■トマオキの向こうへ【一ノ倉岳】その先の景色を見たい〜西黒尾根から
- GPS
- 08:26
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,594m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
深夜でも早朝でも入庫可。 下りは天神平からロープウェイ利用。 営業時間など注意。http://www.tanigawadake-rw.com/price/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、登山指導所(休憩所)内にあります。 急登からの出発。長い登りが続き、その後岩場鎖場もたくさんあるのでそれなりに慎重に。降雨時、降雨後は滑ってかなり危険です。 今回は雪がまだ残っており、正規ルートを外れて残雪地帯を登り、多少藪漕ぎもありました。 西黒尾根は岩場など暗くなってからの下りは危険なのでおススメしません。下山時刻も要注意。 トイレは、ペースプラザ駐車場、登山指導所、肩の小屋にあります。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
地図
コンパス
飲料
手袋
細引き
携帯電話
防寒着
時計・高度計
非常食
折りたたみ座布団
帽子・Wストック
サングラス
レインウェア
軽アイゼン
その他財布など省略
|
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共同装備 |
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
コッヘルセット
ボンベ&バーナー
ツェルト
ハンディGPS
|
感想
本命のお山は天気が悪そうなので、ギリギリまで悩んだけど別のお山に。
トレーニング代わりにどこか登ろうかな。
ということで、谷川岳の西黒尾根を登ってトマオキの向こう、歩けるところまで歩くことにした。
午前1時過ぎ出発。
30分ほどしか眠っていない。( ゜Д゜)ネムヒー
yukiはなんだか「気持ち悪い」を連呼してる。
昨夜食べたケーキがまだ胃の中に残ってるらしい。
と、、、高速に乗って15分ぐらいしてあることに気づく。
「軽アイゼン、、、持ってくるの忘れた。。。(;´Д`)」
悩む。どうしよう。要るか?要らないかも?
でも使わなくても持ってなきゃ。。。
戻るの?面倒くさい。。。でも戻らなきゃ。。。
そんな葛藤の後、自宅まで軽アイゼンを取りに戻った。
予定より1時間遅れて出発し直し。。。
なので予定より1時間以上遅れて谷川岳ベースプラザに着いた。
もう空は明るい。
色々と予定の変更しないとダメだな。。(;´・ω・)
2回目の西黒尾根登山口。
早速の急登。
でも緑が綺麗だし、空気が清々しくて気持ちいい。
しばらく登った後、残雪地帯に出る。
トレースがあったのでその通りに雪の上を歩いて行くと
藪の中に入って行き、藪漕ぎ。。。
藪漕ぎ〜??聞いてないよ?この道合ってるの?(;´з`)
ちゃんと正規のルートに出るのかな??
不安ながらも進んでいくと登山道に無事合流。ε-(´∀`*)ホッ
樹林帯から岩の鎖場へ。
高度を稼ぐ!!(=゜ω゜)ノ
ずーっと歩きの登りだとつまんないけど、鎖場があるから気分も変わる。
でも今日はなんだかザンゲ岩から先が長ーく感じた。
おかしいなぁ。。。前回は遠いなんてあまり感じなかったのに。
やっぱりほとんど寝てないからかな。
お腹も空いてきてぐぅぐぅ鳴る。
わかったわかった、もうちょっと待って。
そして残雪地帯をトラバースし、肩ノ小屋に到着。
ふぃ〜。。。(*´з`)
トイレだけ借りてトマ、オキの耳へ。
それぞれ写真だけ撮る。
今日はここで終わりじゃない。
オキの向こうへ歩いてみたいから。
いつもトマオキまで来ると、まるでそこが終点かのように引き返してしまう。
その先にも道は続いていて、山もいくつも連なってる。
行けるところまで歩いてみたい。
その先の景色を見たいと思った。
けれど今回は忘れ物をして1時間のタイムロス。
武能岳までは時間的に無理。
その手前の茂倉岳までなら行けるかな。
とにかく、時間を見ながら行ってみよう。(=゜ω゜)ノ
オキからしばらく歩くと鳥居がある。
浅間神社の奥の院らしい。
肩ノ小屋では冷たい風が吹いていたから稜線はどうなのかと心配したけれど、
ほとんど風を感じず、むしろ心地よい。(*´з`)
でも稜線歩き〜と気楽に考えていたけれど、平坦な道は無く、
滑りやすい岩がゴロゴロしていたり鎖場があったりで思うようには進めない道だった。
ノゾキ。
右側は断崖絶壁。
素敵な高度感で旦那さんはお尻がムズムズすると。(*´з`)
覗いてみると一ノ倉沢。
眼を凝らすと登攀しているクライマーの姿も見えた。
緑の谷合いに白い雪渓。
なんだか日本じゃないみたいな景色で吸い込まれそうだ。(*´з`)
ムズムズのノゾキを過ぎると大して歩いていないのに疲れてくる。
目の前に見えるは一ノ倉岳。
その急登ぶりったら、、、、、、一気に萎えた。。。(;´Д`)
あれ登るのか。。。やだな。。。
でも登らないと何しに来たかわかんないし。。。
次第に言葉も写真撮影も少なくなった(笑)
一ノ倉岳着いた〜。(;´з`)ノ
急登だったけれど、距離は思ったより短かった。
小さい標識と共に写真撮影。
デポして景色が良さそうな茂倉岳側まで歩いてみる。
この先に連なる茂倉岳、武能岳、七ツ小屋山、、、等が見え、一瞬歩いて行きたい気持ちになったけれど、今日はここまでとする。
なんだか疲れた。
時間はあるけど、気持ちがそこまでない。
出発時、軽アイゼンを取りに帰ったところからもうこうなるってわかってた。
心も身体も鍛え直してまた来るよ。
一ノ倉岳からの絶景を堪能して元来た道を戻る。
下りはいつも以上に慎重に。
樹木でわかりづらいけど、下は両側共に転んだら谷に落ちてサヨウナラの世界。
浅間神社の奥の院まで遠く感じた。
オキトマまでも遠かった。
なんだろう、疲れてるのかな?
こんな程度で遠いだなんて。(´・ω・`)
肩ノ小屋。
多くの人たちに紛れて休む。
帰りは西黒尾根で下るなんてことも考えていたけれど、、やめたw
天神尾根で帰ろう。
ロープウェイに乗ろう。(=゜ω゜)ノ
肩の小屋からはそれなりのスピードで慣れた登山道を帰る。
疲れてるときは何も考えなくていい道がいい。
熊穴沢避難小屋を過ぎると緑いっぱい。
木陰が心地よい。
可愛らしいイワウチワの花たちに見送られながら天神平まで気持ちよ〜く下山。(*´з`)ゴール♪
**********
忘れ物をしたのがそもそも計画通りにいかなかった原因。
結局軽アイゼンが要るほどの場所はなかったけれど、
悔しかったので肩ノ小屋からの下りの雪田で無理やり使ってやったw
でも使わなくても持ってなきゃダメだ。忘れちゃダメだと思う。
準備をもっとシビアにしなきゃ。(´-ω-`)
西黒尾根は2回目だったけれど前回より疲れた。
目の前の尾根道を見て笑いがこみ上げてくるシーンなどなかったw
初めてじゃないからという気持ちの問題かな。
オキの奥。
気持ちのいい稜線歩き〜♪(*´з`)とはいかなかった。
一ノ倉岳から先は楽しそうな稜線歩きができそうだったけれど、そこにたどり着くまでが思っていたより歩きにくい道だった。
山行時間もまだまだ余裕があってもっと先まで歩けたのだけど、身体よりも先に心が疲れてしまった。
まぁ、また色々鍛え直して歩きたい道です。
結構疲れたのに、歩いたのたった10キロとは。。。(;´Д`)
もっと歩きたい。歩き倒したい。
オキで後姿を激写された者ですw
駐車場では多分2台隣に止めていたと思います。
昨年の白山でも同じ日に登っていた様ですね
これまでもお二人のレコを拝見した事がありました
これからもチョコチョコとレコ訪問させていただきますね
はじめましてー!
いや、オキでお見かけしていたので初めましてではないですねw
コメントありがとうございます。m(_ _"m)
同じくらいのペースで歩いておられますね!
おそらく高校生の団体で岩場の渋滞に遭われたのかな?と思ったりもしました。
お2人のオキでの姿がとっても良かったので激写してしまいました。
すみません。(^^;)
良かったら、あの写真、記念にダウンロードしてってくださいw
あの日はお天気も良くて登りやすい日でしたねー。
お花も可愛かったし、残雪のお山たちの姿も印象的だったので登って良かった〜と思いました。
白山も同じ日に??びっくりです。
take-4さんたちは別当出合から登られたのですね〜。
綺麗なチングルマがあんなに!!( ゚Д゚)!
ルートが違うとお花も違うんですねぇ。
テン泊もされているようなので、take-4さんのレコ、ぜひ今後の参考にさせてください。^^
mizuさん、yukiさん、こんばんは。
おー谷川さん(&一ノ倉岳)に登ってらしたのですね!それも西黒尾根で!!
下山も西黒尾根を考えてらしたとは何ともチャレンジャーですね
谷川岳は昨年3月の残雪期に登りましたが、ホント美しい稜線ですよね♪
雪の時期がいいと思っていましたが、花も豊富そうなので夏にも行ってみたい!
オジカ沢ノ頭、爼倉、万太郎…は主稜線ですよね?
わたしも是非歩きたいですわ〜
ただ、そこまでのアクセスが…大阪から片道7時間強かかるので、日帰りはホンマにきついです (>_<) 行くなら車中泊ですかね
稜線フェチにとってはヨダレものの写真の数々、ありがとうございました^ ^
こんばんはー!
コメントありがとうございます!(`・ω・´)ッ
西黒尾根で下る、、、ちょっとした憧れがあります。
でもやっぱりやめましたw
登ってくるときに藪もあったし、雪もあった。
そういえばヘルメット持って来なかったな。。。
疲れてるときは安全な道を帰るのが一番だ。
などと色々言い訳を自分にしてやめました。ホホホ(*´з`)
谷川岳は我が家も大抵は雪の時期に登ります。
でももっと奥深くまで歩きたいと思うと冬は無理なので夏ですね。(*^^)v
谷川連峰主脈縦走も最近流行ってるようで。。。
流行ってると聞くと行きたいくせに逆に行くもんか〜と思っちゃう自分もいます。
大阪からは遠いですねー!!
片道7時間は私でも運転したことないです。
車中泊でしょうが、、、登山どころじゃなくなりますね。(^^;)
おmizuさん、おyukiさん、こんにちは。
yukiさんは変ですね^ ^;
西黒尾根、憧れてるのですが、遠いのでいつになることか
あれ、茶太郎さんが行ってるのなら連れてってもらえるかも^^
稜線の美しさとハクサンイチゲの鮮やかさに見惚れました♪
私もよく忘れ物をしまして、着いてしまえば開き直るしかないのですが、幸か不幸か途中で気が付いてしまうと心配が先走ってしまいますよね
余裕もなくなるし、身体より心が疲れるのはよくわかります!
心機一転して、次回は気持ちのよい山歩きを
お疲れ様でした。
一ノ倉の三角点、太ももで挟んで抜こうとしてたのですか?
こんばんはー!(=゚ω゚)ノ
コメントありがとうございます〜!!
あ、wakabonさん、まだ西黒尾根歩いてなかったんですか!
もうとっくに歩いてるもんだと勝手に思ってました。(^^;)
遠いですもんね。なかなかぷらっと行ける距離じゃない。。。
三大急登と言われてるうちにchataroさんにぜひ連れてってもらってくださいよ!!
(いつか言われなくなるかも。。。)
そう、今回結局軽アイゼンはなくても大丈夫だったんです。
でも「もし軽アイゼンがあれば。。。」という状況が嫌だったので取りに帰りました。
しかも取りに帰るのに高速使わずに下道通ると言う。。。(^^;)
信号に捕まりまくってかなりイライラしましたよ〜。
もうそこからイライラしていたのであります。(^^;)
あ、あれって三角点だったのかな?
どうやって写真撮っていいかわからなかったのであんなポーズになりました。
今度またいつになるかわからないけれど一ノ倉岳を通過するときはカッコいいポーズで写真撮りたいと思います。(*´з`)抜けませんよ、、、さすがにw
mizutamariさん yukidamariさん こんにちは
少し前の6月4〜5日に馬蹄形を歩いたばかりなので
レコで復習させていただきました
真っ青な空に残雪の山々と足元の花、素晴らしい日になりましたね
感想欄に一ノ倉岳から先が楽しそうな稜線歩きに見えたようですが
逆方向から歩いた私たちの感想としては馬蹄形で一番厳しかった箇所です
※笠ヶ岳〜朝日岳区間も厳しかったですが
見た目優雅な道に見えるんですが・・・
茂倉岳〜武能岳の間のアップダウンは年寄りには強烈でした
でも、この時期の谷川岳は素晴らしいですね
真冬には登れない私としては年間で最高のタイミングだと感じています
ステキな写真で歩いた時の感動が甦りました! 感謝です
写真No11はユキザサですね
No128のツツジはムラサキヤシオだと思います
おはようございます!
コメントありがとうございます。^^
BOKUさんの馬蹄形の記事読みましたよ〜。(*´з`)
時期的にもすごいな〜。。。がんばったな〜。。。
とびっくりでしたよ。
しかも西黒尾根の下りでフィナーレなんて。。。
今回私たちは西黒尾根を下ってみたいね、なんて思って最初計画に入れてましたが、
残雪&藪漕ぎ、下りの鎖の厄介さを考えて「やめよ(笑)」って即決でしたもんw
エスケープルートがあるって駄目ですね。
すぐ楽な方に逃げてしまうw
甘い自分たちにもっとムチ打たなければ・・・と改めて思わされてしまいました。
西黒尾根の下りは今度楽な天神尾根から登ったときに挑戦してみたいです。
茂倉岳〜武能岳の間のアップダウン。。。
茂倉岳から先のアップダウンは今回目にすることはできなかったんですが、
白毛門から歩いて来られて疲労が溜まっている上での最後のアップダウンは相当のものだとお察しします。
今回一ノ倉岳でやめたのも、ピストンなので歩けばまたその分登り返さなくてはならないと思ったから。。。
やめて正解だったのかもしれませんねw
お花の名前ありがとうございました!
やはりマイヅルソウではなかったですね!
なんかちょっと違うなぁ。。。と思ってました。
ムラサキヤシオ、太陽に輝いてキレイな花でした!
教えていただいたついで、、、と言ってはなんですが。。。
ハクサンゴザクラとユキワリソウの違いに悩みます。
西黒尾根を登られた方たちがユキワリソウと書いている人が多くて。。。
もし可能でしたら教えてください。
また今後もお花のこと色々教えてください〜。
よろしくお願います。m(_ _"m)
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