唐松岳→五竜岳 雷鳥の雛が決死の大飛行！

2017年07月26日(水) ~ 2017年07月27日(木)

• GPS: 30:11
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,965m
• 下り: 2,267m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:14
• 休憩: 0:41
• 合計: 4:55

距離 7.3km 登り 1,088m 下り 335m

8:52 八方池山荘
9:34 第2ケルン
9:43 9:44 八方ケルン
9:53 9:54 第三ケルン
10:47 10:50 扇雪渓
11:19 11:22 丸山
12:22 12:52 唐松岳頂上山荘
13:27 13:30 唐松岳
13:47 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 8:59
• 休憩: 0:57
• 合計: 9:56

距離 12.0km 登り 872m 下り 1,941m

5:06 唐松岳頂上山荘
5:18 牛首
6:50 6:54 大黒岳
8:03 遠見尾根分岐
8:06 8:20 五竜山荘
9:23 9:36 五竜岳
10:25 10:44 五竜山荘
10:50 10:52 遠見尾根分岐
11:53 11:54 西遠見山
12:44 大遠見山
13:21 13:22 中遠見山
13:47 13:49 小遠見山
14:43 14:44 地蔵の頭
15:02 白馬五竜アルプス平

天候

霧雨、雨、霧、たま〜に晴れ。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

ゴンドラアダムの駐車場に車を停める。
帰りは五竜エスカルプラザから特急バスで八方バスターミナルへ。そこから15分歩いてアダムへ。
時間によっては花三昧バスでエスカルプラザからアダムへ直接も行ける。時刻は事前によく調べましょう。

コース状況／危険箇所等

・同ルートなら軽アイゼンすら全く要らない。
・牛首は雨だとけっこうこわい。
・このルートなら五竜岳へは山荘に荷物を置いて空身でピストン可能。
・遠見尾根は何回もアップダウンを繰り返すため、標高差は五竜山荘→アルプス平駅間の差よりもかなり大きい。鎖場もあり、下りでは左側が切れ落ちてる箇所あって要注意。

その他周辺情報

八方の湯800円でさっぱり。
道の駅で白馬で、はくばの豚カレー850円。

写真

7/26 8:13

ゴンドラアダムでスタート。天気悪いので7割は花レコに♪雷鳥のクライマックスは後半に♪

7/26 8:26

乗り継ぎの途中、雨に濡れて美しい。ヤナギラン。

7/26 8:28

ゴンドラの後2回リフトを乗り継ぐ。ずっとガス、雨。

7/26 8:36

ニッコウキスゲの群落。

7/26 8:55

イワシモツケ。

7/26 9:07

雨にぬれるタカネナデシコ。

7/26 9:08

シモツケソウ。

7/26 9:15

オニアザミ？

7/26 9:18

オオバギボウシ。雨露が実にいい。登山には最悪なんだけど。

7/26 9:23

ニッコウキスゲ。

7/26 9:43

ケルンがたくさん。

7/26 9:54

八方池。うーん、何も感じない。。

7/26 10:13

ハクサンタイゲキ？

7/26 10:20

ハクサンシャジン。

7/26 10:34

ミヤマキンポウゲ。

7/26 10:46

扇雪渓。ここは歩きません。落石があるので雪上休憩は×。

7/26 11:16

全部チングルマ。

7/26 11:21

アオノツガザクラ。

7/26 11:30

イワカガミ、チングルマ、ツガザクラの共演。

7/26 11:35

ゴゼンタチバナ。

7/26 11:50

アカモノ。まるっとしててかわいいのぉ。

7/26 12:04

タテヤマリンドウ。

7/26 12:10

こんな道が続きます。

7/26 12:13

ミヤマクワガタ。

7/26 12:14

唐松山荘に到着！うわ！すごい人。しかもみんな子供。聞いてみると私立中学の学校登山でした。

7/26 12:16

晴れろ晴れろー。

7/26 12:24

ハクサンイチゲ。

7/26 12:44

初めて晴れた！我が家と唐松岳！興奮MAX！

7/26 13:02

山頂へ！

7/26 13:07

大人気の唐松岳山頂！

7/26 13:14

山荘から祖母谷温泉に向かう道。

7/26 13:28

唐松岳頂上山荘。山荘ってすごいところに建ってるねぇ！

7/26 13:34

雷鳥発見！初めて見た。感動MAX！山荘下、鞍部からピークまでの中間地点、のぼりで左側のはい松地帯。

7/26 13:35

雛もたくさん！猿に食べられないようにね！大きくなりますように。

7/26 13:45

見えるかな？

7/26 13:46

砂礫地帯にたくさんのコマクサが咲いている。

7/26 14:00

興奮冷めやらず宿に戻って、ランチは豪勢にカップ麺とビールとコーラ！

7/26 15:48

祖母谷温泉ルートを偵察。雪渓を2回横断。カットしてあるのでアイゼン不要。

7/26 15:52

？？

7/26 15:53

鎖場もあり。

7/26 15:54

こちらも花だらけ。

7/26 15:55

チングルマの何とか？

7/26 16:05

チェーンソーでルートを安全化。山荘から標高差140�嘆爾辰燭箸海蹇�ここで引き返す。

7/26 16:41

宿に戻って第二弾！またビール。アクエリアスは明日用。水2Lは300円。要煮沸。ペットだと500mlで300円。

7/26 17:23

夕飯はもちろんレトルト。ダイソーカレーと尾西米が絶妙のコンビネーション。

7/26 17:45

できた。これがうまいのだ。ってか、料理ができないんだけどね！

7/27 3:21

深夜3時。星を撮ろうと起床。星だらけであわてて三脚セットしている間に一瞬にしてガスで全く見えなくなりました笑

7/27 5:09

二日目の朝5時。五竜岳へGo!　すぐに牛首へ。

7/27 5:21

ひどいガスと雨に。

7/27 5:24

鎖はあるのだが20キロのザックが重く足場は濡れていてかなり怖い。1時間ぐらいこんな感じが続く。

7/27 6:21

おー！なんか見えてきたぞ！剱、立山方面っぽい。

7/27 6:23

こっちは五竜岳。どうも恥ずかしがり屋さんのようだ。

7/27 6:26

チシマギキョウ。

7/27 6:41

タテヤマウツボグサ？

7/27 7:10

ちょっと不思議な感じ。熱帯地方にでもいるみたい。

7/27 8:06

五竜山荘に到着。ひどい雨です。ここでザックを置いて山頂をピストン。1時間40分。

7/27 8:53

ルートはこんな感じ。牛首よりは怖くない。

7/27 8:59

きたきた！雲が取れてきた！昨日登った唐松岳から五竜山荘までの道。来た道を眺めるのは最高。

7/27 8:59

五竜山荘もこんなところに。

7/27 9:00

唐松岳アップ！

7/27 9:10

唐松岳の向こうに白馬岳か！この時だけ見えました！

7/27 9:23

鹿島槍ヶ岳！

7/27 9:20

山頂ロックオン！

7/27 9:25

やりましたー！五竜岳山頂！誰もいない。独り占め！

7/27 9:30

これが八峰キレットかぁ！すごい。こっちはまた次回！

7/27 9:59

おっと！また雷鳥親子に遭遇！！かわいい！
山頂から15分ぐらいの2658のあたり。

7/27 9:59

どうしたんだい？？

7/27 10:00

お母さん、見張り中。

7/27 10:00

イワヒバリも見張り中。

7/27 10:00

ん？飛ぶのか？！頑張れ！

7/27 10:00

飛んだ〜！！！すごーい！！石を蹴散らして決死の大飛行！

7/27 10:01

無事2�胆茲肪綯蓮�写真の真ん中に。完全に岩に同化してる。

7/27 10:01

お母さん、雛を大事に育ててね！

7/27 10:21

クルマユリ。

7/27 10:28

チャーハンセット。スープもついて600円。これは安い！10時から14時まで。

7/27 11:06

さあ、遠見尾根を帰りましょう。

7/27 10:45

お花畑。

7/27 11:27

そこそこ険しいルートです。八方尾根とは大違い。

7/27 12:12

西、大、中、小遠見山と何度も登り返しが。けっこうつらい。

7/27 15:13

無事、到着！

7/27 15:15

ゴンドラに乗ると冷たいおしぼりがサービスでもらえます。

7/27 17:20

いま話題の五竜岳Tシャツもゲット。アルプス平駅で売ってます。

7/27 17:23

八方の湯はきれいで最高。

7/27 17:58

道の駅、白馬で。

7/28 13:45

雷鳥と唐松岳。

7/28 13:53

雷鳥と五竜岳。感動の連続でした。

撮影機器：

NIKON D750 NIKON CORPORATION

SH-01F SHARP

感想

murphy

自分の登山の原点、白馬岳。今回は蓮華温泉から扇沢へテント背負っての大縦走を計画するも、天気が悪いしそもそもテント装備でずっと4日も5日も縦走する体力なんてなさそう。ということでR148を走りながら大幅に計画を縮小。冬の下見もかねて人気の唐松、五竜を回る計画に変更。

行程中、7割は雨が降るけっこう我慢の登山だったけど、要所要所で晴れ間がのぞき、五竜岳だけは見れなかったけど、延々続くお花畑、後立山連峰の絶景、極めつけは雷鳥との出会いと雛の飛行シーンに立ち会えて、大満足な旅となった。次は、遠見尾根をあがって五竜、鹿島槍ヶ岳を経て扇沢に降りたいな。それとも扇沢inかな。今度は軽身で山荘泊にしよう。それまで貯金だ。

詳しい旅の模様は写真レコで(^^)。

ちなみに、下見の唐松岳、あのルートをどうやって冬に登るのか、特に山荘までのルートがイメージできなかった。全部雪の下になってひたすらまっすぐ登るのかな。

最後に一言。
唐松岳頂上山荘で15時に到着した中年男性（D）が山荘スタッフ（S）に、
D 軽食はやってないの？→S 14時で終わりました。
D パンは売ってないの？→S カップ麺しか置いてないです。
D だからパンはないの？→S ですからないです。
D 水はどこ？→S 自販機で売ってます。

山荘はコンビニじゃありません。あまりにも見苦しいのでやめましょう。

コメント

テヘ

感動的なシーンありがとうごさいます。
マーフィー❓さんとお読みしました(^｡^)
楽しくレコ拝見させていただきました。

唐松岳から五竜岳、しかもテン泊(ｰ ｰ;)

私はニ泊（山小屋）でも、15kg以下です。
20kgは凄いですね〜(￣▽￣)

唐松岳は、リフトに乗る時ザックの計量がありますが
唐松山荘泊の為当時は10kg以下でした(^｡^)

想像はつきませんが、大変な山行きだな(ｰ ｰ;)というのは
良く分かります(￣▽￣)

今回は天気に恵まれない様でしたが、感動的なシーンに
恵まれましたね〜(^｡^)
雷鳥の雛の巣立ち⁉️的な飛翔シーン。
想像するだけで感動です(^｡^)

北アルプスは、足掛けですが30年以上は通ってますが、
雷鳥を見たのは、片手でも足りるぐらい(ｰ ｰ;)

まして、雛の飛翔シーンは未だ観てません(ｰ ｰ;)

山の神様が、頑張ってるマーフィーさんにご褒美を
あげたんでしょうね(^｡^)

そんな感動シーンを蹴散らす中年（D）は、許せませんね。
ほぼほぼ見かけない人種ですが、過去に何人かは遭遇して
ますね、（X／55）
山登りを始めて55年以上で、10人にはならないかも⁉️

murphy

Re: 感動的なシーンありがとうごさいます。
teheさん、初めまして。はい、マーフィでございます。コメント頂きありがとうございます。恐縮です。
実はザックは行きは水込みで17キロぐらいだったのです。しかし、雨を大量に含んだテントで重さが増し帰りに寄ったアダムの軽量で水を抜いて18キロあったので、出発時は20キロでした。通りで重いと思いました。私もとてもこれを担いで何日も歩くのは無理ですね。
天気に恵まれず、唐松ピストンで日帰りも頭をよぎりましたが、たった二回目の北アルプスで雷鳥の劇的なシーンに出会えて興奮が収まりませんでした。しかも、飛翔シーンの場所では私一人だけであまりの感動に体が震えました。
中年のおじさん、なんだか、やたらと絡んでましたね。あーあと思っちゃいました。
短いアルプスの夏、一緒に楽しみましょう！！
コメントありがとうございました。

しげ🐠@shige3776

素晴らしい一瞬！
チビ雷鳥が飛び立つ瞬間は素晴らしいですね！
花レコもダブらずに名前も入って凄い上達
流石にガスガスだと天敵の心配もなく雷鳥祭りですね。
こちらは腰痛で山に全然行ってないので体脂肪が14％から20％に、
体重が60kgから65kgになり登山復帰が出来ない身体になった

冬の唐松岳は山小屋までトラバースせず尾根通しで直登します。
技術や体力より天候次第って感じですね。難しい所はないです。
フンは熊じゃなくヒトっぽい？

カレーに野沢菜は違和感は感じませんでした？
福神漬けだろ！ と心の中で突っ込む関東人(笑)

murphy

Re: 素晴らしい一瞬！
shigeさん、こんばんは。
プチ夏休みで待望の北アルプス、後立に行ってきました！雨でどれだけ登らず帰ろうか、日帰りにしようか、小屋泊にしようかと葛藤の連続でしたが、雷鳥に出会えて感動と興奮のるつぼでした。しかも、雛も一緒でさらに飛ぶシーンを一人で見ることができて、もうそれはそれは、今でも興奮しています。レコを見ていると、天気が悪いときのほうが雷鳥の出現率は高いようですね。
花は最初は興味なかったけど、こうやっているうちに、だんだんと興味がわいてきて、今日は高山植物の本も買ってきました！
だいぶ、酒と食が進んでいるようで、今は、大事をとって腰を労わるしかないですね。私がベテランのshigeさんに言うのもおこがましいですが。
なぬ？？人の？？まじっすか。げげげ。あのカット消さなきゃ。登山道の超ど真ん中でしたけど。よっぽどおなかが痛かったのか。
いやいや、福井県民はカレーにソースをぶっかけるので、カレーに野沢菜はまったく違和感なく、貪り食べてあっという間になくなりました

Alkaline

ライチョウすごい
こんばんは、ライチョウの写真すごいです。
っていうか動物の写真撮るの上手いですよね、北海道のやつといい。
私もライチョウを見たのは天気の悪い北岳と天気の悪い常念岳と天気が少し悪い白馬岳。。。やっぱライチョウは天気が悪いときのボーナスで登場する設定なのですね。

murphy

Re: ライチョウすごい
Alkalineさん、こんばんは。
いやぁ、動物の写真がうまいと言いますか、むしろ、カメラがいいだけなんです。これは、自慢ではなく、いまの一眼レフならオートフォーカス、一点焦点でてきとうにバシャバシャシャッター切れば誰でも撮れますから(^^)
ただ、花より動物が好きなので気にはしてますが、野鳥は鳴き声ばかりでなかなか姿を見る機会は少ないですね。
雷鳥は感激でした。天気が悪くても金かけて行った甲斐がありました。
Alkalineさんの次の山旅レコ楽しみにしています。