雷鳥に出会えた南アの女王・仙丈岳と大展望の山の団十郎・甲斐駒ケ岳

2017年08月31日(木) ~ 2017年09月02日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 18.3km
• 登り: 2,342m
• 下り: 2,343m

コースタイム

【1日目】9:40北沢峠ー9:55大平山荘ー13:25~13:45大滝の頭分岐ー14:05~14:45馬の背ヒュッテ
【2日目】6:25馬の背ヒュッテー7:40仙丈小屋8:05ー8:45~9:05仙丈岳頂上9:20ー10:35小仙丈岳10:55ー13:30北沢峠14:05ー15:00~15:20仙水小屋
【3日目】5:00仙水小屋ー5:40仙水峠ー7:50駒津峰ー8:55六方石ー10:00甲斐駒ケ岳頂上10:15ー12:05駒津峰ー15:15北沢峠

天候

曇り〜曇り時々晴れ〜晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

チャーターしたマイクロバスで芦安駐車場へ。帰路はその逆。

コース状況／危険箇所等

人気のコースだけによく整備されています。

その他周辺情報

芦安ロッジの温泉は午後５時まででしたので、金山沢温泉で汗を流しましたが洗い場が少なかったです。

写真

8/31 7:22

朝7時すぎに広河原行きのバス乗り場の芦安駐車場に到着。

8/31 7:13

タクシーの定員に丁度の9人だったので貸し切りです。

8/31 8:28

広河原に8時半到着。

8/31 8:34

広河原のビジターセンターでバス待ち。

8/31 8:41

南アもウエストンなんですね。

8/31 8:42

右側のゲートが北沢峠への道で、中央の後ろに見える青い吊り橋が北岳の登山口です。

8/31 8:59

北沢峠へのバスも貸し切り状態でした。。

8/31 9:02

途中で一瞬北岳の頂上が見えたのですが・・・。

8/31 9:42

恒例の集合写真で仙丈岳へ出発です。

8/31 9:47

少し長野側に下ってから大平山荘方向へ向かいます。

8/31 9:55

今日は藪沢新道を登ります。

8/31 9:58

大平山荘は営業をしていませんでした。

8/31 9:57

小屋の前には黄色が特徴のタマガワホトトギスや

8/31 9:57

これも黄色が特徴のキバナノヤマオダマキなどが咲いていました。

8/31 10:00

飛んでる蝶はアサギマダラでしょうか？

8/31 10:17

これからが登山の始まりです。

8/31 11:10

クロクモソウかな？

8/31 11:15

樹林を急登します。

8/31 11:13

ガンバレ！

8/31 11:39

カニコウモリ

8/31 11:59

沢沿いの登山道に出るとお花がいっぱいです。

8/31 11:52

ミヤマゼンコ

8/31 11:53

クロトウヒレン

8/31 11:58

ミヤマトリカブト

8/31 11:58

ミヤマトリカブトを正面から見て見ると別物みたい。

8/31 12:00

ミソガワソウ

8/31 12:00

藪沢を渡ります。

8/31 12:01

恐るおそる

8/31 12:01

サラシナショウマ

8/31 12:06

ハンゴンソウ

8/31 12:08

ヤマハハコ

8/31 12:08

小さなアップダウンを繰り返し沢沿いに登って行きます。

8/31 12:09

支流が滝のように本流に流れ落ちていました。

8/31 12:11

クロクモソウ

8/31 12:11

足元にはグンナイフウロ

8/31 12:12

そろそろ腹も減る時間です。

8/31 12:18

シャジクソウ？

8/31 12:21

センジュガンビ

8/31 12:24

カワラナデシコ

8/31 12:45

きれいなナメ滝がありました。

8/31 12:45

まるで春の花みたいですね(名前不詳)。

8/31 12:45

これも同じくです。

8/31 12:53

ヒメシャジン

8/31 12:56

タイツリオウギ

8/31 13:04

ウサギギク

8/31 13:12

キンポウゲのようですが？

8/31 13:18

アキノキリンソウ

8/31 13:23

実はクロマメノキでしょうか？

8/31 13:23

大滝の頭への分岐まで登ってきました。あと一頑張りです。

8/31 13:24

オヤマリンドウ

8/31 13:34

タカネヨモギ

8/31 13:37

ハクサンフウロですがいつも写真ではピンクに撮れません。

8/31 13:39

クルマユリとヨツバシオガマ

8/31 13:42

タカネナナカマドの実が熟してきたようです。

8/31 13:44

ミヤマコゴメグサ

8/31 14:01

マルバタケブキの群落

8/31 14:05

馬の背ヒュッテが見えました。

8/31 14:07

やっと到着です。

8/31 14:49

まずはカンパ〜イ！

8/31 14:53

小屋番の斎藤しのぶさん(左)とスタッフの方々です。山渓で全アルプスと八ヶ岳一筆書き縦走の斎藤さんです。

8/31 15:21

お酒を注いでもらって少し照れてるようですね。

8/31 15:55

ガスが晴れて一瞬ですが千丈岳の頂上が見えました。

8/31 16:58

夕食はソーセージの乗った名物カレー。

8/31 17:03

いただきま〜す。

8/31 18:50

このビア樽(約25kg)は斎藤さんが歩荷してきたそうですよ。

9/1 5:15

おはようございます。朝食です。

9/1 6:19

出発前に記念撮影。

9/1 6:21

スタッフとも。こんな小屋なかなかないですよね。斎藤さんの人柄が出ています。

9/1 6:24

では行ってきま〜す。

9/1 6:35

馬の背の稜線に出ました。

9/1 6:48

秋のチングルマもいいですね。

9/1 6:54

アッ！仙丈の頂上が見えてきました。

9/1 6:53

北アルプスも見えだしたようです。

9/1 6:57

藪沢カールと仙丈小屋も見えました。

9/1 6:58

朝日に照らされて皆さん嬉しそうです。

9/1 7:12

振り返ると

9/1 7:24

甲斐駒が見えました！

9/1 7:26

千丈小屋まではあと少しです。

9/1 7:26

ヨツバシオガマ

9/1 7:28

ミヤマシシウド

9/1 7:32

トウヤクリンドウ

9/1 7:35

コガネギク(ミヤマアキノキリンソウ)

9/1 7:37

オンタデ

9/1 7:36

藪沢カールの入り口に着きました。

9/1 7:37

では仙丈小屋の広場で

9/1 7:50

一休みいたしましょう。

9/1 7:46

小屋の前の広場からは

9/1 7:49

甲斐駒ケ岳や

9/1 7:44

雲海の向こうにうっすらと槍ヶ岳や穂高岳も。

9/1 7:50

今登ってきた馬の背です。

9/1 7:54

そしてもちろん千丈岳も。

9/1 7:54

小屋には風力発電と屋根にはソーラパネルがありました。

9/1 8:04

サア頂上を目指しましょう。

9/1 8:04

振り返ると小屋がどんどん下になり

9/1 8:09

もうすぐ稜線に出ます。登っているのは我々だけのようです。

9/1 8:07

先頭が稜線に着きました。

9/1 8:09

カールがきれいです。

9/1 8:15

何だか甲斐駒がずいぶん下の方に見えますね。

9/1 8:15

雲海の向こうには槍や穂高

9/1 8:16

木曾駒ケ岳や空木岳、その後ろには御嶽山。

9/1 8:16

だんだん頂上が近づいてくると

9/1 8:19

八ヶ岳も。

9/1 8:22

終わりかけのチシマギキョウかな？

9/1 8:22

タカネツメクサ

9/1 8:24

甲斐駒と八ヶ岳のそろい踏みです。

9/1 8:33

先頭が頂上に着いたようです。

9/1 8:33

アッ！北岳だ！

9/1 8:45

第二陣が登頂。

9/1 8:45

頂上には二等三角点。

9/1 8:44

紅葉したイワベンケイのようです。

9/1 8:52

タカネヒゴダイ

9/1 8:58

イワツメクサ

9/1 9:04

お〜い、もう少しだよ〜。

9/1 9:06

そして第三陣も登頂。お・つ・か・れ・さ・ま。

9/1 9:10

全員登頂！おめでとうございました！こんな大きな山なのに殆んど貸し切り状態です。

9/1 9:13

北岳の向こうに富士山が見えてるとか見えてないとか。

9/1 9:15

中央アルプスの全景と御嶽山。

9/1 9:25

それでは下山いたしましょう。

9/1 9:27

アッ！雷鳥です！三羽います。

9/1 9:27

一羽はハイマツから首が出ています。親子かな？

9/1 9:32

藪沢カールの全貌がよく見えます。

9/1 9:32

ミネウスユキソウとタカネヒゴダイ

9/1 9:37

さらに下山していくと

9/1 9:51

またまた雷鳥に出会えました！

9/1 9:58

なんと全部で五羽です。

9/1 10:00

一羽だけ逆方向を見て見張っているようですね。

9/1 10:13

小仙丈岳までは岩場が続きます。

9/1 10:18

コケモモ

9/1 10:29

ガンコウラン

9/1 10:32

小仙丈ケ岳への登りです。

9/1 10:42

小仙丈岳に登頂です。

9/1 10:56

記念にパチリ。撮影者を考慮しても少し人数が少ないようですが。

9/1 10:58

県境標識かな？

9/1 11:30

後はひたすらドンドン下ります。

9/1 11:42

一休みしましょうか。

9/1 11:52

大滝の頭まで下りてきました。

9/1 12:15

ゴゼンタチバナの実

9/1 12:39

二合目です。もうあと少しです。

9/1 13:29

全員無事下山。お疲れさまでした。

9/1 13:30

北沢峠も貸し切りです。

9/2 7:08

(参考)土曜日の朝は北沢峠は人であふれていました。

9/1 13:44

昼食には少し遅すぎたようでカップ麺のみでした。

9/1 15:22

少し話が飛びますが、仙水小屋に到着です。

9/1 14:19

ヤナギランが残っていました。

9/1 15:44

カンパ〜イ！

9/1 16:32

ここの食事は美味しいので有名です。

9/1 16:32

山小屋なのにお刺身付きです。

9/1 17:53

おやすみなさい。心は今も少年です。

9/2 4:00

朝4時に朝食。

9/2 5:00

甲斐駒山頂を目指して5時に出発です。

9/2 5:01

まだ真っ暗です。行ってらっしゃ〜い。

9/2 5:25

徐々に

9/2 5:26

明るく

9/2 5:26

なってきて

9/2 5:43

仙水峠でようやく夜明けです。

9/2 5:45

駒津峰への急登が始まります。

9/2 6:16

急登が続きますが

9/2 6:25

晴れ間も出てきたようです。

9/2 6:27

地蔵岳のオベリスクが見えました！

9/2 6:43

雲海に浮かぶ早川尾根

9/2 7:00

コケモモの実とコゴメグサ

9/2 7:05

サマニヨモギ？

9/2 7:05

ミヤマシャジン

9/2 7:30

アサヨ峰と北岳、間ノ岳や

9/2 7:30

昨日登った仙丈岳も。

9/2 7:49

甲斐駒ケ岳の全容が見えました。駒津峰まではもう少しです。

9/2 7:51

こうして見ると北岳はやっぱりすごいですね。

9/2 7:51

駒津峰に登頂です。

9/2 8:15

サア！甲斐駒へ。

行ってらっしゃ〜い(^O^)／

9/2 8:54

六方石では右のトラバース道へ。

9/2 9:03

遠くからは真っ白に見える

9/2 9:06

独特の風化花崗岩の上を

9/2 9:13

ドンドン登って行きます。

9/2 9:40

もう一頑張りです。

9/2 9:55

ウワ〜、絶景で〜す。

9/2 10:04

バンザ〜イ！甲斐駒ケ岳に登頂です。2人ほど少ないようですが。

9/2 10:11

最高〜で〜す！

9/2 10:26

頂上には一等三角点が。

9/2 10:11

オベリスクの後ろに富士山も見えました。

アサヨ峰、北岳や間ノ岳。

今日は雲海が素晴らしいですね。もっと頂上に居たいのですが・・・。

9/2 11:36

北沢峠のバス時間も気になるので

9/2 12:07

もうここまで下りてきました。

9/2 15:01

無事下山いたしました。

9/2 15:03

今日のテント場はいっぱいですね。

9/2 16:50

芦安駐車場に帰ってきました。

9/2 17:47

芦安の金山沢温泉で汗を流してサッパリとして

9/2 17:56

カンパ〜イ！

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 10 Canon

Canon IXY DIGITAL 210 IS Canon

EX-Z2000 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

sanntoukai

出発の数日前から台風の影響もあって天気予報がころころ変わり、山行を実施するかどうか大変迷ったのですが、結果は吉と出ました。雨が降ったのは仙水小屋に宿泊中の夜間のみでしたので一回も雨具を着ることもなく登ることができました。また、山小屋では天気予報のおかげで？キャンセルが多く、我々グループ+アルファの快適な状況でした。1日目の藪沢新道は沢沿いの登山道ということもあり、この時期としては想像以上の多くのお花を楽しむことが出来ました。2日目の仙丈岳は頂上などではこの大きな山が殆んど貸し切り状態でしたし、曇っていたおかげで雷鳥に2回、合計8羽もの雷鳥に出あうことができ、チョーラッキーでした。3日目は出発時には雨も上がり、その後はドンドンお天気が良くなり、雲海に浮かぶ富士山や北岳などの大展望を観ることができ大満足の山行になりました。この3日間で実に多くのお花が観られたのですが、名前が調べきれなくて残念ながらたくさんのお花の写真を割愛させていただきました。今年の夏山は7月の白馬岳登山が中止になるなど天候が不安定でしたが、お陰様で終わり良ければ全て良しとなってくれました。最後に、山行記録のアップが所用が重なったことやお花の名前調べに手間取ったことなどによりずいぶん遅くなってしまいましたことをお詫びいたします。