白馬〜鑓温泉
- GPS
- 11:40
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,229m
- 下り
- 2,183m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 5:10
- 合計
- 10:24
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 5:32
天候 | 初日晴れ。2日目暴風&ガス〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
前回は、、、2009年?8年ぶりの来訪。
直前まで行き先すら決まっておらず、候補として五竜から不帰キレット超えて白馬まで、という案もあったんだけども単独だしやめとくか、と気になってた鑓温泉によるルートに。結果的に2日目の強風のなか不帰キレット超えなんてまず中止したろうから、ラッキーな選択だったかも。
夜行バスで、、、と思ったけど直前だったので取れず。日中バス+ドミトリ泊で。ドミトリは3000円風呂付きだったので選べてもこっち選択ってのもアリかも。
初日スタート。
起きて外見るとガスのなか。グハ。まあ今日は晴れるでしょ、と白馬駅へ。
寝台列車が到着する直前にバス停へ。5時40分ぐらい?
まあ並ばなくても大型バスだし、八方バスターミナル含めて2台だったので座れない人いませんでした。
小一時間ほどで猿倉着。やっぱり晴れてるー!
白馬尻までは緩くって林道っぽいところな記憶、、、と大体記憶通りだったかも。
途中ちら見えする山頂ラインにテンション上がります。
手ぬぐいを忘れたので白馬尻小屋でお一つ購入。
ちと休憩していざ雪渓へ。
10分ほどで雪渓脇へ、、、がしばらく雪渓上歩かず横の方を登ってきます。
しばし歩いて雪渓上へ。
直前でアイゼン付けてる方多数でしたが、登りなら付けなくて良いかなー。
一応チェーンアイゼン持ってってたけど、不要判断で付けず。
つけるとしてもチェーンで十分ぐらいな感じ。あと下りは付けてないと危なっかしく見えました。
ガチガチに凍り付いてるわけでもなく、ゆるゆるでもなく割に歩きやすかったかも。
日陰になると腕がちょっと肌寒かった。(半袖)
たーのしー、とか思いつつ1時間も掛からず雪渓ゾーン通過。結構脇の方で岩が崩れる音が響いて危なっかしい感じもしたのでとっとと通過するのはまあ良いけども、もうちょっと長くても良いなぁ。
岩が崩れる音は音が響くのか実際より大げさに聞こえる印象あり。が、雪渓上で岩が転がっても音しないって言うし用心に越したことは無いんだろうなぁ。
雪渓ゾーン終わって少し登ると避難小屋。可愛らしいサイズ感。裏手に水流があり、水汲めます。持ってる水量に余裕あったので、一口だけいただき。
暫くらくすると小屋が見えてきて終了気分。
ちょいちょいっと登って頂上宿舎着。前回は白馬山荘泊だったのでスルーしてますが、今回はテン泊なのでこちらにお世話に。
受付後、裏手に回って、、、とつい遠回り。
やー、劔バッチリ見えるなー。
テン場の位置は把握できてなかったんだけども、何やら盆地チック。これは、、、風をあましまともに受けないのかな?(後にこの予想に裏切られる。)
まだ5張りちょいぐらいしか張ってる方いらさらなかったので、結構平らな場所キープ。明確に区切られてるわけではないですが、砂利の具合でなんとなく区画が切られてる感じ。そこそこ広くて、今回最終的にも八割程度しか埋まらなかった感じかな?
さて山頂へ。
時間早かったし、ガスの具合が良ければ小蓮華まで行こうかなと思ってたので一応ザック持ち。
旭岳を愛でつつちんたら登ってくうちに東っかわからややガスが出てきたかなー、、と山頂に着く頃には東側の展望なし。グハ。
西っ側は割に視界良好で、劔ばっちし。日本海も結構見えてて、ぎり能登半島が視認できるかなー、ぐらい。
シートゥサミット、、、ではなくサミットトゥシーになるのかな?こっちっから朝日超えて日本海まで、とか行ってみたいなぁ。
しばし佇んでたけどもガスに巻かれ始めたので小蓮華放棄。ちっと回り道して白馬山荘レストランへ。
ま、ビールですよね、それとお昼時間だったのもあり、ラーメンを所望。
席的に半分以上空いてて、窓際をゲットできたんだけども、食べてるうちに視界がガスだらけに。や、まあガスに覆われる前に山頂行けてよかったな、と思うことにしよう。
単独だし視界もなくなったのでテン場へ戻りフテ寝。
17時頃に外を見ると結構晴れてたのでお散歩へ。
テン場の裏手へちょっと登って、、、とヘッデン忘れたのに気付き。やー、杓子で日暮れ見、ってのが良かったかなぁ、、、とこの時も思ったけども、この時は明日朝で良いや、と思っちゃったんだよなぁ。今思えばこの時行っときゃよかった。
丸山付近でウロウロ写真を撮ってると微妙に彩雲が発生しているのに気付きややテンション上がり。範囲は狭いけども肉眼で結構はっきり視認。
ただ、雲が落ち着いてなくて前週の北岳みたく雲の水平線に沈むような感じにはなんなそうだったのもあり、テン場に戻って晩飯→就寝。
21時頃に目が覚めてトイレ。
ここのトイレは綺麗度は普通ぐらいだけども一晩中明かりついてるみたいで、ポイント高し。
月が綺麗で風もなく静かな夜だなー、と再度眠りについた、、、んだけども日が変わったあたりから結構な大風。テントの壁っかわから圧力感じます。。。
気にしないように寝てたけども何度か押される感じに目を覚ましつつ朝。
強風収まらず。張り綱いい加減に石に括ってて、ペグ一本も打ってなかったのもあり、自分がテントから出たらそのままテント飛んできそうな勢い。。。
サクッとでてポールを抜いて風をやり過ごしつつ撤収。
トイレと水補給を済ました後、ホントは朝もっかい山頂行く計画にしてたんだけどもほぼ迷うことなく鑓方面へ。やー、この風じゃあなぁ。
丸山で皆様日の出待ちをされてましたが、東っかわの雲は落ち着いてなくて微妙な朝日感だったのでスルー。
杓子を巻くか登るかの分岐まで迷ったけども、とっとと鑓超えて温泉小屋方面へくだっちゃいたいなー、ってことで杓子はスルー。前後の方々は結構登られてましたが。
白馬鑓も山頂はガスの中で全然視認できず、どころか途中ガスの中入ると 20メートル視界があるかないかぐらいガスが濃くなったり。しかも強風続行。ひさびさに悪天中(降ってないだけましか)山行だなー、と思いつつヒイコラ登って白馬鑓山頂。
山頂には5~6人ぐらいいらっしゃったかなぁ。何も見えない中たむろってるのはガス晴れ待ちなのかしら、と東方は標識とったらそそくさと分岐地点まで引き返し。
突っ切っても合流しそうだなとは思ったけども、視界ないし安全メに。
後で山頂で見た方に合流したので、やっぱりつっきれた模様だけども、まあ良いか。
そこそこ歩くと天狗との分岐標識。ささ、さっさと下って風を避けよう、とさっくり下降開始。
100メートルぐらいかな?下るとガスの下へ。視界が戻ってきます&風を受けない感じに。
やー、風厳しかった。もうちょい強いとフラつきそうなぐらい勢いあって、こんななかキレット超えとかやんないスね。死ねる。ヘタレ計画でよかった。
見上げると天狗小屋が見えました。あれが雪で傾いたとかいうあれかー。テン場空いてるっぽいけど、今日とかいたら大変なんだろうな、、、(後にバス待ちの隣の方が天狗でテント張ってたと聞いたけどやっぱ大変だった様子。)
結構視界が広いなかとっとこ下りてくとストックしまえの看板。鎖場ゾーンですね?
、、、確かにここから小屋までの間は結構感じ悪い道でした。
足元の岩が濡れると滑る系&そこかしこに小川が、という感じ。さらに落ちると止まらなそうな切れ落ちっぷり。事故多発というか、事故ったら結構な大ケガになるわなこりゃ。
鎖は丁寧に整備してある感じでその辺は好印象だったけども、道は悪いな。
しばし進むと右手に結構大きめな雪渓が。大きいというか溶けてるから分かるけど深い。
雪渓凄いなーと思いつつ進んでくと温泉小屋が見えてきます。
見えてきてもやっぱり道は悪いまま。ゆめゆめ油断なさりませぬよう。。。
小屋着。
白馬からゆっくり来てここでゆっくりテン泊計画だったんだけども、強風の煽りでゆっくりとかヤだった&コースタイムがかなり長めで思ったより時間かかんなかった&一泊すると猿倉から白馬間のバスがない、等々あり、立ち寄りでお湯に浸かって下山することに。
お風呂お借りしたいんですけどー、と500円払って、ザックから着替えとタオル出してお風呂へ。
すでに浸かってる方々が5名ほど。
混浴で水着の女性が2名、男性3名で何やら仲よさげにしてたので端っこの方で浸かりつつ、乙妻と高妻かな?台形の稜線を眺めてまったり。
猿倉方面を見ると(猿倉自体は尾根の向こうっ側なので見えず。)これから下山する道が山の斜面に確認できます。途切れ途切れだけど基本的に斜面を巻いて稜線の低くなってるとこを乗っ越す感じ。
同じく下山途中っぽい方々が入ってきたタイミングで風呂上がり。20分弱浸かってた感じ。流すだけで体洗ったり(石鹸的な)はないけど、前日テン泊だったのもあってか浸かるだけでもかなりなさっぱり感。
こちらでも手ぬぐいを所望して、さっぱり下山継続ー。
山と高原地図(auユーザなので。これとは別に地形図も保持。)を見ると猿倉まで4時間弱、、、んー、そんなにアップダウンないし、3時間ありゃ行けるかな、と目処をつけてサクサク歩き。しばらくの間はガレ場っぽい小石が積み上がった感じの道を行って斜面に取り付いてからはまあ普通の里山みたいな印象だったかな。
トテトテ歩いて小日向のコルに10時前にたどり着けたので、11時猿倉着を目標にあとは黙々と下り。やー、視界ないし、似たような道が続くのでここ登るのヤかも。
たったか下って1時間ほどで猿倉着。目標通り。
んで、次のバスは、、、12時20分と。小腹が減ったので(朝風で面倒だったので、当日朝食ぬき。ソイジョイと飴数個。登りあましなかったからそれでも持った)、猿倉バーガー&コークを所望。
みなさまタクシー呼んで下りてくのを横目にむしゃむしゃ。
単独はこーゆーとき不便だな、、、と、ちょっと周りに声かけてみたけども八方の駐車場までの人ばっかしで、なかなかマッチングしないまま12時近くになったので、諦めてバス待ちに切り替え、バスで帰着。
白馬駅で時刻表を確かめると14時37分にあずさがあったので、それに乗ることにして1時間半の間に温泉(みみずくの湯。駅から1キロぐらい?)入ってお土産買って蕎麦食って帰京。
初日よかったので満足感高いけども2日目の白馬鑓はちょっと消化不良。
次は不帰キレット超えて白馬鑓&鑓温泉再訪、が良いなぁ。2~3年中に再訪したい。
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