東日原〜ヨコスズ尾根〜天目山〜長沢背稜〜酉谷山〜なんちゃってタワ尾根〜東日原
- GPS
- 31:22
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,554m
- 下り
- 1,576m
コースタイム
7/18:酉谷山避難小屋7:45-08:01酉谷山山頂08:08-08:29行福ノタオ08:35-多分タワ尾根ノ頭-人形山-14:53林道-15:30東日原
天候 | 7/17 晴れ 7/18 晴れのち曇り 一時パラっと雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:18復路:東日原16:17-(バス)-16:38奥多摩16:52-(ホリデー快速)-18:10三鷹 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ヨコスズ尾根は危険箇所なし ・酉谷山からの長沢背稜はふみ跡がしっかりしているが 道が狭い。 ・27/31の看板の先にトラロープ・通行禁止の看板あり。そこがタワ尾根と思われる。しばらく行くとモノレールがある。 ・人形山の南側にミズナラの巨木がある そのまま踏み跡をたどっていくとコースから外れてしまった。 水色のテープをたどっていくと 相当足場の悪いコースとなり タワ尾根よりやや東寄りのコースとなる |
写真
感想
今回は 所属する山の会のメンバーだけでのお初のテント山行。
8月の槍へ向けてのテント練習だ。
4人中2人は今回のためにシュラフやマット・ザックを購入しての参加。
かくいう私もこのシュラフは2回め。テント泊も5回目くらいだ。
コースは文ちゃん、食事は私の担当。
前日にようやく買出しが終わり、当日共同装備のテント・食材を全て家から担ぎ出し駅へと向かうことになった。21kgの重量。サンダルを持っていく余裕がなかった。
ホームで、同じく槍へ向けての練習で鷹ノ巣山 稲村岩コースへ向う 秋山さん・宮川さんと遭遇。軽快ないでたちでちょっと羨ましい…。
電車に乗り込み、3人と合流。みんなおニューのザックだ。
青梅線で荷物を分配。
・テントのポール・グランドシート・餅800g・マヨ・サンドイッチ用パン
・テント本体・フライ・米2合・コーヒー
・フライパン・コッフェル・ガス・バーナー・まな板・ビール・銀マット
・簡易テーブル・肉など冷蔵品・乾物・野菜・卵・調味料等・銀マット
こんな感じだったかな?
食材を前日に買ったためちゃんと重量での分配ができなったのが まず第一の反省点だ。
東日原で鷹ノ巣チームと別れ、稲村岩を左手に見ながら進む。このコースいきなり急登なんだよね‥。キツイ‥。
なっかなか平なところに出ないしね‥
前回は残雪に足を取られ 登りにくかったヨコスズ尾根。
今回は大荷物で登りにくい‥。
でも、天目山からの富士山良かったから、今回もそれを励みに頑張るのだ。
途中 暑くて頭はぼ〜っとしてくるしザックは重くて引っくり返りそうだし酉谷山でテントなんて言わず、一杯水でもいいか〜 なんてチラチラと頭をよぎる。
ダメだ。こんなことでは槍の練習にはならないじゃんか〜
コースタイムより時間はかかったものの、昼前には一杯水へ。こりゃ、ここで泊まるわけにはいかんよね。
避難小屋では アブらしき虫に刺され、中にいるのは無理。
山頂でお昼を食べることに‥。
こじんまりした山頂は貸切。
前々から試してみたかったシマダヤの流水麺。冷やし中華に冷やし中華ダレをぶっかけ麺をほぐしそのまま食らいつく。きゅうりもハムもあるけど めんどくさい。
ローソン100には1人用の流水麺が売っていたが ヨーカドーには2人用しかないので具なんて載せたら食べきれないと、素冷やし中華にした。
歩いている時はあんなに暑かったのに ザックの中はヒンヤリ。麺は冷えており、
お酢の聞いたさっぱりした麺はサイコーだった。
これからの夏の定番になりそうだ。
はちきれそうになったお腹を抱え、酉谷山への最初の目標地大栗山を目指す。
が、全然つかない。ハナド岩からそんなに離れていないはずだ。
みんなで地図を広げて 今どのへんにいるのか話あう。
そう、この道は山頂に行くのではなくひたすらまきまきして酉谷山へ向かっているのだった。
15:30には酉谷避難小屋、テントを張って16:00ビールと自分に言い聞かせ、頑張った。たまたま時刻を聞くと15:00だった。あと 30分と思った矢先に「あ〜、小屋あった。」「え〜、何小屋?」途中小屋のマークなんて地図には載っていなかったけど ヌカ喜びしてたっぷり歩くのは遠慮したかった。
そしてそのすぐ先に「酉谷避難小屋」の表示。
一気に疲れが吹き飛び、それと同時に早くビールで乾杯したい気持ちになった。
4人でテントを張り、私はテント番。ほかの3人は避難小屋の水場に水を汲みに行った。この時期は仕方ないのかもしれないが、虫がうじゃうじゃ。テントには網戸があるが、すごい数の虫が入りこんだ。フライには通気性がないというので、とりあえず フライなしで乾杯した。
が、フライがないと虫がテントに激突してくる音が気になった。
夕食:にんにくの芽・ランチョンミート・卵炒め
チキンバジル
豚味噌炒め
豚・長ネギの焼肉のたれ炒め
余った肉と長ネギでのチャーハン
味噌をつけたきゅうり
サンチュ・エゴマの葉
ビールはシャリシャリと凍っていて旨かったな〜
ごはんは不思議なめし袋を使った。
長いこと火を使うので 槍のときはアルファ米だな と確認出来た。
またしても3人がフライを張りに外に出て、あたしは一人テントの中で食卓?を片付け、シュラフを広げて歩いた。
いざ 寝ようとすると暑くてたまらない。フライがあるかどうかでこんなに変わるんだ‥を身をもって実感。
CWXを脱ぎ短パンになる。もちろん?シュラフは足元に蹴飛ばしている。
ウトウトすると、テントの外から「がさがさっ」と音がする。
人か?獣か??
食材はテントの外にある。
アレを食べてくれれば 私達は無事かな?食材を中に入れないと明日シャリバテしちゃうかな?など思いが交錯したが そのうち爆睡。途中腰が痛かったり寒くなったりして目が覚めたこともあったが、シュラフを布団のようにかけ、横を向いて寝た。そして朝焼けをテントの中から眺め、ひとしきりおしゃべりをしてから外に出て餅を焼いた。
マーブルコートのフライパン2つで焼いたが、くっつかないしこんがり綺麗に焼けた。
朝食:雑煮
餅 2個/1人
うどんの元 3個をお湯に溶かす
乾燥の菜の花・人参・おぼろ昆布
お餅2個は足りない ことがよくわかった。
7個残っていたから1人3〜4こ焼けば良かったな〜
予定よりだいぶ早く起きたが、水を組みに行ったりしたせいか、結局15分前倒しになっただけの出発となった。
酉谷山を出発すると、踏み跡のしっかりした道ではあるけれど細く、倒れた木をまたいで進むような道となった。
その間もず〜っとどこかの宗教団体だろうか?大音響の音楽が聞こえていた。
水松山まで回ってしまうと遠く、梯子坂の登り返しも辛そうなので、タワ尾根からの下山を目論んでいたので、分岐には目を光らせた。
一度、さっきのところだったのかも ‥というところに引き返そうか という場面があったが、雲取りから来た人に多分もう少し先だということを聞き、どうにかタワ尾根らしき分岐に辿り着いた。
しばらく降りると、モノレール。それに沿って降りるが、どうやら途中から西に向かっているようだった。途中モノレールに別れを告げて4人踏み跡を頼りに進む。
ウトウの頭らしきところで直登するのか大きく左に降りていくのか、右にまくのか悩んだところがあった。その岩の前にテープが張ってあるのだが その次のテープが見えないからだ。岩を登っていくとあっと言う間に行き止まりになる。
その先に踏み跡と思われるまき道が岩の右側に見えた。でもどこまで続いているのか行ってみなければわからない‥。
そんな感じで岩を右からまき、進んで行った。こりゃ 一般登山道ではないし、点線にもムリだね‥ なんてことを話ながら絶対人に会わないだろうという道を進んだ。
そして見晴らしもないけど テントを張れそうなところが続いてきた。
そこで シートを広げ、登山靴を脱ぎアツアツのコーヒーを入れてもらいランチとなった。
昼食 サンドイッチパン
いりたまご?(良くいえばスクランブルエッグ)
ハム
スライスチーズ
きゅうり
マッシュポテト・きゅうり・ハム・マヨ・明太子ソースのポテトサラダ
これを各自勝手にパンに挟んで食べたのだ。
遠足みたいで楽しかったな〜。
そしてコーヒーのおかわりをねだり コーヒーでしめ。
朝のごはんは足りなかったが今回は十分だった。
歩き出すとすぐにすず坂ノ丸についた。そしてすぐに金袋山。この感じだとあっと言う間に人形山かと思いきや右にまいたらよいのか左に行ったらよいのかちと迷った。
この点線区域は ピンクやら紫やらのテープが短い間隔でぶら下がっていた。
右にまいていくと巨大な「ミズナラの巨樹」があった。
そこから右のほうにあった踏み跡を元気良くすすんで行ったが、向かっている方角が違う。目印もなくなっているのが不自然だし‥。たぶん一石山に向かっている道なのだろう ということで一旦戻ることにした。
ごめん。先頭を歩いていた私のせいであんな枯葉の急斜面を四つん這いになって登る羽目になっちゃって‥。
ようやくみずいろのテープを見つけて それに沿って下山していったが、登山靴の中は土・枯葉・汗がまじり ドロンドロン‥。かろうじて尻もちはつかなかったものの、降りているのか滑り落ちているのかよくわからない下山となった。
途中、またモノレールと出会い、それに沿って林道まで降りた。
小川谷林道より少し北側だったようだ。
そして まもなく林道というところで蜂に刺されてしまった あ〜ん
応急処置は 水で流し、毒を絞りだし 冷やす らしい。
今回は、毒を出すタメに塩をすり込んでもらった。蜂に刺されるのは幼稚園以来のことなので 痛いのとびっくりしたので泣き叫んだことしか覚えていない‥
しばらく歩いているとシビレがどんどん広がって来た。もしや 途中で歩けなくなちゃう?痙攣とかおきちゃう?など心配しながら東日原のバス停に向かった。
がそれも長くは続かずシビレも引いて来た。(夜中は熱をもって腫れて参ったけど‥)
同じく蜂に刺された前島さんは 刺されたところが痛いというものの元気に歩いていたので、一応この山行はケガなく下山でき 成功 ということでいいのかな?
いつもの三鷹凧凧で反省会
7/17 24691歩
7/18 28565歩
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