北沢峠からの甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳
- GPS
- 12:01
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,285m
- 下り
- 2,291m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:52
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:広河原〜甲府 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
GPS
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
鳳凰三山を登った時に利用した新宿発広河原行のバスを利用して南アルプスへ。
北沢峠へ移動して本日宿泊予定のこもれび山荘で宿泊の手続きをする。
当初は甲斐駒ケ岳 ⇒ 仙丈ヶ岳のルートで登るつもりだったのだが、山荘の従業員のアドバイスで仙丈ヶ岳 ⇒ 甲斐駒ケ岳の登山に変更。
ここは大人しくプロを信用する。
仙丈ヶ岳は南アルプスの女王の名にふさわしいだれでも受け入れるような懐の深い山。
分かりやすく言うとものすごく登りやすい。
気持ちの良い樹林帯を抜け、見晴らしの良い森林限界ゾーン、そこを過ぎると歩きやすい稜線。
高山病になれるために多少休憩をはさみつつ、小仙丈ヶ岳を抜け景色を眺めつつ歩いていると右手の這い松の方でがさがさと音が。
なんだろうと顔を向けると、何とライチョウ。
もふもふのふわふわ、鳥好きの自分のテンションはマックス。
ライチョウさんも慣れたもので「ん、人間ね。」と言う感じで木の実をもしゃもしゃしながらこっちに近づいてくる。
その様子をスマホでパシャパシャしてましたが、逆光の上にズームなどが影響して綺麗に取れない、デジカメ買えばよかったと後悔。
10分あまり眺めていましたが、ずっといるわけにもいかないのでライチョウにお別れを言って頂上を目指す。
まぁ、その後も別の個体はいないかときょろきょろしながら登山してたのですが。
頂上では時間もあるので久々にクッカーでカップめん。
しかし時間が悪くだんだんと風が強くなり気温も下がったため、カップめんもすぐに冷えてしまった。
ちなみに頂上の気温は他の人の会話などによると5℃だったらしい。
山荘の従業員のアドバイスで帰りは馬の背方面から下る。
仙丈小屋を過ぎたところあたりで軽い頭痛、どうにも自分はそこまで高山に強い体質ではないらしい。
結局北沢峠に戻ってもまだ痛いままだった。
宿泊はこもれび山荘。
食事を中心にネット上ではあまりよろしくない噂が流れていたが、実質的にカプセルホテル上の寝床、下手な定食屋よりは量・質ともに勝る夕食、親切な従業員と山小屋としては十分。
まぁ、朝食は少ないなぁと思いましたが。
2日は04:30出発で甲斐駒ケ岳へ。
幸いにして頭痛は大体治まった。
仙丈ヶ岳が南アルプスの女王なら甲斐駒ケ岳は南アルプスの雄。
正面から見ると登れるものなら登ってみろやと挑戦状を叩きつけられている感じです。
この時期の04:30は既に真っ暗で初ナイトハイク状態。
実はヘッドライトを持ってないので小型LEDライトで恐々進む。
それでも05:30頃にはご来光で無事明かりもいらず進めるレベルまで明るくなりました。
甲斐駒ケ岳の直登ルートは初心者危険ということで巻き道へ。
こちらも山と高原に危険のマークがある通り、ザレバが続き登りもキツイ。
何とか頑張って7:30頃には頂上到着。
360℃見渡す限りの絶景。
帰りは頂上付近でかち合った某高校登山部とほぼ同速で下山。
駒津峰で少し先も出発した女子部員追っかけて行ったら、5分くらい後に出発したであろう男子部員に追いつかれた。
女子高生の尻を追いかけていたら男子高生にカマ掘られた訳です。
基本私が先に出発してるのに途中で追いつかれて休憩中に追い抜くの繰り返し。
高校生速い、これが若さか。
ちなみにネットで調べたら登山大会入賞者、そりゃあ速い訳だ。
ちなみに高校生に負けじと早く下りていたのは途中で11:15のバスに間に合う目途がついたため。
しかし、実はそのバス時刻は平日の日程でバス停について愕然とする。
次のバスまで2時間以上、広河原までおよそ10kmなのでいっそ歩いてみるかと考えていると幸い臨時便が出て無事帰宅。
景色は綺麗だし、まさか本当にライチョウまで見れるとは思わず最高の登山でした。
次は北岳だ。
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