白木峰【雲の上の素敵な大地】

2017年06月04日(日) [日帰り]

• GPS: 03:07
• 距離: 4.6km
• 登り: 358m
• 下り: 354m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:28
• 休憩: 0:34
• 合計: 3:02

11:46 八合目登山口
12:40 12:45 白木峰
13:07 13:10 浮島
13:40 14:06 白木峰山荘
14:48 八合目登山口

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白木峰8合目駐車場に駐車しますた。
う〜ん、どうでしょうかね〜、こちらの駐車場ではおしくらまんじゅうをしてぎゅうぎゅう詰めにされちゃっても15〜16台でいっぱいいっぱいではないでしょうかしら。
ハイカーとは別に山菜ハンターたちもたくさん来られていましたので駐車場は満員御礼となっていましたわ。
ちなみにこちらの駐車場にはバイオトイレが完備されていますので出発前にはお腹をスッキリさせてから挑みましょうね。

コース状況／危険箇所等

基本的に急登続きとなりますが整備は行き届いていますわ。
滑りやすい箇所にはお助けフィックスロープも施されているので安心ですわよ。

その他周辺情報

麓には平成17年にオープンした大長谷温泉がございますのでご利用くださいませ。
詳しくは下記のHPをご覧くだちゃい。
https://www.city.toyama.toyama.jp/other/shisetsuannai/onagatanionsen.html
ちなみにウチらは地元まで戻り「テルメ金沢」で日帰りドボンを楽しみますた。
ここは人が多いの。
そすて高い。
タダ券が無いと我々のような貧民族には敷居が高いわ。

写真

満員御礼

うねうね林道を走ってきて8号目駐車場までやってきたゾ。
つうか8合目だ。
勿論、走ってきたのは車であって私じゃないわよ。
まぁ、そんな話はどうでもいい。
駐車場に辿り着いたはいいけどニッコウキスゲのシーズンでもないのに車でいっぱいなのよ。
でもね運よくテトリスみたいにスコーンとハマり込む駐車スペースがありまして我がマシーンはそこへ気持ちよくlNしちゃったわ。

マイヅルソウさん

白木峰ではようやく雪も消え遅い春が訪れた。
つってもマイヅルソウさんが見られるようになったって事は山の春をワープして初夏が来ちゃったねって感じがするわ。

チゴユリさん

つい今しがたまで雨が降っていたようでお花はプルルン水玉で潤っちゃっている。
お花撮影には雨降り後に狙うとワクワク倍増ね。

急登ブナ尾根

「これでも食らえ〜❗」ってなくらいに急斜面やないか。
しかし雨降り後とは言え思ったほど泥濘んでいないのでまだ救いだわ。
この後徐々に晴れてくるとの事なので下山時には爽やかな緑を楽しみたいわね。

延齢草さん

一旦林道に出て再び登山道へイン。
慣れないスマホ撮影に悪戦苦闘のミラーさんをハニーちゃんが幾度と待つ展開が続く。

ブナの巨人

野球の巨人はさっぱりだがブナの巨人は立派だわ。
アナタが居てくれるお蔭で私は癒されるの。

イワカガミさん

なんだかんだとあちらこちらのお山を歩いているが今年になってイワカガミさんとお会いするのは初めてだわ。
どこのお山にでも咲いているイメージがあるけれど花期を見余ったり、まだだったりでタイミングが合わなかったのかな…。

ミツバオウレンさん

こちらの存在も意外だったわ。
地元の里山などでは4月中頃辺りに見られるので「えっ？今頃咲くの？」と不思議に思えちゃったわ。
ま、それでもかわいいからめっちゃ大歓迎なんだけどね。

び〜っしり

登山道中腹辺りではメインを張れる程のフィーバーぶりであったわよ。

ムラサキヤシオさん

足元のお花と同時に木々のお花も楽しめられるからこの時期の森散策はウキウキさせられちゃうわ。
ムラサキヤシオさんとオオカメノキさんの赤と白のデュエットは目を見張るものがあったわ。

ミネカエデさん

若干陽が射してきて見上げた木々の葉っぱがエグい事になってきたわ。
そんなアナタは私のお気に入りのミネカエデね。
葉っぱの下にはかわいいお花がぶ〜らぶらじゃない。

青空復活❗

ヨッシャー❗
稜線に出る頃にはすきっといっちゃってくだちゃい。

残雪地帯

再び林道に出たわ。
やはり山頂直下ともなると雪がまだ残っているのね。
それはそうとここで本日初めて人と遭遇しちゃったの。
どうやらハイカーさんではなくて山菜ハンターの方達なのよ。
手にはスーパーの袋がパンパンになるくらいGetしてたわ。
辺りを注視してもふきのとうくらいしか見当たらないけれど、一体何が採れるんでショーか？
わらび？ウド？コシアブラ？

誤解の山頂

ヘリポートまで登ってきたわよ。
ここで街着スタイルのクレイジーなお兄ちゃん二人と出会う。
ジーンズにスニーカーでよくグッチョリ登山道を登ってきたもんだ。
そして彼らにはこの見晴らしのいいヘリポートが白木峰山頂だと思い込んでいて「わ〜い！山頂GET！」と喜んではしゃいでいた。
信じる者は救われる。
それでいい、それでいい。

イワイチョウさん

湿地や池塘でよく見られるお花ね。
このお花を見ると太郎平の池塘を連想するの。
有峰林道も開通したっていうから梅雨を迎える前に行ってみたいわ〜。
いや待てよ、雪がまだどっちゃりあるかもしれへんな〜。

爽快稜線[[heart]]

「わ〜い！、わ〜い！、わ〜い！」。
今度はハニーちゃんが浮かれていますわ。
ハニーちゃんにしてみたら今回の白木峰は初めての地。
そすて彼女の最も大好きな眺望稜線遊戯が楽しめられるシチュエーションとなっているのだ。

ニッコウキスゲさん[[scissors]]

あったあった！、今年の初物GETだぜ！
白木峰と言えばニッコウキスゲだよな。
そのニッコウキスゲが早くも登場してくれるなんて夢にも思わなかったジョ。
いや〜、これが見られただけでも白木峰に来た甲斐があったってなもんだ。

白木峰1596m制覇！

おめでとうございます。
まずはお約束の記念撮影をいたしましょうね。
とは言っても、さぁ撮影しようかなって時に表示板の真横で昼飯を美味そうに頬張るオジサンの顔がモロ写っちゃうので「はいチーズ！」のタイミングが難しかった…。
「カットカット！」。
オジサン、すまないけどこの状況下でアナタの顔はいりません。

気持ち弾む木道トレイル

いやぁ〜、いいねいいね！
白木峰の魅力の一つにビュ〜ンと敷かれた木道を歩きながらゆったりと高原気分に浸れるところが素敵よね。
今日は暑くもないので清々しく楽しめる事が出来るわ。

見どころ盛り沢山

出た！池塘よ！
それに六月だっつうのに雪よ！
更に丘の上には今が見頃のシャクナゲが咲いているじゃない！
そすてそすて、爽快BLUEの青空にジブリ映画に登場しそうな雲がフワフワしちゃってるわ！
ホントどれも素敵だわ…。

天国に向かう道

なんだか夢の中に登場しそうな素敵なワンシーンね。
明るい広大な大地に忙しく動く雲が良い演出を生んでいるわ。

御嶽山

北アルプスの眺望は上部に雲が掛かり残念な結果となったけれど御嶽山だけは全て露わとなっていた。
目視ではあるがまだ噴煙が出ているような感じだ。

ワタスゲさん

このシーンもポエムよね。
ほんとハイジかムーミンの世界だわ。

ず〜っと続く

駐車場が満車だったのにその車の量に対しての人と遭遇しないの。
であるからこの天国気分がほぼ独占状態にあんの。

ナナカマド

陽射しが強くなって爽やかグリーンが目に眩しい。

白木峰山頂を振り返る

ん？、後続からはチラホラと人が向かってくるわね。
せっかく静かに楽しんでいるのにこっちに来ないでよ（超わがまま）。
ヨシ！ならば今のうちに何かトラップを仕掛けるとするか。
木道の上に「これより有料」の紙を置いていこう。

シャクナゲさん

ひゃ〜！綺麗な淡いピンクのシャクナゲさんが咲いていたわ。
白木峰と我が故郷の白山もコラボしちゃいましょ。

浮島

白木峰の終着駅であります浮島までやってきたわ。
望み通りここにも人がいなくてメルヘンワールドを独占させていただいております。
池を覗き込んだり眺望を楽しんだり。
ホントここはゆったりとした気持ちにさせてくれるところだわ。

今日も快調！

ほら出たわよ！
ハニーちゃんの機嫌が好い時の身体を使ったゼスチャーよ。
今やハニーちゃんのトレードマークとなった「英雄�兇�PAUSE」。
最近では近所のガキんちょやお婆さんまで真似するようになり体調や気持ちの指数を表すときにやってくれる。

6/4 13:09

感慨深げ

地元の白山山頂からもよく望むことのできる御嶽山。
何とか噴煙も治まってくれて皆さまが安全で登られるようになる事を願うばかりである。
勿論ウチらも未踏ですので是非とも登ってみたいわ。

逆さMiller隊

こちらの楽園で独占気分を満喫していましたら後続のハイカー様たちが「これより有料」に従ってやってまいりました。
やはり10円ではダメだな。
そんな中で「宜しければ仲の良いお二人様を御撮りしますよ」と男性ハイカー様からお声が掛かった。
ありがとうございます。
お礼にアナタだけ無料にしておきますわ。

ー参考2013.9.21　ご来光ハイクー

以前白木峰のナイトハイクを楽しんだ事があんの。
満月の夜空と富山の夜景が素敵だったのを思い出すわ。
そして朝のグラデーションタイムを浮島で楽しんだの。
勿論浮島には誰もいなくて最高のエンターテイメントを独占できたわ。
北アルプスのシルエットと雲海がなんとも印象的だった。

二等三角点（点名白木峰）

山頂よりも離れ、更には山頂よりも低い位置にあるのはなぜなんだろうか？

白山

目を凝らしてみても白山は全てが確認できないわ。
石川県地方のお天気の回復が遅れているのかしら？？？
それに今日は汗もかかないくらいの肌寒い気温となっているから標高の高い白山ではチラチラと白いものが舞っているかもしれないわ。

白木峰のダンボー君

裸のダンボー君が見ているだけで鳥肌が出ちゃうわ。

白木峰山荘

どこでランチしようか？なんて言っていたけど稜線は冷たい風が吹きつけますのでどこに居ても落ち着かないの。
やっぱこんな時は小屋に限るわね。

山荘内

ほほう、結構広いね。
土間には煉瓦で組んだ囲炉裏まであるわ。
秋の中秋の名月の頃に泊まりで使わせてもらおうかしら…。

バッテリー完備

すんごいわね〜。
我が家にも是非導入してほしいわ。

やっぱコレだ！

さぁメシにするわよ。
今日は日中でも寒いので身体の温まる塩ラーメンにしちゃうわよ。
もちろん具もいっぱい入れてね。

できあがり[[audio]]

ここんところご無沙汰しておりましたので久しぶりに召し上がるとめっちゃ旨いわ。
ハニーちゃんと仲睦まじく7:3の比率で分け合いました。

ゴゼンタチバナさん

「おおーっっと、ゴゼンタチバナやんけ！」。
登りの時に気付かなかったお花を見事キャッチ。
でもハニーちゃんは登りの時に気付いていたみたいなの。
だったら教えてちょうだいよ。
ハニーちゃんはこれがゴゼンタチバナだとは知らず、今まであちらこちらのお山で結構目にしていたネコノメソウだと思い込んでいた。

萌えよブナゴン！

下山時にまたまた陽射しが回復し爽やかなグリーンシャワーを楽しめたわ。
森散策は中途半端な曇り空だと色気もクソもないの。
やっぱ樹氷になってくれるかガスで幻想的な雰囲気になるか、晴れて煌めいてくれるかってなところね。
今日は最後に晴れてくれて良かったよん。

金剛堂山

気になる素敵な山容をしたお山が見えますがどうやらあれは金剛堂山ですわね。
ここからのアングルは正に200名山に相応しいどっしり且つキリッとした山容が特徴的だわ。

試合終了

短い時間で高山気分を満喫できる白木峰はホント素晴らしいわ。
午後からでもフラッと立ち寄ってサクッと登り胸の空く展望遊戯がたまらないわね。
今日も来てホントに良かったよ。

撮影機器：

SO-02G Sony

感想

K-Miller

皆さまこんぬつわ。
ご機嫌いかがかしら？

ど〜もこのところ週末になっちゃうとお天気の安定度が乏しくて全く計画の組みようがないわ。
今回も地元の白山を計画していたんだけど、晴れ予報から一転、「朝のうち大気の状態が不安定で、特に山沿いでは突風や雷雨に気を付けましょう」とややこしい予報に覆したんやで。
おいおいおい、マジ？？？
早朝より出発しようと準備を進めていたがこ〜んな事を言われたんじゃ考えるじゃないの。
深夜には星も出ていた空が瞬く間に雲が覆い尽くし、挙句の果てにはポツリポツリと来たかと思えばザーっと本降りになりよったんや。
でもまぁ不安定なのは午前中いっぱいで午後からは回復傾向に向かうとの事だったので様子を見て次なる手段を考える事にいたしますわ。
※結論を言えばこの日の白山のお天気はそんなに悪くはなかったらしいのよ。
超ショック！

そんなこんなで今回は諦めMODE一色から一転、「ヨシ！、今からでも遅くね〜ジョ！」的なお山をクローズアップしてみた。
確か先週もこのパターンに似た状況で医王山の森をプラプラしたんだっけ。
今回は近所の里山ではなくちょいと離れていてもサクっと行けてあっさりと登れちゃうそれなりに高いお山を考えたの。
一瞬赤兎山を思い浮かんだんだけど小原林道の関所のお役人さん（オヤジ）が「まだここを開けね〜からな。行きたきゃここから歩いていきな」と意地悪しよんねん。
雪のない小原林道には全く興味が持てないのでこの企画は瞬殺ですわ。
だけどこの赤兎山に似たシチュエーションのお山をイメージしてあれこれと考えてみたら富山の白木峰が思い浮かんだの。
そうだ、ここはもう関所がオープンしているハズだし、ましてやHな本を見ながら料金徴収するオヤジもいない。
（アナタ、それは誤解よ）
そして何より頂上付近のロケーションは赤兎平に似た雰囲気もあっておまけに眺望もGOODときている。
ヨ〜シ、そうと決まればレッツドンよ。
出発時点で白山市はポツポツと雨が降っていたけれど現地に辿り着くまで約2時間くらい掛かるのでそれまでに回復する事を願ってアクションを起こしてみた。
現地に到着すると雨は降っていないもののまだ低い雲が垂れこめている。
まぁいいってことよ。
要は稜線に出た時に晴れていてくれれば私の作戦勝ちってことやねん。
駐車場にはニッコウキスゲのシーズンでもないのに車がビッシリと満車状態であった。
果て、皆様の目的は一体何なのか？
登山道を歩き始めても車の数ほど人には合わないのである。
どうやら山菜を目的に来られている方が多く登山道でもないところを物色している模様だ。
登山道を登り上げると春や初夏に見られるお花が足元を賑わかせていた。
雪解け直後の里山でよく見かけたミツバオウレンが今頃旬を迎えていたの。
と言うことはここも遂今しがたまで雪に覆い尽くされたて事なのね。
足元の可愛いお花たちと木々の新芽の競演で辛い急登の登りも全く嘆くことなく進むことができたわ。
ただめっちゃショックだった出来事が一つあんの。
それはカメラである被写体を撮ろうとした時に発覚いたしました。
「メモリーカードが挿入されていません」と表示されたのよ。
この仕打ちには参ったわね。
もうドジなんだから！
今回は山行開始直後から不慣れなスマホ撮影が強いられることとなった。
スマホ撮影をメインとするとシャッターを切る手だけ素手でいなくてはいけない事に戸惑いを隠せないの。
撮影の都度手袋を外すのもこれまた面倒な事。
急登の道を木の枝につかまったりロープにつかまったりといった行動を素手でこなさないといけないというのは掌の怪我にもつながりかねない懸念があるのだ。
そして何よりピントが合っているかとか綺麗に撮れているかといった事も不安でならなかった。
実際撮ってみたはいいけれどスマホの持ち手の手袋の指が写っているケースが多々あった。
仕方ないので今回は歩き重視のアップで簡潔にやっちゃいましょー。
森を抜け稜線に出ると願っていた通りに青空が広がりだしてきた。
ただ、雲が中々取れにくく（でもある意味これが良い演出だったりもした）自慢の北アルプスの眺望はしっくりといかなかった。
だけどそれを差し引いても相方のハニーちゃん的にはとても満足のいくシチュエーションだったみたいなので連れてきてあげた甲斐があったわ。
今度はニッコウキスゲのシーズンにでもって思うのだけれども如何せん人でごった返しちゃうってのも考えられるので悩むところだわ。
やるなら弾丸ナイトハイクからとなりそうかしら。
白木峰山荘に泊まって星空観賞を楽しんで更にはご来光グラデーションタイムを朝食を摂りながら満喫。
最後にニッコウキスゲを始めとした旬の花々のおもてなしをプレゼントしていただこうかしら。
あとね、ちょっと歩きの距離が物足らないと思うので小白木峰を絡めた散策もいずれはやってみたいな。
でもホント今日は来て良かった。
何よりもハニーちゃんが喜んでくれたのには嬉しいよ。

おしまい。