残雪の谷川馬蹄形周回 【神田百No.16】

2018年03月31日(土) ~ 2018年04月01日(日)

• GPS: 29:58
• 距離: 23.5km
• 登り: 2,814m
• 下り: 2,195m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:28

7:16 白毛門登山口駐車場
7:21 7:32 東黒沢
9:33 9:34 松ノ木沢の頭
10:32 10:41 白毛門
11:33 11:33 笠ヶ岳
13:13 13:25 朝日岳
13:43 13:45 ジャンクションピーク
14:44 清水峠白崩避難小屋

2日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 1:07
• 合計: 8:09

4:56 清水峠白崩避難小屋
4:59 4:59 清水峠
5:55 6:02 七ツ小屋山
6:43 6:44 蓬ヒュッテ
6:47 6:47 蓬峠
7:48 7:52 武能岳
8:15 8:15 笹平
9:44 10:03 茂倉岳
10:22 10:28 一ノ倉岳
10:41 10:44 ノゾキ
11:17 11:17 富士浅間神社奥の院
11:22 11:36 谷川岳
11:46 11:46 谷川岳（トマノ耳）
11:51 11:57 谷川岳・肩の小屋
12:02 12:03 天神ザンゲ岩
12:10 12:10 天狗の留まり場
12:21 12:27 熊穴沢避難小屋
12:45 12:45 天神平・天神峠分岐点
13:04 13:04 天神平
13:05 ゴール地点

ルートはEtrex20xのGPSデータです。

天候

2日とも快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

kazさんに4:00YAMA自宅に迎えに来てもらう。
草加IC〜外環〜関越〜水上IC〜下道〜谷川ロープウェイ駐車場（2日で2,000円）
帰りは関越渋滞を避けるために関越から北関東道で東北道へ回ったけど羽生付近の事故による渋滞で予定よりも時間がかかりました（それでも関越道の上り渋滞よりはマシだったと思います）

コース状況／危険箇所等

1日目
●白毛門まで
コース半分くらいは雪無くなり夏道って感じです。
前半はアイゼン使わない方が歩きやすい。
中盤以降、雪はまだまだあるも2週前からすると随分と少なくなっている。
でもクラックになっているところは1か所かな。
踏み抜きはあります。
最後の急斜面は慎重に登りましょう。
ピストンの方は、午後雪が緩くなるので慎重に。
山頂付近からの谷川岳は絶景です。

●笠・朝日の尾根歩き
特に危険個所なし。雪はまだまだありますが、木が見えてきている箇所もあります。
笠の避難小屋は写真の通り出てます。
朝日の山頂は雪なかったな。谷川を見るなら白毛門からの方が良いかも。
朝日からみる巻機方面への稜線は魅惑の景色です。

●朝日〜ジャンクションピーク〜清水峠
雪ありますが、シャクナゲの木々が既に顔を出し始めています。
ジャンクションピークまでは気持ちよい雪のなだらかな尾根で気持ちよかった。
ここらも踏み抜きあり。
ジャンクションピークから清水峠への下りは今回で一番楽しかったです。
右に上越の名峰がずらっと並ぶ尾根下り。清水の避難小屋が見えてきた時のうれしさ。

避難小屋はロフトのような2階建てでゆったり過ごすなら10名かな。一緒に泊った群馬の達人の方は20名は行けると言ってました。

2日目
●清水峠〜蓬峠
笹が出ている箇所多数。雪が割れている箇所多数。七つ小屋山まで登ってしまえばゆったりとした尾根歩き。ここもいい雰囲気です。
なにより朝日に照らされた雪の景色が素晴らしいッス。

●蓬峠〜武能〜茂倉〜一ノ倉
夏道が多数出ています。アップダウン激しい。
YAMAはここが一番きつかった。
でも茂倉に登り上げて谷川が見えた時の達成感は確実にあります。

●一ノ倉〜谷川〜天神
一ノ倉からの下りは急。滑って一ノ倉に落ちたらとか思うとYAMAちょっと怖くなる。まー慎重に下ればないですが。
そして、オキの耳まで意外に長かった。ここまで来ると人はいっぱいです。さすが人気の山です。天神から割と楽に登れてこの景色を堪能できる山はなかなかないですね。
肩の小屋は休業中でした。たしか3週は営業していたと思うのですが、いつからなのかな。

その他周辺情報

●温泉
いつものごとく湯テルメ谷川にて入浴しました。
二人とも腕が日焼けでヒリヒリして熱いお湯に腕を浸けることが出来ず、両手を上げて湯船に入ってました。

写真

3/31 6:54

谷川ロープウェイで駐車したら白毛門登山口へ向かいます。
天気は快晴。

3/31 7:05

登山口に向かう途中。道路の脇には春の息吹。
フキノトウが芽生えています。
本日の夕食で味わうべく少々摘んでみました。

3/31 7:15

登山口に到着。
まだ駐車場の機能は果たせません。

3/31 7:18

登山口にある案内板には馬蹄形が書かれています。

3/31 7:19

橋を渡る。

3/31 7:32

最初の登り。
2週前から随分と雪がなくなりました。

3/31 7:56

下の方はほぼ雪無し。

3/31 8:56

中盤に入ってようやく雪道に。
アイゼンを装着。

3/31 9:33

雪山らしくなってきたヨ

3/31 9:33

白毛門が見えてきました。

3/31 9:34

松ノ木沢ノ頭に到着、白毛門まではまだまだ

3/31 9:34

谷川・一ノ倉が目の前にドーンです

3/31 9:53

前回と同じく快晴です。
kazさんと休憩中。

3/31 9:53

向こうに天神平のスキー場もバッチリ見えます

3/31 10:00

雪目になるとヤバイのでサングラスを装着する予定が見つからず、次善策でゴーグルを準備するYAMAさん（サングラスが見つかるまで熱気で中がすぐ曇って大変だったネ）

3/31 10:04

最初の急斜面でピッケルに持ち替え。
まだ雪が締まっているので心配はしませんが慎重に登る。

3/31 10:19

急斜面を登り終えたところから見る谷川。
やっぱり白毛門からみる谷川は素晴らしいですね。

3/31 10:20

谷川とkazさん。

3/31 10:21

kazがまだ未踏の七ツ小屋山から武能岳を経て茂倉岳へ登る稜線も確認出来ます

3/31 10:21

3/31 10:21

白毛門山頂近くは斜度もあるから振り返ると絶景やね(^^)

3/31 10:21

登るYAMAさん

3/31 10:23

あとひと登りで1つめの山頂白毛門へ。

3/31 10:24

黙々と進むYAMAさん

3/31 10:25

奥に朝日も見えてきた

3/31 10:25

YAMAさん、山頂はもうすぐだ

3/31 10:30

白毛門到着。
山頂はそれほど2週前とは変わらない姿。

3/31 10:31

中央左にうっすらと富士山が見えます。

3/31 10:32

尾瀬の至仏山と燧ケ岳。

3/31 10:32

まず1座目の白毛門山頂でポーズ

3/31 10:32

左のとんがりが笠、けっこう遠いね

3/31 10:41

そしてこれから進む雪の道。

3/31 10:43

広大な雪原が気持ちイイ、サクサク歩くYAMAさん

3/31 10:45

歩く左側には谷川・一ノ倉の絶景

3/31 10:46

3/31 11:07

気持ちよい雪の尾根です。

3/31 11:32

笠到着。

3/31 11:34

笠から下ってすぐのところに避難小屋が見えます

3/31 11:34

笠の避難小屋。特に中は見ないで進みます。
ここでお会いした方と話をしたら巻機へさらに中ノ岳までと言っていた。

3/31 11:34

これが白毛門から歩いてきた雪の稜線

3/31 11:37

さて、朝日に向かいます。笠以上に遠いわ

3/31 12:01

笠からは何回かピークを越えてようやく朝日岳ですわ。
結構遠いのです。

3/31 12:03

あのピークが朝日かと思ったら、まだまだでした

3/31 12:03

3/31 12:21

あまりに遠くて手前のピーク（たぶん大烏帽子）で昼食休憩
あの雪がないところが朝日岳らしいが、まだあるね

3/31 12:21

ここまで来ると新潟側の景色も見れます　手前に清水峠や七ツ小屋山をここで確認

3/31 12:21

そして武能岳から茂倉岳への長〜い登り稜線までも
その奥は苗場など

3/31 12:44

巻機に行くおじさんの後ろをついていく。

3/31 12:55

おじさんの後ろをついていくYAMAさん

3/31 13:12

朝日岳に到着。
山頂は雪無いね。風強いのかな？

3/31 13:13

谷川連峰。

3/31 13:14

3/31 13:15

3/31 13:15

3/31 13:15

朝日岳山頂標識とYAMAさん

3/31 13:15

そしてkaz

3/31 13:16

本日の最高到達点1945m

3/31 13:26

ジャンクションピークへ向けて出発。

3/31 13:28

そしてYAMAさん

3/31 13:38

ジャンクションピークへの道も雪は少ない。

3/31 13:42

ジャンクションピークに到着。
奥は魅惑の巻機への縦走路。ここでおじさんと気を付けての挨拶をかわし分かれる。

3/31 13:42

YAMAさん、気持ちは巻機山に持ってかれているんやろなぁ

3/31 13:43

向こうに見えるのが馬蹄形縦走の中間部（ゆるやかで野太い稜線ですね）

3/31 13:44

あとは清水峠に向けて一直線に下ります。
いやー朝日岳まで長かったから降るのが早いの。

3/31 13:45

巻機方面をピッケルで示すYAMAさん

3/31 13:45

真似するkaz

3/31 13:46

上越の景色を堪能しながら下ります。
このくだりは気持ち良いですね〜。

3/31 13:46

気持ち良く雪山に包まれて歩くって感じですかね

3/31 13:46

明日は向こうの稜線を徐々に登り上げるんかと思うと大変

3/31 13:46

七ツ小屋山から武能岳は緩やかな尾根だから良いけど、その先の茂倉岳へはいくつもの小ピークを登り上げる延々な稜線やねぇ

3/31 13:47

でもこんなちょっと雪庇気味な所も。

3/31 13:48

ちょっととがっているところも。

3/31 13:48

3/31 13:50

3/31 13:58

真っ白な世界を気持ちよく降る。

3/31 14:00

3/31 14:00

3/31 14:06

正面には黒黒とした大源太山。
急斜面過ぎて雪つかないんですね。

3/31 14:09

少し登り返して。

3/31 14:09

雪に映る樹林の影がきれい。

3/31 14:14

雪稜とYAMAさん

3/31 14:14

その2

3/31 14:16

振り返ると大きな朝日岳。

3/31 14:17

正面に小さいながらもいよいよ本日の目的地清水峠が見えてきました。

3/31 14:33

電波塔がスターウォーズのロボットみたいです。

3/31 14:37

向こうの斜面、スキー場にしたら気持ち良い滑走できそうやね

3/31 14:37

3/31 14:37

3/31 14:40

あと少しで避難小屋。おや先行者がいますね。

3/31 14:44

清水峠避難小屋に到着。
先行で3人パーティーの方がいました。

3/31 15:36

いつもの2人でつまみを食しながら。

3/31 15:36

今日はメッチャ夏日なんで外で谷川岳をつまみに夕食の支度です。

3/31 15:51

谷川にビールで乾杯♪
こりゃー至福の一時です。

3/31 16:02

本日は酒粕の味噌煮込み鍋。

3/31 17:01

17時日が沈みます。
でも山の裏にお隠れになってからもまだ明るい。

3/31 17:24

小屋内部は清潔です。
結局その後、BCの方1名と、4人パーティーが入ってきて全部で10名の宿泊者。

3/31 17:28

17:28そろそろ日が傾いてきた。

3/31 17:37

3/31 17:42

3/31 17:46

小屋の戸口から谷川を眺めて。
20:00前には就寝しました。

3/31 18:01

18:00
暗くなってきましたよ。

4/1 3:48

4/1 5:18

早朝3:30起床。
まだ暗い5:00にヘッデンで出発。
ひと登りしたところで朝日岳をバックにkazさん。

4/1 5:20

谷川はまだ眠っている。

4/1 5:20

大源太山、カッコイイね

4/1 5:24

正面七つ小屋山へ月が沈むところ。

4/1 5:25

道中は結構雪が割れています。

4/1 5:27

若干曇っていた空がだんだんと晴れてきた。

4/1 5:32

山が目覚めそう。

4/1 5:46

ご来光が見えました。
神々しい景色です。

4/1 5:47

朝日岳方面に日が昇る。

4/1 5:50

4/1 5:52

七つ小屋山かな。

4/1 5:53

4/1 5:54

4/1 6:00

だんだんと明るくなってきました。

4/1 6:04

上越の山も目覚めます。

4/1 6:16

今回のルートは神田百なので記念撮影。

4/1 6:25

雪の白さが際立ってくる。

4/1 6:27

4/1 6:27

4/1 6:27

4/1 6:28

1日目に歩いてきた尾根を眺める。

4/1 6:32

振り返ると上越のマッターホルンと言われる大源太山。
まさしく尖っています。

4/1 6:32

分岐到着。

4/1 6:40

蓬峠がもうすぐ。

4/1 6:42

蓬小屋。
あれYAMAが歩いた時には蒲鉾っぽい黄色の小屋だったんですが。

4/1 6:42

4/1 6:43

さて、いよいよ武能岳への登りです

4/1 6:47

この辺は結構笹が出ています。
下手すると登山道も出てます。

4/1 7:02

武能に向かう最初の登り。

4/1 7:03

奥に苗場が見えますが、私が気になるのは手前のタカマタギから日白山の稜線ですよ。
今年は天候不良で中止したから未練たらたらです。

4/1 7:34

kazさん

4/1 7:35

YAMAさん
右奥に一度下ってから大きく登り返す茂倉岳

4/1 7:35

昨日歩いた白毛門から笠、朝日、ジャンクションピークと続く山塊

4/1 7:41

結構しんどい登りでようやく武能岳山頂が見えてきた。

4/1 7:46

武能岳到着しました。
いい景色です。

4/1 7:47

振り返ると歩いてきた尾根が続く。

4/1 7:49

茂倉岳、遠いし一度下るし、延々な登り尾根が伸びてるし

4/1 7:49

あっちは万太郎、仙ノ倉、平標と続く稜線

4/1 7:49

4/1 7:49

4/1 7:49

あそこから右に大きく下って登り返し。標高がもったいない

4/1 7:56

4/1 7:56

さて、茂倉岳の全貌が眼前にドカンと、いや遠いし登るし

4/1 7:56

手前の尾根は茂倉新道、奥の尾根は万太郎尾根

4/1 9:01

さすがに長い、ちょっと途中で休憩します。

4/1 9:03

あれが武能岳、下ってから登り返して来ました

4/1 9:26

武能からの下りは結構な急斜面でした。
でも途中から雪無かったので助かった。
ここべっとり雪ついていたらかなり怖い感じの斜面です。

4/1 9:28

4/1 9:29

このドデカイ雪の斜面を登りきれば茂倉岳の山頂

4/1 9:45

お疲れ様でした、茂倉岳山頂から谷川岳をバックに

4/1 9:46

今日ここまで歩いてきた稜線
真ん中の一番低いあたりが清水峠かな。

4/1 10:00

ついに本日一番の茂倉岳への登りが終わりました。
いやーしんどかったわー。
正面は一ノ倉と谷川岳です。

4/1 10:03

結構休憩したら一ノ倉に向かいます。
この辺まで人が少なくて本当に素晴らしいルートでした。

4/1 10:28

昨日は向こうからこちらを見ていたんですね

4/1 10:31

一ノ倉からみる谷川岳は迫力ありますね。

4/1 10:38

雪がグズグズで踏み抜くし、左すぐに一ノ倉沢の絶壁が見えてるしで意外とビビリます

4/1 11:15

鳥居を過ぎると谷川山頂。
一ノ倉からここまでは意外に長くてYAMAへばりそうだった。
（kazもオキノ耳までの歩きが地味にしんどかった）

4/1 11:20

オキノ耳山頂です。人大勢。
休憩しましたが写真を撮る気にならず。

4/1 11:28

オジカ沢ノ頭と万太郎山、そして左に延びるのが俎��

4/1 11:29

写真を撮る気にならないYAMAさんに代わってkazがパチリと

4/1 11:34

トマの耳にも大勢の人。

4/1 11:46

さっとスルーして肩の小屋でサイダー祝杯だーと降ります。
が・・・休業していてガックリ。

4/1 11:46

4/1 11:48

4/1 12:02

こうなったらさっさとロープウェイまで降りるぞ。
うだるような暑さで雪は酷い状態でした。

4/1 12:54

天神峠に到着。
kazさんお疲れさまでした。

4/1 13:08

無事神田百も馬蹄形を踏破して、白毛門にコーラで乾杯。
頑張った自分達へのお祝いです。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

FinePix XP90 富士フイルム

感想

kaz

谷川の馬蹄形縦走は、以前（無雪期）に日帰りで半分（白毛門〜笠〜朝日〜清水峠〜旧国道〜新道）縦走したことがあったけど、残り半分がずっと気になっていたし、清水峠から蓬峠や茂倉岳の区間は未踏だしで、いつか馬蹄形縦走をガッツリやりたいとは思っていましたが、まさか積雪期にしかも2日間とも文句ない晴天に恵まれ、最高の積雪期縦走を思いっきり堪能してきました。

贅沢を言えば、雪がかなり腐りはじめている箇所が多く、アイゼンでサクサク歩く気持ち良い雪面よりも少し足場が柔らかすぎで、たまに踏み抜いたりで、疲れるところはありましたが、でも上出来な2日間だったと思います。

ガッツリ担げて歩けるYAMAさんと行動したことも、この充実した山行になった要因ポイントだと思います、YAMAさんありがとうございました。

清水峠の避難小屋では、寂しすぎず狭すぎずで丁度わいわい楽しい感じになる10名の宿泊者、風もなく暖かな陽気でみんな小屋の外にシートを拡げて夕宴をそれぞれ楽しみ、暗くなってからは群馬からの4名チームと就寝まで軽い宴会で交流したりと楽しい山行にもなりました。

それにしても谷川岳は大人気のお山、まるで重太郎新道を下りてきて上高地に入った瞬間、ごったがえす人の多さにちょっと戸惑ってしまうのと似た感覚になってしまいましたが、ロープウェイを利用しての日帰り谷川岳ならアイゼン＆ピッケルの雪山体験の入門に丁度よいところなので、これはこれで良いところ。

それよりも、極寒な1月2月から一転して、温暖すぎる3月ですっかり融雪が進んで、これではGWに雪山を楽しめるのか、非常に心配になってきました。
白馬主稜、取り付きとか下部に雪が残ってるかなあ。

YAMA555

先々週かな白毛門へ登った時にみた笠・朝日岳の姿が忘れられず、レコで最近〜に馬蹄形歩いた人がいらっしゃったのを見て、これは歩こうと計画した谷川岳馬蹄形周回です。

天気は快晴で最高のコンディション。このルートをガッツリと堪能できたYAMAは幸せ者です。まずは一緒に歩いてくれて、この名ルートの素晴らしさを共有してくれたkazさんに感謝。

登山道の状況ですが、GWを思わせるような天気と雪のコンディションですね。例年と比べると2〜3週は春っぽい感じです。この状況を見ると残雪期を楽しめる時間も少ないかも、と心配になってしまします。
とはいえ、雪がなかったおかげで武能岳からの谷川方面への下り斜面、茂倉への登り返しの一部は歩けた感じです。雪べっとりついてたらYAMAではちょっと怖かったかも。

YAMA的には武能を一端急下降して茂倉への登り返しがしんどかったです。半袖で汗ダクダクしながら登りました。茂倉の山頂では雪食べちゃいましたよ。

一ノ倉までは本当に人が少ない厳しいも楽しく、谷川山頂に来たとたんにあまりの人の多さに現実に引き戻された感じでした。肩の小屋が休業中でサイダー乾杯が出来なかったのが残念でしたが、久しぶりにガッツリ歩けて満足の山でした。

間違いなく神田百に選ばれて良かったと思う名ルートです。