双六〜笠ヶ岳 新穂高からA型周回
- GPS
- 56:00
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 2,946m
- 下り
- 2,945m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:00
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:30
天候 | 初日;雨後曇り 中日;晴れ後ガス 三日目;ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所は無し |
写真
感想
昨年に続き、ソロで夏山。
台風(迷走5号)一過の晴天を狙ったんだけど、前夜の車中泊からずっと雨。
なんとなく小降りになった6時前に、雨具の上下を装着して無料駐車場を出発。
ダウンロードして作っておいた登山届けを投函して、懐かしい林道をワサビ平小屋へ。
雨を避けて小屋の軒下で小休憩して、小池新道へ。心配だった秩父沢(当日の7時まで通行止めだったそうな)も渡れそう。
今回全体に余裕のある行程で、初日は双六小屋まで。
ガスで真っ白の鏡池で昼食休憩。10分前に一瞬槍が映ったとかで、残念至極…。
若干明るくなってきた弓折中段あたりからは鏡平も見下ろせるように。
のんびり登った弓折乗越で小休憩。
お花畑の稜線漫歩のはずが周囲はやっぱりガス。
ハクサンイチゲが咲く花見平の雪田で涼んでから、黒百合ベンチでまた休憩。
だいぶ天気が好転して来て、双六池やその向こうに鷲羽岳を見ながら山荘へ。
小屋は思ったより空いているようで、9人部屋に5人。
荷物を置いて、着替えて濡れた装備を乾燥室にぶち込んだら、とりあえず生ビール。
目の前の鷲羽岳、向こうの水晶岳、餓鬼岳などを眺めながら夕食まで。
翌朝4時起床。天気は良さそう。縁起物のご来光もバッチリ。
急いで朝食を済まして双六岳へ。小屋横の登山道は空身とは言え、朝一にはちょっと堪えます。
直登ルートの雪も消えていて、登るに連れて展望もよくなり、右手に鷲羽岳、左には槍と補高が。
山頂の台地に出ると、左手には今日歩く笠ヶ岳までの稜線。槍・穂をバックに超気持ちの良い早朝散歩。
双六山頂からの展望は言うこと無し。すぐそばの黒部五郎まで行きたくなってしまいます。
山荘までの下りは台地の向こうに槍・穂を眺めつつ大絶景を堪能、同じような写真を何枚も撮ってしまうのであります。
預けていた荷物を担いで6:40に笠ヶ岳へ向けて出発。視線の先には歩かなければならない稜線がはっきり。
お花畑の中を順調に、雪田の残る弓折岳に到着。
大ノマ乗越の向こうに大ノマ岳への急な登りが見えて、早くもゲンナリ…。
雷鳥(写真は撮れず…)さんとすれ違いながら大ノマ岳に到着すると、その向こうにあった秩父平からの登りが見え、ガスも上がってきてさらにゲンナリ…。
秩父平の雪渓から流れ出る沢でたっぷり給水して、ガスの中を抜戸岳への稜線に到着。
周囲のガスは一層濃くなって、写真を撮る気力も歩く気力も風前の灯状態。
抜戸岳分岐を通過して、笠ヶ岳へ向かう道は緩やかに下っていて、最後の登りを想像すると帰りたくなってしまうのでありました。
抜戸岩のあたりでは雨だし、笠のテン場に着く頃には心身ともに疲労困憊。
それでも笠ヶ岳山荘に到着したら、前日同様まずビール。
割り当ては当面布団1枚に2人。夕食後に6枚に7人(0.8枚に1人?)に拡大。
山頂登頂は明日にしておやすみなさい、と言うことで…。
翌朝、ガスは前日にも増して…御来光は全く期待せず山頂へ。
降りてきてから朝食。リポDを飲んでガスの中を下山。
写真も昨日撮れなかった抜戸岩、ガスの中先行する下山者、杓子平のお花ぐらいで…。
あとはもう、黙々と笠新道を降り続け、林道をヨロヨロと歩き、センターに下山届を出して駐車場到着でありました。
それでも、念願の双六岳山頂台地からの大展望が楽しめ、大いに満足でありましたヨ。
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