京柱峠から天狗塚、三嶺、剣山を縦走
- GPS
- 36:34
- 距離
- 57.4km
- 登り
- 3,216m
- 下り
- 3,257m
コースタイム
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 11:30
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:19
3:30見ノ越に自転車デポ
4:50京柱峠
復路
13:25見ノ越発(自転車)
14:55京上
17:13京柱峠
天候 | 雨、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
綱附森山頂付近が笹が深く分かり難い |
写真
感想
最近運動不足のため太り気味で、GW中に何処かの山に行かなくてはと思い、迷った挙句、目標としていた今回のコースに決めました。
このコースを縦走するにあたり、以前から断片的に全ての行程を歩いていました。
2015.8.1 京柱峠から綱附森ピストン
2015.10.3 西山林道登山口から天狗塚、綱附森ピストン
2015.10.13 見ノ越から剣山、三嶺、天狗塚をピストン(お亀岩泊)
2016.5.4 京上から自転車で京柱峠、土佐矢筈山をピストン
また、帰路(自転車)の方法は、imojirouさんの方法を少し変えた内容を考えていたのですが、最終的には同じ方法がベストだと分かり、見ノ越にデポすることにしました。
それから、帰路に使う自転車は、出発5時間前に、たまたま実家に帰ってきた息子がロードバイクを貸してくれるということになり、自転車の不安が解消されました。ありがたい!(学生用自転車の予定だった)
《今回の目標》として
1 予定コースの縦走完遂
2 ツェルト泊(初ツェルト泊成るか)
3 自分へのご褒美に京柱峠のシシ肉うどんを食べる(到着が遅れると食べることが出来ない)imojirouさん食べますよ!
いざ出発です。
小檜曽山登山口、天気はまずまず、少し風がある。
今迄、ほとんどの山行がピストン(帰りに同じ道を帰る)ですが、、今回はピストンでは無いので、少し気が軽い感じです。
しばらく林道を進み景色がひらけた場所に出る。展望はそこそこいい感じ。
土佐矢筈山までの縦走路は風があるが快適、振り返ると山はだの笹が枯れているのが目に付く。
土佐矢筈山山頂、雲行きが怪しくなってくる。
矢筈峠で朝ごはんと給水。
綱附森登山口へ歩く。
縦走路に出てしばらく進むと天気が悪くなってくる。
天気が良ければ左に天狗塚を見ながらの山行なのだが。
ガスと右からの風、体の右半分が濡れる状態です。
天気が崩れ雨でも降れば、綱附森の深い笹でびしょ濡れになってしまう。降らないでくれと祈りつつ進む。
綱附森山頂は、雨こそ降っていないも
ののガスと強風、すぐに移動。
山頂から下りる際、深い笹のためコースを誤り、右に左に上に下に笹漕ぎし、疲れが倍増しました。以前来たことあるのに活かせていない。残念…。
地蔵ノ頭までは、小さなアップダウン多数、綱附森付近の笹漕ぎに加え疲れが倍増。
地蔵ノ頭を越え分岐点へ、ここに荷物を置いて、天狗塚に向かう。
天狗塚に向かう際、本日初の登山者に会う。
今迄、シカとウサギにしか会っていなかったので、少し嬉しくなる。
まぁ、京柱峠から綱附森、地蔵ノ頭方面は人に会う方が珍しいか。
天狗塚山頂も相変わらず展望悪し、登山者1名あり。昼食、休憩のためお亀岩避難小屋に向かう。
お亀岩避難小屋は、天気が悪いせいか、早目に来ている登山者が多くほぼ満員、昼食をとりました。昼食の際、親切な方々からイカの刺身やピザをいただきました。ありがとうございました。
外は風雨、中は暖かで居心地良し、だけど、明日のことを考えるともっと先に行っておかなければ…。
奮起して出発したものの、この風雨、靴にはすぐに水が入りズグズグ状態に、風で帽子が飛ばないように進んで行きました。
目標は白髪避難小屋付近でツェルト泊、できるかな?
西熊山登頂、何人かお亀岩避難小屋に向かう登山者あり。
三嶺登頂、雨と風が強い。GWなのに誰もいない。
さぁ、今晩の寝床をどうするか?
体もかなり疲れている。白髪避難小屋に行くのは難しい。
ツェルトを持ってきたものの、使うのは初めてで、雨と風の中で設営する自信がない。
総合的に考えて、結局、三嶺ヒュッテで泊まることにしました。
ツェルト泊の目標、敢え無く断念。
三嶺ヒュッテは多くの登山者が居ましたが、二階は余裕があり、ゆっくりできました。
(二日目)
朝、早目に三嶺山頂へ出発。
三嶺山頂、ガスで視界無し。
山頂に登山者あり、大阪の方で、家族を連れて淡路島で滞在、足を伸ばして来たとのこと。この天気で天狗塚縦走断念だとか。残念です。
三嶺から白髪避難小屋に向けて出発。
途中、東熊山でテントを発見、みんな流石です。
白髪避難小屋付近に到着、テントが多数あり。いつかは、この中に仲間入りをする所存です。よろしくお願いします…って感じ。
ツェルト泊をしたいと思っていた三嶺が正面に見えるスポットで朝ごはん。
すると、なんとガスが晴れてきて、美しい堂々たる三嶺が見えてきた。朝食の中身はショボいけど、環境は最高の朝食になりました。
白髪避難小屋から高ノ瀬に向かいます。
高ノ瀬山頂では、日差しが出て暑くなり、上着を脱ぎ替えました。
丸石に向かいます。
丸石山頂、山頂でテントを乾かしている登山者あり、良く乾きそう!
笹の縦走路を次郎笈に向かいます。
足腰がかなり疲れてきました。
次郎笈山頂、かなりの人だかりです。ここに来て初めてGWを実感しました。携帯の充電4パーセント、やばい。
剣山山頂、携帯で写真を撮ろうとしたら電源が切れていた。残念です。登りは終わりました。後は下りだけ、気が軽くなりました。
剣山登山口 見ノ越に到着、疲れました。良く頑張ったこの体、褒めてやりたいです。
ご褒美に冷たいジュースかアイスをと思い、ザックを探すと財布が無い、残念…、水で我慢しました。
さぁ、ここから自転車での帰路です。
下りが27キロ、その後登りが14キロあります。
息子が急遽用意してくれた自転車、ロードバイク、ありがたい。
初めて乗る自転車で、坂が続くので、少し怖かったけど、快適でした。
途中、かずら橋辺りで自分の名前を呼ぶ声があり、birdieさんでした。登山の帰りでバス待ちでした。birdieさんには欲しくてたまらなかったコーラをおごっていただきました。ありがとうございました。
下りが続き、遂に京上に来ました。
京柱峠まで14キロ、登りが続きます。
前に練習で、通学用自転車で登ったことがあり、そのとき苦労しましたが、今回はロードバイク、楽に行けるかなと、たかをくくっていましたが、甘くはありませんでした。
前回と比べ足の疲労度が高く、少しの登りでも自転車で進めず、自転車を押す羽目になってしまいました。
最終的には、前回の通学用自転車より時間がかかってしまいましたが、今回の疲れで、通学用自転車ならどれだけかかっただろうと思うとぞっとします。とにかくロードバイクはありがたかったです。
そんなこんなで、遂に京柱峠に到着!
長い闘いが終わりました。
念願の目標達成!最高の気分です。
おっと
今の時間は17時過ぎ、シシ肉うどんは開いているか?人の気配が無い。声をかけるが返事無し。残念。
今回の山行は、縦走は達成できましたが、ツェルト泊とシシ肉うどんは未達成となりました。次に持ち越しです。
レポート拝見。道中がつぶさに分かりました。気の遠くなるような縦走、気力と体力があればこそなせる業ですね。
初日はあいにくの雨で惜しくもツエルト泊は延期、楽しみは取っておくのがいいかも。
折り畳み自転車とは知らなかった、なら、トランクに入れて京柱峠まで送れたのに。
まあ、最後まで自力で完走したのが何よりの充実感、宝ですね。
今日は筋肉痛でしょうか、お疲れ様でした。
コメントありがとうございます。
かずら橋辺りで自分を呼ぶ声が聞こえたときは、誰だろうと思い、まさかbirdieさんとは思いませんでした。かなり疲れていたので、お会いできたことで元気を取り戻し、いただいたコーラで生き返りました。ありがとうございました。
また、一緒にテント泊に行きましょう。
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