記録ID: 1180138
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
キタダケソウ満開の北岳
2017年06月23日(金) ~
2017年06月24日(土)
山梨県
- GPS
- 27:25
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,912m
- 下り
- 1,915m
コースタイム
23日
06:15 広河原(広河原アルペンプラザ)⇒
06:40 御池小屋分岐⇒ 08:15 二俣⇒
10:05 八本歯ノコル尾根に取り付き地点⇒
10:45 八本歯ノコル⇒ 12:00 トラバース道分岐⇒
13:25 吊り尾根分岐⇒ 14:30 北岳山荘
24日
04:10 北岳山荘⇒ 05:00 吊り尾根分岐⇒
05:30 北岳山頂⇒ 05:55 両俣分岐⇒
06:10 肩ノ小屋⇒ 06:40 小太郎尾根分岐⇒
06:55 二俣分岐⇒ 07:45 二俣⇒
09:15 御池小屋分岐⇒
09:40 広河原(広河原アルペンプラザ)
06:15 広河原(広河原アルペンプラザ)⇒
06:40 御池小屋分岐⇒ 08:15 二俣⇒
10:05 八本歯ノコル尾根に取り付き地点⇒
10:45 八本歯ノコル⇒ 12:00 トラバース道分岐⇒
13:25 吊り尾根分岐⇒ 14:30 北岳山荘
24日
04:10 北岳山荘⇒ 05:00 吊り尾根分岐⇒
05:30 北岳山頂⇒ 05:55 両俣分岐⇒
06:10 肩ノ小屋⇒ 06:40 小太郎尾根分岐⇒
06:55 二俣分岐⇒ 07:45 二俣⇒
09:15 御池小屋分岐⇒
09:40 広河原(広河原アルペンプラザ)
天候 | 23日 晴れのち曇り 24日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
山梨県県道20号線〜 芦安駐車場 南アルプス温泉ロッジ白峰館(055-288-2321)にナビを合わせて芦安駐車場に向かいました。 芦安駐車場から乗り合いタクシーで登山口の広河原に入りました。 復路はシャトルバスで広河原から芦安駐車場に戻りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
23日 広河原から歩き始め二俣手前約200m付近からアイゼンを装着して大樺沢の雪渓を登りました。 気温が高いためか雪はぐずぐずでアイゼンの効きが悪く滑りました。 バットレスからの落石には注意をして登りましたが、この時季になると安定するのか心配していた落石はありませんでした。 やっとの事で八本歯ノコルから下がっている尾根に取り付きアイゼンを外しピッケルも収納しました。 丸太の階段を上るのに息は切れ足は上がらず前に進まず性根尽きてしまいました。 八本歯ノコルに出て少し登った所で体力の回復を図るため昼食にしました。 晴れていた空にガスが入り北岳山荘へのトラバース道付近のキタダケソウ群生地に着く頃には間ノ岳は隠れてしまいました。 お目当てのキタダケソウは満開、ゆったりした時間を過ごし吊り尾根分岐に登り北岳山荘に向かいました。 北岳山荘は小屋開きの準備に追われバタバタしていましたが不自由なく宿泊できました。 24日 北岳山荘前の残雪はツルツルに凍りついて短い間の通過に少し手間取り尾根に出ました。 朝焼けの間ノ岳がとてもきれいで度々振り返り北岳山頂に向かいました。 山頂直下に約10m程の凍り付いた残雪があり安全のたピッケルを使い通過して北岳山頂に登りました。 気温が下がり風が吹いてきたので短時間で360度の展望を楽しみ肩ノ小屋に下がり軽い朝食をとりました。 小太郎尾根分岐付近の降下地点には残雪があり夏道隠れていました。 雪の表面は少しシャーベット状でアイゼンを付けずに踏み跡をたどり下がりました。 二俣分岐より御池小屋への道を分け二俣に下がり広河原に戻りました。 |
その他周辺情報 | 金山沢温泉 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン ピッケル
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感想
久しぶりにキタダケソウを見に行こうと思い、高度順応することも兼ね計画しました。
23日より芦安から今季のバスの運行が始まると知りキタダケソウの開花時季と天気や小屋の様子などを予想して実行しました。
大樺沢の雪渓から八本歯ノコルへの登りは息が切れ成根尽き、高度順応がなされていない体には非常にきつく食べても吐き気がするような初めての体験をしました。
ここ数年3000m峰に登っていないし今季は2400mまでしか到達していない体には当然のようにのしかかってきた仕打ちでした。
キタダケソウを見るのは体力的に今季が最後と思い登ってきましたが途中で出会った青年からは励まされ、単独でガンガン登ってくる先輩の登山者を見て下山する頃には再度頑張ろうと勇気がわいてきました。
下山すると「広河原アルペンプラザ」で南アルプス市主催の南アルプス開山式が行われていました。
近隣の市町村長山岳関係者が集まり山の安全を願い献花や山岳慰霊者に黙祷を捧げ地元中学生による山の歌や夜叉誕生櫃覆匹披露されました。 今回は天候に恵まれ満開のキタダケソウや出合った登山者からも勇気をもらいまた教えを請い貴重な山旅になりました。
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