大弛峠から国師ヶ岳と金峰山ピストン、手軽に避暑登山

2017年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 11.6km
• 登り: 724m
• 下り: 786m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:47
• 合計: 7:28

7:45 大弛峠
7:58 8:01 夢の庭園
8:19 8:20 前国師ヶ岳
8:24 8:24 三繋平
8:31 8:38 国師ヶ岳
8:45 8:45 三繋平
8:48 8:50 前国師ヶ岳
9:02 9:10 夢の庭園
9:21 9:30 大弛峠
9:59 9:59 朝日峠
10:20 10:30 大ナギ
10:44 10:48 朝日岳
12:07 12:12 金峰山
12:16 13:07 五丈石
14:10 14:17 朝日岳
14:31 14:31 大ナギ
14:48 14:48 朝日峠
15:13 大弛峠

天候

曇り、10時頃から時々日が差す、13時から晴れ（ヤマテン微妙に外れ）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

7:30到着時には駐車場満車で、長野側のダートに駐車が始まっていました。
大弛峠は標高2365mもあるのに携帯の電波がバリ3で驚きました。

コース状況／危険箇所等

この時期どの山も同じかと思いますが、この日歩いた大弛峠を含む全箇所に羽虫（ハエ、蚊、アブ）が大量にいて、立ち止まるとまとわりついてきました。肌を露出しないことと、防虫ネットが効果的でした。

写真

7/17 7:12

大弛峠に向かう林道の途中で金峰山が見えた

7/17 7:12

五丈岩をアップ

7/17 7:31

大弛峠に着いた。
昨夜雨が降ったのか、手前3km位から路面が濡れていた。
駐車場はほぼ満車だったが、バイクなので問題なし。
着いたときには寒くて手はかじかんでいた。

7/17 7:31

トイレ。
汲み取り式で紙なし、手洗いの水無し。
でも、ありがたい。

7/17 7:32

よくできた地図だけど、金峰山まで2時間30分はかなり難しいと思う。コースタイムは3時間。

7/17 7:44

まず国師ヶ岳をピストンしよう。

7/17 7:44

ん？この絵は？

7/17 7:44

乾徳山の看板にいたキツネがここにもいたー！
色使いや字も同じだし、同じ人が描いたのだろう。

7/17 7:49

大弛小屋の前を通る

7/17 7:56

木道。高山病が始まる2500mに近いからか、最初から息苦しさを感じた。数回に分けて息を吐き、数回に分けて吸う、を心がけた。

7/17 7:57

夢の庭園との分岐。後で寄るか

7/17 7:59

階段は嫌いだけど、ここは切り欠きがあるので登りやすい。
丹沢もこうしてくれればありがたいのだが。

7/17 8:16

石楠花が少しだけ咲いていた。
甲武信ヶ岳が有名であちらの見頃は6月らしいが、こちらは標高が高いので7月なのだろうか。
ちなみにこの道を6時間歩けば甲武信ヶ岳まで縦走できる。
ロマンがあるが、自分には日帰りは無理だな。

7/17 8:17

開けた場所に出たが、ガスっている

7/17 8:18

こうなりゃお花撮影に切り替えよう。
ハクサンイチゲかな

7/17 8:19

コケモモかな？とても小さい

7/17 8:19

通過

7/17 8:24

通過。
見切れているが右側にベンチがあった

7/17 8:24

低山だとセミがうるさいが、ここは鳥の声だけ。
やっぱり高山は涼しいし静かでいい。

7/17 8:29

おっ富士山が見える。

7/17 8:29

ブログ「日本百名山 -楽して登る日本の名峰-」のお言葉「山の写真は撮れるうちに撮るのが基本である」を実践

7/17 8:30

国師ヶ岳に到着

7/17 8:33

ほら、4分経過しただけで富士山の頭に雲がかかってしまった。

7/17 8:34

7/17 8:35

羽虫の顔面アタックが激しいので、初めて防虫ネットを被ることにした。効果てきめんだった。

7/17 8:39

防虫ネットを被った視界はこんな感じ。
一枚膜を通した感じになるが、どうせこの天気だし。

7/17 8:37

あ、

7/17 8:37

ここにもいた。かわいい

7/17 8:38

山梨百名山の新しい標柱と。
さあ戻ろう。

7/17 8:50

行きに撮った石楠花の周りの花たちが

7/17 8:50

30分のうちに咲いていた

7/17 9:07

ふーん。

7/17 9:09

…？

7/17 9:09

行き止まり

7/17 9:10

え、これが？
どこが「夢」でどこが「庭園」なのかさっぱりわかりませんでした。

7/17 9:10

大弛峠の駐車場が見える

7/17 9:30

大弛峠に戻り、今度は金峰山へ向かう。
涼しいので炭酸水500mlとお茶200mlはデポしたままにした。
持って行く水は700mlだけ。荷物が軽いので楽だ。

7/17 9:43

樹林帯を淡々と進む

7/17 10:02

ケルンがある

7/17 10:02

朝日峠を通過

7/17 10:26

ガレた岩場を登ると

7/17 10:29

朝日岳手前の2528ピーク

7/17 10:31

南アかな

7/17 10:45

朝日岳に到着。
この手前で、先週の山行ですれ違った方とよく似たご夫婦？とすれ違った。女性は大柄で目が大きい方、男性はサングラスでラジオを持っていた。声をかければよかった。

7/17 10:45

朝日岳からの大下りと、金峰山

7/17 10:46

アップで。

7/17 11:08

鞍部にある朽ちかかったベンチ。
前回来たときはこの辺に「鉄山」という手製標識があったが、見当たらなかった

7/17 11:39

ゆるいアップダウンを数回繰り返したら息が上がってきた。
意外ときつい。
石楠花とハイマツに囲まれた道になった。
やった、稜線が近いぞ。

7/17 11:43

一気に視界が開けた。
ここからがこのコースのハイライト。
アルプス気分を味わえる

7/17 11:44

奇岩群

7/17 11:42

瑞牆山から離れているが、似ている

7/17 11:48

これから歩く稜線。いいね

7/17 11:48

眼下に金峰山小屋

7/17 11:49

斜め下に存在感抜群の瑞牆山

7/17 11:49

山頂を光学最大ズーム。
登山者が見える

7/17 11:49

2015年に登ったが、絶壁なので金峰山よりピーク感があった。

7/17 11:52

振り返ると朝日岳

7/17 11:59

さて進もう。避雷針？

7/17 12:02

二人が立っている岩が一番高いと思うが、山頂標識はなぜかその下にある。
自分は心の中で、彼らが立っている場所を「真の山頂」と呼んでいる

7/17 12:03

一株だけ咲いていた

7/17 12:03

ゴーロ帯っぽい場所を少し歩く。
道がわからなくなることがあるが、緑のロープがある方を歩けばよい

7/17 12:07

この岩をくぐると

7/17 12:09

八ヶ岳で見る輪切りの山頂標識があった

7/17 12:11

五丈岩ドーン！

7/17 12:13

五丈岩を中心に。

7/17 12:15

山梨百名山の標柱は五丈岩の前。

7/17 12:16

横から見ると実は薄っぺらい。
このアングルが存在感がある

7/17 12:19

コーヒーとデイトレックスで昼食

7/17 12:37

食べながら眺めていると、子供やお年寄りも五丈岩を途中まで登っている。
自分も登れる場所まで登ってみることにした

7/17 12:47

が、ここでリタイア。
若いお兄ちゃん、カップル一組が登頂するのを見送った。

7/17 12:50

足元の隙間。

7/17 12:50

手を入れられる場所はあるが、体を持ち上げられる自信が無い。
上りそこなって落ちたら大変だ

7/17 12:56

無理はしちゃだめだ。
ここまでにしておこう。

7/17 12:57

五丈岩の登った場所から撮影。

7/17 13:07

瑞牆山へ向かうコース。
イガイガしてるなー

7/17 13:08

RPGのような橋を渡って行く祠にお参りした

7/17 13:09

彼がいる場所まで登った

7/17 13:11

下山する前に、真の山頂からパノラマ・その1

7/17 13:11

その2。今頃晴れるとは。

7/17 13:17

復路開始。

7/17 14:08

朝日岳の登りは日差しが照りつけて暑かった

7/17 14:10

金峰山を振り返って。

7/17 14:12

朝日岳のベンチで休憩。
復路は往路で会った人たちを多く見かけた。

7/17 14:17

立ち枯れ

7/17 14:24

2528ピーク

7/17 14:24

晴れたので、もう一度。

7/17 15:13

15:13に帰着。
ほとんど縦走と同じだったが、下山はやはり登りより楽だった。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ60 パナソニック

装備

個人装備

■登山道具： 32Lザック トレッキングシューズ ストック ヘッデン 熊避け鈴 ■衣類：帽子 半袖メッシュTシャツ アームカバー グローブ レインウェア 短パン SKINS ■食料系：デイトレックス4枚(800kカロリー) 噛むブレスケア ■飲料系：ただの炭酸水500ml(デポして飲まず)＋保温カバー 水800ml+マグポット（約300ml余り） ペットボトルお茶200ml(デポして飲まず) 100均ステンレスマグカップ ポーションコーヒー×2 ■衛生関係：目薬 ロキソニン ビオフェルミン止瀉薬 キズパワーパッド ポケットティッシュ ■その他：森林香とケース ライター 虫除けネット スマートフォン スマートフォンのバッテリー 自撮棒 サングラス サングラスのポーチ デジタルカメラ デジカメのバッテリー デジカメのポーチ 財布 老眼鏡 ミニカッター 爪切り ガムテープ レジャーシート ゴミ袋

感想

ドンソク

関東地方が梅雨明けしたのでどこか行こう。
初めに計画したのは御嶽山。しかし天気予報では荒れ模様なので断念。

次に本社ヶ丸と笹子雁ヶ腹摺山。しかし当日の笹子町の予想最高気温は35度！
低山なので暑さにやられそう。
丹沢の塔ノ岳と同じくらいの標高だが、あそこも夏は下界と変わらない暑さだ。
ニュースでよく報道される「今日は熱中症でxx人が病院に搬送されました」のxx人に入りたくない。

やめよう。じゃどこにする？
一度行ったことがあるが、金峰山なら標高が2500m超えなので涼しいだろう。
大弛峠から登ればほとんど縦走、楽に行ける。
大弛峠を挟んで金峰山の反対側にある国師ヶ岳にも行くことにしよう。
こちらは行ったことが無い。

先週と同じ「峠から近い山をピストン、次に遠い山をピストン」になりました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1193005.html

五丈岩。
事前にYoutubeで登った人の動画を見て行きましたが、自分がやるのでは大違い。
おそらくご神体のため、ステップやロープなどの人工物は一切なくて岩はつるつる。
ボルダリング場と違って落ちてもクッションは無い。
病院は遠いし誰も助けられない。
自己責任なのでやめました。
ステップ、ロープ、足をかける場所が完備された槍ヶ岳の方がずっと安全で簡単に思えました。

全行程で高山の涼しさを満喫できました。
帰りに勝沼町辺りまで降りてきて、ムワッとする暑さに辟易。
山に戻りたい！と思ってしまいました。