大峰奥駈道縦走(逆峰)のつもりが・・・無念!
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- GPS
- 33:00
- 距離
- 47.8km
- 登り
- 2,780m
- 下り
- 2,598m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:50
- 山行
- 11:39
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 13:03
天候 | 4/29快晴 4/30晴れ時々くもり 5/1晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
世界遺産です 迷うところはありません でも、夜明け前からのヘッデンで行動中は要注意です |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テントマット
シェラフ
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感想
今年もbunpakuさんと2人で吉野から本宮まで大峰奥駈道を4泊5日で縦走する計画を立てました。
1日目は、ゆっくり歩いたにもかかわらず、コースタイムを1時間早く歩くことができました。
昨年のこともあるし疲れないようにゆっくり歩いた(CLのbunpakuさんの歩き方が絶妙だった)おかげでうまく歩けました。
しかし、小笹の宿で夕食を食べるにも主食のみで準備したサラダは食べれません。一番搾りで乾杯した後もウイスキーを飲む気にもならず19時15分にはシュラフの人に・・・。
2日目、夜中もなかなか寝付かれず、少しうとうとして4時のアラーム。
食欲は全くなし。胃からこみ上げる吐き気のみ・・・。朝食の予定のも変更して、コーンスープと草餅1個。何とか準備して5時スタート。1時間もかかった。
足に疲労感はなく体も疲れは感じず、順調に歩いていく。5時9分日の出。今日も良い天気でいい山歩きができそう。
6時50分、コースタイム通りに大普賢岳山頂です。稲村から山上、昨日泊まった小笹の宿がきれいに見えます。そして、眼前にはこれから歩く行者還、弥山、八経それから楊枝の森、仏生が岳、釈迦が岳がきれいに見えます。
七曜岳、コースタイムから20分遅れています。足に力が入りません。でも、行動食も食べれません。
気持ちよく歩けますが、胃の不快感は続いたまま。
行者還の水場に来ました。水はほとんど出ていません。小屋前で給食しますが、無理やり流し込みます。
一ノ垰で、bunpakuさんが給食。その間に約5分、ザックを下ろし手足のを伸ばして寝転がりました。疲労が取れ奥駈道出合、弁天の森と進みますが、全然足に力が入らない。
理源大師まで遠かった。bunpakuさんは弥山小屋で水を買うため先に出発。5分かかってチョコを一口押し込み弥山への登りに向け歩く。
焼く50分かかって弥山小屋前のベンチへ。僕のほうが遅くなるのでbunpakuさんと落ち合わず先に八経を目指す。
下りの段差が大きく感じられる。数年前は飛び降りた?ような気がするが・・・。
八経に着くがbunpakuさんはおらず。LINEを見ると僕が弥山のベンチを出た3分後に「弥山で待ってる」のメッセージが。八経で約30分待つ。少し体力が回復した。
合流後、今日の宿泊地である楊子の宿を目指す。約1時間遅れで歩いていく。
18時過ぎ、まだ陽のある時間に目的地に到着。夕食はメニューを変更しパウチカレー、ご飯も半分に。吐き気が継続するため、最悪を考え小屋の外でご飯を食べる。月がきれいだ!でも、胃はそのまま。何とか夕食は食べるが、今日もサラダは食べれず。もちろんウイスキーを飲むどころではなく。すぐに横になりたいところだが、逆流しては大変なのでしゅふぁふに半身を入れたまま板壁に約30分もたれ、その後20時すぎにシュラフの中へ。
3日目、同宿のかたと同じ起床時間3時。朝食は昨日の残りのご飯を雑炊にして押し込む。4時15分出発、今日は1時間15分かかる。
仏生の横がけの途中で便意を催したが、その前に朝ご飯の1/3鞍を戻す。
気力がなくなり、鳥の水の手前で今日撤退することをbunpakuさんに告げる。
釈迦が岳までは一緒に行こうといってくれたが、足手まといになるのはわかりきっているので、ここで別行動にする。
6時すぎに鳥の水を通過したのに釈迦が岳には8時。しかし、昨日同宿した方が山頂におられお釈迦様と一緒の写真を撮っていただく。
30分ほどの行程の深仙の宿まで約1時間。小屋にザックを置いて香精水に。山彦グループのかたが作ってくれたところから冷たい水が十分流れています。顔と頭を洗い十分にのどを潤し小屋で約30分横になる。
10時、太古の辻に向け歩きだす。大日岳も太古の辻もコースタイム通り。小屋でソイジョイを1本食べれたので足に元気があり、ふと、ゆっくりなら歩ける?と思いながらも一度撤退を決めた心はもう、元には戻りませんでした。
太古の辻から前鬼にむけゆっくり下ります。下りの足もとに気を付けながら下りますが、力が入らず小仲坊には12時50分に到着。今日はここに泊まる予定でいたが、宿坊の入り口にバス時刻表が張ってあり土日祝は午後便15:22がある!まだ、2時間半ある!ザックは15〜6kgのはずだし、足は力が入らないが体は疲れていないので、とにかく前鬼口15時10分を目標に走る!
走る、走る(自分では走っているつもり)!これだけ力があるなら縦走続けられた??足を前に出すのと踏ん張って歩く(登る、下る)は別。
15時、前鬼口に到着。バス停で時刻を確認すると、15:22.しかし、よく考えたら今日は平日?バス会社に電話すると今日は平日ダイヤなのでもうバスはない、次は明日7:34。
1時間ほど奈良方面行の車に手を挙げヒッチハイクを試みるがだれも止まってくれない。
あきらめかけた16時過ぎ、三重ナンバーの1台が止まってくれました。大阪まで帰るとのことで乗せていただけました。
なんと近鉄喜志駅まで送っていただけました。本当にありがとうございました。
無事に帰ってこられましたが、物足りない空虚な気分のまま山歩きが終了しました。
しかし、小屋でご一緒した方、ヒッチハイクで乗せていただけた方、たくさんの方と出会え楽しい旅でした。
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