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Yamareco

記録ID: 119534
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

残雪の立山

2008年04月30日(水) ~ 2008年05月01日(木)
 - 拍手
GPS
24:50
距離
11.5km
登り
1,357m
下り
1,359m

コースタイム

4/30 9:10室堂-11:30-50立山(雄山)-14:30別山-15:10別山乗越
   -16:30室堂
5/1  7:20室堂-9:10-30浄土山-10:00室堂
天候 4/30 晴れ
5/1  晴れのち薄曇り
過去天気図(気象庁) 2008年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
立山縦走:室堂から雄山まではトレースも明瞭、雄山から別山、別山乗越までは、
 トレースはあるが、行きかう人は少ない。アイゼンは必要。
浄土山:トレースはあまりはっきりしておらず、山頂へ向かって
 雪の急斜面を登る。午前中は雪もかたいので、アイゼンは必要。
バスの車窓より、薬師岳を望む
2008年04月30日 08:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 8:22
バスの車窓より、薬師岳を望む
「雪の大谷」の雪壁
2011年06月25日 14:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
6/25 14:41
「雪の大谷」の雪壁
室堂より立山
2011年06月25日 14:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
6/25 14:42
室堂より立山
一の越
2008年04月30日 10:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 10:24
一の越
一の越より雄山を目指して登る
2011年06月25日 14:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
6/25 14:42
一の越より雄山を目指して登る
立山(雄山)ピーク。遠方は後立山連峰(鹿島槍、五竜岳あたり)
2008年04月30日 11:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 11:30
立山(雄山)ピーク。遠方は後立山連峰(鹿島槍、五竜岳あたり)
立山山頂より南の方、少し霞んでいる
2008年04月30日 11:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 11:31
立山山頂より南の方、少し霞んでいる
大汝山ピークと、遠く剣岳
2008年04月30日 12:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 12:00
大汝山ピークと、遠く剣岳
稜線にライチョウがいた
2008年04月30日 12:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 12:06
稜線にライチョウがいた
立山稜線より、遠く大日岳方面を望む
2011年06月25日 14:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
6/25 14:42
立山稜線より、遠く大日岳方面を望む
立山の稜線。このように部分的に岩が出ている
2008年04月30日 12:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 12:14
立山の稜線。このように部分的に岩が出ている
大汝ピークより、遠く剣岳
2008年04月30日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 12:22
大汝ピークより、遠く剣岳
大汝ピークより、後立山連峰。右から、鹿島槍、五竜、唐松、遠くは白馬三山
2008年04月30日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 12:22
大汝ピークより、後立山連峰。右から、鹿島槍、五竜、唐松、遠くは白馬三山
富士の折立を降りて振り返ったところ
2011年06月25日 14:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
6/25 14:42
富士の折立を降りて振り返ったところ
稜線に、なぜかメジロが倒れていた。
風にあおられ下界から吹き流されてしまったのか?
2008年04月30日 13:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 13:07
稜線に、なぜかメジロが倒れていた。
風にあおられ下界から吹き流されてしまったのか?
別山への登りから、歩いてきた立山(雄山、大汝)の縦走路を振り返る
2008年04月30日 14:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 14:28
別山への登りから、歩いてきた立山(雄山、大汝)の縦走路を振り返る
別山より、憧れの雪の剣岳の雄姿
2008年04月30日 14:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 14:30
別山より、憧れの雪の剣岳の雄姿
これも剣岳
2011年06月25日 14:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
6/25 14:43
これも剣岳
剣岳のアップ。なかなか厳しい表情をしている
2008年04月30日 14:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 14:30
剣岳のアップ。なかなか厳しい表情をしている
別山から剣御前小屋までの稜線はこのような雪の稜線
2008年04月30日 14:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 14:31
別山から剣御前小屋までの稜線はこのような雪の稜線
別山より、奥大日岳を望む
2008年04月30日 14:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 14:32
別山より、奥大日岳を望む
別山頂上より、立山(雄山、大汝)を振り返る
2008年04月30日 14:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 14:33
別山頂上より、立山(雄山、大汝)を振り返る
室堂より、奥大日岳
2008年04月30日 16:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 16:04
室堂より、奥大日岳
奥大日岳のアップ。
2008年04月30日 16:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 16:04
奥大日岳のアップ。
太陽は大日岳のかなたに沈んでいった
2008年04月30日 18:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/30 18:32
太陽は大日岳のかなたに沈んでいった
朝の浄土山、室堂より
2008年05月01日 07:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/1 7:33
朝の浄土山、室堂より
室堂より逆光の立山
2008年05月01日 07:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/1 7:33
室堂より逆光の立山
ライチョウが近づいてきた。これは♂。
おはよう!
2008年05月01日 08:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/1 8:02
ライチョウが近づいてきた。これは♂。
おはよう!
♀も近づいてきたゾ
2008年05月01日 08:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/1 8:02
♀も近づいてきたゾ
浄土山山頂
2008年05月01日 09:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/1 9:21
浄土山山頂
撮影機器:

感想

【山行No360】

 残雪期の立山は一度行ったことがあるが、久々に行ってみることにした。

4月29日:移動日
 ・昼前に四国をJRで出発し、富山に夕方着、駅付近のホテル泊。

4月30日
 6:28 富山駅 発
 ・富山地鉄電車で立山駅まで、そこからケーブル、バスと乗り継ぐが、
  人出は以外と少なく、どれも待ち時間なしで乗れた。
  バスの車窓からは、薬師岳や大日岳の白い姿が良く見えて、うきうきしてくる。
 8:50-9:10 室堂、(気温=+15℃)
   今日は雲がほとんどない絶好の登山日和で、真っ白い雪景色がまぶしい。
  ・一の越までの登路は、トレースもはっきりしているので、アイゼンなしで
   ゆっくりと登る。
  ・一の越付近で、上空にタカ類。たぶん「ハチクマ」と思われた。
 10:20-30 一の越
  一の越は人が結構多い。どうも登山者よりも山スキーの人が多い感じ。
   ここから立山東斜面を滑ってゆくようだ。
  ・ここからアイゼンを着けて雄山に向けて登ってゆく。
   雪はクラスト気味で良く締まっており、楽な登行。

 11:30-50 立山(雄山)山頂、(気温=+10℃)
  以前、この時期に来たときは山頂は風が強くて寒かったが、
  今日は山頂部も風が弱く、ぽかぽかして気持ちいい。
  人は4〜5人程度。

  ・今日はここまでで引き返してもいいか、と最初は思っていたが、
   意外と楽に登頂できたので、別山まで縦走することにした。
  ・縦走路最初の難関は、雄山ピークからの下り。3mほどだが
   岩が出ている急な下りで、慎重に下った。その後も所々岩がでている
   雪道を慎重に行く。踏み跡は一応あるが、人どおりはほとんどない。
 
 12:20-30 立山(大汝山)山頂
  ここは雪のドーム状になっている。登山者2名。
  眺めもよく、後立山連峰(鹿島槍から、五竜、唐松、白馬)が
  ずらりと並んでいて、雄大な感じ。

  ・富士の折立からの下りは岩交じりの急な下りで、少し慎重に下る。
 12:50 真砂分岐
   ここからようやく緩やかな道となってほっとした。
  ・昼下がりの雪山、周りに人の姿は全く見えず、なんだか
   死後の世界で山を歩いているような、変な感じがした。
  ・途中、道端にメジロが死んでいた。なんでこんなところに?
   強風にあおられて下界から吹き流されてきたのだろうか?
  ・真砂岳を越えて、別山への登りにかかる。雪は少なく、夏道がでている
   ので、アイゼンは外して登るが、そろそろ足が疲れてきて、足取りが重い。

 14:30-50 別山山頂
  やれやれ、ようやく登頂か。
  しかし苦労してやってきたかいがあり、山頂からまじかに見える
  雪の剣岳の雄姿は、ちょっと感動もの。
  今回の山行の目的は、この風景を見に来た、と言えるかもしれない。

 15:10 別山乗越(剣御前小屋)
  ・ここから別山沢沿いに下るが、雪の大斜面なので、シリセードで
   下った。雪質はグズグズだが結構なスピードがでて、爽快だった。
   結局、標高2700->2400mまでを10分弱で下った。

 16:30 室堂(みくりが池温泉)着
   体力的にはいっぱいいっぱいの感じだったが、充実した一日だった。
   小屋は、本日50人程度の宿泊客で、混んでいなかった。
   風呂(温泉)にも入り、スッキリ

5月1日
  今日は、浄土山に軽く往復してから下山することにする。

 7:20 室堂(みくりが池温泉)発(気温=+10℃)
   今日の天気は晴れではあるが上空は薄い雲が出始めている。
   風はなく、朝にしては温かい。
  ・途中でライチョウの♂、♀のペアがいた。
   なぜだか、向こうからこちらに寄ってきてくれた。
  ・途中までトレースがあったが、途中の岩が出ているあたりより
   トレースが明瞭でなくなった。西側を大きく巻いたのち、
   西面の雪の急斜面をジグザグに登る。30度以上だろうか?
   結構な急斜面で、雪もかたいので、ピッケルをしっかりさしながら登る。

 9:10-30 浄土山
   山頂部は緩やかなドーム状。人影はない。
  ・下りはやってきた雪の急斜面を、シリセードで下るが、
   そのままだとスピードが出すぎるので、ピッケルで目いっぱい
   制動をかけながら下った。標高差約150mを、約10分で下った。

 10:00-40 室堂 着
   
  ・室堂からは、バス、ケーブル、富山地鉄で富山駅に出て、
   午後のJR便で四国に戻った。

 
  

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予定
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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