硫黄岳&根石岳
- GPS
- 12:56
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,643m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 5:33
天候 | 1/31 快晴 2/1 曇りのち雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎オーレン小屋→箕冠山は途中からトレースがなかった。赤テープを目印にする。 ◎桜平〜箕冠山、及び桜平〜夏沢峠まではアイゼン無くても可。 ただし桜平からずっとアイゼンをつけていた人達もいたので、各自のレベルに合わせて装着するとよい。 |
その他周辺情報 | 夏沢鉱泉 宿泊者は茅野駅から往復無料送迎付き、下山後の風呂も無料 http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サブザック
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
食器
調理器具
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
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感想
雪の硫黄岳に登りたい!と思って計画♪
夏沢鉱泉に宿泊すると茅野駅まで往復の送迎付きと知って便利!と思い宿は決まり♪2食付きで13,000円と聞くと高いような気もするけど、やはり往復のバス代またはタクシー代が浮くし、泊まった次の日は下山に合わせて鉱泉風呂を沸かしてもらえるし風呂代も無料なので、お得だと思いました♪送迎は午前か午後便のどちらかを選べます😊夕食は夏沢鉱泉の手作り野菜を使った品数が多いおかずを生ビールと共に美味しくいただきました!平日だったのでグループごとの個室、大きな湯たんぽを布団に入れて暖かくグッスリと寝れました〜♪お風呂は自分で沸かせるしトイレはウォームレットで気持ち良かった😍
1日目は箕冠山まで雪山ハイキング、あわよくば根石岳まで行こうと思い山荘を出発♪なだらかな雪の樹林帯を楽しく歩く😊オーレン小屋は想像以上立派で驚きました😅
分岐を箕冠山方面へ。ずっとトレースの通りに歩いていくと、箕冠山まで3分の2までの地点から何故かトレース上でも雪を踏み抜くような歩きにくい道になり、その先は急にトレースが無くなりました😱地形図からは道を読み取れないし分からないので、夏沢鉱泉ホームページに書いてあった「樹林帯では赤テープを目印に」で赤テープを探しながら引き返すとすぐに赤テープが見つかりました!でも赤テープの木へはトレースが全くないので不安だったけど、行ける所まで進もうと話し合って進んで行くと、こちらは踏み抜く事はなく歩きやすくて先に進んで行けました!
箕冠山に着くと、樹林帯の中の道の途中みたいな山頂だったし💦時間に余裕もあるので、根石岳まで行こう!と歩き出すとすぐに見晴らしが良くなり嬉しくなりました♪ 根石岳山荘の裏側の道では冷たい強風で顔が凍りそうで、ここだけは我慢して歩くと無事に根石岳山頂に到着/(^o^)\目の前に天狗岳、振り返ると硫黄岳や赤岳の絶景でした♪
次の日は硫黄岳へ!
天気は下り坂だけど午前中は高曇り、風もそれほど強くなく、前日より暖かく感じました。夏沢峠の先の急斜面ではトレースが不明瞭だったり無い所は、オレンジの杭やケルンを頼りに進みます。最初は遠くに北アルプスも見えてたけど、山頂に近づくと、近くの天狗岳まで見えなくなって荒涼とした雰囲気の中を歩いて行ったので、硫黄岳に着いた時は思わず「バンザーイ!!」と両手を上げて喜んじゃいました❤
ほんの少し経験値が上がった雪山になったかなと思いました/(^o^)\
厳冬期に、1/31に根石岳に登頂。そして、2/1に硫黄岳に登頂!
今回は、大変印象深く、またたくさんのエネルギーやパワーを頂いた山行でした。
箕冠山までは、無風の静かな樹林帯の中を登った。
途中、誤ったトレースを辿り、トレースが無くなったところまで行ったとき、どちらの方向に向かえば良いか、「エプソンくんで確認できた」。
箕冠山から下っていくと、強風のために雪が吹き飛ばされて黄土色の山肌が露出している稜線が、まず目に入った。
次に、目の前に根石岳。
根石岳山頂少し手前の鞍部左側に、根石岳山荘。
根石岳山荘の屋根の上に、あんなにたくさんの石が置かれているのも無理はないと思えるほど、すごい強風だった。
一瞬、月の沙漠のようなイメージが思い浮かぶ。
生き物を寄せ付けないような厳しさが漂っていた。
アウターシェルで、しっかり顔周りも被っていたのだが、それでも、少し出ていた頬と鼻が、氷のような冷たい強風で痛いほどになぐられた。
雪の斜面で、傾斜のきついところや直登するところで、頭の中で「ピッケル、足。ピッケル、足。」という号令が聞こえてきた。
数年前、最初に参加した雪上訓練で、教えていただいた基本だった。
家に帰って、もう一度その時のメモを見返してみると、以下のように書いてあった。
昇りトラバースの時は、「ピッケル。谷足(斜面に垂直に)。山足(進行方向)。」の順。
下りトラバースの時は、「ピッケル。山足(斜面に垂直に)。谷足(進行方向)。」の順。
あれ。意識していなかったけど、どうだっただろう?
次回は、意識してやってみよう。
硫黄岳も山頂まで行かれて、本当に嬉しい。
2/1は、午前中途中から雪が降り始めた。だんだんガスも出てきたが、でもこの状況だったら、山頂までは行かれると確信できた。
雪は真横を向いて降っていたが、普段の硫黄岳にしては強風とはいえない位の穏やかな風だったのではないだろうか。
ありがたい、ありがたい。
それでも、山頂から夏沢峠まで無事に降りると、ほっとして、少し緊張がゆるんだ。
雪が降り続く中、ほとんどすれ違う人はいなかった。
夏沢鉱泉の送迎車に一緒に乗った、初老の2人連れ。
それから、若手3人グループだけだった。
初老の二人連れは、静かにゆっくりと、そして確実なステップで進んで行った。
熟練者は、静かに確実に、ゆっくりと歩いているように見える。
無駄な動きがそぎ落とされているから。
勢いよく、速く歩いている人とも、違う。
あとで、そのお二人に伺ったら、「学生の頃から、ずっと。」とのこと。
自分も、いつかそんな風に美しく歩けるようになりたい。
今回も、popieさんと一緒で、安心して楽しく雪山を登ることが出来ました。
ありがとうございました。
感謝合掌
夏沢鉱泉泊とは憧れですね
着実にステップアップされているご様子 羨ましいです
僕は今年は雪山に行けるかどうか、いまだ未定です
cyberdocさまのレコは、いつも拝見させていただいています。
Epsonの使い方は、大変わかりやすく、参考になっています。
さすが、科学者!
体調がしっかり良くなると良いですね。
どうぞご自愛くださいますように。
合掌
popieさん、poornanandaさん(はじめましてだと思います。)
厳冬期の雪山登山お疲れ様でした。
初日の青空と2日目の高曇りとお天気は半々になってしまったようですが
無事登頂&下山されてよかったです。
どうしても雪山というと無事下山するまで安心できないですよね。
夏山と違って景色は絶景ですがリスクも倍増するので私はまだまだチャレンジは先だなぁーって思いながら読んでましたー。
硫黄岳はガスって残念でしたが晴れていたら火口のあたりスゴイんだろうなーって思ったり夕食の量がかなりあるのに完食!もスゴイ。
私は今週は土日仕事の当番で山へ行けず。高尾山辺りでもちょっとした雪歩きができるようだったのにちょっと残念。関東もまだ気温が低い状態が続くみたいですので来週には休みがあるので高尾か大山辺りに行こうかなと検討中です。
Tsuyoshi さん
私も最初はピッケルって何?とか思っていて、自分が雪山に行くようになるとは思いませんでした 友人に誘ってもらい、ピッケルとアイゼンを借りて天狗岳に登った時、たまたま天候が良くて無風で快晴 それから行きたいと思うようになりました♪
絶景を撮影出来ると嬉しいんですが、私のカメラだと低温に弱いのでアウターの中に仕舞っています、撮影したいと思ったらチャックを開けてカメラを取り出すので時間がかかります そして3重の手袋のままならオンにしてシャッター押すだけしか出来ないし、F値とか設定を変えたい場合は上2つの手袋を外して操作と、なかなか大変なんです α9だと外に出したままでも大丈夫だそうですね〜!
雪山は、これからも登頂に固執せずに安全第一で登っていきたいと思います
今週末は近場の山も雪が残っているでしょうね!丹沢山は昨日現在で45cmの積雪だそうです。私も土日とも仕事なので来週の平日に丹沢に行きます♪雪は残ってるかしら〜?
厳冬期の八ヶ岳も、やっぱり良いですねー。
(冬は行った事ありませんが・・・。)
去年硫黄岳と根石岳に行きましたが、雪が有ると山頂以外は全然違う山みたいに見えました。
青空の下、雪の樹林帯歩きはとても気持ちが良さそうだと思いました。
途中でトレースに釣られてルートを外れてしまった所が有りましたが、早く気が付いて良かったですね。
それと、厳冬期は一般登山道でも立ち入り禁止になる所が有ったなんてしりませんでした。
初日はお天気も良くて根石岳からの景色もバッチリでしたし、翌日の硫黄岳は前日ほど風は強くなかったようで、無事山頂に立てて良かったですね。
今回も山小屋泊でしたが、夏沢鉱泉に宿泊すると送迎までしてくれるのですね。
(冬期は車で桜平に入れないので、送迎してくれると本当にたすかりますよね。)
何だかお二人のレコを拝見していたら雪山に行きたくなってしまいました・・・。
popieさんpoornanandaさん、雪山登山お疲れ様でした!。
Kazさん
そういえばkazさんが峰の松目って変わった名前の山に登ったのを思い出しました!あの時に硫黄岳と根石岳にも登ったって同じ〜!と思い、返事を書く前にkazさんのレコを見てきました♪プラス天狗岳にも登られたんですね 当たり前だけど やはり雪があると無いとでは見る景色や雰囲気が違いますね!オーレン小屋から見えた山の中では硫黄岳よりも峰の松目の方が目立っていてインパクトがありました
積雪期は他に、根石岳〜天狗岳間から分岐してる本沢温泉に降りる白砂新道も禁止ですが、私達が歩いたオーレン小屋〜箕冠山も下り方面に禁止と書いてあってビックリでした でもトレースが無いと、どこが道なんだか全然分からない樹林帯でした
夏沢鉱泉の送迎車はパジェロで、登りはチェーン無しでもグイグイと登っていって凄いと思いました!下りはチェーン付けてました。あの道の橋の所でkazさんの車が大変だったんですよね 冬季でも4躯の車だったら駐車場まで登ってるようです、羨ましいけど4躯を買うお金がないわ〜
機会があったら雪山に行ってみてください
popieさん、poornanandaさん、大変お疲れさまでした。
桜平からのルートはまだ夏でも使ったことが無く、普通の車高の車だとかなり桜平まで悪路のようなので躊躇してしまっているのですが、逆にこうして冬山で送迎付きであればそちらの方が行きやすいですよね。夏沢鉱泉もオーレン小屋も食事が良いと聞いていますが確かに美味しそう。お鍋もですが、ココナッツが器になってるアイスを真冬に頂くなんて最高じゃないですか
それにしても冬の八ヶ岳もこうして拝見すると良いものですね。初日はもしあともう1時間くらいの余裕があれば天狗まで往復出来たのではないでしょうか?でも根石岳から眺める双子の天狗岳も綺麗ですよね。硫黄岳周辺はやたらケルンがあるので当初は「こんな必要なのか?」と思っていましたが、確かにこれでは必要ですね そしてガスった時にもアレがあるのと無いのでは全然安心感が違いますしね。山頂が晴れて横岳〜赤岳方向がクリアに見えれば完璧だったでしょうが、ぜひまたチャレンジして下さい
ryoさん
美濃戸までだって車で行くの大変そう!と思ってましたが、桜平までも更に悪路なんですね 送迎して下さったスタッフに「登山者でない普通の人も泊まりに来ますか?」と聞いたら、来ると言ってました!1年中営業しているし 料理は量が多くて美味しいから人気があるのでしょうか?送迎もありますしね
ココナッツアイスを食べたらお腹がはち切れそうで苦しかったです 隣のテーブルの方達はデザートは洋梨のシャーベットを頼んでいましたが、そちらも器は本物の洋梨の皮でした!贅沢なデザートだと思いました
私の今までの経験値では、だんだんホワイトアウト化していく天候の中では硫黄岳への登頂はギリギリ間に合った!と思ってましたが、初老の2人はもっと見通しが効かないし横殴りの雪の中でその後に登頂して無事に戻ってこられたので、凄いと思いました
次回チャレンジする時は天狗岳まで行ってみたいです
その前に私は今月は丹沢に登山です!冬なので有名どころに登りますが初めてのルートも歩くので楽しみです〜
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