記録ID: 1233273
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アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
1年越しの前穂東面
2017年08月18日(金) ~
2017年08月20日(日)
yy0419
その他1人
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 56:13
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 3,321m
- 下り
- 3,312m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:03
12:03
3日目
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 10:08
5:05
253分
宿泊地
15:13
天候 | 18日:曇り 19日:曇り時々雨のち晴れ 20日:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バス往復2,050円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<奥又白池からのアプローチ> 奥又白池からC沢へのアプローチは、奥又尾根からA沢に至るところで踏み跡が不明瞭で正規ルートを外したようで、草原を強行突破してA沢横断し、更に草原突破でBC沢の雪渓に到達。ガスが立ち込め時折雨も降ってくるコンディションで、どこがB沢でどこがC沢かも全く分からない状態。ガスが取れなければ撤退と半ば諦めかけつつ待機していたところ、9時頃になってガスが取れてきたのでめでたく決行することになりました。チョックストンの有無を確認してC沢を特定します。(昨年はC沢を詰めたつもりが隣のルンゼを登ってしまい、北壁に行くところ4峰正面壁に行ってしまいました。) C沢へは雪渓からシュルンドが小さなところ(高さ1m程度)を探してスラブに降り立ちました。チョックストンは右から越えますが、これを含めC沢の詰めは供銑卦蕕療俘吃分が断続的に出てきます。チョックストンの上ではまた雪渓が出てきますが、左側からギリギリ雪渓に乗らずに行けました。2か所ほどスノーブリッジを潜る場所があり、そそくさと通過します。 3・4のコルからの沢が合流したら3峰リッジを回り込むようにインゼルを越えてB沢を詰めます。B沢にも雪渓が残り、スノーブリッジを潜る所があります。崩落した右岩稜を回り込み、北壁が見えてきたら緩傾斜帯から北壁に近づくと、運良く取付にたどり着きました。C沢雪渓から取付きまで約3時間かかりました。 <北壁〜Aフェース> 1P目(横T氏)ルート判然としませんが、残置があるルートが複数ある様子。最後のかぶり気味の乗越しは教蕕箸六廚┐覆て颪靴気任靴拭 2P目(吉D)緩傾斜帯から残置の垂れ下がった松高カミンへ。松高カミンはかぶった乗越しで想像以上に悪かったです。さすが核心として名前がついているだけのことはありました。松高カミンを通らず左から行くのは簡単そう(に見えました)。 3P目(横T氏)ここも残置ハーケンが複数ルートあり判然としませんが、左から回り込んで緩傾斜帯(第2テラス)に登りました。これも右からのルートの方が易しいようでした。 4P目(吉D)第2テラスはコンテで歩いてAフェース取付へ。正面にあった残置フィックスのあるルートを選択しましたが、凹角から左のフェースに出るところなど高度感もあり、これもまたグレード以上の難しさを感じました。 5P目(横T氏)4Pで終了するにはロープが足りなかったので、10数m程度簡単な岩場を登っりました。終了はまさに前穂頂上の山頂標識の目の前。登攀所要時間約4時間でした。グレード以上に登り甲斐のあるルートで、かなりおなかいっぱいです。 <下降> A沢から踏替点を越えてカレ沢に入ったつもりが、踏み替えるのが早すぎて下又白谷方向に降りてしまい、途中稜上に登り、適当な場所でビバーク。翌日沢を下降し、尾根を3回越えて道なき道を奥又白池のベースに辿り着きました。(約4時間)正しい下降路を一度下から登って確認しておいた方がいいかも。 |
写真
撮影機器:
感想
昨年行けなかった前穂北壁からAフェースのリベンジ。リベンジは果たしたものの、今度は下降でルートを間違えてまたもやビバークに。下降路を一度しっかり確かめたいです。
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