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Yamareco

記録ID: 1241646
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

初のジャンダルム登頂(西穂高岳→奥穂高岳→前穂高岳)

2017年08月26日(土) ~ 2017年08月28日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
46:16
距離
16.8km
登り
2,040m
下り
2,672m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:00
休憩
0:01
合計
1:01
距離 1.8km 登り 252m 下り 46m
16:29
16:30
38
17:08
2日目
山行
7:23
休憩
2:08
合計
9:31
距離 5.3km 登り 1,296m 下り 674m
3:44
16
4:00
39
4:39
4:48
22
5:10
5:12
13
5:55
6:02
36
6:38
27
7:05
7:12
21
7:33
34
8:07
9
8:16
8:30
97
10:07
11:03
8
11:11
29
11:40
11:46
25
12:11
12:36
39
3日目
山行
6:43
休憩
1:52
合計
8:35
距離 9.7km 登り 481m 下り 1,959m
5:48
36
6:24
6:29
10
6:39
6:48
61
7:49
7:52
28
8:20
8:26
25
8:51
8:59
111
10:50
11:13
65
12:18
12:20
28
13:03
7
14:11
10
14:23
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
【往路】8/26(SAT)
バスタ新宿8:15 - 12:45の予定が渋滞で14:00平湯温泉14:40 - 15:16新穂高RW
【帰路】8/28(MON)
上高地BT 15:30 - 20:30(実際は20:40) 東京駅日本橋口
コース状況/
危険箇所等
今回のメインターゲットはジャンダルムでしたが、ジャンダルム自体はそう難しくなく、核心はそれ以外の所にあります(至る所に)。このルートでの最大のリスクは、浮き石とルート逸脱に尽きると思いました。初挑戦で私が感じた点を書かせて頂きます。

【西穂高岳〜間ノ岳】マーキングは分かりやすく、ルートを外すリスクは高くないと思います。ただ、間ノ岳は有名な浮き石地獄であり、重大事故多発地帯です。私が話を伺ったベテランさんは、皆さん間ノ岳が西奥縦走の最大の核心部と仰ってました。

【間ノ岳〜天狗の頭】有名な逆層スラブは上の方で鎖がなく、僅かな手掛かり、足掛かりを探して横へ(斜め上へ)進みます。乾いた登りならそれほどでもない感じですが、ここに限らずこの縦走はワンミスが命取りなので『えい、やー』は禁物と自分に言い聞かせてました。

【天狗の頭〜ジャンダルム】天狗のコルから先、目の前にそびえ立つコブ尾根の頭までマーキングが消えかけた黄色で見落とします。ルートを逸脱すると一気にリスクが高まります。これもこの縦走全体に言えそうなことですが、正しいルートを辿ってさえいれば、他の一般ルートにでもあり得る難度(一般ルートの核心部レベルが断続的に永遠6時間続くのがキモ?)という感じなので、これまでに経験したこともないような難しい状況になりそうな場合は、ルート逸脱の可能性を考えて他の人が通るルートを確認するか、戻る事をお勧めします。私も崖の左側から登り始めてすぐに右にトラバースしないと行けないところを直登してしまい,異変を感じて引き返して助かった場面がありました。

【ジャンダルム〜奥穂高岳】西→奥の場合、ロバの耳の下りがかなり恐怖と聞いていました。確かに落ちたら終了セッションが続きますが、この縦走はそんなのばかりですし、鎖も部分的にあり自分的にはそれほどでも無かったです。有名な馬の背は切れ落ちた細い中にも確実なルートが存在します。基本、尖った背中の真ん中を突き進みますが、途中で信州側に身体を出さないとならない場所があります。これも先行者の動きを目に焼き付けると楽です。とはいえ,ジャンダルムに登頂して、目標達成感で気が緩んでいる中で切れ落ちた危険なトラバースが続くこの場面、自身の気の緩みが最大の敵かもしれません。
その他周辺情報 小梨平キャンプ場の小梨の湯:河童橋から徒歩約10分。露天も休憩所も何もない銭湯みたいな所ですが,バスターミナルから近いですし,バスに乗る前にさっぱりするにはとても便利。
今回は特別な山行になるはずですが,スタートはいつものバスタ新宿。
2017年08月26日 08:08撮影 by  SO-02G, Sony
1
8/26 8:08
今回は特別な山行になるはずですが,スタートはいつものバスタ新宿。
中央道大渋滞に巻き込まれ,すっかり遅くなりました。ロープウェイ経由で西穂山荘に無事到着。
2017年08月26日 17:09撮影 by  SO-02G, Sony
1
8/26 17:09
中央道大渋滞に巻き込まれ,すっかり遅くなりました。ロープウェイ経由で西穂山荘に無事到着。
相部屋の皆さんと西奥縦走の話題に花が咲き,時を忘れている間に美しい夕暮れを迎える。
2017年08月26日 18:40撮影 by  SO-02G, Sony
10
8/26 18:40
相部屋の皆さんと西奥縦走の話題に花が咲き,時を忘れている間に美しい夕暮れを迎える。
布団は2枚で3人のなかなかの混雑っぷりでした。皆、この天気を待っていたのね。
2017年08月26日 18:49撮影 by  SO-02G, Sony
6
8/26 18:49
布団は2枚で3人のなかなかの混雑っぷりでした。皆、この天気を待っていたのね。
出発準備を整え外に出れば満点の星空に天の川が。午前3時半でも山荘はもう活気に溢れています。
2017年08月27日 03:44撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 3:44
出発準備を整え外に出れば満点の星空に天の川が。午前3時半でも山荘はもう活気に溢れています。
山がブルーアワーに染まる頃,独標に到着。
2017年08月27日 04:47撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 4:47
山がブルーアワーに染まる頃,独標に到着。
ピラミッドピークに向けて歩む人々。きっと皆,奥穂に向かうんだろうな,と心強く感じる。
2017年08月27日 04:50撮影 by  SO-02G, Sony
1
8/27 4:50
ピラミッドピークに向けて歩む人々。きっと皆,奥穂に向かうんだろうな,と心強く感じる。
今日はお花見モードではないのですが,時折目を奪われます。アキノキリンソウ。
2017年08月27日 05:45撮影 by  SO-02G, Sony
3
8/27 5:45
今日はお花見モードではないのですが,時折目を奪われます。アキノキリンソウ。
朝日に染まる焼岳,乗鞍方面。最高の天気になりそうな予感。
2017年08月27日 05:54撮影 by  SO-02G, Sony
10
8/27 5:54
朝日に染まる焼岳,乗鞍方面。最高の天気になりそうな予感。
西穂高岳到着!ここからが本番。ワクワクどきどきで出発です!
2017年08月27日 05:57撮影 by  SO-02G, Sony
1
8/27 5:57
西穂高岳到着!ここからが本番。ワクワクどきどきで出発です!
先に控えし,奥穂までの縦走路。左奥には槍ヶ岳がくっきり。
2017年08月27日 06:12撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 6:12
先に控えし,奥穂までの縦走路。左奥には槍ヶ岳がくっきり。
赤岩岳から見る,ABCの順に間ノ岳(あいのだけ),天狗の頭,そして待ってろよ,ジャンダルム!
2017年08月27日 06:38撮影 by  SO-02G, Sony
5
8/27 6:38
赤岩岳から見る,ABCの順に間ノ岳(あいのだけ),天狗の頭,そして待ってろよ,ジャンダルム!
大きな石が重なって出来ている間ノ岳。絶対に落石させないように慎重に進む。
2017年08月27日 06:57撮影 by  SO-02G, Sony
6
8/27 6:57
大きな石が重なって出来ている間ノ岳。絶対に落石させないように慎重に進む。
間ノ岳登頂。西穂高岳を振り返ると,通ってきた赤岩岳とP1が。やはり赤岩岳からこちらは岩質が全然違う。
2017年08月27日 07:07撮影 by  SO-02G, Sony
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8/27 7:07
間ノ岳登頂。西穂高岳を振り返ると,通ってきた赤岩岳とP1が。やはり赤岩岳からこちらは岩質が全然違う。
間天のコルに向けて激下り。正面には天狗の頭に向けて,あの逆層スラブが。何という造形美。
2017年08月27日 07:25撮影 by  SO-02G, Sony
10
8/27 7:25
間天のコルに向けて激下り。正面には天狗の頭に向けて,あの逆層スラブが。何という造形美。
間ノ岳を振り返る。格好いいぞ。見るからに崩れそうだけど。
2017年08月27日 07:21撮影 by  SO-02G, Sony
8
8/27 7:21
間ノ岳を振り返る。格好いいぞ。見るからに崩れそうだけど。
間ノ岳に続く名所,逆層スラブへクライミング!
2017年08月27日 07:28撮影 by  SO-02G, Sony
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8/27 7:28
間ノ岳に続く名所,逆層スラブへクライミング!
乾いてるし,崩れないし,登りはモーマンタイ。下りはどんな感じなんだろう?
2017年08月27日 07:31撮影 by  SO-02G, Sony
3
8/27 7:31
乾いてるし,崩れないし,登りはモーマンタイ。下りはどんな感じなんだろう?
晴天の天狗の頭ゲッツ!山頂標の奥に槍。
2017年08月27日 08:05撮影 by  SO-02G, Sony
3
8/27 8:05
晴天の天狗の頭ゲッツ!山頂標の奥に槍。
天狗のコルに向かって再び急降下。で,その後にまた激登りが控えています。
2017年08月27日 08:16撮影 by  SO-02G, Sony
4
8/27 8:16
天狗のコルに向かって再び急降下。で,その後にまた激登りが控えています。
天狗のコル。激登りが控えているので,ここで笠ヶ岳を眺めつつ一息。
2017年08月27日 08:26撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 8:26
天狗のコル。激登りが控えているので,ここで笠ヶ岳を眺めつつ一息。
コル裏の避難小屋跡で西穂山荘謹製弁当をいただく。
2017年08月27日 08:27撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 8:27
コル裏の避難小屋跡で西穂山荘謹製弁当をいただく。
ここは岳沢ルートの合流点。ここからも登って来る人もたくさん。最高の天気ですからね!
2017年08月27日 08:29撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 8:29
ここは岳沢ルートの合流点。ここからも登って来る人もたくさん。最高の天気ですからね!
激登り途中の休憩ポイントで写真を撮ってもらいました。
2017年08月27日 09:15撮影 by  SO-02G, Sony
9
8/27 9:15
激登り途中の休憩ポイントで写真を撮ってもらいました。
振り返ればもう西穂高岳の方が低い!いよいよ3000m超えたのね。
2017年08月27日 08:59撮影 by  SO-02G, Sony
6
8/27 8:59
振り返ればもう西穂高岳の方が低い!いよいよ3000m超えたのね。
この辺り,マーキングが解り難く,変なところに迷い込みます。とはいえ他の人がマーキング代わりになるので助かりました。
2017年08月27日 09:43撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 9:43
この辺り,マーキングが解り難く,変なところに迷い込みます。とはいえ他の人がマーキング代わりになるので助かりました。
ジャンダルム手前のコブ尾根ノ頭を登ると…
2017年08月27日 09:59撮影 by  SO-02G, Sony
1
8/27 9:59
ジャンダルム手前のコブ尾根ノ頭を登ると…
ジャンダム出現!感無量!
2017年08月27日 10:07撮影 by  SO-02G, Sony
10
8/27 10:07
ジャンダム出現!感無量!
とうとう来たぞ!
2017年08月27日 10:12撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 10:12
とうとう来たぞ!
Dream Comes True!
2017年08月27日 10:21撮影 by  SO-02G, Sony
17
8/27 10:21
Dream Comes True!
青空を羽ばたく黒天使。素晴らしすぎる。
2017年08月27日 10:22撮影 by  SO-02G, Sony
17
8/27 10:22
青空を羽ばたく黒天使。素晴らしすぎる。
意外と広いジャンダルム山頂。
2017年08月27日 10:41撮影 by  SO-02G, Sony
9
8/27 10:41
意外と広いジャンダルム山頂。
涸沢岳に槍に裏銀座!
2017年08月27日 10:42撮影 by  SO-02G, Sony
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8/27 10:42
涸沢岳に槍に裏銀座!
夢は叶ったけど,これで終わりでないのが素敵なところ。もう一度,気合いを入れ直して崖っぷちのトラバースを通過。
2017年08月27日 11:01撮影 by  SO-02G, Sony
3
8/27 11:01
夢は叶ったけど,これで終わりでないのが素敵なところ。もう一度,気合いを入れ直して崖っぷちのトラバースを通過。
ここも名所(?),ロバの耳からのクライムダウン。鎖あるけどね。
2017年08月27日 11:25撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 11:25
ここも名所(?),ロバの耳からのクライムダウン。鎖あるけどね。
ロバの耳に,ジャンダルムに,コブ尾根の頭。撮りたかった写真が撮れてうれしい。
2017年08月27日 11:38撮影 by  SO-02G, Sony
11
8/27 11:38
ロバの耳に,ジャンダルムに,コブ尾根の頭。撮りたかった写真が撮れてうれしい。
このルート最後の名所に到着です。
2017年08月27日 11:48撮影 by  SO-02G, Sony
7
8/27 11:48
このルート最後の名所に到着です。
ウマノセクライミング!
2017年08月27日 11:52撮影 by  SO-02G, Sony
3
8/27 11:52
ウマノセクライミング!
登りだと意外とへっちゃら。仲間が多いので先行者をお手本に出来るし。
2017年08月27日 11:58撮影 by  SO-02G, Sony
8
8/27 11:58
登りだと意外とへっちゃら。仲間が多いので先行者をお手本に出来るし。
もう安心。奥穂高岳到着。こちらは賑わってますねぇ〜
2017年08月27日 12:09撮影 by  SO-02G, Sony
4
8/27 12:09
もう安心。奥穂高岳到着。こちらは賑わってますねぇ〜
奥穂に来て初めて見える常念岳方面。青空に雲海。最高っす!
2017年08月27日 12:37撮影 by  SO-02G, Sony
4
8/27 12:37
奥穂に来て初めて見える常念岳方面。青空に雲海。最高っす!
もう後は宿に行くだけ,とルンルン気分だったのに,また鎖。さすが北アルプス!
2017年08月27日 13:12撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 13:12
もう後は宿に行くだけ,とルンルン気分だったのに,また鎖。さすが北アルプス!
無事到着!西穂で一緒だった方と再会を祝う。
2017年08月27日 16:17撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/27 16:17
無事到着!西穂で一緒だった方と再会を祝う。
3日目の朝。天気予報はかなり怪しかったのですが,どうにかお日様を拝めました。
2017年08月28日 05:06撮影 by  SO-02G, Sony
9
8/28 5:06
3日目の朝。天気予報はかなり怪しかったのですが,どうにかお日様を拝めました。
楽そうな横尾経由も頭に浮かんだけど,ここはやはり岳沢を目指します。先には朝の富士山と南アルプスが。
2017年08月28日 06:06撮影 by  SO-02G, Sony
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8/28 6:06
楽そうな横尾経由も頭に浮かんだけど,ここはやはり岳沢を目指します。先には朝の富士山と南アルプスが。
奥穂高岳登頂2回目。雲は多いですが,槍は見える。
2017年08月28日 06:21撮影 by  SO-02G, Sony
4
8/28 6:21
奥穂高岳登頂2回目。雲は多いですが,槍は見える。
吊尾根から見る岳沢と上高地方面。アルプスだねぇ。
2017年08月28日 07:09撮影 by  SO-02G, Sony
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8/28 7:09
吊尾根から見る岳沢と上高地方面。アルプスだねぇ。
前穂が見えてきました。
2017年08月28日 07:21撮影 by  SO-02G, Sony
1
8/28 7:21
前穂が見えてきました。
何このお花畑ロード。昨日のルートとは凄い違いだ。ビューティフル!
2017年08月28日 07:44撮影 by  SO-02G, Sony
3
8/28 7:44
何このお花畑ロード。昨日のルートとは凄い違いだ。ビューティフル!
紀美子平はザック置き場と化してました。
2017年08月28日 07:49撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/28 7:49
紀美子平はザック置き場と化してました。
私もデポってピークハントに出発。
2017年08月28日 07:49撮影 by  SO-02G, Sony
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8/28 7:49
私もデポってピークハントに出発。
オマケとは言え、今回3つめの3000m級,前穂高岳ゲット!
2017年08月28日 08:25撮影 by  SO-02G, Sony
8
8/28 8:25
オマケとは言え、今回3つめの3000m級,前穂高岳ゲット!
下山を進め、岳沢パノラマという場所に到着。
2017年08月28日 09:41撮影 by  SO-02G, Sony
3
8/28 9:41
下山を進め、岳沢パノラマという場所に到着。
一面のお花畑。こんなの初めて見た。アキノキリンソウにサラシナショウマが全盛。
2017年08月28日 10:34撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/28 10:34
一面のお花畑。こんなの初めて見た。アキノキリンソウにサラシナショウマが全盛。
他にも色々な花々を見ながら,岳沢小屋に到着。実は脚がもうぷるぷる。
2017年08月28日 10:48撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/28 10:48
他にも色々な花々を見ながら,岳沢小屋に到着。実は脚がもうぷるぷる。
腹ペコだったので,胃に染みました。
2017年08月28日 10:54撮影 by  SO-02G, Sony
5
8/28 10:54
腹ペコだったので,胃に染みました。
ノコンギクさん。
2017年08月28日 11:47撮影 by  SO-02G, Sony
2
8/28 11:47
ノコンギクさん。
登山口到着!自分に取って思い出に残るであろうこの山行も,いよいよ終幕。
2017年08月28日 12:48撮影 by  SO-02G, Sony
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8/28 12:48
登山口到着!自分に取って思い出に残るであろうこの山行も,いよいよ終幕。
3日ぶりの風呂って,最高ですね!
2017年08月28日 13:12撮影 by  SO-02G, Sony
3
8/28 13:12
3日ぶりの風呂って,最高ですね!
河童橋から見る穂高連峰。ガスってても素晴らしい。最高の山行に感謝です!
2017年08月28日 14:12撮影 by  SO-02G, Sony
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8/28 14:12
河童橋から見る穂高連峰。ガスってても素晴らしい。最高の山行に感謝です!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料(2.5L) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ ヘルメット
備考 日焼け止め:塗り忘れたところが大変な事に。

感想

私の中で、いつかきっと挑みたいと思っていた、西穂高岳-奥穂高岳縦走を、全ての条件が整ったこの週末に決行しました。

国内最難関の一つと言われるこのルートですので、確実に成功させる条件として、気象条件や自分の体調が万全であること、そしてどうしてもソロでのチャレンジになってしまう(こんなのに誘える友人がいない)ため、単独のリスクを最小化するために、同じルートをとる人が少なからず居ると考えられる週末に実施すると決めてました。

8月に入って初めてと言って良い絶好の天気予報となった土曜日の西穂山荘はまさに予想通り、私の泊まった相部屋に日曜日にこの縦走の決行を待ちに待っていた人が私以外に6人いらっしゃり、その内の二人はなんと西奥、奥西含めて7回目という超達人で、部屋では寝るまでこの縦走の話で大いに盛り上がりました。このお陰で、自分の中の一抹の不安感が払拭出来たのは大きかったです。

そして意を決して日曜日、午前3時半に出発の準備を整え山荘の外に出てみると、同じように西穂高岳に向けて出発する人が多数おり、西穂高岳から奥穂高岳の間でも、このコース初チャレンジの方からベテランの方まで、多くの方と情報交換をしながら難しいセッションをクリアして行く事が出来ました。実際、マーキングを見落とし嵌まりそうになったとき、下から指示を出してもらい事なきを得たり、また逆に危ないルートに入りかけてる方に声を掛けたり、ワンミスが命取りのルートだけに皆さん親切で、とても助けられました。奥穂高岳の山頂や穂高岳山荘で初挑戦の人と無事の帰還とチャレンジ成功を称えあったりして、ソロで来ていることをすっかり忘れるとても楽しい山行となりました。

今回の縦走をきっかけに、ベテランの方に色々な話を聞くことが出来たことは、今後の山行にも生きると思います。この縦走を他の人には勧める事など私には出来ませんが、ホント楽しかったです。山荘や縦走中にお会いした方々、お陰様で充実した山行になりました。この場を借りてお礼させて頂きます。

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コメント

ジャン踏破おめでとう
北ア最難関無事踏破お疲れ様。
天候も良かったようで何よりですね。
私は悪天候避けて南アに行ってたけど、
土曜日は圧倒的に北アの方が天気良かったんだな・・・><;

お次は南ア最難関の鋸岳かしら?w
とりあえず紅葉時期は晴れてほしいものだ・・・。
2017/9/2 6:25
Re: ジャン踏破おめでとう
yzzさん,ありがとうございます!
ご一緒したときに,yzzさんの華麗なる岩捌きを観察したり,少しずつこの日に向けて準備をしてきただけに,嬉しい限りです。南ア最難関ですか…まずはメジャーな中堅どころをテントを抱えて少しずつ登って行きたいです。

天候の方は,WNIに気象庁,GPVとあらゆる天気予報をチェックして,この日曜日なら間違いなさそうだと決心しました 。北アも金曜日と土曜日朝は土砂降りが降ったり大変だったようなので,金曜日と土曜日の行き先を南アに変更したyzzさんの判断は正しかったのでは。9月の天気はどうなるやら。去年みたいにならなければ良いですが(笑。
2017/9/2 13:38
穂高縦走制覇おめでとう
こりゃ凄い。しっかりとした準備、体力、技術、すっかり山男ですな〜
羨ましいです^^;
2017/9/12 8:00
Re: 穂高縦走制覇おめでとう
yamanovo師匠、コメントありがとうございます!岩稜の景色が好きで、いつかはジャンダルム、とターゲットを置いて準備していただけで、その他の経験値はまだまだです。雨を徹底的に避ける信条の上、週末限定だとなかなか山に行けないのよね(笑。
2017/9/13 6:34
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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