一度行ってみたかった！クラシックルート徳本峠

2017年05月04日(木) [日帰り]

• GPS: 56:00
• 距離: 36.1km
• 登り: 2,487m
• 下り: 1,839m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:30
• 休憩: 0:20
• 合計: 8:50

4:50 スタート地点
5:50 島々(徳本峠入口)
6:00 第１ゲート
6:10 ゲート(小嵩沢出合)
7:40 7:50 二俣
10:00 10:10 岩魚留小屋
12:40 力水
13:40 徳本峠(徳本峠小屋)

日帰り

• 山行: 9:20
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:30

6:00 徳本峠(徳本峠小屋)
7:00 ジャンクションピーク
8:40 Ｋ１ピーク
9:00 9:10 K2
11:40 12:20 徳本峠(徳本峠小屋)
13:50 徳本口(徳本峠分岐)
15:00 15:20 上高地バスターミナル
16:30 ゴール地点

計画では霞沢に行く予定でしたが、K2で満足したので行かず。下山ご一緒したパワフル兄さんは、自転車で日本全国を巡りつつ各都道府県の最高峰を登るというユニークな冒険をされた方でした。あっという間の下山でした。おかげ様です。

天候

日焼けが怖いくらいの晴れ！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

夜中中、ひっきりなしに車が入ってくる道の駅「風穴の里」で車中泊。車をそこに停めて4キロ下ると登山口でした…。が、安曇支所の公衆トイレにこっそり「登山者はATMの前に停めて…云々」とあり、しょげる…。そこのバス停からもゲートまで20分くらいです。「真に先達はあらまほしきことなり」とはこのこと。

コース状況／危険箇所等

渡渉がいくつかあると思いきや橋がちゃんとあった。1カ所だけです。濡れそうなのは。とってもいい道！

その他周辺情報

竜島温泉「せせらぎの湯」つるつる〜♪
これからは波田のスイカや山形村のリンゴなど美味しいものがいっぱいでしょう。
今は山菜。

写真

5/4 4:40

風穴の里、出発！帰りは「水殿ダム」で下車します。

5/4 4:56

稲核集落の昔の方が、水殿ダムの向こう側から牛を連れて徳本峠に出たとか。島々まで行くと遠回りだから？昔の人は自由だ。

5/4 5:28

アケビの花。

5/4 5:39

おお！着いたー。

5/4 5:43

安曇支所に。このATMの前なら…停めてもいいとか。ありがたい。

5/4 5:51

お！すぐやん。

5/4 5:52

釣り…。いっぱいいるなー。釣り人。こっそりとあちこちに。

5/4 5:52

釣り人用のトイレかな。

5/4 6:02

ほう！

5/4 6:04

地図っていいな。

5/4 6:08

釣り人か…旅人か…。

5/4 6:08

ここからは車は禁止…。バイクは入っていったみたいだけどー。

5/4 6:22

天保12年とな？何があったのでしょう？井伊直弼が大老を辞任。乱世へと…歩み始めるころです。

5/4 6:27

山吹、桜、春の花があちらこちらに。

5/4 6:27

ヒトリシズカ。

5/4 6:31

なんか渓流への入り口に祠。犬山の神社にも…あるな、あれ。出雲の八重垣神社にも…。

5/4 6:31

奥…だる？沢？

5/4 6:33

チャルメルソウ、でしたっけ？

5/4 6:39

ネコノメソウの花が済んだあとかな。

5/4 6:55

ハコベっぽい。

5/4 7:03

鈴なりになってます

5/4 7:07

うじゃうじゃ。踏みたくなーい！

5/4 7:17

こんな林道を1時間半ほど歩きます。(二股まで）

5/4 7:30

下向きー。

5/4 7:30

こんな顔！

5/4 7:33

佐々成政と秀吉かー。この間行った時山は関ケ原で島津が敗走した道でした。戦国って通信手段少ないのに情報が届くの速いなー。

5/4 7:34

一応読める。

5/4 7:34

こっちに行く。

5/4 7:34

非業の死を遂げたからかな。

5/4 7:34

折口信夫が来た頃はまた違ったのかな。

5/4 7:35

右のトンネルは行きません。

5/4 7:37

二股のトイレ。川がしっかり二股だ。

5/4 7:45

食べると立ちどころに・・・

5/4 7:45

走り回る？ハシリドコロ。めっちゃ咲いてる！

5/4 7:46

若葉の根元がお花のよう。

5/4 7:48

同じ事情があったのでしょう

5/4 7:49

これね。アガリコサワラ

5/4 7:49

さ、登山道へ。

5/4 7:49

こんな道♪

5/4 7:57

遺跡って何があったのかな。

5/4 7:59

行き橋

5/4 8:07

わくわく

5/4 8:10

戻り橋

5/4 8:13

きれいな炭焼き窯あと

5/4 8:13

戦後すぐですね。ウチのばあちゃんが徳本峠行ったときはきっとまだなかったでしょう。いち

5/4 8:17

ニリンソウかなー。

5/4 8:18

もじゃっとした花。

5/4 8:19

ぴんくのエンゴサク

5/4 8:19

紫のエンゴサク

5/4 8:32

こーれーは？いっぱい生えてた。

5/4 8:51

これは昔の人と変わらない雰囲気かな。

5/4 9:04

瀬戸沢の下の橋、ということは…

5/4 9:15

瀬戸上橋。対になってる！

5/4 9:16

舗装された道。

5/4 9:21

穴ー。

5/4 9:22

このあたりが地図にあった花木石灰かな。

5/4 9:23

ショウジョウバカマもいくつかありました。

5/4 9:32

植林されてる？

5/4 9:32

大きな道。牛でも通ったか？

5/4 9:34

積み木があります。この辺りはイワナを取りつつ杣人が暮らしていたのかな。

5/4 9:45

ほんのりピンクい。

5/4 9:57

これが！岩魚留小屋！

5/4 10:01

顔を洗う！

5/4 10:07

燻製700円〜2000円。この鎌、柄が長い。

5/4 10:07

留？止？いい看板だ。木といい、字といい。

5/4 10:09

シンボルツリーかな。でかっ！

5/4 10:32

はっ！カメラがない！小屋まで走りつつ探す。

5/4 11:01

見つけてほっ♡としたのもつかの間、これ、行くのね。

5/4 11:01

怖かったらあっちから。

5/4 11:56

橋のあとは猿を気にしつつ、雪の上のトレースをたどる。

5/4 11:56

振り返りパシャ。印は少ないので、けっこう迷いやすいポイントでしょう。

5/4 11:56

ここが渡渉のところ。

5/4 12:34

ほしい！ちから！

5/4 12:36

いただきまーす(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡

5/4 13:31

激登り。

5/4 13:31

トレース多数。

5/4 13:43

約1時間の直登でした。上から雪玉降ってくるし( ゜Д゜)

5/4 15:06

おー！！これがね、見たかった！

5/4 15:29

渡渉で活躍した田んぼ用の長靴。今年の雪にはこれがいい。

5/4 15:29

こんな景色を見つつ…

5/4 16:02

コーヒーと読書。

5/4 16:27

こちらは大滝山方面。何人か来たり行ったりしているようです。

5/4 16:30

徳本峠小屋の屋根。渋い…。

5/4 16:49

テン場。

5/4 17:18

夕飯は、春雨とピーマンの雨みそ炒め。

5/4 17:35

さらに、みそ汁と残り物たけのこごはん。

5/4 18:02

夕焼けを待つも…

5/4 18:02

あまり変わらず。雪崩の音がする。

5/4 18:19

右が女性、左が髭の男性で向き合ってる感じ？(雪形)

5/4 18:20

ちょっと陽が当たってきました。

5/4 18:23

娘さんが3人左を向いてとぼとぼ歩いていく感じ。

5/4 18:39

40分眺める。

5/4 18:41

わたしだけ雪のないところにテントを張りました。

5/5 6:00

朝！モルゲン見れんかった！寝過ごした！

5/5 6:01

笠雲かな。

5/5 6:10

さ、霞沢！

5/5 6:40

北沢峠。甲斐駒と仙丈が並んでる。

5/5 7:01

ジャンクションピーク

5/5 7:04

甲斐駒の奥にあるのが富士山かなー。

5/5 7:05

中央アルプス

5/5 7:15

お、霞沢見えてきた。

5/5 7:15

乗鞍ー御嶽ー。

5/5 7:28

恵那山。中津川で見たときはすぐそばに見えました。木曽路を越えて今ここにいます。

5/5 7:50

崩れてる。

5/5 8:12

常念山脈。

5/5 8:13

霞沢への道。

5/5 8:27

登るもん！

5/5 8:46

近！雪だと梯子とかなくて直登なんだ！

5/5 8:46

岳沢と笠、さらに奥の真っ白いのは黒部五郎かな。

5/5 8:46

K2と霞沢。

5/5 8:50

雪庇。

5/5 9:03

K2からの霞沢。

5/5 9:04

焼岳の向こうに白山連峰。

5/5 9:04

うーん。

5/5 9:04

真っ白い右のが白山かしら？

5/5 9:05

南アルプス。

5/5 9:06

雪の山ってかっこいい。

5/5 9:21

大正池方面から上がってくる人たち

5/5 9:26

お、雲が晴れた。

5/5 11:35

下りは話し相手がいたのでハイペース。

5/5 13:08

上高地から上がるほうが大変やんか！

5/5 13:57

約1時間半？下るとここへ。上高地は人で溢れてました。

5/5 16:49

上高地でも風穴の里でも食べ物にありつけませんでした。

5/5 16:49

稲核を歩いているときに話しかけられたオジサマがいる店に寄ってみる…。

5/5 16:49

満たされました！タラの芽、こしあぶら、ウド、こごみ…。満足💛お団子や柏餅も美味しかったです(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡

5/5 17:05

昨日の朝、5時ごろには起きていらっしゃいました。心のこもったおもてなしです。ご馳走様でした。

5/5 18:14

いいお湯いただきました！

撮影機器：

PENTAX WG-10 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

テント　ピッケル　エアマット　ガスカートリッジ　なべ

感想

tati87

　雪がぐずぐずなのはどこの土地に行っても同じで、落とし穴があちこちにありました。朝でも締まってない。なので、登山靴の防水機能が残念だった私は、田んぼ用の長靴を履いて徳本峠から下山しました。
　雪の上は平気ですが、靴底が薄いので雪がなくなると途端に足つぼマッサージ状態に。うっかり大きな石の上に乗ると刺激が強めです。そのせいか下山後足がつらなかったぞ。
　うちのばあちゃんが「徳本峠は恐ろしいところや」「途中で小屋にとめさせてもらった」なーんて話を聞いたので想像を膨らませながら飽きることなくてくてく歩けました。100年前は？500年前は？と妄想していると飽きません。
　ただ、悲しかったことが3つ…。上高地では外国の方が多くいらっしゃっていました。バスターミナルの混みようが半端ありません。仕方ないことかもしれませんが、�ヽ姐颪諒�が安心して話しかけられるスタッフがいると楽しい思い出のまま帰国していただけるのではないかと感じました。
�△泙拭�不慣れな観光客の方が切符売り場の方との話が長くなってしまって…後に並んでる登山者が腹が立っているのをそのまま露わに。お互いがいやな思いを旅の最後にすることになるのは悲しく感じました。
��最後は、私の切符。「水殿ダム」行きですが、なぜかローマ字表記は「NAGAWADODAM」外国の方では降りられないのではないでしょうか。上高地は「KAMIKOUCHI」と書いてあるのだけれど。
　うちのばあちゃんが小屋に泊めさせてもらった頃のこの国と今のこの国。新見南吉ではありませんが「本当に人間はいいものかしら」でなく「本当に日本は豊かな国なのかしら」と、考えさせられました。
　自分ができることをやっていこうっと。遊んでるだけかなー。お山登って。