仙ノ倉山 風の洗礼

2017年05月03日(水) ~ 2017年05月04日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 10.7km
• 登り: 1,198m
• 下り: 157m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:30

9:30 スタート地点
10:30 平元新道登山口
12:00 平標山の家

2日目

• 山行: 2:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:00

7:00 平標山の家
8:00 平標山
8:30 平仙鞍部
9:00 仙ノ倉山

大源太山は一日目で往復一時間半ほど。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

快適なトイレであるも肝腎なお便りは来ず、出発。

岩魚沢林道を進む。途中陥落箇所あり、ほんのり御注意。

橋の上から。魚影は発見できず。

雰囲気が蓬峠から下る蓬新道に似ている。

けっこう長い林道歩き。一時間ほど。

登山道入口に到着。可愛らしい道祖神の前に年輩の御夫婦が休んでおられた。

このなかを行くこと三十分ほどで針葉樹を抜ける。

夏道を歩いたり。

急な斜面をトラバースしたり。

筍山であろうか。
巻機山の井戸尾根からの景色を彷彿とさせる。

小屋が見えた！

お世話になった雑味なしの仙平清水。

本日の宿、平標山ノ家避難小屋。

あの向こうに仙ノ倉山。

巻機山におもむきが似ている。

ザックを降ろして

振り返りつつ

大源太山へ散歩。

山頂までけっこうありますな。

笹穴沢。小出俣山（？）

森と稜線のミックス。

平標山と仙ノ倉山をつなぐ鞍部が個性的だ。

個性的と言えばこちらも。
御存知苗場山。

大源太山は河内沢ノ頭ともよぶ。

実は苗場山も考えていた。

カバ系が多い。

ほれ、撮りなはれ、とブナが言ったとか。

もうろうとアリゾナが、否、群馬の山々が。

上越のマッターホルンと合わせて二座を登頂。自分におめでとう。

絶景ポイントを求めて彷徨う。

左に仙ノ倉山、右はエビス大黒ノ頭

右にエビス、中央のピラミダルなのは万太郎山と思われる。

西日を受ける平標山。滑る人がいる。

この鞍部を裏から見たら

2/28 10:57

こんな感じ。2016.2.28

仙ノ倉山まで、あした登れるのか。

散歩終了。夕日に赤く染まるまで待機。

600円也

今村夏子の『あひる』を読んで笑う。

染まらず。
星空もいまひとつなんでした。

炊飯は一時間以上うるかしたほうが美味しい。

晩酌タイム。

飲み過ぎた。寝過ごした。で、急いで撮影。
日の出に待ったなし。

二日酔いで登れる気が全くしない。

エビス大黒から登るとは豪華な気がする。

気温は氷点下。足跡の水たまりにうっすら氷が張っていた。

気合いを入れて出発する。

富士山を発見して、やる気が出る。

誰しも滑りたくなる雪原。

アリゾナに雪は無し。

まさかのニセピーク。

スノーシューですか。

富士山を見て、がんばる。

がんばった御褒美

えいやと仙ノ倉山に歩みだす。

茂倉に一ノ倉、左に武能が認識できる。

あれは大源太山であろうか。大源太山をつなぐ旅も面白そうだが。

おとなしそうに八海山が見える。

誰も居ない贅沢。

誰も居ない。風しか居ない。

平標山直下はコマクサの保護区。

鞍部はあっという間に過ぎる。

左端が山頂ではないことを祈る。

あれはやっぱり巻機山なのでしょう。

平標山と苗場山。
来る者なし。

エビス大黒ノ頭。
強風が吹き上がる。

群馬方面。金山沢。

追う者なし。
あれが山頂か。
あまりの強風に鼻の大きな魔女が現出している。

強風にそそのかされて雪渓が木道に悪戯している。

ほっ。山頂でした。自分にありがとう。

左はつまり白毛門ということか。

茂倉岳。三回目はいつになるか。

エビス大黒ノ頭。

万太郎山への分岐。

万太郎山の奥に谷川岳。

はるかに南アルプス。

雪景も飛ばされそうな強風。

中央奥は至仏山か。

仙ノ倉山の広い山頂部。

平標山の家から登ってくる人たち。

お気をつけて。

残り物をミックス。ベーコン、しらす、玉子入り。

「今度は雨の日を狙って来ようかな」避難小屋でベテランが言った。

春は雨のようにやって来る。

フキノトウです。

散々、美しい川でした。

旅も終わり。

家に帰ろう。

撮影機器：

COOLPIX P300 NIKON

感想

hunnno

昨年、二居俣ノ頭に登って以来、憧れの二座に幸運にも登頂する機会に恵まれた。ただ、恵まれると欲が出て、黎明に仙ノ倉山の頂きに立てたならばと悔やまれる。

アイゼンもピッケルも持参せず、特に問題は感じませんでした。
避難小屋宿泊利用料二千円。