大井川赤石沢遡行~赤石岳~椹島ロッジ


- GPS
- 56:00
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,545m
- 下り
- 2,606m
コースタイム
途中で適宜休憩を取っています。
また、ザイルを使うところで他パーティーに出会い、順番待ちもしました。
8月12日(金)
牛首峠09:30-取水ダム12:45-門の滝の下14:00-18:00大ゴルジュ手前
8月13日(土)
大ゴルジュ手前07:30-13:00百間洞出合-15:40百間洞山の家
8月14日(日)
百間洞山の家04:30-07:00赤石岳-12:50椹島ロッジ
天候 | 12日(金) 快晴 13日(土) 晴れ、夕方から時々小雨 14日(日) 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
臨時駐車場は100台ほど駐車可能。12日(金)5時では7割、14日(日)14時では9割が埋まっていた。 臨時駐車場から椹島ロッジの往復は送迎バス。 行き:臨時駐車場8時発→牛首峠(バス乗車時に「牛首峠で降ろしてください」と伝える) 帰り:椹島ロッジ13時発→臨時駐車場 送迎バスを利用するためには山小屋に泊まる必要がある為、今回は百間洞山の家に素泊まりしました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎沢について 遡行図(山と渓谷社の『関東周辺沢登りベスト50コース』を使用)に載っていない10m級の滝や大きな釜がたくさんあり、予想以上に時間がかかります。 また、沢自体が長いため、遡行図から推測する距離(遡行図の距離は適当なのですが)よりもかなり長く感じます。 ○門の滝 水流がX線を描いた滝のこと。右岸を高巻き。ザイル使用。 ○大ガラン 左岸を高巻き。高巻き中、棘のある植物が多く、不用意に掴むと痛いです。 通過した後に「面倒な高巻きだったけど、ここが大ガランだったのかな」と感じる程度。 ○大ゴルジュ 標高1780mで沢が直角に曲がる辺りです。遡行図では獅子骨沢と書いてあります。 1/25000地形図や山と高原の地図(2006年度版)に書かれている獅子骨沢とは位置が異なります。 獅子骨沢の隣にあるガレた沢から高巻き。ザイル使用。高度感MAX。 ○百間洞山の家 百間洞山の家も地形図とは位置が異なります。山と高原の地図参照。 標高2320m付近に差し掛かると正面の山の中腹に白い小屋らしきものが見えますが、それは倒壊している旧館です。 百間洞沢を忠実に遡行していれば正面に沢に架かる橋とログハウス風の山小屋が現れます。 これ以上のことは割愛します。 というよりも滝やら釜がいっぱいあって覚えていません。 ◎テン場 私たちが張ったところは遡行図に載っていなくて、テン場というにはちょっと難ありです。はっきりした写真は1枚もありません。もう少し手前に遡行図や他者の記録で見られるテン場適地があったけど、そこには先客がいたため、違うところを探しました(先客の横に張れたかもしれないけど、お互いに気を使うのが嫌だったので)。その後、余り適地というところがなく、時間が時間だったので、仕方なく大ゴルジュ手前で幕営することに決定。この先すぐに大ゴルジュに突入するというのは翌日に分かったことで、ココを逃していたら面倒なことになっていたでしょう。砂の見えていない小さな河原状のところで石を平らに並べて整地してツェルトを張りました。当然、テン場の目印にもなる焚き火跡もありませんでした。 ◎水 沢中では沢水。縦走路では百間洞山の家・赤石小屋の水をそのまま使用。 百間洞山の家の水は2006年8月時点では要煮沸と記載してあったけど、今回はそれがなかったため、そのまま飲用しました。 ◎下山後の温泉 臨時駐車場から車で5分ほどのところにある白樺荘(500円)に寄りました。 シャンプー、ボディソープ付き。最近新築されたきれいな温泉で湯船に入った瞬間つるつるになりました。 2006年8月時点ではこの温泉は無料で、建物はさらに1kmほど下流側にありました。ここ数年で移転、有料化したようです。 http://www.city.shizuoka.jp/deps/kouiki/akaisisirakaba.html |
写真
感想
恐れ多くも今夏は北アルプスの上ノ廊下に行く予定でした。
しかし、今年は残雪が多く、黒部川の水量が減らないとのことで代替として南アルプスの赤石沢に。
赤石沢は代替などに使えるほど容易な沢ではありませんが、
同行者が別の計画で赤石沢に行く予定で調べていました(そちらは中止になったようです)。
このため、今回は沢の王者と呼ばれた赤石沢へ行くことになりました。
24時ごろに町田駅で合流し、車で畑薙第一ダム手前の臨時駐車場へ。
MTさん運転ありがとうございます。後部座席で爆睡していました。
臨時駐車場に着いたのは5時。すでに明るい。バスの始発が8時とのことなので7時までお休みなさい(7時に臨時バスがあった)。
7時に起きて準備をしてバスに乗り込む。
入渓点の牛首峠で降りたのは我々だけ。空は雲ひとつない快晴。
この日の都心の最高気温は35.1℃、最高の沢日和だ。
入渓点からは遠くに赤石岳が望める。あそこまでいくのか。長い道のりになりそうだ。
準備をして沢に降りる。アルプスの水はやはり冷たいのだろうか。アルプスの沢は初めて。
恐る恐る足を入れてみると・・・・水温は思った以上に高く、これくらいなら十分に泳げる。
今回はネオプレンなどの装備を揃えたけどなくても大丈夫と思ったくらい(標高が高くなるにつれて温度が下がっていったのであったほうがいい)
沢に入ってからは『泳いで』『登って』『高巻いて』の繰り返し。荷物もあり、想像以上に疲れる。
けど、最高の天気に恵まれた雄大な渓谷を堪能する。
赤石沢は取水ダム(沢の途中にあります)ができる前は沢の王者と呼ばれていたそうだが、
ダムができた今でも十分その貫禄があるように思える。
沢は大半がゴルジュである。
といっても規模が大きく明るいのでゴルジュっぽくない。
雄大な渓谷を2日間ずっと歩き続け(とにかく長かった)、ツメでは倒木があるものの、藪漕ぎが全くなく、百間洞山の家に到着。
正面にいきなり山小屋が現れるので驚いた。
それにしても懐かしい。実は百間洞山の家には過去に2回来たことがある。
どちらもいろいろな意味で思い出深いのでよく覚えている。
過去に来たときはどちらもテント泊だったけど、
今回は送迎バスを利用する条件のため、小屋に素泊まりする。
雨(少し降った)も全く気にすることもなく、快適な一晩であった。癖になりそう。
でも、イビキや謎の音で何度か起こされるのはちょっとアレだったなぁ。
やっぱり、テントが一番!?
最終日は椹島まで縦走。
下山するために『700m登って2000m下る』、『コースタイムは10時間以上』、『椹島の最終バスは14時』とちょっとおかしいことばかり。
これってある程度健脚の人でないとバスに間に合わないのでは?
赤石小屋か椹島ロッジに泊まらせるための策略にも思える。
赤石岳の山頂に着いたときにはバテバテになったけど、
山頂からは大きな富士山はもちろん、沢遡行なのにブロッケン現象まで見れてしまったりとまたもや完璧であった。
おまけに、ブロッケン現象が見れる一方で、ガスで景色が悪いと思いきや、
徐々に晴れてガスなしバージョンもお出まし。パーフェクト。デジカメの水没が悔やまれる。
ちなみに、このときは山頂直下のトラバースの辺りから私が一人で早足で先に登ったので、
同行者の2名は山頂でのブロッケン現象を見れていないと思います。頑張ってよかった(笑)
長い下山道を経て13時前に椹島に到着し、13時のバスに乗って車が置いてある臨時駐車場へ移動。
バスの冷房が強かったため、臨時駐車場のバス停で無料で配布していた熱いお茶がとてもおいしかった。
帰りは白樺荘でさっぱりして東京に。MTさん、運転どもー。
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