【51/100】仙丈ケ岳（↑地蔵尾根↓丹渓新道）

2017年09月24日(日) [日帰り]

• GPS: 10:10
• 距離: 22.2km
• 登り: 2,363m
• 下り: 1,725m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:40
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:55

4:58 地蔵尾根駐車場
7:33 7:43 松峰小屋
10:39 10:51 仙丈ヶ岳
11:13 大仙丈ヶ岳
11:43 11:46 仙丈ヶ岳
12:06 12:46 仙丈小屋
13:14 馬ノ背三角点
14:43 14:53 丹渓新道登山口
14:53 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

市野瀬集落を山側へ入った先に無料駐車場有り。一般の方が善意にて私有地を借り上げて提供していただいているとのことです。駐車台数は5台程度。トイレ無し。近くに水場有り。

コース状況／危険箇所等

・地蔵尾根コースは終始小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げていくので、緊張感を感じるようなヤセ尾根などはありませんが、林道終点付近から足元が下草で覆われたトラバースが多いので注意。ルートは基本的には判りやすい。他の方も書かれているように林道終点付近で登山道がいつの間にか林道を外れていることがあるので、テープの位置をよく確認して下さい。
・丹渓新道は、よく整備されていてトレイルも広く歩きやすい。ルート目印も多く道迷いのリスクは小さい。

その他周辺情報

入野谷温泉の日帰り湯を利用。料金大人600円(HPでは500円とあるが600円徴収されました。）R152沿い。市野瀬集落のすぐ南。
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd2/

写真

9/24 4:53

朝5時に市野瀬地区の柏木登山口から。駐車場を提供して下さっているのは山好きな一般の方とのことで感謝しながら登山開始。

9/24 4:58

登山ポストも登山届の用紙も、筆記用具までしっかり設置されていました。

9/24 5:00

仙丈はこっちです。

9/24 5:11

10分ほどで孝行猿の墓へ。

9/24 5:12

撃たれた親猿の傷口を子猿が温めて癒したという伝承が紹介されています。昔の教科書に載っていた話のようです。

9/24 5:26

徐々に明るくなってきて、ヘッデン消しても見えるようになってきました。

9/24 5:31

林道を何度も横切って歩きます。

9/24 5:43

2か所ほど林道を歩く区間がありました。

9/24 5:48

ヤナギノギクで合ってるかな？

9/24 5:55

少しガスって来ました。

9/24 6:01

また林道を歩く。

9/24 6:10

これもヤナギノギクでしょう。こっちは少し濃い紫。

9/24 6:13

林道脇に水場あり。まだスタートして1時間なんで水は十分でしたが。

9/24 6:13

青空が見えだして今日の天気も期待できそうです。

9/24 6:14

薄いピンクのホタルブクロ。淡い色が綺麗です。

9/24 6:19

林道に重機が停まっていました。

9/24 6:20

これはおなじみトリカブト。

9/24 6:26

これでもかと言わんばかりのマーキング。ひょっとすると何かの境界を表しているのかもしれませんが。

9/24 6:36

足元を下草が覆うようになって歩きづらい。s

9/24 6:49

おなじみのサラシナショウマ。

9/24 6:56

すぐ下には歩きやすそうな林道があるのに敢えて登山道を歩く。

9/24 6:56

別に危険という訳ではないのですが、足元が草で隠れて見えないので歩きづらいです。

9/24 6:59

あっちは歩きやすそうなのになーー。

9/24 7:02

樹林の隙間から中央アルプスの稜線が見えました。

9/24 7:13

陽が射して明るくなってテンション上がってきます。

9/24 7:34

スタートから2時間半でようやく松峰小屋のところに到着。

9/24 7:37

少しだけ下って小屋発見！

9/24 7:38

9/24 7:38

小屋の中はこんな感じでした。

9/24 8:05

苔の王国。

9/24 8:18

地蔵岳は北側斜面をトラバースしていきます。

9/24 8:25

何だかいい雰囲気！

9/24 8:35

南アルプス南部の山々。まだ登っていないのでどれがどれやら。。。

9/24 8:35

中央アルプス方面はガスが湧きあがってきました。

9/24 9:33

標高を上げてくると黄葉が目立つようになってきます。

9/24 9:43

樹林帯を抜けるとこの眺め！

9/24 9:44

北西の遙か彼方には槍穂の稜線が。。。

9/24 9:50

槍ヶ岳〜大キレット、先々週登った奥穂高岳も視認できます。

9/24 9:50

中央アルプス方面は雲海です。

9/24 9:59

目指す山頂。まだ遠い！

9/24 10:13

ここで甲斐駒ヶ岳がドーンと現れました！すごい迫力！

9/24 10:19

標高上げると季節が進みます。

9/24 10:26

稜線キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
ここまでに会った人は一人だけでしたが、ここから先は人だらけ。

9/24 10:26

目的地ロックオン！

9/24 10:27

眼下には仙丈小屋。

9/24 10:31

この優美なカールが見たかった。

9/24 10:31

お向かいには登山者の隊列が！

9/24 10:38

大仙丈ヶ岳方面。

9/24 10:42

到着ー♪

9/24 10:44

百名山51座目登頂です。夏休みの遅れを秋になってから巻き返し中。

9/24 10:45

北岳〜間ノ岳もはっきり見えます。白根三山日帰り縦走が懐かしい。

9/24 10:46

三角点発見。

9/24 10:46

もちろんタッチ♪

9/24 10:46

甲斐駒、ガス上がってきました。

9/24 10:48

3033m！

9/24 10:50

おふざけ中。

9/24 10:52

よし計画より少し早いので大仙丈ヶ岳へ行こう。

9/24 10:55

結構歩きます。

9/24 11:12

20分後に大仙丈ヶ岳に到着！そしてすぐ引き返す！

9/24 11:12

南アルプス南部の山々。まだ歩けてないのでどれがどれやら。

9/24 11:12

大仙丈ヶ岳からみた仙丈山頂方面。

9/24 11:49

藪沢カールを見下ろす。

9/24 11:52

カールの縁をぐるっと周回して仙丈小屋へ。

9/24 11:53

綺麗ですねー。

9/24 11:55

何枚でも撮ってしまいます。

9/24 11:59

ひとまず小屋へ。

9/24 12:02

小屋前は人がたくさん。

9/24 12:04

紅葉綺麗です。

9/24 12:06

仙丈小屋到着！バッジ買って来た道（地蔵尾根）を戻ろうと思ってましたが、何と売り切れ！！ショック大！！

9/24 12:06

藪沢カールを見上げながら善後策を考える。。。

9/24 12:09

よし！仙流荘へ降りよう。麓ならバッジも豊富でしょう。

9/24 12:29

で、とりあえず腹ごしらえ。ウインナートッピング♪

9/24 12:46

馬の背を下る。

9/24 12:50

すっかり秋色ですね

9/24 12:58

仙丈小屋があんなに遠くに。

9/24 13:01

クリスマスっぽい植生保護ネット。

9/24 13:04

うーん、北沢峠に下るのが行程としては安牌ですが、やっぱり一味違うコースを歩きたくて丹渓新道を選択。

9/24 13:09

何だか存在感のある木！

9/24 13:10

結構ガスってきました。

9/24 13:15

前半は広々している場所が多いです。

9/24 13:40

すごい岩々！

9/24 13:49

丹渓谷新道の中盤以降はずっと樹林帯でした。

9/24 14:44

丹渓新道から林道へでました。最後は手摺り付きの階段でフィニッシュ！

9/24 14:44

目の前には甲斐駒〜鋸岳の稜線が。

9/24 14:45

鋸岳。

9/24 14:46

記念写真によさそうな場所です。

9/24 14:47

鹿窓の説明看板。どれどれ眺めてみよう。

9/24 14:47

中央の尖ったピークの右の根元あたりに穴が開いているのが見えますね。あれが鹿窓だそうです。自分の技術と経験でいつかあそこにたどり着けるかな？

9/24 15:30

林道の路上で仙流荘までどうやって戻ろうか思案していたところ、北沢峠方面行きの林道バスが通り掛かり、運転手さんが声を掛けてくれました。逆方向のバスは満員で来るので座れないけどドアステップのところでよければ途中から乗せてもらえるように依頼してくれるとのことで、無線で連絡とって下さいました！ありがとうございました。

9/24 15:30

そして林道バスに40分ほど揺られて仙流荘へ。バスの切符売り場で無事にバッジを買えました！よかったー！

9/24 15:46

市野瀬へは仙流荘からコミュニティバスが出ていますが、あいにくバスの時間まで2時間待ち。2時間あれば歩いたほうが早いかと思い、結局車道を歩いて戻ることにしました。

9/24 15:55

ほどなく国道152号へ到達。左折して入野谷地区を目指します。

9/24 15:56

大きな橋を渡ります。

9/24 16:01

遠くにはあの大迫力の鋸岳。

9/24 16:32

市野瀬地区の集落が見えてきました。
…がなかなか遠い。

9/24 16:35

孝行猿資料館の看板の所を左折します。

9/24 16:44

車道歩き終盤に来て300m標高を上げる必要があり、終盤で地味な登りが結構キツイ。

9/24 17:15

やっと帰還！！登り始めた時はまさかこちらから戻ってくることになるとは予想してませんでしたが。。。ノートが設置してあったので駐車場の提供主さんに感謝の意を込めてひとこと記載しました。

9/24 22:52

そしてこれがわざわざ下山先を変更して買ってきた豪華バッジ。たしか850円位だったと思います。

帰宅して百名山のれんの仙丈ヶ岳のところにつけました。

下から二段目をコンプリート！！

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 コンロ コッヘル ライター ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ GPS

感想

tonzablow

百名山51座目の仙丈ヶ岳へ行ってきました。夏山シーズンだと9割以上の人が北沢峠から登られるんでしょうが、私は敢えて柏木登山口（市野瀬）から地蔵尾根コースで登ってみました。当初予定では仙丈小屋でバッジを買ってピストンで戻る予定でしたが、あいにくの品切れ中。。。このままでは帰れないと、急遽下山先を変更、丹渓新道から仙流荘へ出てバッジを購入して帰ってきました。仙流荘から市野瀬へ戻るコミュニティバスもあるにはあるのですが、2時間以上待つ必要があったので、ならばと車道を歩いて登山口まで帰還しました。最後の車道歩きも含むと合計31kmのロングコースとなりましたが、1日かけで南アルプスの秋の雰囲気を満喫してきました。