憧れの白峰三山縦走
- GPS
- 24:09
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 2,915m
- 下り
- 3,581m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:39
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 7:30
天候 | 12日 はれ→ガス 夜 ガス・雨 13日 はれ→ガス・雨 夜 ガス・雨 14日 はれ→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バスにて広河原へ |
写真
感想
いよいよ憧れの白峰三山縦走へ!
初日は山頂を目指さず北岳山荘までの予定。
思わしくない天気予報、奈良田へ向かう。
ナビによると5時半着!
公園線に入ると前に4台のバス。
ヤバイ!乗り遅れる!
と思っていたら次々に抜かさせて頂き余裕をもって奈良田駐車場へ到着。
始発のバスで広河原へ。
広河原へ着くころには青空が。
北岳山頂も見える。
水を補給し登山スタート!
しかし日本2位は伊達じゃない。
ひたすら登る。
分岐を過ぎバットレスを見上げるようになる。
雪渓を過ぎ傾斜も増してくる。
いよいよ梯子地帯へ。
バットレスを横目で見るようになる。
よく見るとクライマーの方が取付いていた。
掛け声も聞こえる。スゴイ!
そして八本歯のコル到着。
ガスも湧いてきた。
登り一辺倒なので疲れる。
分岐から山荘方面のトラバースルートを行く。
岩場のトラバースを過ぎると山頂方面分岐に到着し尾根に出た。
下るとガスの中から北岳山荘が見えてきた。
ようやく到着。
テン場も良い所は埋まっていた。
何とか2張り張終わりビールで乾杯。
そのとたん雨が降ってきた。
テントの中に避難。
その後も降ったり止んだり。
夜も星空は見えなかった。
2日目
朝になると辛うじて雨は止んでいるが雲が湧いている。
日の出前になると太陽が昇る方は赤く染まっている。
しばらくすると低いグレーの雲から赤く丸い球体が昇ってきた。
ご来光。
今日も頑張ろう。
まずは北岳ピストン。
山荘を出発し登ると雲から抜け出した。
山荘の辺りが滝雲の様になっている。
北岳から間ノ岳へと続く稜線が見えた。
これが見たかった。
仙丈ケ岳も雲に隠れたり姿を見せたり。
息が苦しい。
さすが3,000m。
いよいよ山頂。
人が沢山。
富士山以外の3,000m峰に初めて立った。
東側は雲が湧き富士山は見えない。
下山は眺めがなくなるほどのガスの中だった。
山荘へ戻りテント撤収、農鳥小屋へ出発。
中白根山を越えると3,000mの稜線歩き。
終始ガスの中。
雨も降ってきたがすぐに止んだ。
展望が無い中、間ノ岳に到着。
広い山頂。
小屋方面に進むとガスも多少取れてきた。
だいぶ下がると農鳥小屋の赤い建物が見えてきた。
小屋に到着、まずドラム缶の上にご主人。
お世話になりますと挨拶。
農鳥岳がデカい。
明日はあの急登を登るのか・・・
受付を済ませテントを張り始めると雨が降ってきた。
途中で止めるわけにもいかず張り終わるとテント内は雨で浸水。
雨も止んだ。なんじゃこりゃ。
時間はたっぷりある。
とりあえずビールで乾杯。
日が出てくると暑い。
曇りで良かったのか?
ヌプカのフライの色は黄色が強い黄緑だからなのか虫が凄く寄ってくる。
モン〇ルさんの黄色いフライもそうらしい。
明るい色に寄ってくるのかな。
水場にも行ってみた。
軽いハイキングになるが、とても美味しい。
顔を洗ったが登りでまた汗かいた。
夜になっても雨が降ったり止んだり。
本当に夏なのか?
3日目
雲が厚くご来光も見れず。
涼しいを通り越して寒い位。
テントを撤収しご主人に追い立てられる様に出発。
まずはいきなりの農鳥岳の急登。
息が上がる。
農鳥岳を西側から巻き込むように進むと南アルプス南部が見えてきた。
塩見岳がデカい。
荒川三山、赤石岳も見える。
風が出てきて寒い。
中央アルプス、乗鞍岳、穂高連峰も見える。
そして西農鳥岳。
富士山が近い。
農鳥岳まで人の列が続くのが見える。
先へ進むと間ノ岳、北岳と歩いてきた山が見え、特に北岳は鋭い三角でカッコイイ。
最後のピークの農鳥岳に沢山の人がいるのが見える。
この旅の思い出に浸っているのだろう。
早く浸りたいので先に進む。
そして農鳥岳。
到着するとライチョウが!
今回は見れないと思っていたので感激!
晴れてはいないが山々がはっきり見える。
富士山も雲に隠れず待っていてくれた。
天気は良くなかったが、かえって良かったのか?
タップリ休憩しピークを後にする。
大門沢下降点が見える。
太陽が出てきて暑くなってきた。
やはりピーカンの3,000m縦走は暑さで大変なのだろう。
下降点到着、休憩し黄色い慰霊碑に手を合わせ下山に入る。
結構な急坂で下るのが大変、膝にくる!
雨で濡れて追加で重くなったテントが堪える。
嫌になった頃、大門沢小屋到着。
もう足が限界。
ここでトイレを借りたが衝撃的、農鳥小屋と負けず劣らず。
カレーを食べたかったがご飯が無くカレーうどんを食べた。
充分休憩し出発。
途中の泥の急坂でスリップ転倒、その後靴ズレでマメが潰れスローダウン。
吊り橋を何ヶ所か渡り舗装路に出て何とかゲートに到着。
ゲートから駐車場まで30分程歩き奈良田湖畔に到着。
旅は終わった。
GWの常念山脈縦走より疲れた。
温泉で汗と疲れを流し帰宅しましたとさ。
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