ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1184128
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

残雪の槍ヶ岳へ

2017年07月01日(土) ~ 2017年07月02日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
20:21
距離
39.7km
登り
2,781m
下り
3,771m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:56
休憩
0:12
合計
8:08
距離 14.3km 登り 2,202m 下り 209m
4:16
4:17
15
4:32
29
5:01
40
5:41
5:42
71
6:53
4
6:57
7:03
63
8:06
141
10:27
10:31
110
2日目
山行
6:56
休憩
0:47
合計
7:43
距離 25.4km 登り 595m 下り 3,562m
4:12
15
4:27
4:33
15
4:48
5:04
14
5:18
5:19
42
6:01
6:02
95
7:37
77
8:54
9:14
6
9:20
68
10:28
10:29
37
11:06
11:07
32
11:39
12
11:51
11:52
3
11:55
ゴール地点
天候 1日目、2日目とも雨(中腹以上は強風)
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
市営新穂高第3駐車場(無料)に駐車
コース状況/
危険箇所等
〇チビ谷はまだ雪渓に覆われています。
〇滝谷は水量が増えていました。7/1,2は上流の雪渓を使って渡れたが、今後迂回路として使うのは難しい。
〇南沢が増水した場合は無理に渡らないように
(川幅は狭いが水深が深い)
〇7/1~2:中腹以上は両日とも強風、視界悪し。現在位置は度々確認していたが、誤って双六に繋がる稜線に上がる。
〇両日とも稜線上はさらに強風。立っているのがやっとの状態。
〇稜線の手前は残雪あるが融雪進んでいる。→登山路(夏道)は沢状態。
〇7/1午後、小屋より少し下で岩の近くで踏み抜き(+捻挫?)で負傷者あり。小屋の人が二人で救助に行く
その他周辺情報 ひがくの湯(http://www.okuhida.or.jp/archives/1704) 利用。食事もできます。
予約できる山小屋
槍平小屋
来る途中、上高地周辺の道の駅「風穴の里」は16:30で閉めたため、新穂高温泉「ひがくの湯」の食堂で「朴葉味噌定食」を食べる。
2017年06月30日 19:11撮影 by  SO-01J, Sony
4
6/30 19:11
来る途中、上高地周辺の道の駅「風穴の里」は16:30で閉めたため、新穂高温泉「ひがくの湯」の食堂で「朴葉味噌定食」を食べる。
市営新穂高第3駐車場への入り口です。左に降りていきます。
2017年06月30日 19:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/30 19:36
市営新穂高第3駐車場への入り口です。左に降りていきます。
深山荘への橋を左手に見ながら先に進みます。
2017年06月30日 19:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/30 19:39
深山荘への橋を左手に見ながら先に進みます。
市営新穂高第3駐車場の入り口です。一番奥が登山口への道が川沿いに付けられています。この時期まだ仮設トイレは設置されていませんでしたので、新穂高センター(徒歩10~15分)のトイレを利用します。
2017年06月30日 19:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/30 19:33
市営新穂高第3駐車場の入り口です。一番奥が登山口への道が川沿いに付けられています。この時期まだ仮設トイレは設置されていませんでしたので、新穂高センター(徒歩10~15分)のトイレを利用します。
新穂高センターから歩いて20分ほど。登山の雰囲気が出てきました。雨は既に降っています。
2017年07月01日 04:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/1 4:30
新穂高センターから歩いて20分ほど。登山の雰囲気が出てきました。雨は既に降っています。
新穂高センターから歩いて50分、穂高平小屋の前を通過します。
2017年07月01日 05:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/1 5:00
新穂高センターから歩いて50分、穂高平小屋の前を通過します。
道は広く整備されていて、白出沢出合までこの道が続きます。
2017年07月01日 05:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/1 5:03
道は広く整備されていて、白出沢出合までこの道が続きます。
白出沢出合です。奥穂高岳と槍ヶ岳の分岐です。
2017年07月01日 05:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/1 5:38
白出沢出合です。奥穂高岳と槍ヶ岳の分岐です。
白出沢出合を過ぎて川を渡り向こう岸の山を登ります。
水量はそれほどではありません。
2017年07月01日 05:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/1 5:45
白出沢出合を過ぎて川を渡り向こう岸の山を登ります。
水量はそれほどではありません。
岩の多い道ですが、浮いている石は少ないようです。
歩きにくくありません。岩の上を渡っていきます。
2017年07月01日 05:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/1 5:54
岩の多い道ですが、浮いている石は少ないようです。
歩きにくくありません。岩の上を渡っていきます。
岩に足を置こうとしたら、ヒキガエルがじっとしていました。
おっと、危ない、危ない。
2017年07月01日 05:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/1 5:56
岩に足を置こうとしたら、ヒキガエルがじっとしていました。
おっと、危ない、危ない。
オオバミゾホウズキでしょうか。
2017年07月01日 06:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/1 6:05
オオバミゾホウズキでしょうか。
登山道が一部、沢になっています。
2017年07月01日 06:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/1 6:11
登山道が一部、沢になっています。
まず、第1の渡渉箇所、チビ谷です。雪渓に覆われていて、通過に特段問題はありません。
2017年07月01日 06:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/1 6:26
まず、第1の渡渉箇所、チビ谷です。雪渓に覆われていて、通過に特段問題はありません。
チビ谷上方の景色。
2017年07月01日 06:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/1 6:28
チビ谷上方の景色。
マイヅルソウが咲きかけています。
2017年07月01日 06:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/1 6:36
マイヅルソウが咲きかけています。
ヤマツツジも咲いています。八ヶ岳だと6月下旬にはほぼ終わりかけでした。
2017年07月01日 06:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/1 6:43
ヤマツツジも咲いています。八ヶ岳だと6月下旬にはほぼ終わりかけでした。
第2の渡渉箇所、滝谷です。川は荒れ狂るい、橋は落ちて片側のみ引っかかっています(増水時には流れてしまう橋です)。今回の登山はここで終わりか・・・・
2017年07月01日 06:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/1 6:53
第2の渡渉箇所、滝谷です。川は荒れ狂るい、橋は落ちて片側のみ引っかかっています(増水時には流れてしまう橋です)。今回の登山はここで終わりか・・・・
川上方に雪渓発見。雪渓を渡って通過します。(雪渓から下流の写真)今日の段階ではまだ厚みがあり、しっかりしている印象でした。
2017年07月01日 06:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/1 6:58
川上方に雪渓発見。雪渓を渡って通過します。(雪渓から下流の写真)今日の段階ではまだ厚みがあり、しっかりしている印象でした。
雪渓を所々渡っていきます。まだアイゼンは不要です。
2017年07月01日 07:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/1 7:34
雪渓を所々渡っていきます。まだアイゼンは不要です。
第3の渡渉箇所、南沢です。川の半ばまで岩に乗って進み、川の中、最後の一歩として足を踏み入れると(丸印の岩左側の透明な箇所が深さ膝までと思い)、腰まで深さがありました。流れが無い箇所ですが、慌てて向こう岸に上がりました。川岸は広くない分、増水時には深くなるようです。
2017年07月01日 07:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/1 7:36
第3の渡渉箇所、南沢です。川の半ばまで岩に乗って進み、川の中、最後の一歩として足を踏み入れると(丸印の岩左側の透明な箇所が深さ膝までと思い)、腰まで深さがありました。流れが無い箇所ですが、慌てて向こう岸に上がりました。川岸は広くない分、増水時には深くなるようです。
登山道は沢と化す・・・
2017年07月01日 07:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/1 7:46
登山道は沢と化す・・・
槍平小屋に到着です。目安半分近く来ました。本日から営業再開です。建物の中から光が見えます。
2017年07月01日 07:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/1 7:55
槍平小屋に到着です。目安半分近く来ました。本日から営業再開です。建物の中から光が見えます。
槍平小屋のトイレ。壁の絵がかわいいです。
2017年07月01日 08:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/1 8:03
槍平小屋のトイレ。壁の絵がかわいいです。
槍平小屋のキャンプ指定地です。ここで水も無料に手に入れられます。槍ヶ岳方面に向かいます。
2017年07月01日 08:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/1 8:05
槍平小屋のキャンプ指定地です。ここで水も無料に手に入れられます。槍ヶ岳方面に向かいます。
チングルマでしょうか、花が咲いています。
2017年07月01日 08:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/1 8:10
チングルマでしょうか、花が咲いています。
滝と化した場所を通過していきます。
2017年07月01日 08:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/1 8:23
滝と化した場所を通過していきます。
きれいな花ですが、名前はわかりません。
2017年07月01日 08:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/1 8:29
きれいな花ですが、名前はわかりません。
キヌガサソウです。こういうときはきれいな花を見て逃避です。
2017年07月01日 08:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/1 8:39
キヌガサソウです。こういうときはきれいな花を見て逃避です。
ここは登山路なのか、登山路なのか?
ハイ(赤テープ)。
2017年07月01日 09:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/1 9:24
ここは登山路なのか、登山路なのか?
ハイ(赤テープ)。
槍平と千丈分岐の中間地点。アイゼン、ピッケルを装備して、ここを直登します。風が強くなってきました。
2017年07月01日 09:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/1 9:24
槍平と千丈分岐の中間地点。アイゼン、ピッケルを装備して、ここを直登します。風が強くなってきました。
延々と続く傾斜。表面の雪は柔らかく踏ん張りが効かないので、スリーオクロックで進みます。主に左から、後ろから強い雨風、飛騨乗越まで後・・分、更に15分ほど歩けば小屋に着くと自分を励まします。現在地のGPSをこまめにチェックしていましたが、最後の最後で違った雪渓分岐に入り込み登っていたことに気が付きました(幾つかの小山で雪渓が分岐しているので簡単に横移動できない)。ここでは体力を消耗する小山の横断や元の雪渓に戻ることを選択せずに、別の登山道がある稜線上にそのまま上がることにしました。
2017年07月01日 10:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/1 10:06
延々と続く傾斜。表面の雪は柔らかく踏ん張りが効かないので、スリーオクロックで進みます。主に左から、後ろから強い雨風、飛騨乗越まで後・・分、更に15分ほど歩けば小屋に着くと自分を励まします。現在地のGPSをこまめにチェックしていましたが、最後の最後で違った雪渓分岐に入り込み登っていたことに気が付きました(幾つかの小山で雪渓が分岐しているので簡単に横移動できない)。ここでは体力を消耗する小山の横断や元の雪渓に戻ることを選択せずに、別の登山道がある稜線上にそのまま上がることにしました。
稜線は強い風が吹いており、槍はぼんやり見えただけで直ちに槍ヶ岳山荘に入ります。この後暖かい食事とビールは幸せでした。夕方槍ヶ岳に登れないかと思って時々様子を見ますが、風はさらに強くなっていきます。ちなみにこの日の宿泊者は私を入れて2組でした。ベテランさんの一言「こんな日に山に登るのはよっぽどの物好きだよ。」
2017年07月01日 16:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/1 16:28
稜線は強い風が吹いており、槍はぼんやり見えただけで直ちに槍ヶ岳山荘に入ります。この後暖かい食事とビールは幸せでした。夕方槍ヶ岳に登れないかと思って時々様子を見ますが、風はさらに強くなっていきます。ちなみにこの日の宿泊者は私を入れて2組でした。ベテランさんの一言「こんな日に山に登るのはよっぽどの物好きだよ。」
翌朝、稜線上は風で飛ばされそうで、辛うじて立っていられる状況です。槍ヶ岳に登るか、撤退か。考え込んだ挙句、まずは穂先の麓まで行き、風の状態に合わせて登り始めます。岩場は濡れていますが、ホールドは複数あり安定していました。風は穂先の麓が一番強く、穂先の中腹以上は弱まった感がありました。
2017年07月02日 04:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/2 4:22
翌朝、稜線上は風で飛ばされそうで、辛うじて立っていられる状況です。槍ヶ岳に登るか、撤退か。考え込んだ挙句、まずは穂先の麓まで行き、風の状態に合わせて登り始めます。岩場は濡れていますが、ホールドは複数あり安定していました。風は穂先の麓が一番強く、穂先の中腹以上は弱まった感がありました。
最後の2連梯子を登ると頂上です。祠が奥に見えます。
2017年07月02日 04:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/2 4:28
最後の2連梯子を登ると頂上です。祠が奥に見えます。
登頂の証の三角点タッチ。座って撮っていますが、強風のため写真がブレてしまっています。
2017年07月02日 04:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/2 4:28
登頂の証の三角点タッチ。座って撮っていますが、強風のため写真がブレてしまっています。
目的(槍ヶ岳登頂)を果たしたので帰りはお気楽です。
まずは頂上への2連梯子。
2017年07月02日 04:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/2 4:29
目的(槍ヶ岳登頂)を果たしたので帰りはお気楽です。
まずは頂上への2連梯子。
ここは登りと下りが交錯する場所ですね。
2017年07月02日 04:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/2 4:33
ここは登りと下りが交錯する場所ですね。
名残を惜しみながら降りていきます。小槍は見えません。
2017年07月02日 04:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/2 4:37
名残を惜しみながら降りていきます。小槍は見えません。
槍ヶ岳山荘で15分ほど休憩後、出発です。穂先に登った時より風が強くなったような・・・入口のドアを開けようとした瞬間に木のテーブルが目の前を飛んで行きました。ちなみに私のザックカバーも入り口を出た瞬間にどこかかなたに飛んで行ってしまいました。
2017年07月02日 05:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/2 5:05
槍ヶ岳山荘で15分ほど休憩後、出発です。穂先に登った時より風が強くなったような・・・入口のドアを開けようとした瞬間に木のテーブルが目の前を飛んで行きました。ちなみに私のザックカバーも入り口を出た瞬間にどこかかなたに飛んで行ってしまいました。
昨日は通れなかった飛騨乗越です。スミマセン。ここも座って撮ったのですが、強風のため写真がブレてしまいました。目の上で手を帽子のつば状ににしながら足元だけ見て降りていきます。
2017年07月02日 05:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/2 5:17
昨日は通れなかった飛騨乗越です。スミマセン。ここも座って撮ったのですが、強風のため写真がブレてしまいました。目の上で手を帽子のつば状ににしながら足元だけ見て降りていきます。
この雪渓を真下に降りていきます。昨日同様視界はよくありませんが、おおよそのルートの見通しがあるので特段不安はありません。雪渓を降りるのは足にきますけど結構好きです。
2017年07月02日 05:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/2 5:37
この雪渓を真下に降りていきます。昨日同様視界はよくありませんが、おおよそのルートの見通しがあるので特段不安はありません。雪渓を降りるのは足にきますけど結構好きです。
たまに上から風で岩が転がってきます。これは近くを転がってきた石です。上からぶつかったら危険ですね。
2017年07月02日 06:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/2 6:09
たまに上から風で岩が転がってきます。これは近くを転がってきた石です。上からぶつかったら危険ですね。
昨日の雨で融雪が進んだのでしょうか。雪渓の所々亀裂が入ってきています。
2017年07月02日 06:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/2 6:18
昨日の雨で融雪が進んだのでしょうか。雪渓の所々亀裂が入ってきています。
少し視界が良くなったので上の方をパノラマで撮ってみました。
中腹まで降りてくると、風、雨とも弱まってきた気がします。
2017年07月02日 06:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/2 6:54
少し視界が良くなったので上の方をパノラマで撮ってみました。
中腹まで降りてくると、風、雨とも弱まってきた気がします。
槍平小屋まで帰ってきました。この後は問題の南沢が待っています・・・
2017年07月02日 07:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/2 7:39
槍平小屋まで帰ってきました。この後は問題の南沢が待っています・・・
南沢です。昨日と比べても状況はよくありません。しばらく渡れそうな場所を吟味した後、向こう岸から川中央まで伸びている木の枝を使い、ロープのように渡りました。
2017年07月02日 07:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/2 7:57
南沢です。昨日と比べても状況はよくありません。しばらく渡れそうな場所を吟味した後、向こう岸から川中央まで伸びている木の枝を使い、ロープのように渡りました。
滝谷避難小屋です。山から下りてくると正面に見えるようになっています。昨日は気づかなかった。
2017年07月02日 08:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/2 8:54
滝谷避難小屋です。山から下りてくると正面に見えるようになっています。昨日は気づかなかった。
滝谷に降りてきました。昨日の雨で上流の雪渓もだいぶ小さくなってしまいました。手前部分のブリッジ(茶色)の左側に崩れた1.5mほどの雪の塊(この写真では確認できない)を足場にブリッジを登って右手に進み、そこから奥の崖をよじ登り、20mほど行ったところで今度は崖を下り、登山路につなげた。
2017年07月02日 09:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/2 9:03
滝谷に降りてきました。昨日の雨で上流の雪渓もだいぶ小さくなってしまいました。手前部分のブリッジ(茶色)の左側に崩れた1.5mほどの雪の塊(この写真では確認できない)を足場にブリッジを登って右手に進み、そこから奥の崖をよじ登り、20mほど行ったところで今度は崖を下り、登山路につなげた。
滝谷の本来の渡渉箇所。昨日残っていた橋も流されてしまったようです。
2017年07月02日 09:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/2 9:16
滝谷の本来の渡渉箇所。昨日残っていた橋も流されてしまったようです。
藤木レリーフでしょうか。枝が邪魔で良く見えない・・・
2017年07月02日 09:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/2 9:17
藤木レリーフでしょうか。枝が邪魔で良く見えない・・・
たぶん、本日、難しいところは終わったでしょう(希望的観測)。チビ谷君、君は裏切らないよね。
2017年07月02日 09:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/2 9:21
たぶん、本日、難しいところは終わったでしょう(希望的観測)。チビ谷君、君は裏切らないよね。
チビ谷は昨日同様雪渓の上を渡れました。
2017年07月02日 09:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/2 9:38
チビ谷は昨日同様雪渓の上を渡れました。
昨日は咲いていませんでした。
2017年07月02日 10:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/2 10:09
昨日は咲いていませんでした。
白いきれいな花ですが、名前はわかりません。
2017年07月02日 10:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/2 10:18
白いきれいな花ですが、名前はわかりません。
白出沢出合に到着しました。
2017年07月02日 10:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/2 10:25
白出沢出合に到着しました。
モミジカラマツが咲いています。
2017年07月02日 10:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/2 10:45
モミジカラマツが咲いています。
ヨツバシオガマでしょうか。
2017年07月02日 10:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/2 10:46
ヨツバシオガマでしょうか。
白出沢出合を過ぎると穏やかな道が続きます。雨も上がって登山の余韻を味わいながら下山します。
2017年07月02日 11:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/2 11:02
白出沢出合を過ぎると穏やかな道が続きます。雨も上がって登山の余韻を味わいながら下山します。
穂高平小屋まで戻ってきました。
2017年07月02日 11:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/2 11:06
穂高平小屋まで戻ってきました。
蒲田川は昨日より荒れています。ゴロゴロと大岩が転がっていく音が聞こえます。
2017年07月02日 11:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/2 11:27
蒲田川は昨日より荒れています。ゴロゴロと大岩が転がっていく音が聞こえます。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 雨具 ゲイター 着替え ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ヘルメット

感想

〇「雨の日に山に登るものではない」よく聞く話だ。週末は雨予想で元々濡れる覚悟はできていた。雨が降ったら川が増水するのは当然の摂理。今回の渡渉は単独行動だったので渡渉したが、2人以上だったら、滝谷で引き返してもおかしくない状況であった。また、1日目の状況から、2日目は上高地経由で降りることも検討していたが、上高地側も槍沢支流が増水して迂回したことを聞き、昨日の状況を把握している飛騨沢ルートを選択した。リスク管理から言えば、涸沢経由がより安全であった可能性が高い。
〇元々汗かきなので、今回汗をかいた後に体が冷え込まない(汗を外に出して乾かす)インナー長袖を2重に着込んでいた。そのためか雪渓では強風雨にさらされたが体はそれほど冷え込むことはなく、雪渓上でも歩行ペースもそれほど落ちずに、見通しよりかなり早めに小屋に着いた。(7/1午後ずっと空いていたので、その日のうちに穂先に登るべきだったと翌日朝に後悔しました。→上高地側から来たベテランの方に山のいろんな話を伺えたのはすごい収穫でしたが。)上高地側から登り、3時過ぎころ着いた女性(連れの方)は小屋に着いた後震えが止まらず宿泊届がうまく書けなかったと夕食時に言っていた。強風雨に長時間さらされたり、インナーの着方によって体の冷え込みかたには差が出るかもしれない。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3166人

コメント

非常に危険な山行のお手本だと思います。
はじめまして。
まずは、ご無事の帰還なによりです。

以下、私見です。
幾つもの、リスク回避術はお見事でした。
しかし、このような山行は、死と紙一重であると思います。
無事なのは運が良かっただけです。
低体温症、強風による滑落、雪渓崩落、沢に流される等、非常に危険でした。

このレコを読まれた方が、同じ様な行動を取られることに危惧します。

真似されないことを願います。

このレコは沢山の方に読んで頂きたいと思いました。

私は、山は晴れた日に行く人です。
2017/7/3 19:54
お疲れ様でした
ginta8080様
はじめまして sigezo と申します
大変お疲れ様でした
レコはコメント見ながら 「次ははどうなるんだろう!?」っと
ハラハラの連続でした
レコを見ると淡々と進んでいるように見えますが、
相当現場で悩み!? 躊躇しながら何とか道を選択して進んだと思います 

私は1年前の6月に初めて同じルートから日帰りに挑戦しまして同じく雨でしたが、
仕事の休みが取れないためどんどん行ってしまいました。
ちょっと心境がわかるような気がします

多分これだけの難関をクリアしたんですから
ginta8080は相当用心深いと思います
単独行は何かアクシデントあっても誰にも認知されませんので、益々注意深くなると思います
重ねてお疲れ様でした
レコありがとうございました!!
2017/7/4 21:58
Re: お疲れ様でした
sigezo様

はじめまして。ginta8080です。コメントありがとうございます。
 推奨ルート2泊3日コースをそんなに休み取れないから1泊2日で行くならどう回る?と山プラみながらよく悩んでおります。計画の時点では極力情報を集め、相当練っているつもりなのですが、天気含めなかなか思うようにならないですね。梅雨時期に入りパタッと残雪状況等の情報が入らず、この時期は少しでも情報がほしいと感じています。
 単独行は危険と隣合わせですので事前に想定はしていくのですが、想定外の事態に遭った場合、ご指摘のようにその場で悩み、何とか道を選択している状況です。今後も経験値を積み上げより難しい山にも挑戦していきたいと思っています。
2017/7/5 6:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
槍ヶ岳/飛騨沢ルート/新穂高温泉起点槍平経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳中崎尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら