御嶽山四峰
- GPS
- 12:23
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,115m
- 下り
- 2,117m
コースタイム
天候 | 晴 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
看板に迂回路の指示があるので、それに従って進めば問題ない。 |
写真
感想
残雪期に感動して以来、再訪を狙いつつも長らく行きそびれていたが、
晴天と紅葉に期待してようやく足を運ぶことにする。
御嶽山の交通アクセスは良くないのだが、なぜか近いという印象あって、そのせいで出発が遅くなる。
更に今回は、木曽高速の低速車両、アクセスルートの一部通行止めが重なって、登山口を出発できたのは4:30。
御来光は5:45くらいなのでほぼ絶望的なのだが、それでも頑張って歩き始める。
しかし、寒い、徹夜、空気薄い、荷物重い(久々にフィルムカメラと交換レンズを担ぐ)、ダメモトなやる気でペースは上がらず。
結局、王滝頂上で御来光の時間を迎えるが、幸か不幸か東の空には雲が掛かり御来光は無し。
代わりというわけではないが、雷鳥が飛ぶのを初めて見た。御来光より珍しいかも。
王滝頂上を越えると途端に風が強くなり、ウネウネの塔の陰に逃げ込みジャケットを着込む。
それでも、中に保温性あるものを着ていないので寒い。
頂上には一人だけで、頂上付近ですれ違った数人を含めてそれほど盛況ではなかった様子。
強風に戸惑い、先に進むか撤退するか思案するが、日が昇れば状況も変わるだろうということで、継母岳に向けて歩き出す。
地獄谷から稜線に吹き上げる風は砂嵐のようで強烈。
砂はジャケットに当たってバチバチ音を立てているし、細かい砂は口の中に入ってジャリジャリ。
適当なところで稜線から離れて降下する。猛烈な向かい風で一人タイタニックなポーズも自在。登る時は背風になるので楽ができそう。
ある程度降りてからは、数メートル間隔で怒涛のプチケルンが並ぶので歩き易い。霧でも安全そう。
先達に感謝しつつ、せっかくなので分かり辛いところにマイケルンを積む。
広々としていて気持ちがいい鞍部を歩き、古い道標を過ぎると継母岳への登りが始まり、
一つ目の岩場は右手、二つ目の岩場は左手に巻くと頂上に到着。
頂上の南面は風裏になっていて、ここだけはポカポカ陽気。爬虫類ばりの日向ぼっこで体を暖めると本当に気持ちがいい。
お鉢へ登り返して、お鉢巡りを継続。依然として強風だが、若干緩んできたような気もする。
摩利支天山へ向かう辺りから、風に乗って雲が上がってくるようになり、先行き不安。
頂上に着いても状況は変わらず、雲は出たり消えたり。
この先晴天が期待できなければここで引き返すことにして、天気待ちを兼ねて昼食にする。
天気はそのまま良くも悪くもならず、とりあえず五ノ池小屋まで下りてみてるがやはり変化はない。
しかし、ここまできてしまうと引き返すのも馬鹿らしいので、結局継子岳へ向かう。
この辺りは見通しの良い稜線歩きがすばらしい。心持ち天気も回復したような気がする。
継子二峰から大きく下った先の四ノ池のアウトレットは頂上エリアの最低地点。
当然ここからは登り返しが続くが、三ノ池、賽ノ河原、二ノ池とマイルストーンが多いので歩きやすい。
最後は奥の院に寄ってから下山する予定だったが、王滝頂上付近があまりに寒かったので翻意。
田ノ原までの下りは、大きな段差や階段が続くもっとも苦手なタイプ。
段差が小さくなるステップを探して千鳥足を踏んだり、ストックに体重を預けたりしないと、膝の調子がすぐに悪くなってしまう。
我慢の歩みで、登るよりも時間は掛かったが、標高差が大きくないことにも助けられて無事下山。
jack-chanと申します。
私は、先日、継母岳は、断念したので、
写真 を拝見して、
行った気分になりました。
有難うございます。
はじめまして。
1日違いで似たようなルートですね。
広い頂上エリアを歩き回ると達成感がありますね。
継母岳は私も前回はパスしていたので、今回はぜひとも登りたいピークでした。
外輪山との間の開放的な鞍部が気持ちよかったです。
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