テント泊で甲斐駒ケ岳&仙丈ケ岳
- GPS
- 26:51
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,319m
- 下り
- 2,323m
コースタイム
北沢駒仙小屋前テント場 08:27 → 仙水峠 09:37 → 11:12 駒津峰 11:25 → 12:56 甲斐駒ケ岳 13:32 → 駒津峰 14:50 →
14:19 双児山 14:31 → 16:47 北沢峠 16:53 → 17:06 テント場
7月31日
テント場 04:05 → 大平山荘 04:31 → 06:50 馬ノ背ヒュッテ 07:05 → 08:39 仙丈ケ岳 08:55 → 小仙丈ケ岳 09:37 →
5合目大滝ノ頭 10:21 → 11:18 駒仙小屋前テント場
天候 | 7月30日 : 曇り→雨→曇り→晴れ→曇り→雨 7月31日 : 晴れ→曇り→雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安市営駐車場← →広河原 乗合タクシー 片道一人1,000円+マイカー規制利用者協力金100円 広河原← →北沢峠 バス 片道一人750円(荷物代200円含む) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは広河原のアルペンプラザにあり。 ・北沢峠〜駒仙小屋〜仙水峠 北沢峠より駒仙小屋の間は小屋の車が走れる林道で登山路は駒仙小屋の前の橋を渡ってから。 仙水小屋までは沢沿いに歩き、段差のある岩場は1箇所のみ。 仙水小屋より暫くは樹林帯を歩き、その先はゴロゴロとした石や岩の上を歩くが危険箇所はなし。 ・仙水峠〜駒津峰〜甲斐駒ケ岳 仙水峠より樹林帯の急登となり、段差がある登りが各所にあり女性にはちょっと辛いかも。 危険箇所はなく、樹林帯が終ると直に駒津峰に着く。 その先の6万石までの間に痩せ尾根があり、岩場の通過もあり注意して進む。 6万石から先は甲斐駒の山腹をトラバースし、摩利支天への分岐を過ぎてひと登りで山頂に出る。 ・駒津峰〜双児山〜北沢峠 駒津峰からの下りがザレていてスリップで尻餅をつきすくなるので注意が必要。 一旦登り返して双児山の山頂へ出る。 あとは標高2,300m辺りまで樹林帯の中の急な斜面をジグザグに下る。 下り応えのある道で、傾斜が緩やかになれば北沢峠バス停脇、長衛荘前に出る。 ・大平山荘〜馬ノ背ヒュッテ コースガイドでは樹林帯の急坂を登ると書いてあるが、前日の仙水峠〜駒津峰と比べるとかなり楽な気がする。 途中で藪沢の流を渡るが、ここはスノーブリッジ崩落の危険性があった為、26日まで通行止となっていたが、 小屋の関係者の方達がスノーブリッジを崩し、丸太の橋を架けて雪の上にステップを切ってくれたお陰で27日より通れるようになった。 雪の上を歩くのは幾らもなく、当然、軽アイゼンも不要である。 藪沢上部で沢から離れると間もなく馬ノ背ヒュッテに到着する。 ・馬ノ背ヒュッテ〜仙丈ケ岳 しばし登ると尾根に出る、天気が良いと眺めが良い。 あとは山頂を見ながら一歩一歩登れば仙丈小屋に着き、更に小屋から山頂が見える。 小屋の先から稜線歩きとなり眺望に癒されながら山頂に着くが危険箇所はなし。 ・仙丈ケ岳〜小仙丈ケ岳〜北沢峠 小仙丈までの間は稜線歩きとなり、何箇所か岩場もあるので注意しながら通過する。 小仙丈から下は一段一段の段差が大きめな石の上を通過する箇所が時折あり、樹林帯に入ると下が泥になるので降雨時には滑りやすくなる。 5合目大滝ノ頭から下は段々と歩き易くなる。 注意点として、甲斐駒ケ岳に登る場合、トイレが北沢峠バス停前と駒仙小屋にしかなく、8時間ほどに及ぶ山行中、 特に女性には下山までトイレなしのきついルートになる。 途中に仙水小屋があるが宿泊者以外にはトイレの使用を認めておらず注意が必要。 登山道脇から小屋に入る箇所には虎マークのロープが張られ、立ち入り禁止の看板あり。 4月下旬に通った際、立ち入り禁止は分かっていたが、たまたま相方の体調が悪く、丁寧な口調でトイレ借用のお願いをしたが、 「ロープが張ってあるのに何故中に入ってきたか? 立ち入り禁止と書いてある日本語が読めないのか、トイレは貸していない」と小屋番の方から大声で罵声を浴びせられ続け、非常に驚いた経験がある。 水場のところで休息していた他の登山者の方まで驚いてしまったくらい凄い形相で怒りまくってた。 今まで余程マナーの悪い登山者達に業を煮やしていたのかもしれないが、 本当に体調が悪い時にお願いしても駄目なくらいなので、ここのトイレは決してあてにしてはいけない。 仙丈ケ岳に登る場合のトイレは、北沢峠バス停前、大平山荘、馬ノ背ヒュッテ、仙丈小屋にあるが、 仙丈ケ岳〜小仙丈ケ岳〜北沢峠の間にはなし。 今回の下山後の立寄湯は芦安の市営駐車場前の白峰会館で550円。 脱衣所が狭いので入浴客が多い時間帯には脱衣篭すら不足するので車で少し離れたお風呂に行くことも考慮するべきかと思った。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
雪山教室2010 のOB 8人でテント泊、甲斐駒&仙丈の2座を登る山行で、
タイトルは、「テント泊、ひとりで上手にできるもん!」でした。
直前まで天気の関係から決行するか中止にするか判断が難しい山行でしたが、
二転三転して前日の午後に決行することになりました。
タイトルの通り、参加者はソロテントが前提です。
北沢峠にてバスを降り、みんなでテント泊装備を担ぎ駒仙小屋までちょい歩き。
テントを設営しすぐさま甲斐駒に向かいました。
途中で雨が降りましたが、上では何とかもってくれて、それなりの眺望を楽しむ事が出来ました。
下山時、双児山より下は雨でズブ濡れ太郎・花子となりテントへ帰還。
雨の中、取り合えずビールで乾杯、夕食は各自テント内で摂りました。
翌朝雨が降っていたら仙丈ケ岳は中止にし、テント撤収、温泉に直行なんって言葉も飛び交っておりましたが、
翌朝3時に Kaorin に起こされ、晴れているので仙丈ケ岳に向かいましょうと kaorin に起される。
星も少しは見える空模様の中、テント場を午前4時05分出発、藪沢コースの取り付き口である大平山荘に向かいます。
ガイドブックや地図には、樹林帯の急坂と書かれていますが、前日の仙水〜駒津峰に比べると楽です。
馬ノ背ヒュッテで泡タイム、山頂へ向かいますが、
団体さんが多くスムーズに進めず時間がかかってしまいます。
特に山頂以降、小仙丈ケ岳に向かう際、いくつも団体さんとすれ違い時間がかかります。
それでも急げばテント撤収して13時05分のバスに乗れそうだったので全員ペースアップし、
雨の中でのテント撤収と相成りました。
下山後、駐車場前の白峰会館で入浴し、サッパリして帰途につきましたが、小仏トンネルを先頭に25キロ、ガ〜ン。
実はこのレコ、onsenハレオさんの目には触れて欲しくはないです・・・。
再び雨男のレッテルを貼られそうな気がしますから。
onsenさんが見逃す事を期待しつつアップする次第です。
見てないから
この日の本州中部の山行としてはまあまあの天気だったのではないでしょうかね。
特に南ア北部のこの山域は北からの雨雲が直接当たるのでこの日はもっと大雨になってもおかしくありませんでした。
きっと次の山行では大丈夫でしょう。
(今週末は安定しそうですから、汚名返上を)
仙丈からの展望は残念でしたが、またお出でという山のお誘いですね。
私も北岳に登る予定でしたが晴れが良かったので今週に延期にしました。
お隣・甲斐駒&仙丈もやはり雨でしたか。でも途中青空があったようで、良かったですね。
毎週末は次の週の週間予報が気になって仕方がありません(笑)
コメントなし、武士の情け、感謝です!
コメントありがとうございます。
確かにあの予報の中ではまずまずだったのかと思います。
しかし・・・、onsenさんは腹を抱えて笑いを堪えてる筈・・・。
仙丈は4月の時も途中から猛吹雪となり 、
山頂直前から何も見えなくなり、写真だけ撮って即撤収、
下山は20分前の自分達のトレースすら消えてしまい、
セッピの端っこを恐れるあまり西に寄り過ぎ、
挙句の果てはホワイトアウト状態でルートもロスト。
GPSが無かったらどうなった事か・・・
展望が無い時はまたおいでの意味、良く理解してますが、
実際問題、何度も行くのも大変ですね。
仙丈ケ岳、次回は雪の時にと考えてます。
コメントありがとうございます。
あの天気でしたから yokowvさんの転進は正解だったと思います。
何といってもあれだけ綺麗な百合を沢山見られたのですから。
北岳と間ノ岳ですが、30日(土)はお昼過ぎまではガスにも巻かれず
ずっとくっきり見えてました。
確か、午後2時頃から見えなくなったと記憶してます。
朝から登って山頂はお昼近くになる筈ですので
もし yokowvさんが土曜日に行かれたとしたら山頂到着後も暫くは眺望があったと思います。
但し、塩見岳等、南アルプス南部の方は朝からずっと雲の中でした。
だからきっと、yokowvさんが眺められたのは間ノ岳、農鳥あたりまでと
あとは北側の鳳凰三山、甲斐駒あたりかな?
仙丈ケ岳はガスで見えなくなったり時折顔を見せたりでした。
でも、時折のシャワーは避けられなかったでしょうね。
我々の方は前日に中止しました。場所が場所だけに岩が濡れた状態では危なくて。
去年、一昨年と雨の為、途中敗退してますので、今回は潔く中止しました。
奥穂高だけなら十分いけると思いましたが、各人何回も行っているので止めちゃいました。
若い頃は雨で登山を中止したことはなかったですがね。初めから最後まで雨、下着までびしょ濡れ、展望一切無し、それでも充実してましたね。
シロバナノネビイチゴ、菜っ葉が特徴。
ウサギギク、黄色くでかいのでめだちます。
ミヤママンネングサ、黄色で小さいやつ。
タカネツメクサ、白で小さいやつ。
分からないと気になりますよね、間違っているかもしれませんが参考にしてください。
次回、奥穂、西穂縦走8月20,21日と思ってます。よかったら参加ください。
コメントありがとうございます。
気になっていましたが、やはり中止されたんですね、
前夜メールを入れようかと思ったのですが、
こちらも21時30分新宿発で運転していたものですから。
私達も出発当日の昼過ぎまで決行か中止か迷ってました。
結果、途中何度か雨にはやられましたが、まずまずだったと思います。
ただ、大雨の中のテント撤収はさすがにテンションが下がります。
しかし今後の為には良い勉強になりました。
私の場合、雨中に歩く機会が多いです。
それはそれで何となく納得できるものですから・・・
再びのご登場、ありがとうございます。
花の名前、さすがですね、どうもありがとうございます!
以前は覚えようと本も買ったのですが、
最近は、本を見て名前を調べながらのんびりの山行スタイルが少なく、
一日歩き通すような行け行け的山行が多くなってきまして、花は中々覚えられません。
もっとも名前を調べても直ぐに忘れてしまうのも困ったものです。
あとは山頂でのんびりとフルコースで一杯なんてスタイルも最近はないです。
たまには思い出してやってみようかと思うのですが、
行きたい山、今の内に行っておかなければってところが沢山ありすぎて手が回りません。
8月20日〜21日、今のところまだ予定は入れてません。
ただ、果たして自分が本当に歩けるところなんだろうかと・・・
途中でごめんなさいがきかない場所だけに迷います。
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