記録ID: 1227016
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
大峯奥駈道 吉野から本宮まで 熊野古道 大峰山脈 大峯山脈 御朱印有
2017年08月09日(水) ~
2017年08月13日(日)
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- GPS
- 103:32
- 距離
- 86.6km
- 登り
- 5,347m
- 下り
- 6,020m
コースタイム
1日目
- 山行
- 11:15
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 11:35
3日目
- 山行
- 11:08
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 11:40
4日目
- 山行
- 11:44
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 11:50
天候 | 前日8日は台風、初日9日朝曇り、10日朝雨天、11日16時以降雷雨、12日以降晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
電車の場合は近鉄吉野駅からになります。 エスケープルートの確認が必要なレベルのコースです。事前に情報収集をなされてください。 バスの運営主体が一部変わっています。 ・北奥駈道(前鬼口バス停)までは、上市駅までダイレクトにバスで帰れます。イラストマップとは現在違っています。 ・南奥崖路まで行くと、五条駅ルートになるので注意が必要です。バスが一日1本しかありません。 女人禁制の結界門がありますので、参考にできる方は男性に限られますのでご注意お願いします。 戸開けの期間が過ぎると、女人結界の中に勝手に入り込む女性やご夫婦ハイカーがいらっしゃるようです。 事故した時にどうなされますか? 良く良くお考えになり、修行の道で欲に負けないようになされて下さい。 女性のためのエスケープルートできちんと真面目にトライされている方もレコにアップされています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北奥崖路〜太古の辻近辺:5月の連休(途中下山)と打って変わって笹が膝丈以上に伸びきっており、朝露でバッチリ濡れます。ゴアテックスシューズも冬対応のものでも、つま先は濡れます。 ゴアソックスを用意するか、日数分の靴下を用意した方がベター。 湿度が高いので、衣服などを小屋で干しても全く乾きません。着ながら寝て乾かす方法しかありません。 笹の登山道は獣道状態なので道迷いに注意。南奥崖の方が状態は良かったです。 アブなどが多いので基本、登山道で食事は出来ないものと思ってください。 行者還り小屋の取水に異常が発生している可能性が高いです。溜め水の蛇口も出ず、登山道の隠し水は取水口から補給できませんでした。 手書きのルートだと90km台になっていますが、実際には120キロあります。 ・金峰神社〜行者還小屋 30.2Km 44245歩 ・行者還小屋〜楊子ノ宿小屋 16.4km 24383歩 ・楊子ノ宿小屋〜持経の宿小屋 19.8km 30689歩 ・持経の宿小屋〜玉置神社駐車場 29.4km 43604歩 ・玉置神社駐車場〜熊野本宮大社 24.6km 34841歩 →合計120.4kmになります。丸一日の誤差が出るので注意。 1日12時間程度、30km弱の行動範囲が取れる方で、天候に恵まれて4日。 通常のペースだと6〜7泊の予定を組まれてください。 北半分はほぼ携帯が通じません。周囲への働きかけを十分に行ったうえで行かれてください。 |
その他周辺情報 | 奈良交通バスでの途中休憩時、上野池の名物串こんにゃくはとても美味。 |
写真
何か磐座みたいですね。役小角の600年代から800年代にかけて日本の政治的宗教的国盗り合戦は確立し、神様も基本は日本書紀の名前に書き換えられていきますが、出雲系の系譜は修験道として二大勢力を形成します。
11時間ほどで到着。行者還り小屋到着で、宿泊しました。昨年の8月はここで足を使い切り、到着が午後6時をまわり、次の日に乳酸が溜まり、登りの足が無くなってしまい、弥山から下山という悲惨な事になりました。北アルプスの水晶や鷲羽岳を日帰り出来る足を持ってるので自信満々で乗り込みましたが人生初のリタイアを経験しました。台風で取水に問題が出たのか一切水は出ませんでした。隠し水も補給不可。小笹で満タンにしといて良かった。
行者還り小屋のVIP部屋に泊まれました。アルミシート二枚に毛布三枚を独り占めです。他には誰も居ませんでした。
ここの部屋と二階の部屋には天窓があるので普通に起きれます。下の部屋に泊まると前回と前々回ともに朝の4時までグースカ寝てしまいました。
ここの部屋と二階の部屋には天窓があるので普通に起きれます。下の部屋に泊まると前回と前々回ともに朝の4時までグースカ寝てしまいました。
2日目。朝方雨が降ってたので9時半頃まで待機してから約三時間で弥山小屋到着。唯一の時間短縮ルートですので頑張りました。百名山の八経ヶ岳目当ての人数人と合流。ちなみに4日行程で奥駆けを走破する人は初日に弥山まで行くか、この2日目で釈迦ケ岳を超えて深仙小屋まで到着する必要があります。前回の連休はそこまで行けましたが、雨の予報が入り体力はあったのですが泣く泣く二度目のリタイアをしました。山小屋シーズン中なら何と山頂の弥山神社の御朱印が貰えます。
5月に二回目のリタイアをした時にもらった御朱印
弥山から狼平を経由して天川河合に降り、天川温泉に行かれる方は、里宮の天河大辨財天社に立ち寄られてみてください。
ここでも御朱印が貰えますよ。
弥山から狼平を経由して天川河合に降り、天川温泉に行かれる方は、里宮の天河大辨財天社に立ち寄られてみてください。
ここでも御朱印が貰えますよ。
涅槃岳を過ぎたあたりの植生は面白いですね。サルスベリでしょうか?こんなの見たことも無いです。持経宿でザックを置いたら雷雨になったのでそこで宿泊。ネズミがいたずらしに出てきて眠れませんでした。人が居ないときはザックは布団の押し入れに入れた方が無難です。
玉置山への林道に合流。行仙で出合った人のアドバイスで、早い人なら持経宿小屋から8時間台で合流地点まで行けるという話だったので半信半疑で居たら本当に着いちゃいました。ここで暴走。イラストマップによると売店でタバコが買えるような情報だった(実はビールの勘違い)ので猛烈ダッシュをします。
これは後で撮った写真ですが、4キロ超を1時間20分で駆け上がり、5時閉店直前の売店のおっちゃんに、煙草売ってくれいと話したら、そんなもん売ってねーと言われ倒れ込みました。そしたら個人の買い置きの煙草を売って下さり、地獄から天国へw
駐車場の夕日は綺麗でしたね。しかし、売店のおっちゃんのおかげで次の日とんでもない事になります。最低本宮までは8時間を見てください。チミなら6時間で行けるぞと言われ本気にしてしまいとんでもない事になりました。
朝日が昇って森の中が燃えるような赤みが出てくる瞬間がとても良いな〜と思ってたら大森山山頂で残りの時間を計算するとなんと「時速4キロ」で行かねばならないことが発覚します。スーパーマリオの時間切れ直前状態にw
装備
個人装備 |
ザック:スプラフのグラデーション45L(870g)
雨具:アウトドアリサーチヘリウム2ジャケット(163g)&ズボン(158g)
テント:ヘリテイジクロスオーバードーム(700g)
テントマット:Dovewillのアルミ蒸着シート(テント保護用)
シェラフ:シートゥーサミット スパーク Sp1(348g)
スリーピングマット:ネイチャーハイク枕付(470g)
インセクトシールド(メッシュ上着)
シェラフカバー:モンベルULスリーピングバッグカバー(213g使いませんでした)
長袖シャツ
ズボン
靴下
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴:AKU (SL TREK GTX)
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料(4L)
ガスカートリッジ
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ポール
|
---|---|
備考 | 靴下:予備有かゴアソックス,シューズ:冬対応の通気口の無いゴアテックス,虫よけスプレー:メッシュ上着でも刺されました。 |
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