カール滑走！薬師岳

2018年04月29日(日) ~ 2018年05月01日(火)

• GPS: 24:54
• 距離: 43.2km
• 登り: 3,245m
• 下り: 3,254m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:50

距離 15.0km 登り 1,462m 下り 507m

6:07 スタート地点
6:24 6:30 飛越新道登山口
8:11 飛越新道分岐
9:27 9:28 寺地山
12:22 神岡新道分岐
12:31 13:14 北ノ俣岳
13:16 神岡新道分岐
13:53 太郎山
13:57 太郎平小屋

2日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 3:15
• 合計: 8:42

距離 12.3km 登り 1,123m 下り 1,123m

7:07 太郎平小屋
7:24 7:29 薬師峠
8:38 9:19 薬師岳山荘
9:42 9:51 薬師岳避難小屋跡
10:17 10:59 薬師岳
11:57 12:13 薬師岳
12:28 12:59 薬師岳避難小屋跡
13:04 13:11 薬師岳山荘
13:33 13:41 薬師峠
14:08 14:37 太郎平小屋
15:40 15:47 太郎山
15:49 太郎平小屋

3日目

• 山行: 6:46
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:46

距離 15.9km 登り 664m 下り 1,644m

7:07 太郎平小屋
7:09 0:00 宿泊地
8:07 神岡新道分岐
8:13 8:47 北ノ俣岳
11:13 11:27 寺地山
12:32 飛越新道分岐
14:21 14:33 飛越新道登山口
14:53 ゴール地点

天候

終始晴れ！（2日目風強し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飛越トンネル手前約1キロ地点まで車が入れた。下山後はトンネルまで車が入れた。

コース状況／危険箇所等

寺地山から下は中途半端な残雪のため踏み跡が錯綜している。特に下山時迷いやすい。こまめなルート確認を。

その他周辺情報

道の駅スカイドーム神岡

写真

4/29 6:23

トンネル付近、全く雪無し…

4/29 6:25

しゅっぱーつ！

4/29 6:26

登山口から見えた白山

4/29 6:45

雪が出てきた

4/29 8:24

笠！

4/29 8:25

乗鞍・御岳

4/29 8:51

北ノ俣岳が見えてきた

4/29 9:26

薬師岳も見えてきた

4/29 10:08

白山

4/29 10:16

北ノ俣岳直下。帰りはここをガ〜ッと滑るのだ〜

4/29 11:19

コル到着！

4/29 12:12

コルより三俣蓮華、槍、五郎

4/29 12:12

広大な黒部源流を一望に

4/29 12:12

五郎

4/29 12:12

北ノ俣岳山頂に向かいます

4/29 12:13

ドーンと水晶岳

4/29 12:13

赤牛岳

4/29 12:15

圧倒的存在感の鍬崎山

4/29 12:42

北ノ俣岳とうちゃーく！

4/29 13:59

2晩お世話になる太郎平小屋。本当に有難い小屋だ。

4/29 17:51

日が傾いてきた

4/29 18:20

明日登る薬師岳。赤くなってきた

4/29 18:24

水晶岳から月が昇ってきた

4/29 18:25

雲ノ平、祖父岳、三俣蓮華

4/29 18:37

そして日の入り。明日もヨロシク！

4/30 8:08

薬師岳山荘下あたりから祖父岳、槍

4/30 8:08

広めに

4/30 8:10

アップ

4/30 8:47

反対を向けば眼下に鍬崎山

4/30 9:32

御岳も姿を見せた

4/30 9:32

やっぱり目に付く鍬崎山

4/30 9:48

薬師沢右俣。左手に薬師岳山荘と太郎平小屋。大分標高を上げてきた

4/30 9:52

鍬崎山と富山平野。でけぇ！

4/30 9:56

山頂直下より中央カール。スケールが大きすぎて入りきらない！（代わりに指は入った！）

4/30 10:17

山頂到着！

4/30 10:19

山頂から金作谷カール

4/30 10:19

山頂に来てようやく剱、立山。

4/30 10:20

黒部川上の廊下、後立山連峰

4/30 10:21

金作谷カール

4/30 10:30

相棒と一緒に記念撮影。背後に白山、有峰湖

4/30 11:03

お楽しみの滑走！山頂から中央カールへ飛び込んだ！これ以上ないナイスザラメ！あっという間！

4/30 11:07

あっという間にカール底へ。

4/30 11:48

二人のシュプール

4/30 15:01

太郎平小屋に戻ってきたが、物足りないので薬師沢の夏道の尾根を滑った。薬師沢と水晶岳

4/30 15:03

滑ったら登る！山スキーの常。

5/1 8:20

3日目。かすんでいる

5/1 9:06

ただ下山だけではもったいないので、北ノ俣岳から東斜面、薬師沢左俣方面に一本落した。

5/1 9:30

五郎を横目にこの斜面を滑った。最高の斜面だった

5/1 13:34

登りは雪があったところもかなり雪解けが進んでいる。

5/1 14:32

北ノ俣非難小屋使用不能？

5/1 14:43

2日前は通れなかった雪崩跡も解けて通れるようになっていた。

撮影機器：

uTough-3000 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

春山スキー装備

備考

非常に暑くハイドレーションが有効であった

感想

てっちん

本当はGW後半に予定していた薬師岳スキー山行だったが、後半がかなり荒れるとの天気予報を受けて急遽前半に変更した。滑りを楽しむことを考えてGWに一時営業する太郎平小屋を利用した軽快装備で挑む。

1日目
太郎平小屋までの日　快晴！
登山口まで時間がかかり6：00のスロースタート。
飛越トンネルに至る道は既に雪は皆無で、トンネル約1キロ手前まで車で入れた。
登山道もしばらくは全く雪がない。次第に雪が出てくるも途切れ途切れのため手間を考えて結局寺地山までスキーを背負った。
寺地山で休憩がてらようやくスキー装着！シールを効かせてガンガン登って北ノ俣岳直下のコルに到着すると黒部源流の山々、槍ヶ岳が出迎えてくれた。スバラシイ！！
すぐそこなので北ノ俣岳に寄っていく。意外に盛況の山頂でしばし休憩。
景色を楽しみシールを剥がし滑走準備。太郎山へ少々登り返しはあるものの後は今宵の宿の太郎小屋までひと滑りだ！
14時前に小屋に着いた。早速ビールを購入して小屋のコタツで入山祝い。夕食まで時間があるのでのんびり過ごした。

2日目
薬師岳登頂の日　　快晴！
小屋の朝食（6：00）にあわせてのんびり起床。昨日の疲れはほとんど残っていない。山小屋様々である。
7：00に小屋を出るが、少々風が強い。気温は相変わらず高いが風が強い為か雪が硬い。薬師峠からの登りではクトーを装着した。
標高を上げて稜線に出るとなかなかの強風。時々耐風姿勢も取ったりした。たまらず薬師岳山荘の影で少々待つもちっとも風が弱まらない。この先の稜線は雪も少なそうだし、スキーは背負う事にしてアイゼン歩行に切り替え歩き出した。
薬師岳山頂到着！昨年8月ぶりです。何度も来ているが残雪期は初めてなので無雪期とは違った景色にしばし酔いしれた。不思議と風も弱まってきた。
そしてお楽しみの滑走！まずは山頂から中央カールに飛び込む！最高の斜面、最高のザラメ、最高の天気！歓声を上げながらあっという間にカール底へ！
タ　マ　ラ　ン　〜　〜　！　！
しかも強風のせいか本日貸切！！立山では味わえないだろう極めてプライベートな滑走！
滑ったら滑った分だけ登る。山スキーの常である。滑走の興奮からガツガツと山頂へ登り返した。次はどこを滑ろう。金作谷カール？薬師沢右俣？相棒と協議の末、滑走距離が短い金作谷カールは見送り薬師沢右俣を滑ろうとの結論に。
が、ドロップポイントの避難小屋跡に着くも強風のせいか全然緩んでいない。あきらめよう。それでも薬師峠への滑走もそれなりに楽しめた。
14：00に小屋に着くが、体力も時間も有り余っている。そして中央カールしかまともに滑っていないので滑り足りていない。どこか滑る場所はないか？と目をやると、太郎山から東に張り出している尾根が良さそう。早速シールを張り太郎山にクライムアップ。
尾根は思ったより広く、さすがに雪も緩んでメロウなザラメを楽しんだ。
せいぜい高低差150mほどだが満足！！

3日目
下山の日　少々霞むが快晴！
今日もスロースタート。
ただ下山するだけでは早すぎるため、北ノ俣岳から東面に一本落してみる事にした。
これが超正解で、中央カールに勝るとも劣らないナイスザラメ！
これで心置きなく帰る事ができる。
登り返して、下山の尾根に滑り込む。さようなら、黒部源流の山々。また来るよ。
ガタガタの滑りにくい斜面ながらあっという間に標高を落していく。
少々登り返して寺地山。まだまだスキーは脱がん！
しかし標高約1700m地点で泥藪滑走もう限界。
そしてここからが本日の核心。雪が中途半端に解けてトレースが錯綜。何度もルートロスして藪漕ぎ＆藪漕ぎ。スキーを背負っての藪漕ぎは大変だぁ！
夏道が出ると迷うことはないが変わりにドボドボドロドロ道。勘弁してくれ〜
などと言いながら無事下山。お疲れ様でした。
ありがとう。

コメント

murphy

こんにちは！
ヤマレコやってたんですね！同じ部屋だった者です。いろいろと教えていただきありがとうございました！また、行きたいですね！

てっちん

Re: こんにちは！
こちらこそ色々とありがとうございました。最高の日々でしたね。
富山界隈にお越しの際はぜひお声掛けください！