017年04月29日 08:15撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 8:15
苔むした石垣が時代を感じさせます
こんな倒木が沢山ありました
2017年04月29日 08:26撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 8:26
こんな倒木が沢山ありました
ここは大阪営林局になってる!
2017年04月29日 08:28撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 8:28
ここは大阪営林局になってる!
大台辻に到着
2017年04月29日 08:35撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 8:35
大台辻に到着
気持ちの良いブナ林を抜けていきます
2017年04月29日 09:17撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 9:17
気持ちの良いブナ林を抜けていきます
添谷山
2017年04月29日 09:35撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 9:35
添谷山
真っ白なタムシバが真っ青な空によく映えていました
2017年04月29日 09:53撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/29 9:53
真っ白なタムシバが真っ青な空によく映えていました
これも登山道?
2017年04月29日 10:04撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/29 10:04
これも登山道?
やっとの思いで御座瑤愿着
2017年04月29日 10:07撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 10:07
やっとの思いで御座瑤愿着
奈良方面の山々です
2017年04月29日 10:07撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 10:07
奈良方面の山々です
ムンクの叫び
2017年04月29日 10:28撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 10:28
ムンクの叫び
綺麗なお花が疲れを癒してくれます
2017年04月29日 10:29撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 10:29
綺麗なお花が疲れを癒してくれます
P1118をあっち方面へ進みますよ
2017年04月29日 10:39撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 10:39
P1118をあっち方面へ進みますよ
振子辻
2017年04月29日 12:13撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 12:13
振子辻
杉又高まで来ました。ふぅ
2017年04月29日 12:43撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 12:43
杉又高まで来ました。ふぅ
ツツジがとっても綺麗です
2017年04月29日 12:57撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 12:57
ツツジがとっても綺麗です
父ヶ谷の高
2017年04月29日 15:00撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 15:00
父ヶ谷の高
どこを進んでいいのか分からない状況です
2017年04月29日 15:00撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 15:00
どこを進んでいいのか分からない状況です
でっかいサルノコシカケ
2017年04月29日 15:26撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 15:26
でっかいサルノコシカケ
こっちは二枚貝みたいになってる
2017年04月29日 15:27撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 15:27
こっちは二枚貝みたいになってる
ここがキャンプ適地かな?
少し早いけど今日はここまでにしよう
2017年04月29日 15:38撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/29 15:38
ここがキャンプ適地かな?
少し早いけど今日はここまでにしよう
朝起きてみたらこんな立派な看板が立っていました
2017年04月30日 05:12撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 5:12
朝起きてみたらこんな立派な看板が立っていました
日の出です。今日もいい天気だ
2017年04月30日 05:33撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 5:33
日の出です。今日もいい天気だ
やせ尾根の中央にドンと居座る大木たちが行く手を阻みます
2017年04月30日 05:52撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 5:52
やせ尾根の中央にドンと居座る大木たちが行く手を阻みます
県境稜線の印は大事な道しるべです。見落とさずに歩こう
2017年04月30日 05:56撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 5:56
県境稜線の印は大事な道しるべです。見落とさずに歩こう
ここは歩き易い
2017年04月30日 05:57撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 5:57
ここは歩き易い
またしても、やせ尾根中央の巨木
2017年04月30日 06:07撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 6:07
またしても、やせ尾根中央の巨木
岩稜帯にも巨木。どうやってかわす?
2017年04月30日 06:08撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 6:08
岩稜帯にも巨木。どうやってかわす?
そして幼木が行く手を阻む・・
2017年04月30日 06:22撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 6:22
そして幼木が行く手を阻む・・
これはヤエンに使われたワイヤーかな
2017年04月30日 06:29撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 6:29
これはヤエンに使われたワイヤーかな
束の間の楽園
2017年04月30日 06:33撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 6:33
束の間の楽園
湯谷の頭
2017年04月30日 06:38撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 6:38
湯谷の頭
ここに県境稜線の石杭が打ってあるけど、この先は絶壁だぜ(>_<)
2017年04月30日 06:50撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 6:50
ここに県境稜線の石杭が打ってあるけど、この先は絶壁だぜ(>_<)
やっとの思いで降りたら、今度は垂壁の様な岩壁
2017年04月30日 06:53撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 6:53
やっとの思いで降りたら、今度は垂壁の様な岩壁
シャクナゲのつぼみ。もうすぐ咲きそうですね
2017年04月30日 07:06撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 7:06
シャクナゲのつぼみ。もうすぐ咲きそうですね
山ノ神ノ頭。
2017年04月30日 07:16撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 7:16
山ノ神ノ頭。
あっちに進むよ
2017年04月30日 07:17撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 7:17
あっちに進むよ
青空バックのツツジ
2017年04月30日 07:26撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 7:26
青空バックのツツジ
ここにもツツジ
と気を取られてたら、道を間違えた(>_<)
2017年04月30日 07:26撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 7:26
ここにもツツジ
と気を取られてたら、道を間違えた(>_<)
またしてもブッシュ(>_<)
2017年04月30日 08:21撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 8:21
またしてもブッシュ(>_<)
うーん、地図ではここをトラバースすることになってるけど・・・
2017年04月30日 08:28撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 8:28
うーん、地図ではここをトラバースすることになってるけど・・・
トラバース中に見つけた綺麗なツツジ
2017年04月30日 08:35撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 8:35
トラバース中に見つけた綺麗なツツジ
地池越で一休みします。
2017年04月30日 08:43撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 8:43
地池越で一休みします。
この谷も水が汲めそうも無いかぁ…
※この谷を200m程下ると水場があるらしいとこの日唯一すれ違った人に教えてもらった
2017年04月30日 08:44撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 8:44
この谷も水が汲めそうも無いかぁ…
※この谷を200m程下ると水場があるらしいとこの日唯一すれ違った人に教えてもらった
薄っすらと水が見える
2017年04月30日 09:05撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/30 9:05
薄っすらと水が見える
どこもかしこもツツジ祭りです
2017年04月30日 09:38撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 9:38
どこもかしこもツツジ祭りです
ブナとヒメシャラの林
2017年04月30日 09:40撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 9:40
ブナとヒメシャラの林
朽ちた大木に新しい命が芽生え、その後地面まで頑張って根の延ばしたんだね
2017年04月30日 10:00撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/30 10:00
朽ちた大木に新しい命が芽生え、その後地面まで頑張って根の延ばしたんだね
2017年04月30日 10:56撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/30 10:56
ツリガネタケのマンション(^^)
2017年04月30日 11:01撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 11:01
ツリガネタケのマンション(^^)
馬の鞍
2017年04月30日 11:20撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/30 11:20
馬の鞍
こっちはリスのマンション?
2017年04月30日 11:41撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/30 11:41
こっちはリスのマンション?
斜度70度はありそう。ロープが無いと登れない。下りなら懸垂下降やね
2017年04月30日 11:54撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 11:54
斜度70度はありそう。ロープが無いと登れない。下りなら懸垂下降やね
この緑のビニールテープにかなり助けられました
2017年04月30日 12:09撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 12:09
この緑のビニールテープにかなり助けられました
テント場に良さげ~
2017年04月30日 12:40撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 12:40
テント場に良さげ~
ここもツツジ
2017年04月30日 12:48撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/30 12:48
ここもツツジ
お!新たな道標
2017年04月30日 13:20撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/30 13:20
お!新たな道標
弥次平峰。予定より少し早いので、池小屋まで行けるかも!
2017年04月30日 13:56撮影 by  NEX-5R, SONY
1
4/30 13:56
弥次平峰。予定より少し早いので、池小屋まで行けるかも!
これは白倉山かな?
2017年04月30日 16:42撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 16:42
これは白倉山かな?
池小屋に到着しました!
2017年04月30日 16:44撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 16:44
池小屋に到着しました!
あっちへ下ってテン場を探します
2017年04月30日 16:45撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 16:45
あっちへ下ってテン場を探します
ここまでの悪路とは一転。踏み跡バッチリでとても歩き易い
2017年04月30日 16:52撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 16:52
ここまでの悪路とは一転。踏み跡バッチリでとても歩き易い
池小屋って山頂に池があるから?
手持ちの水が殆ど無いので、汲むかどうかを数分悩む…
2017年04月30日 16:54撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 16:54
池小屋って山頂に池があるから?
手持ちの水が殆ど無いので、汲むかどうかを数分悩む…
2017年04月30日 17:18撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 17:18
霧降山は晴天です(^ ^)
2017年04月30日 17:21撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 17:21
霧降山は晴天です(^ ^)
展望良好
2017年04月30日 17:22撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 17:22
展望良好
今日はここまで
2017年04月30日 17:30撮影 by  NEX-5R, SONY
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4/30 17:30
今日はここまで
朝日!
本日最終日です
2017年05月01日 05:19撮影 by  NEX-5R, SONY
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5/1 5:19
朝日!
本日最終日です
赤倉山
2017年05月01日 05:21撮影 by  NEX-5R, SONY
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5/1 5:21
赤倉山
深い谷ですね
2017年05月01日 05:32撮影 by  NEX-5R, SONY
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5/1 5:32
深い谷ですね
誰?
2017年05月01日 05:43撮影 by  NEX-5R, SONY
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5/1 5:43
誰?
千石山への登り始めにあるテン場
2017年05月01日 06:05撮影 by  NEX-5R, SONY
1
5/1 6:05
千石山への登り始めにあるテン場
昨日、唯一すれ違った人に教わった千石山テン場横の水場でとりあえず500mlを汲む
2017年05月01日 06:08撮影 by  NEX-5R, SONY
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5/1 6:08
昨日、唯一すれ違った人に教わった千石山テン場横の水場でとりあえず500mlを汲む
先ほど水を汲んだ谷からカール地形の急斜面を上がる。かなり大変
2017年05月01日 06:18撮影 by  NEX-5R, SONY
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先ほど水を汲んだ谷からカール地形の急斜面を上がる。かなり大変
ワラビ?
2017年05月01日 06:31撮影 by  NEX-5R, SONY
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ワラビ?
シダかも(^ ^)
2017年05月01日 06:32撮影 by  NEX-5R, SONY
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シダかも(^ ^)
千石山まで登ってきたが、水場無し。
やっぱりさっきのところが教えてもらった水場だったのね、、、
もっと汲んどくべきだった(>_<)
2017年05月01日 06:47撮影 by  NEX-5R, SONY
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千石山まで登ってきたが、水場無し。
やっぱりさっきのところが教えてもらった水場だったのね、、、
もっと汲んどくべきだった(>_<)
まだ雪が残っています
2017年05月01日 07:02撮影 by  NEX-5R, SONY
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まだ雪が残っています
笹ヶ峰
2017年05月01日 07:27撮影 by  NEX-5R, SONY
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笹ヶ峰
ブナ林
2017年05月01日 07:27撮影 by  NEX-5R, SONY
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ブナ林
水が無くて軽いので、ササっと駆け降ります
2017年05月01日 07:28撮影 by  NEX-5R, SONY
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水が無くて軽いので、ササっと駆け降ります
明神岳が目の前に
2017年05月01日 07:34撮影 by  NEX-5R, SONY
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明神岳が目の前に
明神岳に到着する。もーすぐ水場!
2017年05月01日 07:54撮影 by  NEX-5R, SONY
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明神岳に到着する。もーすぐ水場!
トラバースも踏み跡バッチリで歩き易い(^ ^)
2017年05月01日 08:08撮影 by  NEX-5R, SONY
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トラバースも踏み跡バッチリで歩き易い(^ ^)
お!なんか別世界
2017年05月01日 08:10撮影 by  NEX-5R, SONY
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お!なんか別世界
コバイケイソウの花壇みたいや
2017年05月01日 08:13撮影 by  NEX-5R, SONY
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コバイケイソウの花壇みたいや
山小屋?
2017年05月01日 08:14撮影 by  NEX-5R, SONY
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山小屋?
明神平って公園か?
2017年05月01日 08:17撮影 by  NEX-5R, SONY
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明神平って公園か?
明神平東側の水場!
1日ぶりにガブガブ飲める!
2017年05月01日 08:44撮影 by  NEX-5R, SONY
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明神平東側の水場!
1日ぶりにガブガブ飲める!
水を2L汲んだので、ここまでの登りは辛かったが、水のありがたみを実感できる嬉しい重さです(^ ^)
2017年05月01日 09:40撮影 by  NEX-5R, SONY
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水を2L汲んだので、ここまでの登りは辛かったが、水のありがたみを実感できる嬉しい重さです(^ ^)
サクッと通過〜
2017年05月01日 10:02撮影 by  NEX-5R, SONY
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サクッと通過〜
ここもコバイケイソウの花壇
2017年05月01日 10:08撮影 by  NEX-5R, SONY
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ここもコバイケイソウの花壇
馬が馳せる、、
たしかに気持ち良さそうや
2017年05月01日 10:16撮影 by  NEX-5R, SONY
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馬が馳せる、、
たしかに気持ち良さそうや
お!水場や。
近寄って覗いたらメダカみたいな小魚が泳いでました。ここなら水汲める(浄水器は要るけどね)
2017年05月01日 10:34撮影 by  NEX-5R, SONY
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お!水場や。
近寄って覗いたらメダカみたいな小魚が泳いでました。ここなら水汲める(浄水器は要るけどね)
馬ノ背って感じの稜線ですね
2017年05月01日 10:40撮影 by  NEX-5R, SONY
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馬ノ背って感じの稜線ですね
タムシバ綺麗
2017年05月01日 10:47撮影 by  NEX-5R, SONY
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タムシバ綺麗
アセビも負けてない
2017年05月01日 10:54撮影 by  NEX-5R, SONY
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アセビも負けてない
ここはトラバースで回避できるようだけど、踏み跡通りに来ると山頂へ導かれます
2017年05月01日 10:57撮影 by  NEX-5R, SONY
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ここはトラバースで回避できるようだけど、踏み跡通りに来ると山頂へ導かれます
2017年05月01日 11:01撮影 by  NEX-5R, SONY
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左右どっちも原生林??
2017年05月01日 11:17撮影 by  NEX-5R, SONY
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左右どっちも原生林??
ここも植林と原生林の区分けが。原生林側は広葉樹でまだ葉っぱが出てきてないので陽当たり良好
2017年05月01日 11:21撮影 by  NEX-5R, SONY
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ここも植林と原生林の区分けが。原生林側は広葉樹でまだ葉っぱが出てきてないので陽当たり良好
こんな道標もちらほらとお目見えするようになりました
2017年05月01日 11:28撮影 by  NEX-5R, SONY
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こんな道標もちらほらとお目見えするようになりました
ここは植林の中を抜けていきます
2017年05月01日 11:45撮影 by  NEX-5R, SONY
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ここは植林の中を抜けていきます
お!!
目の前にラスボス登場
2017年05月01日 11:52撮影 by  NEX-5R, SONY
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お!!
目の前にラスボス登場
これは何の花?
2017年05月01日 11:56撮影 by  NEX-5R, SONY
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これは何の花?
2017年05月01日 12:18撮影 by  NEX-5R, SONY
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雲が瀬山。
次がラスボスです
2017年05月01日 12:53撮影 by  NEX-5R, SONY
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雲が瀬山。
次がラスボスです
シッカリと守られた三角点
2017年05月01日 13:06撮影 by  NEX-5R, SONY
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シッカリと守られた三角点
4等なのにね
2017年05月01日 13:07撮影 by  NEX-5R, SONY
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4等なのにね
奥に林道が見える
2017年05月01日 13:16撮影 by  NEX-5R, SONY
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奥に林道が見える
高見山大峠に到着
2017年05月01日 13:30撮影 by  NEX-5R, SONY
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高見山大峠に到着
知らぬ間に日本遺産
2017年05月01日 13:30撮影 by  NEX-5R, SONY
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知らぬ間に日本遺産
アナ雪?
2017年05月01日 14:00撮影 by  NEX-5R, SONY
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アナ雪?
シダ?
2017年05月01日 14:02撮影 by  NEX-5R, SONY
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シダ?
ラスボスは目の前!
2017年05月01日 14:34撮影 by  NEX-5R, SONY
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ラスボスは目の前!
高見山!
2017年05月01日 14:36撮影 by  NEX-5R, SONY
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高見山!
2017年05月01日 14:36撮影 by  NEX-5R, SONY
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平野までもう少しがんばろー
2017年05月01日 15:13撮影 by  NEX-5R, SONY
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平野までもう少しがんばろー
2017年05月01日 15:45撮影 by  NEX-5R, SONY
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凄い杉
2017年05月01日 15:52撮影 by  NEX-5R, SONY
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凄い杉
地獄の階段(>_<)
2017年05月01日 16:27撮影 by  NEX-5R, SONY
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地獄の階段(>_<)
ゴールです
2017年05月01日 16:41撮影 by  NEX-5R, SONY
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ゴールです
3日間がんばった疲れと汗の匂いをシッカリ落とすで〜
2017年05月01日 16:41撮影 by  NEX-5R, SONY
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3日間がんばった疲れと汗の匂いをシッカリ落とすで〜
撮影機器:

装備

個人装備
ベスト 長袖シャツ(2) タイツ(2) ズボン 靴下(2) グローブ ダウンジャケット 雨具 帽子 ヘルメット ファイントラックアンダーシャツ(2) ザック ザックカバー アルファ米(6) カップラーメン(4) 行動食(パン カロリーメイト) 水(2L) ガスカートリッジ(110) コンロ コッヘル ライター 地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト インナーポール テントマット シュラフ(カバーも) ストック ナイフ

感想

初日はバスで大台ヶ原へ入る予定だったが、大台ヶ原まで車で送ってもらえたので早朝スタートできることになった。そのため、三泊四日を二泊三日に短縮可能かも?と思いながらのスタートとなった。
ちょうど日の出の時刻だったが、日出ヶ岳山頂で日の出を見れないのは何とも段取りが悪い(笑)そう思いながら登っていると山頂から続々と三脚やカメラを持った人が降りてくる。さぞかし綺麗だったのでしょうね。展望デッキで尾鷲方面を眺め、気を取り直す。二年前あの辺りからスタートした台高縦走も今回で締めくくれる。はず。
山頂に向かう途中の谷間にはまだ雪が残っていた。
日出ヶ岳山頂で三角点にタッチ。そういえば三回目の山頂だが、三角点を見たのは今回が初めて。今まで探せずにいたのに、今回はあっさりと見つけられた。幸先の良いスタートである。
笹原にできた獣道?を辿って巴岳へ到着。稜線には鹿よけネットが張ってあるのでルートは分かりやすい。鹿の挨拶を受けたり、倒木をかいくぐったりしながら川上辻に到着。
大台辻までは筏場道を進む。結構お金を掛けた遊歩道のようだが、何ヶ所も崩落しているので慎重に歩かないと危険である。中間地点に金明水という岩清水が湧いている。今回は水をたっぷり持ってきたのでここで補給はしなかったが、こんなに綺麗な水が湧いているのなら、ペットボトルを空にして持ってくるんだった。。
大台辻からは歩き易いブナ林を添谷山まで進む。
その先は先程とはうって変わりやせ尾根中央に立つ松をかいくぐり、岩登りと見まがうほどの崖を登って御座瑤愿着。一息つくのも怖いような頂上から奈良の山々を見渡す。
シャクナゲに捕まりながら崖を下り、引水サコの鞍部で第一山人発見。日出ヶ岳を後にしてからここまで誰にも会わなかったので、なんだかホッとした。聞くとこの辺りの登山道を整備してくれているようで、「振子辻まではテープ巻いてきたけど、その先の状況は分からん」とのことだった。
振子辻までは稜線から尾根が沢山出ているので曲がり角を間違わないように慎重に進む。山と高原の地図に【キャンプ適地】と掛かれた場所は少し平らになっているものの風が抜ける場所で水場も無いので非常事態以外は使いにくそう。
振子辻を越え、杉又高の手前をトラバースし、父ヶ谷の高へ。早朝から気が張りっぱなしだったので、かなり疲れが蓄積しているのが分かる。
日暮れまでもう少し時間があるが、本日のテン場を探すことにした。地図に書いてあるキャンプ適地はブナが広がる鞍部だった。鞍部は風が抜けるので、底まで下りず、且つ西からの風を避けられる場所を探した。何とか一張分の平らな場所を見つけたが、張っている最中に雨が降り出したので、応急的にツエルトを立ち上げて中に潜り込んだ。しばらくして雨が止んだので、鞍部を東へ下り、ロボット雨量計の下辺りで水を汲んだ。暮れ行く夕日を眺めながら夕食を済ませ、まだ明るいうちにシュラフへ潜り込んだ。長い一日だった。

翌朝4時に起床。お湯を沸かして朝食用の袋飯を準備する。ツエルトをたたみ、5時に出発。昨日は朝日を見れなかったが、今日は湯谷ノ頭への稜線で朝日を見ながら袋飯を頬張る。贅沢な朝食である。
湯谷ノ頭まではやせ尾根中央に松が点々と居座り、人の行く手を阻む難所だ。稜線広い場所ではブナの幼木が生い茂りとても歩きにくい。懸垂下降が必要じゃなかと思われる崖を下ったりしながら何とか山ノ神の頭へ。ここを90度に右折れしてカコウキ越へと進むのだが、何だか様子がおかしい。ジオグラフィカで現在地確認をすると、尾根がひとつ違うことが分かった。えーー、これを登り返すのか…山と高原の地図に【迷】印が付いていたので、コンパスを使って方向確認したのに、それでも間違えてしまった(>_<)。気を取り直して来た道を戻る。
地池越手前で、台高を尾鷲まで南下するという人と出会った。ここまで北上してきた私と水場の情報交換を行い、互いの健闘を誓って別れた。この日は結局この人にしか会わなかった。教えてもらった情報では、地池越は水場が遠く、弥次平峰の東にある銚子谷も水は無く、千石山まで行かないと水が汲めないらしい。今のペースでは到底辿り着けない。
地池越へは西斜面をトラバースすることになっているが、踏み跡が無いのでとても歩けたものではない。ピークを踏んでから稜線を進んだ方が歩き易いだろうと思いながらも無理やりトラバースした。地池越はやっぱり水場らしきものは見当たらない。200m程谷を下ればあるらしいが、行く気にならない。
綺麗なツツジとブナ林をどんどん進むと馬の鞍峰に到着。昨日はつま先が痛かったので、今日は休憩の度に靴を脱ぎ、足を休ませる作戦が奏功しここまでは順調に来ていた。
桃源郷という場所でまったりしながらお昼を摂った。あまりに気持ちがいいので寝てしまいそうだった。
弥次平峰には予定より30分程早く到着した。山ノ神の頭での道迷いが無ければ1時間は前倒しできていた計算だ。このペースなら池小屋まで行けそうである。
吹き流し風に括られた緑のビニール紐に案内されながら、大黒尾根を進み、最後の力を振り絞って池小屋への急登を登る。結局水場を見つけられないままここまで来てしまった。千石山まではあと2時間半もあるので、とても辿り着けない。残り少ない水を大事に使い、明朝に汲もう。そう考えながら池小屋を下り始めた。
少し下ったところに池を見つけた。今回持ってきた簡易浄水器は【生き物が住める場所なら浄化可能!】と書いてあった。見つけた池はアメンボウがスイスイと泳いでいたので、【浄水可能】であるが、飲む気がしないような沼である。まだ500ml残っているので、今夜はこれで凌ごう。
先程までの縦走路が嘘のような踏み跡バッチリの歩き易い道を霧降山まで進んで本日のテン場を探すことにした。今日も西からの風が常に吹きつけていたので、東斜面で比較的風が弱い場所を見つけてツエルトを張った。時折強風が吹くものの、今回の山行に合わせて仕込んできた自作インナーポールが室内を快適に保ってくれた。今夜は星を見ながらの夕食であった。

三日目の朝。朝食に水が使えないので、パンをかじる。水が無いってこんなにも気持ちを虚しくさせるんだね。。水が無いのでザックは軽いが心は重い。早く水場へ行きたい。
赤山を越えシャクナゲの林を抜け、千石山の登りに差し掛かる。尾根沿いは登り難そうな急登。右を見るとテン場らしき平らな場所と川が見える。表層水は飲みたくないが、水が殆ど無いので、500mlだけ汲んだ。そういえば顔も洗ってない(笑)冷たい水で顔を洗い、水を一口飲み、さっぱりした気分で水源を目指して山肌を登り始めた。少し登ると谷が涸れた。水が無く、登りにくい草原の急登を登る必要があるんだろうか?と思いつつ、どこかで湧いてるかもしれないという期待を胸に必死で登る。水場ってさっきの場所だったのか。。と思うも、下る元気も無く、千石山の山頂に立った。ここまで来たら明神平まで行くしかない。
幸い歩き易いブナ林が続く稜線で、意に反してザックも軽いので、軽快に進んだ。気付いたらお腹も空いていたので、風よけできそうな東斜面に座り込んでカロリーメイトをかじる。今まで気づかなかったが、カロリーメイトって口内の水分を全部持っていくんだね(>_<)
桧塚へ行くと言った若いカップルと本日最初の会話を交わし、いざ水場へ。明神岳からの下りはバイケイソウの花壇が広がっていた。丘の上から明神平を見下ろすと真ん中に立つあしび山荘を中心とした高原リゾートの様相だ。テン場も広く、大又林道から一時間余りで登ってこれるので、テント泊体験にはうってつけの場所だろう。
さて、水場を探そう。地図には東と西に水場が書かれている。ザックを置き、水汲みセットだけを持って西側の谷を下り始めたが、登山道から谷までが遠い。10分程で諦めて登り返す。次に東の水場へ向かう。天理大の山小屋の裏手に広がる湿地帯を少し進むと雨どいが掛かった水場を発見!まずはコップですくってお腹いっぱい飲む。冷たくておいしい(^^)。あとは持ってきた容器に2.5Lの水を汲み、ザックを置いた場所まで戻った。水があるということはカップ麺が食べられる!靴を脱ぎ、バイケイソウの花壇を眺めながらお湯を沸かす。日差しが暖かく感じられる。至福のひと時だ。カップ麺をすすり、コーヒーを飲む。気付いたら明神平に着いてから一時間が経過していた。そろそろ行かないと今日中に高見へたどり着けない。
水を満載した重いザックが肩に食い込む。水無山までは結構な急登だったが、水がたっぷりあるという嬉しい重さを感じながら一歩一歩登った。
馬駆ヶ辻一帯は『馬に乗って駆けたら気持ちいいだろうなぁ』と思わせる平原が続き、ピークから少し下った小池ではメダカも泳いでいた。池小屋の沼よりは断然綺麗な池で、ここなら浄水器を使って飲料水を作れそうである。
伊勢辻山を越え伊勢辻へ下る。ここからは奈良県側(西側)が植林帯、三重県側(東側)が原生林と綺麗に分かれた稜線を進む。快適に進んでいたら両サイドに原生林の幼木が広がる場所に出くわす。そろそろ右折れ箇所だったので、ちゃんと現在地を確認せず、薄い踏み跡に従って右折れしてみたがどうも違う。ジオグラフィカで確認したら一つ手前の尾根を曲がってしまっていた。池小屋から北側はよく整備された登山道が続いていたので安易に踏み跡通りに進んだのが間違いだった。
ハンシ山の手前でも真っすぐ延びる尾根を快適に下ってしまった。
植林山であるハンシ山に登り、小さな道標とテープを頼りに山師が使う作業道っぽい道を下る。
開けた場所から高見山が見えたが、なかなか辿り着けない。いくつものアップダウンが気力と体力と奪っていく。とうとう雲ヶ瀬山の取り付きで座り込んだ。ザックからパンを取り出しかじった。少し落ち着こう。
雲ヶ瀬山には周囲を石で囲った立派な三角点が祭られていた。ここまでしっかり守られているのはなかなかお目にかかるものではない。
高見山が大きく見える。いよいよ最後の登りかと思ったが、けっこう下る。しかも目の前に見えているのに登山道はどんどん東へズレて遠ざかっていくではないか。さすがにラスボスである。
新高見峠を行き交う車が見える。トンネルの上を越え、林道脇を抜け旧伊勢南街道の高見峠(大峠)に到着した。あとは急登を登るだけ。お湯を沸かしてコーヒーを飲む。
大峠からは最短で登れるがかなりの急登である。ジグザグに切られた登山道だが、三日間歩き続けた体には堪える。途中何度も足を止め、へたり込む。確かこのカーブを曲がったら山頂のはずだ。鳥居が見えた。最後は駆け上がった。
14:26 高見山到着。長かった。この三日間、いや、計画してからここまでの二年間が走馬灯のように頭の中を駆け巡る。
あとは下るだけである。この時間なら降りてから温泉で汗を流す時間もありそうだ。
ところがラスボスは下りもきつかった。延々と続く階段地獄である。基本的に登山道にある階段は歩き難くて嫌いだが、ここの階段は特に歩き難い。なんでこんなのを作ったんだろうとボヤキながら2時間掛けてたかすみ温泉へ。
三日間の疲れと汚れをサッパリ落とし、帰路についた。
当初三泊四日の計画だったが、初日に早く登り始められたことが幸いし二泊三日で縦走することができた。独りで歩いた縦走だったが、これに向けた予行演習に付き合ってくれた山友達が居てくれたお陰であり、感謝の気持ちでいっぱいだ。次は大峰奥駆路だ!

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