荒川三山(悪沢岳〜中岳〜前岳)〜赤石岳[椹島〜反時計回り]

- GPS
- --:--
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 3,180m
- 下り
- 3,180m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:47
- 山行
- 11:00
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 13:23
| 過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
■新東名高速:新静岡IC〜畑薙第1ダム夏期臨時駐車場2時間10分 □新東名新静岡IC⇒県道27号線⇒県道189号線⇒横沢⇒富士見峠⇒井川ダム⇒白樺荘⇒畑薙ダム(送迎バス発着地点) http://www.t-forest.com/alps/park.html http://www.t-forest.com/alps/access.html □畑薙ダム手前は落石注意。 ※2016年10月、今回コースの山行を予定したが、明け方の無人の山中(井川ダム近く60号線)で、落石で車のタイヤがパンクし山行を断念。通話圏外につき車中ふて寝中、最近数年で3度近辺でパンクさせたというたまたま通りかかった愛知からの釣人に井川集落まで車で送って頂き、漸く保険会社に電話。島田市からレッカー車が到着したのが昼頃、島田市内のカーショップまでの移動が数時間、タイヤ交換を終えたら夕方となっていた。途中日本三大奇祭と呼ばれる島田大祭帯まつりをチラ見できたのは多少慰めになったが、畑薙ダム近くの落石には要注意。 □静岡市道路通行規制情報しずみち info https://shizuokashi-road.appspot.com/index_pub.html (スマホ版) https://shizuokashi-road.appspot.com/index_pub.html?mobileMode=true ■畑薙ダム(県道終点・沼平ゲート)〜椹島・二軒小屋の林道は静岡市管理により一般車両は通行不可。 □畑薙ダム〜椹島送迎バス時刻表(宿泊施設利用者のみバス無料利用可、乗車時宿泊費3000円前払い) http://www.t-forest.com/alps/pdf/2017_sawara_bus.pdf □畑薙第1ダム始発7:30→椹島8:30 椹島最終14:00→畑薙第1ダム15:00 □人が多いときは臨時便バスが出るようです。第1日目は6時に臨時便。 ※聖沢登山口は通過 ※茶臼岳・聖岳方面へ入山する場合は井川観光協会運行の登山バス利用(井川情報ステーション) http://ikawa-minamialps.com/aspsrv/asp_news/news.asp?DATE=20170720&ID=2295 ※しずてつジャストライン南アルプス登山線(静岡駅前〜畑薙第一ダム)http://www.justline.co.jp/rosenn/rosen201705251200.html |
| コース状況/ 危険箇所等 |
□椹島〜千枚小屋:全コース樹林帯で、踏み跡薄いところもありリボンやペンキによるマーカー頼りに進むが3〜4度進行方向不明となりリボンなどを探した。片側切れ落ちた箇所あり緊張。 □千枚小屋〜赤石岳:稜線歩き満喫。前岳から荒川小屋への下りトラバースのザレ場では滑りそうで緊張。荒川小屋を過ぎて大聖寺平へのトラバースは風が心地よかった。 □赤石岳〜椹島:下り序盤は急坂。片側切れ落ちた箇所有り緊張。赤石小屋からの最後の下りは単調で長くてもも筋肉が悲鳴を上げた。 ※記録中の花の名前は確かなものではありませんので悪しからず。 |
| その他周辺情報 | ■山小屋情報(特種東海フォレスト観光チーム) http://www.t-forest.com/alps/lodge.html ■南アルプス南部の登山・観光情報(特種東海フォレスト観光チーム)http://www.t-forest.com/alps/index.html ■さわらじまロッヂ&登山小屋(特種東海フォレスト)FB情報https://www.facebook.com/t.forest.alps/ ■南アルプス赤石温泉 「白樺荘」http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html |
写真
感想
【登山口までのアクセスが大変な南アルプス深南部】
高速を使っても5時間超の運転に、2時間のバス待ち、1時間のバス乗車でやっとこさ登山口に到着と、なかなか登山口に辿りつくまでがしんどい思いをしました。山行の方も樹林帯が暑かったり長かったり急だったりとなかなかしんどい思いも多かったけれど、梅雨明け前ながら心配した天気も何とかもち、花や雷鳥やいい景色を存分に見られたので充実の山行となりました。
聖岳は以前に日帰りしているけれど、赤石岳から聖岳までの縦走も魅力的なのでいずれトライしてみたい。
■事前の山行シミュレーション(自分用)
.魁璽港択は時計回りと反時計回りのどちらがいいか?
[時計回り]標高1135mの椹島から時計回りで赤石岳3120mまでの距離8.25km、ヤマプラ全CT21時間41分/27.5km(登り累積標高3080m)
[反時計回り]標高1135mの椹島から反時計回りで悪沢岳3141mまでの距離12.2km、全CT21時間10分/27.5km(登り累積標高3139m)
時計回りでも反時計回りでも全体のCTはほぼ変わらず、標高グラフを見れば反時計回りが緩傾斜で登りやすそう。
⊃事付き山小屋(営業小屋)利用で1泊2日の山行は可能か?
アクセス手段の限られる南アルプス深南部の山行ということで、通行規制下の無料送迎バス利用とした場合には、その運行時間に左右されることもあり食事付き山荘利用とした場合は千枚小屋・荒川小屋・赤石小屋を利用する2泊3日以上の山行が余裕があり一般的ではないかと思われる。
しかし、限られた休日をうまく使いたいので、1泊2日での山行を検討してみた。ゆっくりと温泉にも浸かって帰りたいし...。なお、日帰りヤマレコ記録はあるものの、バス利用を避けた自転車長距離移動や樹林帯での長時間深夜山行等となってしまうため参考にしづらい。夜の樹林帯通過は怖いので...。また、無料バス利用の観点からテント泊については考慮しない。
ということで、ヤマプラ等を利用して1泊2日食事付き山荘泊山行をシミュレーションしてみた。
総移動距離は27.5kmで中間点は(レトルトカレー等)軽食のみの荒川中岳避難小屋あたりとなり、食事付きの荒川小屋は中間点からはCTで1時間半前後赤石岳寄り。中間点に近い荒川小屋泊を選択した場合、椹島から荒川小屋までは体への負担の少なそうな反時計回りでCT12時間/15.8km、時計回りでCT10時間55分/11.7km。バス始発を利用しての椹島スタートを8時30分とすると、荒川小屋着は反時計回りで20時30分、時計回りで19時25分 。時間短縮に努めたとしても小屋着の時間がいずれもだいぶ厳しそう。なお、無事荒川小屋泊ができたとして翌日の山行時間は反時計回りで9時間10分/11.7km、時計回りで10時間46分/15.8km。椹島の最終バス14時に間に合わせるには反時計回りでは4時50分、時計回りでは3時14分スタートなので、翌日についてはなんとかなりそうである。
1泊2日の可能性の再考
1日目の宿泊をCT的に反時計回りで無理のない千枚小屋として再考。その場合、翌日はCT14時間30分/18.1kmとなる。椹島発バス最終便が14時なので、間に合わせるには23時30分スタートとしなければならないのが非現実的。1日目の宿泊を時計回りで赤石小屋とした場合はもっと厳しそう。
1泊2日の可能性の再再考。
より現実路線を考えると食事付宿泊を諦めて避難小屋泊で再再考してみる。避難小屋と言ってもこの時期軽食・飲料は販売しているので心強い。ほぼ中間地点の荒川中岳避難小屋を宿泊地とすると、1日目のCTは反時計回りで10時間35分/13.7kmで山荘到着は19時5分。翌日の山行時間は10時間35分/13.8kmとなり、3時25分に避難小屋スタートとすれば14時のバスに間に合う計算となる。荷物重量を抑制するために、食事は途中の山小屋でなるべく摂るようにし、夜は軽食の提供を受けることとする。
ここまでシミュレーションしてきてなんだけれども、いちおう3連休なのでやっぱり山中2泊してゆったりとした山行をした方が楽しそう。10人未満は宿泊予約不要ということなので後は山の中で考えることとしよう。
※無料バスを使わないで椹島から畑薙ダム駐車場まで歩いた場合はCT5時間30分/19.3km(googlemap参照)
※上記シミュレーションでは休憩時間等については考慮していない。













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