白馬5座縦走 雨のち最高の青空と雲海
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,863m
- 下り
- 2,463m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:00
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:20
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:40
天候 | 【8/12】雨のち曇り。白馬岳では青空に。 【8/13】晴れのち曇り。稜線上は快晴。 【8/14】曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
栂池パノラマウェイで栂池自然園へ。片道1920円。 下山後は猿倉荘からタクシーで栂池へ。約5000円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体を通して、樹林帯の湿った岩は滑りやすいので転倒に注意。 白馬鑓温泉から大出原までは事故多発エリア。 沢側が切れ落ちた狭い道や濡れた岩場・鎖場が続きます。 自分達が通った日も転倒し怪我をされた方がいました。慎重に歩いて下さい。 |
その他周辺情報 | 下山後、栂池パノラマウェイそばの「元湯・栂の森荘」で入浴。700円。 その後、八方口近くの「和味亭」で「白馬の豚天ざるそば」を食す。1550円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
軽アイゼン
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
汗拭きタオル
入浴用タオル
歯ブラシ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ライター
地図(地形図)
コンパス
|
備考 | 登山計画書を印刷するのを忘れたため、登山口での手書き提出のみ。家用、自分用はなし。 サングラスを車中に忘れた。レインウェアが防寒着として役立った。 |
感想
お盆休みはどこか縦走したいな〜と思っていたところに、会社の先輩からのお誘いもあり、白馬の山々を男二人、小屋泊で縦走してきました。
一人だと何だかんだ計画倒れになっていた可能性が高いので声をかけてもらってよかったです。
おかげで最高の景色を堪能することができました。
■8/12 <栂池自然園〜白馬乗鞍岳〜小蓮華山〜白馬岳>
登山口の自然園から白馬岳までは雨のち曇り時々雨という感じで、ずっとレインウェアを着て歩きました。
基本的にガスの中で眺望がなく、景色はあまり楽しめませんでしたが、白馬岳に到着した時点で頭上のみ青空になり、きれいな写真が取れました。
やはり青空はいいな〜と改めて思いました。
天気が悪いので雷鳥坂で雷鳥に会えるといいな〜と思っていたのですが、残念ながら雷鳥には会えませんでした。
白馬山荘に宿泊したのですが、深夜にはガスが晴れて空気も澄み、杓子鑓やその奥の穂高槍、立山劔までよく見えました。
星空もよく見え、流れ星も見ることができました。流星群が来ていたらしいです。
■8/13 <白馬山荘〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜鑓温泉>
朝は富山側からガスが流れてきて朝もやの中のスタートでしたが、しばらくするとガスも晴れ、最高の青空のもと杓子岳と白馬鑓に登頂することができました。
行く先には堂々たる杓子や白馬鑓が見え、振り返れば美しい白馬岳や旭岳が。
長野側は雲海が圧巻で富山側は裾野の緑がとても美しく。
この日の稜線歩きは本当に最高でした。
白馬岳〜杓子岳〜白馬鑓の稜線歩きは結構なUPDOWNがありますが、ホントに景観が素晴らしく、誰にでもお勧めしたくなる最高のコースだと思いました。
鑓温泉への下りは大出原あたりから雲の中に突入しました。
大出原から鑓温泉までは事故が多い要注意ルート。ゆっくり慎重に下りました。
この日もそうだったのですが、岩や靴が濡れているとけっこう不意に滑ることがあります。
用心にこしたことはないので皆さんも通る場合は十分気をつけて下さい。
■8/14 <鑓温泉〜小日向のコル〜猿倉荘>
天気は終始曇り。鑓温泉からは小日向山が見えたり見えなかったり。そんな中猿倉荘まで下山しました。
まず山の斜面を沢を渡りつつトラバースしていきます。
樹林帯に入って小日向のコルへ少し登り返します。
コルを越えると後はもう樹林帯の下りです。
天気は今ひとつでしたが、杓子沢など雪渓の残る沢渡りや、沢山の種類の高山の花が見られる、なかなか楽しめる下りでした。
雪渓は杓子沢までに3箇所あり、沢上の雪渓をトラバースしました。
薄くなっている部分を大きく迂回するようにコースが付けてあり、危険は感じませんでした。ノンアイゼンでOKです。
■白馬山荘
国内最大と言われる白馬山荘に初めて宿泊。
図書スペース、自炊場、乾燥室、診療室、山荘100年の資料室、売店兼レストランのスカイプラザと設備は充実。トイレも山小屋の中ではきれいなほう。
朝夕の食事も美味しく大変お世話になりました。
寝室が人の熱といびきであまり快眠できなかったです。
結構空き部屋があったのでちょっと部屋を移りたいと思ってしまいました。
■鑓温泉小屋
こちらも過去にテン泊したのみで小屋泊まりは初。
乾燥室や軽食メニューはないのですが、毎年立て直す小屋なので贅沢は言えませんね。
温泉は今回なぜかあまり熱くなく非常に快適で、到着後とお昼過ぎ、夕食後に朝食後と、4回も入ってしまいました。登山の疲れを癒せる鑓温泉、いつ来ても最高です。
宿泊受付のとき、布団が足りなくなるかもしれませんと言われ、布団なしスシ詰めも覚悟していたのですが、キャンセルが多かったらしく、広々とスペースを使ってぐっすり寝ることができました。ラッキーでした。
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