久々に真面目に縦走【中房温泉〜燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ケ岳〜徳沢〜上高地】

2017年08月20日(日) ~ 2017年08月21日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 35.4km
• 登り: 3,280m
• 下り: 3,214m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:27
• 休憩: 2:29
• 合計: 10:56

6:00 中房温泉
6:25 第１ベンチ
7:02 第３ベンチ
7:24 7:25 富士見ベンチ
7:44 7:48 合戦小屋
8:03 合戦山(合戦沢ノ頭)
8:36 8:42 燕山荘
8:46 いるか岩
9:02 9:06 燕岳
9:09 めがね岩
9:23 9:36 燕山荘
9:58 蛙岩
10:14 大下りの頭
11:14 小林喜作レリーフ
11:21 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
11:43 11:59 大天荘
12:06 12:09 大天井岳
12:13 12:27 大天荘
13:04 東天井岳
14:14 15:36 常念小屋
16:15 16:21 常念岳
16:56 常念小屋

2日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 0:38
• 合計: 7:16

5:16 常念小屋
6:02 6:10 常念岳
8:13 8:18 蝶槍
8:31 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
8:51 8:54 蝶ヶ岳ヒュッテ
8:57 9:04 蝶ヶ岳
9:10 蝶ヶ池
9:15 カモシカの池
9:33 9:35 チューダイ広場
10:57 11:10 徳澤園
11:48 徳本口(徳本峠分岐)
11:51 明神館
12:26 河童橋
12:32 上高地バスターミナル

天候

予想に反して雨無し！概ね曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路:[新宿駅]23:54発----ムーンライト信州号----4:53着[穂高駅]5:00発----5:52着中房温泉

復路:[上高地BT]----アルピコ交通バス・松本電鉄----16:34着[松本駅]16:38発の中津川行普通列車を塩尻駅にて大月行普通列車に乗り継ぎ帰京(そういえば霧ヶ峰の時もこの列車でしたね…)

往復で青春18きっぷを各々1回ずつ利用(2370円×2)
往路は立川まで470円分の切符が必要

コース状況／危険箇所等

【中房温泉→燕岳】
北アルプス3大急登と言われていますが、非常に整備が行き届いており概ね快調に歩けました。合戦小屋までは主に樹林帯を行きますが、正直この方が涼しくていいですね。合戦小屋からは花崗岩質の斜面やらありますが、もはや急登と呼べる斜面は皆無でした。大山の夏山登山道の方がよほどキツク感じました。お手軽に稜線に取り付けたり、スイカのおやつを楽しめたりと北アルプス入門編と呼ばれる所以がわかりました。稜線の景色は格別です。燕山荘からいるか岩、めがね岩などの奇岩を望みながら進むとすぐに燕岳山頂に到着します。

【燕岳→大天井岳】
ここもしばらくは平和な稜線歩きが堪能できます。喜作レリーフを過ぎた辺りで、階段が出て来たりと大天井への登りが始まります。槍ヶ岳との分岐を左へ進むと、じわじわとした登り、大天荘まで残り500Mから100Mおきのカウントダウン看板があらわれますので辛抱強く登りましょう。少しひらけると大天荘、そこからわずか十分弱、大天井岳の山頂へは緩い登りです。

【大天井岳→常念小屋→常念岳】
常念小屋まではTHE稜線歩きです。東大天井や横通岳などは基本巻道が準備されておりピークを避けています。また、東大天井岳の先に左から大きく時計回りに稜線の内側をぐるっと旋回して進む辺りも、今まで歩いた道やこれから歩く道が行く手に見えて面白いところです。横通岳を巻き2つ目の「常念小屋」の看板を過ぎると、眼下に常念小屋が見えてきます。届きそうなくらい近くに見えますが、実際には一旦樹林帯に入るなど、様々な下りの行程が必要です。常念岳と横通岳のコル、常念乗越に常念小屋があります。ここからが最後の登り。登り始めてピークに見えるところまでかなり長めに登ります。マークも明瞭で、斜面の幅を生かすコース取りがされているため思ったほど急でもないのですが…合戦尾根よりもキツカったです。ようやく登り切ったと思いきや、まだまだ最後の登りがようやく見えてきます。三股との合流を過ぎてようやく頂上が実感できる距離になります。ここから最後の一登りで土台の岩たちに守られるようにして佇む頂上の祠に到着します。

【常念岳→蝶槍→蝶が岳】
まずは、岩場の下りをマーク通りにこなして稜線走路へ。時々岩ごろがありますが、しっかりと配置されており浮石とかの心配はありません。しばらく稜線を進みますが、2512の手前から樹林スタート、幾つかのアップダウンがありますが、すべて高低差100M以内の緩いものです。2592から一旦下り最後の登りを詰めきれば蝶槍です。文字通り槍の絶景ポイント。あとは蝶が岳ヒュッテまで気持ちの良い稜線歩きが待っています。

【蝶が岳→徳沢】
徳沢方面の看板に従い稜線を進むと程なく、樹林帯に突入。長塀山までは目立って下る箇所もありません。長塀山から下は緩急織り交ぜた下りが続きます。ところどころ、樹の階段が整備されていて、目印も踏み跡も明瞭で歩きやすい登山道になっています。登山道がジグザグしてくると高度がだいぶ下がったことの表れ。木々の隙間から赤い屋根が見えてきたらそれは徳沢園。名物のソフトクリームが待っています。

【徳沢→上高地】
ひたすら苦行のような林道歩きが続きます。梓川をゴムボートで下れたらいいのにね。
※全体的に危険個所は皆無です。

その他周辺情報

上高地アルペンホテルの日帰り入浴を利用しました。600円/人で利用可能。
7:00〜10:00と12:00〜14:30だったと思います。荷物置き場が狭苦しく(なんとなく)混雑すると難儀しそうです。
また、入浴後このホテルがドリンクバイキングなるものを300円で提供していることを知り、200円のCCレモンを買った私としては驚愕の事実でございました(汗)

写真

8/19 23:47

ムーンライト信州。この列車に乗ることが、いつもの恒例行事になりました。寝酒も準備して乗り込みます。

8/20 4:54

寝酒のおかげでよく眠れました。あっという間に穂高駅に到着。大天井岳が見えます。午後3時ごろに雨の予報、今日は最低でもここまでは行かないとね。

8/20 5:54

2台のバスはどちらも満員御礼。うとうと揺られているうちに中房温泉到着。此処掘ると温泉出るのかな？

8/20 6:03

毎日あるぺん号も到着しており登山口は大賑わい

8/20 6:13

アミノ酸一本目注入後樹林帯を行きます。

8/20 6:25

早くも休憩ポイントの第一ベンチ。もちろんパス。

8/20 6:40

この上をスイカたちが運ばれていきます。

8/20 6:41

第二ベンチ到着、ここもパス

8/20 7:02

第三ベンチ到着、ここもパス

8/20 7:17

やや急になってきました。

8/20 7:24

逆光の富士見ベンチ、ここもパス

8/20 7:32

花崗岩質になってきました。

8/20 7:40

合戦小屋まで残り5分、スイカの絵がイイネ。

8/20 7:44

合戦小屋到着。いろいろ注文ができそうです。

8/20 7:45

スイカを逝きたいところでしたが、甲子園出場の某高校野球部監督に「買い食いは許さん！」と強く釘を刺されたので我慢します(汗)

8/20 7:55

癒し

8/20 7:56

癒し2

8/20 7:58

今日の目標、大天井岳。まだしっかり見えてるね。

8/20 8:03

残り高低差も200Mあまり、もはやここからは急登はない。

8/20 8:03

行く手にはガスが…

8/20 8:12

ああッ、大天井にもがすが…

8/20 8:13

おっとここが割合急でしたね。すみません、うそをついてしまいました。

8/20 8:21

まあ、こういうところで高度を稼がないとね。

8/20 8:32

おお！燕山荘が見えてきました。

8/20 8:34

天場はまだまだ余裕あり。

8/20 8:36

まずはここで一旦重いものはデポして右へ進むことに。

8/20 8:36

山小屋にして、非常に高い人気を誇る燕山荘です。

8/20 8:37

おお！槍様が見えてきましたよー！

8/20 8:37

鷲羽、水晶、赤牛

8/20 8:46

確かにイルカだわー。

8/20 8:54

8/20 8:59

まもなく山頂であります！

8/20 9:02

三角点タッチ

8/20 9:02

鹿島槍、爺が岳、針ノ木岳

8/20 9:03

一応山頂標も撮影

8/20 9:06

8/20 9:09

めがね岩

8/20 9:19

ここにもコマクサがいました。

8/20 9:19

群生しておりますよ。こまくさ。

8/20 9:25

小屋に戻り、まずは自然に呼ばれました。

8/20 9:29

ここで長丁場に備え補給をします。監督！ポカリスエットはセーフでしょうか？スポーツドリンクはOK？ありがとうございます！！

8/20 9:36

補給が済んだところで、目標の大天井まで進みます。

8/20 9:37

表銀座とはよく言ったものだ。とても爽快な稜線歩きです。

8/20 9:41

これくらいのガスはご愛嬌だね

8/20 9:45

8/20 9:55

大きな岩が見えてきました。

8/20 9:58

蛙岩、げろげーろ

8/20 10:09

8/20 10:10

8/20 10:14

まだまだ先は長そうだね(汗)

8/20 10:15

8/20 10:18

8/20 10:20

癒し3

8/20 10:20

癒し4

8/20 10:24

大天井の前にピークありますね。

8/20 10:27

下りたり

8/20 10:27

登ったり

8/20 10:32

癒し5

8/20 10:32

癒し6

8/20 10:33

癒しいっぱい畑

8/20 10:33

8/20 10:34

蜂が戯れております。

8/20 10:42

一つ目のピークからつばくろを振り返る

8/20 10:45

大天井雲とれろよー。

8/20 10:51

8/20 11:13

階段の登り返しが出てきました。

8/20 11:14

喜作さん！逢えましたね！！って誰やねん！

8/20 11:19

ここを整備されたのも喜作さんですか？ってもうええか…

8/20 11:21

この分岐を左へ、槍様へは向かいません。

8/20 11:22

大天井岳の北側を巻く感じで進みます。

8/20 11:25

カウントダウンが始まった！こっから長そうだな(汗)

8/20 11:29

残り400M

8/20 11:32

残り300M

8/20 11:36

残り200M

8/20 11:39

これを登れば？いやいやまだまだですよ！

8/20 11:43

ようやく大天荘到着。軽くお昼にしましょう♪

8/20 11:59

さてと、またまた空荷でのピークハントを実施

8/20 12:00

8/20 12:02

8/20 12:05

ピーク見えてきたね♡

8/20 12:06

三角点タッチ！

8/20 12:07

山頂写真地鶏。口の中のウィダーインタブレットが見えてきもいわー(汗)

8/20 12:07

祠へもご挨拶、お騒がせしました。

8/20 12:09

ガスにけぶっているが、まだお昼を過ぎたばかり。コースタイム的には、常念小屋までは十分狙える距離ですね。

8/20 12:14

再度大天荘まで戻りトイレを拝借

8/20 12:17

ゼリー注入後、てんきとくらすにて常念岳を確認。これからの時間はどうやら雨は回避できそう！

8/20 12:28

じゃあ、いざ行くとするかのう！！

8/20 12:29

8/20 12:33

8/20 12:34

8/20 12:37

この看板がめっちゃ速く表れてきたのには驚いた。燕〜大天井までは500Mからながかったのに(汗)

8/20 12:37

常念岳のガス切れたわ♡

8/20 12:38

8/20 12:38

ここでさりげなく槍様を見る。やや雲

8/20 12:38

8/20 12:40

麓が曇り時々雨なのかな？

8/20 12:42

8/20 12:45

8/20 12:54

名残雪がありました。

8/20 12:56

東大天井は右側を巻きます。

8/20 12:59

登ろうと思えば登れるんですかね

8/20 13:00

石室跡だって、崩れちゃったのかね

8/20 13:04

ここから一旦右側にヘアピンカーブ。

8/20 13:06

稜線の内側を歩きます。

8/20 13:08

8/20 13:09

ワタスゲ。朝露に濡れた感じが好きですね♡

8/20 13:11

前にはツアーの団体さんあり。人が進むのを見るのは面白い。

8/20 13:16

8/20 13:21

8/20 13:23

大天井を振り返って

8/20 13:31

8/20 13:32

8/20 13:37

涸沢のアップを狙うが、iPhoneの限界ですね。

8/20 13:41

8/20 13:42

8/20 13:48

8/20 13:52

8/20 13:52

常念小屋の看板が出てきました♡

8/20 13:53

出たー！ここまで来れれば十分です！!あそこまで下れば今日は終わり!!テンションあがります!!

8/20 13:56

横通岳と常念岳のコルにあるんですね

8/20 13:59

もうすぐ目の前にみえるのに…なかなか着きません(汗)

8/20 14:06

オマケに樹林帯にも突入

8/20 14:11

樹林帯を抜け、ようやく本日のお宿に到着しました!

8/20 14:14

2450Mへようこそ!!

8/20 14:55

受付を済ませて、今夜の寝床を立ててみました。

8/20 15:32

しかし、15時過ぎから雨なんて心配していたのがウソみたいな好天に恵まれました！

8/20 15:32

横通岳方面にも青空が出ました！

8/20 15:36

今夜の寝床も確保したし、本日の3座目行っちゃいますか!!

8/20 15:40

いざ常念岳へ！

8/20 15:40

ここを登り切れば…なんて考えていると騙されます。ここからピークは見えません(汗「)

8/20 15:44

目印は明瞭です。

8/20 15:45

草付斜面と思いきや岩ゴロゴロが続きます。

8/20 15:49

8/20 15:52

常念小屋があんなに小さくなっています。

8/20 15:53

8/20 15:58

槍様もすっかり晴れている模様

8/20 15:58

槍、鷲羽

8/20 16:02

うへー、あれが本物のピークか…甘かった

8/20 16:05

でも、今までの登りで大分登ったからあとちょっとだよ！ファイト!!

8/20 16:07

ヌカ喜びに終わった時、人はその気持ちを紛らわすため石を積むのでしょうか？

8/20 16:07

横通岳、東大天井岳、大天井岳

8/20 16:10

三股との合流を過ぎるとピークはそこですね

8/20 16:14

山頂の祠はこの岩たちに守られています。

8/20 16:16

山頂写真を地鶏するもうまく取れません。

8/20 16:16

だれもいないので、祠の前に寝転んで地鶏してみました。キモ過ぎWWW。終活の時に生前写真として登録するかWWW

8/20 16:17

蝶が岳への稜線

8/20 16:17

祠越しにみた槍様

8/20 16:18

前穂がチラ見えですが、他の兄弟は雲の中

8/20 16:18

8/20 16:29

大分下らないと小屋が見えません。偽ピークと勘違いする所以ですね。

8/20 16:56

ようやく寝床に戻ってきました。お隣さんが夜20時ごろまでお外で談笑しながら宴会をしていましたが、疲れていたので気にせず爆睡できました。

8/21 4:32

さてさて、日付は変わり間もなく日の出ですが、ちょっと雲が多め見みたい

8/21 4:32

常念のシルエット

8/21 4:44

槍

8/21 5:01

ちょっとだけ赤らみました

8/21 5:06

8/21 5:16

槍〜大キレット〜北穂を収めてテント場を出発

8/21 5:17

団体さんが小屋の前で朝の体操をしています。

8/21 5:24

8/21 5:24

雲の切れ目からご来光。暑くなるのは嫌だし、どうせならこのまま曇っていてもいいですよ♪

8/21 5:34

大天井方面もいい感じの朝になりましたね

8/21 5:44

8/21 5:46

槍側の空の色合いがいいですね♡

8/21 5:49

片方先ゴムを失くしてしまったバイ(汗)

8/21 5:55

昨日凹んでるからもう凹みませんよWW!!

8/21 5:57

鹿島槍、爺、剣、立山も見える！

8/21 6:02

さすがにテントを持っての登頂はキツかった(汗)今朝は地鶏はなし！

8/21 6:02

再度鹿島槍、爺、剣、立山

8/21 6:03

後光が差しているみたいでいい感じだね

8/21 6:04

槍〜北穂

8/21 6:04

前穂、焼岳、乗鞍、御嶽

8/21 6:05

蝶が岳への稜線

8/21 6:14

8/21 6:18

北穂、涸沢、奥穂、前穂

8/21 6:31

8/21 6:35

8/21 6:47

8/21 6:57

8/21 7:12

樹林帯突入！

8/21 7:13

8/21 7:20

癒される

8/21 7:33

蝶槍のトンガリ、まるでビーチクWW

8/21 7:35

8/21 7:36

8/21 7:36

お花畑

8/21 7:42

あるユーザーのレコで、山行中の女性が「池塘、池塘」と喜んでした場所

8/21 7:45

あの先端を目指そう!!

8/21 7:52

8/21 7:53

8/21 8:10

もう少し!!

8/21 8:13

ビーチク蝶槍到着!!蝶槍からの槍!!

8/21 8:18

穂高ブラザーズ勢ぞろい！

8/21 8:22

あとは平和な稜線

8/21 8:30

8/21 8:31

ここで下りると横尾に出るのか…10KM以上の林道歩きはカンベンだな…

8/21 8:35

ヒュッテに向けてビクトリーロードじゃ

8/21 8:36

8/21 8:42

8/21 8:49

ちょっと雲が出てきたな…

8/21 8:50

8/21 8:50

蝶が岳ヒュッテ到着です。昨日宿泊されたご夫婦によれば大部屋貸切だったみたいです。天気予報が悪いのは考え物ですね。

8/21 8:53

某野球部の監督:「コーラ?!炭酸だと?!スポーツドリンクか100％ジュースか牛乳か水しかダメなんだぞ！」怒られるのを承知で買いました!!

8/21 8:55

このビクトリーロードを歩いて

8/21 8:59

山頂でコーラで乾杯するのであります!!

8/21 9:05

禁断のコーラの乾杯後、徳沢方面に下ります。

8/21 9:05

この稜線ともお別れの時がきたな…

8/21 9:10

8/21 9:11

君、君、そこの君。こっち向きなさい!!

8/21 9:15

車が上がってきているのではと思うような轍

8/21 9:15

妖精の池。居ませんでしたけどね…

8/21 9:31

この登りは…長塀山かな？

8/21 9:33

長塀山到着。眺望なし。

8/21 9:33

でも三角点はありました♡

8/21 9:57

ちょうど中間点!!

8/21 10:37

ラスト一キロだ！気を抜かずにな!!

8/21 10:54

徳沢園の屋根が見えてきたぞ!!

8/21 10:57

8/21 10:57

徳沢園に着いたー!!某野球部の監督の目を盗んで買い食いしよう♪

8/21 10:59

某野球部監督:「なーに?!ソフトクリーム?!うちはそんなの許したことはないぞ。食べるだと?!許さん!!グランド50周じゃ!!」

8/21 11:12

監督…すみません…食べちゃいました…せめて徳沢から上高地までの林道ウォーキングで勘弁してください(泣)

8/21 11:48

徳本峠まで進んで下るとここに出ます。

8/21 11:51

8/21 11:51

お昼近くの明神館は大盛況でした。

8/21 12:26

河童橋も大賑わい。まだまだ夏休みですね。

8/21 12:29

穂高もガスの中、明神岳のみ見えました

8/22 8:55

最後に今回のテント内装備ですが、ダウン入りエアマットと好日山荘で買ったエマージェンシーシートの組み合わせ。エアマットは右上にあるポンプを使って膨らませます。夏場のテント泊ならばシュラフ要らずで過ごせました。軽量化、ザックにあと一つ二つ荷物を増やしたい方はどうぞご参考に♡

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック ポール テント テントマット

感想

airdiver

久々にテントを持ってどこに行こう…例のごとくどこに行くかはあと決めで、そそくさとえきねっとで「ムーンライト信州」の予約を入れ、まだ行ったことのないところと決めて向かったのが、中房温泉でした。
当初、午後3時ごろから雨になる予報でしたので、中房温泉から入ると常念小屋に着くまでに雨になるんじゃないか…常念が目的であれば、一の沢から登るか…その際の足は？自分の足…(いつものこと(笑)）
かくして、ひとまずテント装備を準備してムーンライト信州に乗り込み、意識のあるうちは「てんきとくらす」の常念岳の予報をチェックしながら(3時間更新なのに意味があるのか…)わりとよく眠れたのか、ボーっとしてるまに塩尻到着。そして目的の穂高駅に降り立つと、2台のバスが待機中、ザックを持った人、人、人。まさに大衆心理とはこのこと。御多分にもれず、ためらいなくバス乗車の列に並んでいました(笑)めでたく全員乗車で中房温泉に到着となりました。
こうなれば行けるところまで行こう！と北アルプス3大急登の合戦尾根に挑みます。一年前は灼熱の笠新道で重い荷物で撃沈した苦い思い出もありましたしね。結果からいうと、前半多くが樹林帯の中で、太陽の高度も高くなくそれほど苦しまずに登れたのかなという印象でした。大山の夏山登山道の方がきつかったとさえ思ってしまいました。合戦小屋のスイカも、甲子園出場の某高校監督のように「買い食いはイカン」とスルーしてしまいました(汗)
合戦尾根を終えた稜線の景色は素晴らしく、赤牛岳が目の前に飛び込む光景は生まれて初めてで「これが遠くて遠い山か…」としみじみ。いるか岩やめがね岩などの奇岩をすり抜け、まずは第一座燕岳ゲット。
燕山荘にて栄養補給後、大天井岳を目指します。ここが本日の最低ノルマです。非常に歩きやすい稜線上に刻まれた登山道で、喜作レリーフ通過でじわじわと大天井岳の標高に近づくべく忘れかけていた登りの道が続きます。登り切って大天荘に到着。荷物をデポってすぐそばの山頂へ。本日2座目大天井岳ゲット。大天荘に戻り「てんきとくらす:常念岳」を見ると、15時以降もいい感じじゃない？まだ時間も正午過ぎたばかりだから、遅くても15:30には常念小屋に行けそうだと確信し進みました。
ここは、今までにさらに輪をかけて歩きやすい登山道でした。東大天井岳を巻いて、その後ヘアピン気味に右旋回するところは面白いコースどりだと思いました。横通岳を巻き「常念小屋」の看板を過ぎると、眼下に今日のベストシナリオとして描いたゴールが見えてきました。なかなか着きそうで着かない状態でしたが、徐々に高度を下げ、樹林帯にも入り、それも抜けテント場に着いたのが予定よりも1時間以上早かったのには驚きでした。今までの無茶登山によるトレーニングの成果でしょうか(笑)
とにかく、今日はこれで止められると思うと嬉しくて仕方がありませんでした！テントの準備も終わり、やっぱり今日中に常念岳を登頂しておきたいという思いに駆られ空荷のピークハントに望みましたが、やっぱり百名山だけあって簡単には登らせてくれませんでした。偽ピークに凹みながらもなんとか登頂！三冠達成!!
当初の天候の予報からすると、初日の登頂がかなり難しそうと踏んでいたので嬉しい誤算でした。天候に恵まれ、それほど混雑もせず快適に登山ができた運の強さに感謝したいです。二日目も余裕をもった山行をすることができました。
もう一回ぐらいテントしに行こうかな…

コメント

yoshi119

ご苦労様でした
この稜線が未だトラウマになってる者です(笑)天気が心配な様子はヒシヒシ伝わってきましたが、初日にテン泊装備で常念まで足を延ばされるとは素敵過ぎます。何か加速装置でも付いてるんですか？(笑)

airdiver

Re: ご苦労様でした
いつもコメントありがとうございます 今回は移動の際の休養も、途中の栄養補給のタイミングが絶妙で、いい感じで身体が動いてくれたので助かりました。アミノ酸のおかげで加速装置も絶好調でした
yoshiさんが以前のこのルートに参戦した時は、翌日猛吹雪でしたからね。その悪天候の中で、大天井岳→燕山荘まで戻られたのは奇跡でしょう まだまだ暑い日が続いているうちにいけるところにいかないと ではでは

machagon

北ア☆マジック
airdiversさん、こんにちは そして初めまして

同じ日に、北ア、入られたのですね
中房温泉〜大天井岳までのエリア、昨年歩いたので、懐かしくレコ拝読いたしました
合戦小屋のスイカ、あの誘惑、ワタクシ、スルーできずに「買い食い」しちゃいました
燕岳、あの花崗岩特有の幻想的な景観、いいですよね
大天井岳直下の、カウントダウン、あれ、地味にキツかったのを良く思えています
小屋、見えいるのに、なかなかたどり着けない
ワタクシも先日それは感じました 　北ア☆マジックですよね〜

最近は、飛騨山脈エリアばかり気になってますが、のびやかな常念山脈エリア、常念から蝶ヶ岳方面はまだ未踏ですし、また歩いてみたくなりました
18切符利用、ナイスです

airdiver

Re: 北ア☆マジック
machagonさん、こんばんは。訪問＆コメントありがとうございます
私の場合は短い日程でしたが、こちらがのんびりと常念→蝶の稜線を歩いている時に、険しい西穂→奥穂の稜線と格闘していたなんて、頭が下がります

常念→蝶は三股から周回が出来たりするので、ナイトで攻めてみるのも面白いかもしれないですね。また、じっくりくるならば、大キレット通過後に槍→大天井→常念→蝶なんかも面白いかもです

18きっぷ利用者として、今後もレコを楽しみにしていますね